【今回のラインナップ】
✅ UDラス・パルマス [スポルティング・ヒホンに1-0で勝利しプレーオフ圏内を死守]
✅ スポルティング・ヒホン [ラス・パルマスに敗戦。指揮官はアディショナルタイムに激怒]
✅ ブルゴスCF [コルドバを4-0で粉砕。プレーオフ争いで存在感を示す]
✅ コルドバCF [泥沼の6連敗で昇格プレーオフ圏から10ポイント後退]
✅ CDミランデス [バジャドリードに2-1の逆転勝利。残留へ向けた執念を見せる]
✅ レアル・バジャドリード [ミランデスに敗れ、エスクリバ新監督の無敗記録がストップ]
✅ グラナダCF [レアル・ソシエダBに2-0で勝利し残留へ大きな勝ち点3]
✅ レアル・ソシエダB [開始4分で2失点を喫し、グラナダに痛いホーム敗戦]
✅ デポルティーボ・ラ・コルーニャ [サラゴサを下し、自動昇格圏の2位に浮上]
✅ レアル・サラゴサ [デポルティーボの右サイドの猛攻に屈して敗北]
✅ CDレガネス [セウタに5-2で大勝。フアン・クルスが涙の復活ゴール]
✅ ADセウタFC [レガネスに逆転負けで3連敗も、会長はチームの奮闘を擁護]
✅ CDカステリョン [多数の主力を欠く厳しい台所事情で月曜日の試合へ]
✅ クルトゥラル・レオネサ [最下位脱出へ向け、新監督のもとカステリョン戦に挑む]
✅ ラシン・サンタンデール / アルバセテ・バロンピエ [首位ラシンが4失点。場外ではファン死亡の悲劇も発生]
■【UDラス・パルマス】
エスタディオ・デ・グラン・カナリアで行われたスポルティング・ヒホン戦で1-0の勝利を収め、昇格プレーオフ圏内を死守した。11分に日本人MFの宮代大聖が中へ切り込んで見事なアシストを供給し、アレ・ガルシアが今季7ゴール目となる決勝点をマークした。ルイス・ガルシア監督は試合後、「日本の選手がこれほど早く我々のサッカーに適応するとは想像し難い」と宮代を大絶賛している。また、中盤まで降りてゲームメイクを担ったヘセ・ロドリゲスも完璧な前半を披露した。後半は相手の猛攻を受けたが、守護神ディンコ・ホルカシュがドゥバシンの至近距離からのシュートを神がかり的なセーブで防ぎ切り、MVP級の活躍でチームを救った。 (via SPORT)
前半70分間は5バックシステムが機能し圧倒的な強さを見せたが、残り20分間は劣勢を強いられるなど課題も残している。それでもこの勝ち点3により、昇格を争う上位グループにしっかりと食い込んでいる。 (via AS)
■【スポルティング・ヒホン】
ラス・パルマスに1-0で敗れ、プレーオフ圏内から大きく遠ざかる痛恨の黒星を喫した。前半はシュートゼロに終わり、パスを3本繋ぐことすら苦労する散々な内容だった。後半からケビン・バスケスに代えてガスパル・カンポスを投入し、4-2-3-1へシステム変更したことで主導権を握ったが、ドゥバシンが決定機を2度も相手GKに防がれ同点には至らなかった。 (via SPORT)
ボルハ・ヒメネス監督は、後半の巻き返しを評価しつつも、アディショナルタイムがわずか4分しか提示されなかったことに対して「異常であり、冗談だ」と判定への強い怒りを露わにした。MFアレックス・コレデラも「45分間も相手にプレゼントしてしまった」と前半の不出来を猛省している。次節は本拠地エル・モリノンでのデポルティーボ戦となるが、サポーターによる抗議のボイコットも予想される緊迫した状況となっている。 (via SPORT)
■【ブルゴスCF】
本拠地エル・プランティオでコルドバCFを4-0で粉砕し、昇格プレーオフ争いに向けて大きな勝ち点3を手にした。アティエンサの先制点を皮切りに、前半アディショナルタイムにはフロリアン・ミゲルが遠距離からの鮮やかなボレーシュートで追加点を奪った。後半に入ってもイニゴ・コルドバ、さらにはクージョ・サンチェスのPKで得点を重ね、相手を全く寄せ付けなかった。 (via AS)
守備陣も4試合連続の無失点と堅守を誇っており、スタメン復帰したフェル・ニーニョや、好セーブを見せたGKアンデル・カンテロも完封勝利に大きく貢献した。ただし、グレゴ・シエラが味方のモジェホと激突して鼻骨を骨折するアクシデントに見舞われている。攻守に充実した戦いぶりで、昇格争いのダークホースとして存在感を高めている。 (via AS)
■【コルドバCF】
