【今回のラインナップ】

 

✅ デポルティボ・ラ・コルーニャ [劇的逆転勝利で自動昇格圏の2位に浮上]

 

✅ レアル・サラゴサ [好内容も痛恨の敗戦で降格圏脱出ならず、次節CBに深刻な危機]

 

✅ マラガ [敵地で快勝、自動昇格圏へ1ポイント差に肉薄]

 

✅ カディス [新監督のホームデビュー戦を飾れず完敗で15位後退]

 

✅ レガネス [攻撃陣爆発で逆転大勝、5試合ぶりの白星で不調脱出]

 

✅ セウタ [PK先制も後半の守備崩壊でレガネスに逆転負け]

 

✅ ラシン・サンタンデール [首位らしからぬ内容でホームでアルバセテに衝撃の4失点大敗]

 

✅ アルバセテ [首位ラシンを圧倒する完璧な試合運びで敵地4-0の大勝]

 

✅ エイバル [ノラスコアインの決勝弾を守り切り4戦負けなし]

 

✅ アンドラ [攻撃沈黙でエイバルに敗れ、連勝が4でストップ]

 

✅ スポルティング・ヒホン [クラブのレジェンドを称える「名声の歩道」がデジタル版でも展開]

 

■【デポルティボ・ラ・コルーニャ】

 

激戦となったレアル・サラゴサ戦を2-1で逆転勝利し、自動昇格圏の2位に返り咲いた。開始わずか6分に失点する苦しい立ち上がりとなったが、20分にストイチコフがエリア外から強烈なミドルシュートを突き刺して同点に追いつく。後半は相手に主導権を握られる時間帯が続いたものの、86分に途中出場のサムエレ・ムラッティエリがザカリア・エダチュリの絶妙なロングパスからのアシストを受けて決勝ゴールを奪取した。このゴールの際、事前のプレーでファウルやオフサイドがあったのではないかとVARによる長時間の確認が行われたが、最終的に得点が認められ、本拠地リアソールは歓喜に包まれた。(via SPORT)

 

アントニオ・イダルゴ監督は累積警告のためベンチ入りできず、放送席のキャビンから指揮を執ったが、「直接指示を出せないのは少しもどかしかったが、ファンが苦しい時間帯にチームを支えてくれた」とサポーターの熱烈な後押しを称賛。後半の苦境にはクリスティアン・エレーラやムラッティエリ、エダチュリといった攻撃的な選手を次々と投入して前線の厚みを増す采配が見事に的中した。中盤ではマリオ・ソリアノが圧巻のプレーでチームをコントロールし、サイドではチモ・ナバーロやアルティミラが攻守にわたって高い貢献度を示した。守護神アルバロ・フェルジョも、同点直後のピンチでチームを救うビッグセーブを見せている。(via SPORT)

 

一方で痛手もある。貴重な同点ゴールを挙げたストイチコフが、前半序盤のサラゴサのカウンターを阻止したプレーでイエローカードを受け、累積警告5枚目に到達。次節エル・モリノンで行われるスポルティング・ヒホン戦は出場停止となる。また、恥骨炎で4試合欠場していた背番号10番のジェレマイが後半から復帰し、スタジアムを大いに沸かせた。(via SPORT)

 

■【レアル・サラゴサ】

 

敵地リアソールでデポルティボに1-2で敗れ、勝ち点を獲得できず降格圏に沈んだままとなっている。残留ラインまで6ポイント差の勝ち点30と厳しい状況であり、残り11試合で少なくとも5勝が必要とされる崖っぷちの状態だ。ダビド・ナバーロ新監督にとって就任後初の黒星となったが、チームは間違いなく確かな成長と変化を見せている。開始6分にピニージャからのパスを受けたダニ・ゴメスが的確にシュートを沈めて先制に成功。その後は相手に押し込まれる展開が続き、19分にストイチコフのシュートに対してGKアンドラーダのセーブが甘くなり同点を許したが、後半には指揮官の戦術変更が光った。(via SPORT)

 

システムを4-2-3-1に変更し、フランチョをサイドに、ロベルをよりクオリティが活きるトップ下に配置。さらに後半から投入されたサイードゥが中盤に圧倒的なエネルギーと安定感をもたらし、デポルティボからボールの主導権を奪い返して再三にわたりチャンスを創出した。しかし、一番押し込んでいた時間帯に失点を喫し、その決勝点となったムラッティエリのゴールについて、ダニ・ゴメスは事前のプレーで相手のハンドやファウルがあったと激しく主張。「自分たちは降格がかかっている。説明を求める」とVARの判定に対する強い不満を露わにしている。(via SPORT)

 

次節の首位ラシン・サンタンデール戦に向けては、守備陣に深刻な危機が訪れている。ラドバノビッチが累積5枚目のイエローカードを受けて出場停止となり、ベンチにいたアレックス・ゴメスも警告を受けて累積欠場が決定した(U-18スペイン代表招集のため元々不在予定)。これにより、起用可能な本職のセンターバックはインスアのみとなってしまった。ダビド・ナバーロ監督は、負傷明けのエル・ヤミクの復帰に望みを託すとともに、サイドゥやバラチナといった選手のコンバートも視野に入れて緊急事態を乗り切る構えだ。(via SPORT)

 

■【マラガ】

 

