【今回のラインナップ】

 

✅ アルバセテ 首位相手の痛快な大勝劇と監督の契約延長へのアピール

 

✅ ブルゴス 4ゴール圧勝の裏で主力DFが顔面骨折の緊急手術

 

✅ コルドバ クラブ史上最悪の2部6連敗で泥沼の危機的状況

 

✅ レアル・サラゴサ ストライカーの覚醒とカンテラ有望株の契約延長問題

 

✅ カステリョン 自動昇格圏を追う中、主力多数欠場でBチームから緊急招集

 

✅ クルトゥラル・レオネサ 13戦未勝利で最下位転落も新監督下で攻撃的アプローチへ

 

✅ ラシン・サンタンデール リーグ首位を走るも直近でアルバセテに思わぬ大敗

 

✅ ミランデス 残留ラインのライバルを直接対決で下し最下位脱出

 

✅ バジャドリード 痛恨の敗戦で残留ラインぎりぎりの勝ち点36に停滞

 

✅ デポルティーボ・ラ・コルーニャ ホーム惜敗とコパ・デル・レイでのウルトラス暴行事件

 

✅ アルメリア 降格圏のウエスカを下して貴重な勝利を手にする

 

✅ ウエスカ アルメリアに敗れ降格圏からの脱出ならず

 

✅ レガネス 長年チームを支えた主力MFのサウジアラビア完全移籍が決定

 

■【アルバセテ】

エル・サルディネロでのアウェイゲームで首位のラシン・サンタンデール相手に大勝を収め、順位表の安定した中位に定着している。アルベルト・ゴンサレス監督は試合後の記者会見で自身の契約延長について直接的に言及し、クラブ経営陣に向けて今後の方向性と決断を促すメッセージを明確に発信した。チームは休養を挟んだ後、次節に控えるカステリョンとの厳しい対戦に向けて準備を進める (via MARCA)。

 

■【ブルゴス】

エル・プランティオで行われたコルドバ戦で4-0の圧倒的な大勝を収め、昇格プレーオフ圏内を争う絶好の位置につけている。しかし、試合終盤の85分にDFグレゴ・シエラがプレー中の接触で顔面への打撃を受け、鼻骨と鼻中隔を骨折する重傷を負い、緊急手術を受けた。ルイス・ミゲル・ラミス監督は、彼が特注の保護マスクを着用して次節のバジャドリード戦に出場できるか、今週の経過を慎重に見守る姿勢を示している。チームは今後8日間でバジャドリード、アルバセテ、セウタとのシーズンを左右する重要な3連戦に挑む (via AS)。

 

■【コルドバ】

敵地でブルゴスに0-4と大敗を喫し、クラブの2部におけるワースト記録を更新する6連敗(18ポイント中0ポイント獲得)という深刻な泥沼に陥っている。これは、1982-83、2001-02、2004-05シーズンに記録した5連敗という過去の不名誉な歴史を塗り替える結果となった。イバン・アニア監督率いるチームは2月14日のレガネス戦(2-1)以降勝利に見放されており、現在は勝ち点41にとどまっている。降格圏のウエスカとは10ポイントの差があり、直近での降格の危機は免れているものの、戦術や個人のパフォーマンス面での構造的な問題が浮き彫りになっており、次節ホームでのミランデス戦でこの悪い流れを断ち切ることが急務となっている (via SPORT)。

 

■【レアル・サラゴサ】

ダビド・ナバーロ新監督の下で完全復活を遂げたFWダニ・ゴメスが、デポルティーボ戦で貴重な決勝ゴール(0-1)を挙げた。エステバン・アンドラーダのロングフィードからアギーレガビリア、ロベル、ウゴ・ピニージャと見事に繋いだ展開から、見事なタッチでフィニッシュを沈めている。前週のアルメリア戦(2-0)でもペナルティエリア外からの完璧なシュートでゴールを奪っており、これでリーグ戦計6ゴールとチームの得点力不足解消の絶対的なキーマンとなっている (via SPORT)。

ピッチ外では、ラロ・アランテギSDの下でカンテラ選手の契約延長が急ピッチで進められている。ウゴ・ピニージャとは2030年までの長期延長が完了し、ルーカス・テレルとも間もなく合意に達する見込みで、彼は現在出場機会確保のためにBチームに合流している。一方で、アレックス・ゴメスとの交渉は難航を極めている。前SDのチェマ・インディアスが12月のオプション行使時にAチーム登録を行わずユース契約のまま据え置いたことが原因で、代理人との間に深い意見の相違が生じている。彼は現在U-18スペイン代表としてクロアチアで開催されるU-19欧州選手権予選のラウンド1に参加しており、直近のラシン・サンタンデール戦やレガネス戦を欠場する見通しだ。ウゴ・バラチナについては2029年までのクラブ側の一方的な延長オプションが存在し、問題はないと見られている (via SPORT)。