ブルゴスに0-4の大敗を喫し、泥沼の6連敗となった。イバン・アニア監督は「守備のあらゆるアクションが相手へのプレゼントになっている」と、守備崩壊による出血が止まらない現状を嘆いている。後半はラインを高く保ちハイプレスを仕掛けたものの、逆に裏のスペースを突かれて失点を重ねる結果となった。 (via Estadio Deportivo)
かつては昇格プレーオフを狙える位置にいたが、現在ではプレーオフ圏内まで10ポイント差に開き、降格圏までも同ポイント差という中途半端な位置まで転落した。指揮官は「まずは残留を確実にする50ポイントの獲得に集中しなければならない」と、現実的な目標への切り替えを余儀なくされている。 (via Estadio Deportivo)
■【CDミランデス】
本拠地アンドゥバでレアル・バジャドリードに2-1の劇的な逆転勝利を収め、残留へ向けた執念を見せた。先制を許したものの、前半終了間際にタマリットのクロスからカンテラーノのウナクス・デル・クラがヘディングで初スタメン・初ゴールを記録し同点に追いついた。後半84分にはラフェル・バウザの絶妙なスルーパスに抜け出したカルロス・フェルナンデスが左足のループシュートでネットを揺らし、試合をひっくり返した。 (via Mundo Deportivo)
終盤は相手の猛攻に晒されたが、GKフアンパが至近距離からのシュートを顔面でブロックするなど気迫のセーブを連発し、リードを守り切った。依然として残留圏まで9ポイントの差があるものの、チームには最後まで諦めない姿勢が宿っている。 (via MARCA)
■【レアル・バジャドリード】
ミランデスに1-2で敗れ、フラン・エスクリバ新監督就任以降の無敗記録がストップした。セットプレーからチュキのクロスをラタサが合わせて先制に成功したが、リードを守り切ることができなかった。 (via MARCA)
後半にはマルコス・アンドレが負傷交代するアクシデントもあり、攻撃の勢いが削がれた。終盤は同点を目指して猛攻を仕掛けたものの、相手GKの決死のセーブに阻まれ、残留を争うライバルに痛い星を落として再び厳しい順位争いに巻き込まれることとなった。 (via Mundo Deportivo)
■【グラナダCF】
敵地スビエタでレアル・ソシエダBを2-0で下し、降格圏から8ポイント差をつける貴重な勝利を挙げた。パチェタ監督の起用が見事に的中し、開始わずか4分間で勝負を決めた。 (via Estadio Deportivo)
レアル・ベティスからレンタル中のウルグアイ人FWゴンサロ・ペティットがスタメンに抜擢され、前半2分に右足でゴール隅を射抜く見事な先制点をマーク。その直後の4分にはマヌ・ラマが追加点を奪い、早々に大勢を決した。ペティットのローン移籍においては、レンタルを打ち切る際の違約金22万5000ユーロをグラナダが負担する条件で加入しており、欧州初挑戦の今季すでに公式戦7ゴール1アシストと結果を残している。 (via Estadio Deportivo)
■【レアル・ソシエダB】
グラナダに0-2で敗れ、ホームでの連勝の勢いを止められた。開始早々にアルベルト・ダディエのヘディングクリアのミスから先制を許し、直後にもGKアイトール・フラガの不判断から2失点目を喫するなど、自滅に近い立ち上がりとなった。その後は反撃を試みたものの、スコアを動かすことはできなかった。 (via Estadio Deportivo)
■【デポルティーボ・ラ・コルーニャ】
レアル・サラゴサに勝利し、直近5試合で4勝目を挙げる快進撃を見せている。アルメリアと勝ち点で並び、自動昇格圏の2位に浮上した。ダビド・メジャとジェレマイを欠く中、アントニオ・イダルゴ監督はサイドの構成を変更し、右サイドのシモ・ナバーロとアドリア・アルティミラが圧巻のパフォーマンスを披露した。 (via SPORT)
アルティミラはスピードと突破力を活かして敵陣で20本のパスを成功させ、4本のクロスを供給。シモ・ナバーロは第7節以来となる90分フル出場を果たし、守備でも85%のパス成功率や4回のインターセプトを記録するなど攻守に躍動した。ただし、ナバーロは累積警告により次節のスポルティング戦は出場停止となる。 (via SPORT)
■【レアル・サラゴサ】
デポルティーボの強烈な右サイドの突破に対処できず敗戦を喫した。相手のサイド攻撃を封じるためにフォーメーションやポジションの修正を図ったものの、アルティミラとナバーロの連携を前に防戦一方となり、効果的な対策を見出せないまま試合を終えた。 (via SPORT)
