【今回のラインナップ】

 

✅ UDラス・パルマス [プレーオフ圏内死守へ、日本人選手ミヤシロら攻撃陣に期待]

✅ スポルティング・デ・ヒホン [主砲ドゥバシンを中心に昇格争いの大一番へ挑む]

✅ マラガCF [カディスを敵地で粉砕し、自動昇格圏へ猛烈なプレッシャーをかける]

✅ カディスCF [新監督のホーム初陣も惨敗、深刻なメンタルブロックに苦しむ]

✅ アルバセテ・バロンピエ [首位ラシンを敵地で0-4と一蹴、アタッカー陣が躍動]

✅ ラシン・サンタンデール [痛恨の退場劇で首位の座を脅かされる歴史的惨敗]

✅ CDレガネス [後半怒涛の5ゴールで逆転勝利、降格圏脱出へ大きな一歩]

✅ セウタ [先制するも守備崩壊で3連敗、プレーオフ戦線から後退]

✅ デポルティボ・ラ・コルーニャ [終了間際の劇的弾で自動昇格圏の2位を奪還]

✅ レアル・サラゴサ [開始早々に先制するも逆転負け、監督の連勝記録ストップ]

✅ レアル・バリャドリード [相性最悪の主審のもと、降格圏回避へ向けた総力戦]

✅ ミランデス [カディス撃破の勢いそのままにホームでバリャドリードを迎え撃つ]

✅ UDアルメリア [金曜日の勝利で一時2位浮上も、ライバルの勝利で激しい順位争い]

✅ SDウエスカ [痛恨の敗北で残留ラインとの差が拡大し、依然として降格圏に沈む]

✅ CDカステリョン [前節大敗からの立て直しを図り、因縁の監督を迎える]

✅ クルトゥラル・レオネサ [泥沼の13試合未勝利、デ・ラ・バレラ監督が古巣の地で反撃を誓う]

✅ FCアンドラ [決定力不足に泣き、堅守の前に4試合無敗記録がストップ]

✅ SDエイバル [アウェイ2連勝でプレーオフ圏に肉薄、3試合連続のクリーンシート]

■【UDラス・パルマス】

アルバセテでの痛恨の敗北から立ち直り、同勝ち点差3で追うスポルティング・デ・ヒホンをホームのグラン・カナリア・スタジアムに迎える。負ければプレーオフ圏外に転落する恐れがあり、前半戦が0-0だったため得失点差の観点でも極めて重要な一戦となる。ルイス・エルゲラSDに対して主力選手たちが反発し、ドレッシングルームに緊張が走る1週間となったが、ルイス・ガルシア監督はシーズン終了後の契約延長オファーがあることを明かし、チームの団結を図っている。予想スタメンにはHorkas、Mika、Barcia、Clemente、Loiodiceら守備・中盤の軸が名を連ね、右SBはMarvinの復帰が見込まれる。前線では日本人(日系)選手のMiyashiroが退団したLukovicの穴を見事に埋める3ゴールを挙げており、Jesé(6ゴール)とともに攻撃を牽引する。その後方には全試合出場のManu Fusterや、同じく日本人選手のTaiseiが控える。冬の移籍市場でMataやCardonaらも退団したが、Benedetti、Pedrola、Iker Bravoらが加入。チームはリーグ最少失点(24)と最少敗戦(6)を誇るものの、12の引き分けが勝ち点の伸び悩みにつながっている。(via SPORT)

 

■【スポルティング・デ・ヒホン】

前節カステリョンに4-1で快勝した勢いに乗り、ラス・パルマスとの直接対決に挑む。ボルハ・ヒメネス監督は前回対戦時と同じ5バックを採用する見込み。Ferrariが腓骨骨折、Nacho Martínがかかとの問題で手術となり欠場するが、今季12ゴールを挙げているチーム得点王のDubasinと、グラン・カナリア出身で気合十分のEric Curbeloが先発予想されている。勝利すればプレーオフ圏内に食い込む大チャンスであり、昇格に向けた試金石となる。(via SPORT)

 

■【マラガCF】

敵地のJP Financial Estadioでカディスを0-3で粉砕し、2連勝を飾った。フアンフラン・フネス監督率いるチームは第31節時点で勝ち点54に到達し、昨季の総勝ち点(53)を既に上回る快挙を達成。順位は暫定3位で、2位アルメリアとは1ポイント差、首位ラシン・サンタンデールとは5ポイント差に迫り、自動昇格の有力候補に名乗りを上げた。試合は前半22分、Dotorのパスを受けたChupeが左足で先制し、今季16ゴール目(6度目のドブレーテ)を記録。33分にはDani Lorenzoのアシストから再びChupeが押し込んだ。後半開始直後には、Dani LorenzoがKovacevicを股抜きする見事なドリブルから3点目を奪取。Dani Lorenzoのプレーは「マラドーナ級」と絶賛され、リーグ最多のドリブル成功数を誇るLarrubiaも躍動した。好プレーを見せていたCarlos Dotorが肩の脱臼(鎖骨の可能性)で涙の負傷交代となったのは懸念材料だが、GK Alfonso Herreroは安定したクリーンシートを達成。アイルランドU-21代表のAarón Ochoaも堂々たるプレーを披露した。コルドバ、グラナダ、カディスとアウェイでの圧倒的な強さが際立っており、サポーターの熱狂的な応援が後押ししている。(via AS)