残留争いにおいては、バジャドリードが勝ち点36で残留ラインを形成しているため、今季の残留確定には勝ち点50が必要と推測されている。現在から残り11試合で6勝が必要という厳しい計算の中、ホーム6試合、アウェイ5試合を全力で戦い抜く覚悟が求められている (via SPORT)。

 

■【カステリョン】

SkyFi Castaliaでクルトゥラル・レオネサを迎え撃つ。現在痛恨の3連敗中であり、自動昇格圏から3ポイント差でプレーオフ圏内を維持するために絶対に勝ち点3が必要な一戦となる。パブロ・エルナンデス監督は、MFドウグラス・アウレリオの負傷、マビルとチペンガの代表招集、そして右ラテラルのメジョットの出場停止という主力多数欠場に頭を悩ませている。この危機を乗り越えるため、BチームからDFイスマエル・ファデルや左ウイングのイシ・アングロを緊急招集してスクランブル体制で挑む方針だ (via SPORT)。

 

■【クルトゥラル・レオネサ】

ライバルのミランデスが勝利した影響で最下位に転落し、13試合未勝利という非常に苦しい状況が続いている。しかし、ルベン・デ・ラ・バレラ新監督の下、前節は首位のラシンに1-2で敗れたものの、プレー内容や戦術面には明らかな改善の兆しが見られた。MFネマニャ・ラドヤとルーカス・リベイロの負傷欠場は痛手だが、前任のホセ・アンヘル・シガンダ時代よりも攻撃的なアプローチを採用し、カステリョン戦での大番狂わせと残留への反撃を狙っている (via SPORT)。

 

■【ラシン・サンタンデール】

リーグ首位を力強く走り、クルトゥラル・レオネサには試合終盤の失点はあったものの2-1で勝利を収めている。しかし、ホームのエル・サルディネロで行われたアルバセテ戦では予想外の手痛い大敗を喫した。依然として自動昇格争いの最前線を維持しており、立て直しを図る (via MARCA)。

 

■【ミランデス】

残留を争うバジャドリードに見事な勝利を収め、最下位からの脱出に成功した。次節は金曜日にアウェイで絶不調に陥っているコルドバと対戦し、この勢いに乗ってさらなる順位の浮上を狙う (via SPORT)。

 

■【バジャドリード】

ミランデスに痛恨の敗北を喫し、勝ち点36で残留ラインぎりぎりの順位に立たされている。次節は好調のブルゴスとの直接対決が控えており、これ以上の勝ち点の取りこぼしは2部B(Primera RFEF)への降格の危機を招くため絶対に許されない状況だ (via SPORT)。

 

■【デポルティーボ・ラ・コルーニャ】

ホームでレアル・サラゴサに0-1で惜敗し、貴重な勝ち点を落とした (via SPORT)。また、サッカーの試合結果とは別に、コパ・デル・レイのアトレティコ・マドリード戦当日の午後15時30分頃、ア・コルーニャのペルレイロ通りで発生した暴行および脅迫事件に関して、国家警察はリアソール・ブルース(ウルトラス)関連の容疑者3名を特定して取り調べを行っている。事件は対立するファン同士の衝突ではないことが確認されている (via SPORT)。

 

■【アルメリア】

残留争いの中で下位のウエスカを下して非常に貴重な勝利を手にしたが、その1週間前にはレアル・サラゴサに0-2で敗戦を喫しており、一進一退の攻防が続いている (via SPORT)。

 

■【ウエスカ】

アルメリアに敗れ、依然として降格圏に沈み続けている。降格圏外への脱出を争うコルドバとは10ポイントの差が開いており、来季の残留に向けて極めて厳しい戦いを強いられている (via SPORT)。

 

■【レガネス】

2020年の加入以来、カンテラから昇格して公式戦148試合に出場し14ゴール8アシストを記録するなど長年チームを支えたギニア代表MFセイドゥバ・シセが、サウジアラビアのアル・ホルードへ3年契約で完全移籍することが確定した。今季末で契約満了を迎えるにあたり、クラブとの延長交渉が昨夏からストップしていたことや、好条件のオファーが移籍の決め手となった。残りのシーズンはレガネスで全力でプレーし、7月1日付で新天地へ合流する (via Estadio Deportivo)。

 

【本日の総括】

 

首位ラシン・サンタンデールが大敗を喫する一方で、カステリョンやブルゴスなど上位陣が昇格プレーオフおよび自動昇格に向けて熾烈なポイント争いを展開している。下位に目を向けると、コルドバが歴史的な大スランプで6連敗を喫し、ミランデスがバジャドリードとの直接対決を制して最下位を脱出するなど、残留ライン(勝ち点36)を巡る争いが激化。サラゴサも監督交代を機に復調の兆しを見せるなど、LaLiga Hypermotion特有の「どのチームにもチャンスと危機が隣り合わせ」という群雄割拠の勢力図が鮮明に表れている。