■【CDレガネス】
本拠地ブタルケでADセウタFCを5-2で撃破し、降格圏から遠ざかる大きな勝利を手にした。前節のバジャドリード戦でファンと衝突し、批判を浴びていたフアン・クルスがこの試合の主役となった。 (via Estadio Deportivo)
クルスは後半にヒールパスでシセの勝ち越し弾をアシストすると、85分にはダメ押しとなるチーム3点目をマーク。得点後には涙を流し、これまでの個人的な苦悩とサポーターへの感謝を口にした。イゴール・オカ監督も「彼は勇敢に戦い続けた」とその姿勢を称賛しており、チームとファンが再び一体となる劇的な夜となった。 (via Estadio Deportivo)
■【ADセウタFC】
レガネスに2-5で逆転負けを喫し、これで3連敗となった。一時は先制し、打ち合いの中で3-2と迫る粘りを見せたものの、終盤に連続失点を喫して崩れ去った。 (via Estadio Deportivo)
しかし、昨季にプリメーラRFEFから昇格したばかりでありながら、残り11試合で降格圏まで13ポイント差の44ポイントを獲得しており、大健闘のシーズンを送っている。ルハイ・ハミド会長もSNS上で一部の不満を漏らすファンに対し、「現実が見えていない。我々は実力以上の結果を出しているし、選手たちは強靭なメンタルを持っている」とチームを熱烈に擁護し、冷静な視点を求めている。 (via Estadio Deportivo)
■【CDカステリョン】
月曜日に行われるクルトゥラル・レオネサ戦に向けて準備を進めている。2試合のベンチ入り停止処分が明けたパブロ・エルナンデス監督が指揮を執るが、「FIFAウイルス」の影響でコンゴ代表のブライアン・シペンガとオーストラリア代表のアウェル・マビルが欠場。さらにジェレミー・メジョが累積警告、ドウグラス・アウレリオが負傷で不在と、多くの主力を欠く厳しい台所事情となっている。 (via SPORT)
右サイドバックにはラウール・サンチェスが入り、イスラ・スエロがトップ下でアレックス・カラトラバとコンビを組むことが予想されている。上位争いに食い込むためにも、絶対に落とせない一戦となる。 (via SPORT)
■【クルトゥラル・レオネサ】
カステリョンとのアウェイゲームに臨む。現在13試合未勝利で勝ち点27の最下位に沈んでおり、プリメーラRFEFへの降格が現実味を帯びている。ルベン・デ・ラ・バレラ新監督が就任してからも3戦全敗、8失点1得点と泥沼の状態から抜け出せずにいる。 (via SPORT)
ネマニャ・ラドヤとルーカス・ヒベイロが負傷欠場となるが、それ以外のメンバーは起用可能。監督はシステムやスタメンを毎試合のように変更し、前任のホセ・アンヘル・シガンダ時代よりも攻撃的なアプローチを模索しているが、いまだに最適解を見つけられずにいる。 (via SPORT)
■【ラシン・サンタンデール / アルバセテ・バロンピエ】
セグンダ首位を走るラシン・サンタンデールだが、サンタンデールで行われた今節のアルバセテ戦で4失点を喫する波乱があった。 (via Estadio Deportivo)
一方、ピッチ外ではラシンのファンとアルバセテのファンによる口論が暴行事件に発展し、頭部を負傷したラシンのファンが病院で死亡するという痛ましい事件が発生した。警察の捜査によれば、これは組織的なフーリガン同士の衝突やサッカーの試合そのものに直接起因するものではなく、個人的な口論から生じたものだとされている。容疑者であるアルバセテのファンは逮捕され、月曜日にも裁判所に出廷する予定である。 (via Mundo Deportivo)
【本日の総括】
今節は上位陣と残留争いのチームとで明暗がくっきりと分かれる結果となった。首位ラシン・サンタンデールが4失点を喫する波乱が起きた一方で、デポルティーボはシモ・ナバーロらの活躍でサラゴサを下し、自動昇格圏の2位へ浮上。ラス・パルマスやブルゴスも勝ち点3を積み上げ、プレーオフ争いにしっかりと食い込んでいる。
逆に、昇格を争っていたスポルティング・ヒホンやコルドバは連敗の泥沼から抜け出せず、上位グループから大きく引き離される形となった。残留争いでは、ミランデスがエスクリバ監督率いるバジャドリードに劇的な逆転勝利を収め、グラナダやレガネスも貴重な勝ち点を得て残留圏内へ大きく前進している。最下位クルトゥラル・レオネサは月曜日のカステリョン戦で一縷の望みを懸ける。