敵地ヌエボ・ミランディージャでカディスを0-3と一蹴し、自動昇格に向けて大きな一歩を踏み出した。フアンフラン・フネス監督の優れた戦術プランが見事に機能し、相手に付け入る隙を与えない完璧な試合運びを展開した。この重要な勝利によって勝ち点を54に伸ばして3位に浮上し、自動昇格圏である2位アルメリアにわずか1ポイント差と肉薄。1部昇格へ向けた勢いは完全に本物となっている。(via Estadio Deportivo)

 

■【カディス】

 

本拠地ヌエボ・ミランディージャでのマラガ戦に0-3で完敗を喫した。セルヒオ・ゴンサレス新監督のホームデビュー戦として期待された一戦だったが、相手の完璧な戦術の前に本来のプレーを封じ込められ、苦い結果となった。前節の敵地ミランデス戦での勝利(0-2)で得た勢いを持続することができず、順位は15位に後退。降格圏からは7ポイントのリード(勝ち点38)を保っているものの、チームの再建が急務となっている。(via Estadio Deportivo)

 

■【レガネス】

 

本拠地でセウタを5-2で粉砕し、2連敗を含む5試合連続未勝利という長く苦しいトンネルから見事に抜け出した。試合は前半11分、セウタのマルコス・フェルナンデスにPKを決められて先制を許す最悪の立ち上がりとなった。しかし、イゴール・オカ監督率いるチームは後半に入って完全に目を覚まし、圧倒的なタレント力を爆発させる。特にフアン・クルスは、2シーズン前にチームを昇格に導いた立役者であった頃の圧倒的な輝きを取り戻し、怒涛の逆転劇の中心として大活躍を見せた。この勝利により、チームは再び上位争いへの活力を取り戻している。(via Estadio Deportivo)

 

■【セウタ】

 

アウェイでレガネスと対戦し、2-5で逆転負けを喫した。前半11分にマルコス・フェルナンデスがPKを冷静に沈めて先制し、これ以上ない最高のスタートを切った。しかし、後半に入ると目を覚ましたレガネスの猛攻をディフェンス陣が抑えきれなくなり、次々と失点を重ねて崩壊。リードを守り切る強かさを欠き、手痛い敗戦となった。(via Estadio Deportivo)

 

■【ラシン・サンタンデール】

 

本拠地エル・サルディネロでアルバセテに0-4という衝撃的な大敗を喫した。リーグ首位を走るチームとして臨んだ一戦だったが、序盤から相手の勢いに完全に飲まれてしまい、まさかの展開に。試合を通していつものような自分たちのプレーを全く展開できず、決定的なチャンスを創出することすらままならないまま完敗となった。次節は残留争いに必死なレアル・サラゴサをホームのイベルカハ・エスタディオに迎えるが、早急な立て直しが求められる。(via Estadio Deportivo)

 

■【アルバセテ】

 

敵地エル・サルディネロで首位のラシン・サンタンデールを0-4で粉砕する大番狂わせを演じた。試合開始直後から圧倒的なパフォーマンスを披露し、相手を驚かせるとともに主導権を完全に掌握。首位チームに反撃の糸口すら与えず、最後まで攻守において圧倒し続ける完璧な試合運びで貴重な勝ち点3を獲得した。(via Estadio Deportivo)

 

■【エイバル】

 

アンドラとのアウェイ戦に臨み、0-1で勝利を収めた。前半38分にペル・ノラスコアインが挙げた貴重な先制ゴールを、最後まで堅牢な守備で守り切った。相手の攻撃陣に決定的な仕事をさせず、ソリッドな試合運びで逃げ切りに成功。この結果、チームは4試合連続で負けなしと安定した好調を維持している。(via Estadio Deportivo)

 

■【アンドラ】

 

ホームでエイバルに0-1で敗れた。直近4試合連続で勝利を収めていた破竹の勢いで臨んだ一戦だったが、エイバルの組織的で堅固な守備ブロックを前に攻撃陣が沈黙。チャンスらしいチャンスを作ることができず、38分の失点を取り返せないまま、連勝街道がストップする悔しい結果となった。(via Estadio Deportivo)

 

■【スポルティング・ヒホン】

 

クラブの歴史を彩ってきた48名のレジェンドを称える「Paseo de la Fama(名声の歩道)」プロジェクトが、エル・モリノン通りへの物理的な記念碑設置にとどまらず、デジタルの世界にも進出することが決定した。記念碑に設置されたQRコードをスマートフォンで読み取ることで専用のウェブサイトにアクセスでき、各レジェンドの歴史的背景やマルチメディアリソースを深く知ることができる。これは雇用創出プログラム(Taller de Empleo Sporting)の一環として進められており、将来的にはAI(人工知能)やAR(拡張現実)を活用したインタラクティブな機能も追加される予定だ。なお、次節の試合ではデポルティボ・ラ・コルーニャと対戦する。(via SPORT)

 

【本日の総括】

 

デポルティボ・ラ・コルーニャが劇的な逆転勝利で自動昇格圏の2位に浮上し、3位マラガも快勝して2位アルメリアに1ポイント差と肉薄するなど、昇格争いがより一層の熾烈さを増している。一方で首位ラシン・サンタンデールは思わぬ大敗を喫し、上位陣のポイント差が詰まる結果となった。降格争いでは、レアル・サラゴサが戦術変更によって良い内容を見せながらも敗れ、残留ラインから6ポイント差の厳しい状況が続いている。次節に向け、各チームとも累積警告による出場停止や負傷者によるスクランブル起用をいかに乗り越えるかが勝負の鍵を握ることになる。