 

■【カディスCF】

新監督セルヒオ・ゴンサレスのホーム初陣となったが、マラガに0-3で完敗し、ホーム5連敗という泥沼に陥った。就任初戦のミランデス戦での勝利(0-2)の勢いを全く活かせず、順位は15位(勝ち点38)、降格圏とは7ポイント差に縮まっている。試合後、セルヒオ監督と主将のGK David Gilはサポーターに深く謝罪。ホームでのプレー時に深刻なメンタルブロックや過度のプレッシャーに苦しんでいることを認めた。Diakitéの中盤でのボールロストから先制点を献上するなど、攻守両面でマラガに圧倒され、Dawda、Roger Martí、Susoらを投入するも反撃の糸口を掴めなかった。(via AS)

 

■【アルバセテ・バロンピエ】

首位ラシン・サンタンデールの本拠地エル・サルディネロに乗り込み、0-4という衝撃的な大勝を収めた。アルベルト・ゴンサレス監督のカウンター戦術が完璧に機能し、中位に定着するとともにプレーオフ進出の夢を膨らませている。前半3分にAntonio Puertasの絶妙なパスからJeftéが先制し、同6分にはVíctor San Bartoloméのパスを受けたPuertasが追加点。相手が34分に退場者を出して数的優位に立つと、後半にはカウンターからJonathan Gómezのパスを受けたÁlex Rubioがプロ初ゴールをマーク。さらに83分には相手のミスを逃さずÁlex Rubioが自身2点目を決め、完璧な試合運びを見せた。(via Mundo Deportivo)

 

■【ラシン・サンタンデール】

アルバセテにホームで0-4の歴史的惨敗を喫した。首位(勝ち点59)の座は辛うじてキープしたものの、自動昇格を争うアルメリアやマラガとの差が急激に縮まっている。ホセ・アルベルト・ロペス監督のチームは試合開始わずか6分で2失点と集中力を欠き、さらに34分にはPeio Canalesが相手のMartín Fernándezの頭部に足を高く上げてしまい、VAR判定の末に一発退場。10人になった後もGuliashviliのヘディングなどで反撃を試みたが、ことごとく枠を外れた。89分にAsier Villalibreが2ヶ月半の負傷から復帰を果たしたことだけが、唯一の明るい材料となった。(via MARCA)

 

■【CDレガネス】

ホームでセウタを相手に怒涛のゴールラッシュを見せ、5-2の大逆転勝利を飾った。5試合未勝利のトンネルから抜け出し、勝ち点37で降格圏(ウエスカ)との差を6ポイントに広げた。前半11分にDukのハンドでPKを与え先制される苦しい展開だったが、41分にAlex Millánが倒されて得たPKをAmadou Diawaraが沈めて同点。後半開始直後には、DukのパスからJuan Cruzがヒールで流し、Seydouba Cisséが勝ち越しゴールを奪う。85分には、サポーターから批判を浴びていたJuan Cruzが今季初ゴールを決め、感極まって涙を流した。ロスタイムにはGonzalo MeleroがCisséとDukのアシストから連続ゴールを挙げ、試合を決定づけた。イゴール・オカ監督は降格危機からの脱出を評価しつつ、今後マラガ、アルメリア、ラス・パルマス、デポルティボ、ラシンなど昇格を争う上位陣との過酷な連戦が控えているため、気を引き締めている。(via Estadio Deportivo)

 

■【セウタ】

レガネスに2-5で敗れ、痛恨の3連敗。プレーオフ圏内から大きく後退した。前半11分にMarcos FernándezのPKで先制し、試合を優位に進めるかと思われたが、徐々にペースを握られた。89分にはManu Sánchezのヘディングで一時は3-2と詰め寄る粘りを見せたものの、終盤に守備が完全に崩壊。GK Guille Vallejoは再三の好セーブを見せ、José Matosらも奮闘したが、レガネスの圧倒的な攻撃力を食い止めることはできなかった。(via Mundo Deportivo)

 

■【デポルティボ・ラ・コルーニャ】

ホームのリアソールでレアル・サラゴサに2-1の劇的勝利を収め、金曜日にアルメリアに奪われていた自動昇格圏(2位)を即座に奪還した。フアン・カルロス・エスコテット会長がバルコニーから見守り、サポーターが発煙筒で熱狂的に出迎える異様な熱気の中、アントニオ・イダルゴ監督率いるチームが奮起。前半6分に先制を許す展開となったが、20分にMario SorianoのアシストからStoichkovが見事なシュートを叩き込み同点。そして試合終了間際の86分、途中出場のZakaria EddahchouriのパスからSamuele Mulattieriが決勝ゴールを突き刺し、スタジアムを狂喜の渦に巻き込んだ。(via SPORT)

 

■【レアル・サラゴサ】

デポルティボに1-2で逆転負けを喫し、ダビド・ナバロ監督の連勝記録がストップした。前半6分にHugo PinillaのアシストからDani Gómezが先制点を奪い、持ち前の高い決定力を発揮したものの、その後は相手の猛攻に押し込まれる展開が続いた。Mawuli Mensahの負傷交代というアクシデントも重なり、終盤の猛攻を耐えきれずに力尽きた。(via MARCA)

 

■【レアル・バリャドリード】

降格圏の危機を回避するため、第2節以来となる2連勝を懸けてアウェイでミランデスと対戦する。フラン・エスクリバ監督は23名を招集。David Torres、Guilherme、Amath、Guille Bueno、Noah Ohioが負傷で外れ、Hugo Sanも戦術的理由でメンバー外となった。一方で、マラガ戦で負傷したCarlos Clercが股関節の怪我から復帰を果たした。Chuki、Tenés、Peter、Alejoの4名が累積警告のリーチとなっている。気がかりなのは主審のCarlos Muñiz Muñozとの相性で、今季同主審が裁いたエイバル戦(3-0負け)、カステリョン戦(0-4負け)と全敗している嫌なジンクスがある。(via AS)

 

■【ミランデス】

ホームのアンドゥバでレアル・バリャドリードを迎え撃つ。先日アウェイでカディスを0-2で撃破しており、試合の入りやプレッシングに定評がある。主審のカルロス・ムニス・ムニョスが裁いた今季の試合は、コパ・デル・レイのスポルティング・デ・ヒホン戦(0-2の敗戦)の1回のみとなっている。(via AS)

 

■【UDアルメリア】

金曜日の試合でウエスカに勝利を収め、一時的に2位(自動昇格圏)に浮上していたが、デポルティボの劇的勝利により順位が変動した。勝ち点55周辺でマラガやデポルティボと熾烈な自動昇格争いを繰り広げている。(via Mundo Deportivo)

 

■【SDウエスカ】

金曜日のアルメリア戦に敗北し、勝ち点31で依然として降格圏に沈んでいる。残留を直接争うレガネスがセウタに大勝したため、安全圏との勝ち点差は6に拡大し、極めて厳しい状況に追い込まれている。(via Estadio Deportivo)

 

■【CDカステリョン】

前節スポルティング・デ・ヒホンに1-4で大敗を喫し、次節は月曜日にクルトゥラル・レオネサをホームのSkyFi Castaliaで迎え撃つ。チームは攻守両面で豊富なリソースを持ち、高い位置からのアグレッシブなプレッシングを特徴としており、巻き返しを狙う。(via SPORT)

 

■【クルトゥラル・レオネサ】

カステリョンとのアウェイ戦に臨む。現在21位とブービーに沈み、13試合未勝利という泥沼の状態。残留ラインまで7ポイント差と後がない。2月下旬に就任したルベン・デ・ラ・バレラ監督は、チームのパフォーマンス向上に手応えを感じている。同監督は2023年にデポルティボを率いてカステリョンとプレーオフで激闘(4-3で敗北)を演じた過去があり、因縁のスタジアムへの帰還となる。Nemanja RadojaとLucas Ribeiroが負傷の疑いで出場が危ぶまれている。(via SPORT)

 

■【FCアンドラ】

ホームのEncampでエイバルに0-1の敗北を喫し、4試合続いた無敗記録がストップした。カルレス・マンソ監督はCarriqueとMolinaを休ませ、PetxaとJastinをスタメン起用。序盤からボールを支配し、PetxaのクロスからMinsuが惜しいシュートを放つなど果敢に攻め込んだが、相手の堅牢なブロックとファウルを用いた老獪な戦術に苦しみ、最後まで決定力を欠いた。(via Mundo Deportivo)

 

■【SDエイバル】

アンドラにアウェイで0-1の勝利を収め、アウェイ2連勝でプレーオフ圏内に肉薄している。前半、Arbillaのヘディングシュートの跳ね返りをPeru Nolaskoainが冷静に押し込み決勝点をマーク。Adu Aresのクロスがポストを叩くなど追加点のチャンスも作り出した。Magunagoitiaがゴールを死守し、3試合連続無失点という鉄壁の守備が際立っている。(via MARCA)

 

【本日の総括】

今節は自動昇格・プレーオフ争いにおいて激震が走る結果となった。圧倒的な強さを誇っていた首位ラシン・サンタンデールがアルバセテに0-4で粉砕された一方、デポルティボが終了間際の劇的ゴールで2位を奪還。さらにマラガもアウェイでカディスを圧倒して勝ち点1差に迫り、アルメリアを含めた自動昇格の椅子を巡る争いは過去に類を見ない大混戦となっている。

残留争いでは、レガネスが怒涛の5ゴールで逆転勝利を収めて降格圏から一歩抜け出した。一方、ウエスカやクルトゥラル・レオネサは黒星が先行し、残留ラインとの差が広がる厳しい状況に立たされている。各チームの戦力差が拮抗する中、次節の上位陣同士の直接対決がリーグの行方を大きく左右するだろう。