【今回のラインナップ】
✅ CDレガネス [プリードの長期離脱からの復帰と代表欠場情報]
✅ UDアルメリア [ソコが父親の死を乗り越え活躍、次節への意気込み]
✅ カディスCF [オンティベロスのパーティ騒動とSDの苦言、リーダー不在の危機]
✅ UDラス・パルマス [リーグ最少失点の堅守とビエラの出場時間0分問題]
✅ ラシン・サンタンデール [代表ウィークで主力5人を欠く大ピンチ]
✅ CDカステリョン [旋風を巻き起こすも引き分け、勝ち点50到達]
✅ マラガCF [奇跡の復活で4位浮上、地元地区をデザインしたキャプテンマークを採用]
✅ デポルティボ・ラ・コルーニャ [劇的逆転劇で自動昇格圏へ、メジャの今季絶望とハイリスク指定試合]
✅ スポルティング・ヒホン [チケット価格上乗せにファンが反発、ボイコットの危機]
✅ コルドバCF [6戦未勝利の泥沼、主力4名が累積警告リーチで正念場]
✅ レアル・サラゴサ [新監督のもとで攻撃的アプローチへ転換、3試合連続先制]
✅ SDウエスカ [降格圏でVAR判定に激怒、新体制で残留への再起を誓う]
✅ ブルゴスCF [勝ち点50の残留目標を達成、プレーオフ進出へ意欲]
✅ CDミランデス [バジャドリードに勝利も代表ウィークで2名欠場]
✅ FCアンドラ [エイバルに敗戦、韓国U-23代表ミンスらが欠場]
✅ レアル・バジャドリード [ミランデスに敗戦、P・フェデリコが代表招集]
✅ グラナダCF [ソシエダBに勝利し次節ウエスカ戦へ、L・ジダン欠場]
✅ レアル・ソシエダB [グラナダに敗北、ケニア代表オチエング欠場]
✅ SDエイバル [アンドラに勝利、実質プレー時間の長さが際立つ]
✅ ADセウタ [レガネスに大敗、極端に短い実質プレー時間が浮き彫りに]
■【CDレガネス】
262日にも及ぶ悪夢を乗り越え、DFルベン・プリードがついに全体練習に復帰を果たした。プリードはメキシコで行われたプレシーズン中の2025年7月5日、右膝の前十字靭帯を断裂するという重傷を負っていた。チームメイトからの「歓迎の回廊」で迎えられた彼は、現在メディカルクリアランスを得ており、今後は実戦感覚を取り戻すための競技的復帰を目指す段階に入っている。エンリク・フランケサの復帰例を見ても、長期離脱後は筋肉系のトラブルが再発しやすいため、慎重な起用が求められるが、守備陣に負傷者を抱え、冬の移籍市場でもCBの補強を見送ったチームにとって、彼の復帰は残留・昇格を争うシーズン終盤の極めて重要な補強となる。(via AS)
また、第31節のADセウタ戦では5-2で圧勝を収めたものの、この試合の総時間は102分24秒であったにもかかわらず、実質プレー時間はわずか44分41秒にとどまった。試合中に97回もの中断が発生しており、ファウルや時間稼ぎ、VARのレビューなどが試合のテンポを著しく損なっている現状が浮き彫りになっている。(via MARCA)
さらに、FIFAインターナショナルマッチウィークの影響により、赤道ギニア代表のシセと、トップチームデビューを果たしたばかりのモーリタニア代表のサイードの2選手が次節を欠場する。(via Estadio Deportivo)
■【UDアルメリア】
カメルーン人アタッカーのパトリック・ソコは、父親の逝去という深い悲しみを乗り越え、チームの昇格に向けて献身的なプレーを続けている。フリーエージェントで加入した当初はフィジカル面の問題で十分な出場機会を得られず、さらに「アイドルのような存在だった」という父親の死によりアフリカネイションズカップ出場すら辞退を考えるほど精神的に追い込まれていた。しかし、心理学者の助けや恋人のサポートを受け、「家で泣いているよりもプレーしている方が幸せだ」と前を向く決意を固めた。先週末のアウェーでのウエスカ戦(1-3で勝利)では、ディオン・ロピの3点目をアシストする活躍を見せ、ルビ監督の構想においてスタメンでもベンチからでも貢献できる自身の役割を受け入れている。今週末はレアル・ソシエダB戦に臨み、1部昇格という人生を変える目標に全力を注ぐ。(via AS)
なお、代表ウィークの影響により、セルビアU-21代表のジョディッチが次節を欠場する。(via Estadio Deportivo)
■【カディスCF】
ガイスカ・ガリターノ前監督の解任後、新たにセルヒオ・ゴンサレスが指揮官に就任したものの、チームはマラガに敗れ、状況は好転していない。さらに、マラガ戦敗北後、翌朝10時半から練習が控えている状況で、オンティベロスがラウール・ペレイラ、アルフレド・カイセドと共にディスコでパーティーに興じる動画がSNS上で拡散され、大炎上を引き起こした。キャプテンのダビド・ヒルは「今の時代、全てが簡単に拡散されるのに非常に賢くない行動であり、リスペクトを欠いている。謝罪はあったが、罰則が科されるだろう」と公然と批判した。(via Estadio Deportivo)
スポーツディレクターのフアン・カラは、冬の移籍市場での補強組や既存の主力であるスソ、イサ、アレックス・フェルナンデス、そしてオンティベロスらが期待されたパフォーマンスを発揮できていないと指摘。「チームには困難な状況を打破するリーダーが不在である」と断言し、リーダーシップの欠如を重く受け止めている。一方で、タバタゼの負傷に伴い獲得したアントニト・コルデロについては、必要な補強であったと擁護した。プロジェクトは3年計画で進められており、パニックに陥る必要はないとファンに冷静さを求めている。また、代表ウィークの影響によりマリ代表のディアキテが欠場する。(via Estadio Deportivo)
■【UDラス・パルマス】
ルイス・ガルシア・フェルナンデス監督率いるチームは、今季のセグンダでリーグ最少失点(24失点)を誇り、12回のクリーンシートを達成。前半戦を首位タイで折り返し、現在も5位と昇格プレーオフ圏内をしっかりと維持している。堅守を武器に1部への3度目の昇格を狙う好調なシーズンを送っている。(via SPORT)
しかし、その舞台裏では監督とキャプテンのホナタン・ビエラ(36歳)の関係が危機的状況に陥っている。第31節のスポルティング・ヒホン戦(1-0で勝利)では、クラブ史上6位の得点記録(78ゴール)を持つビエラがベンチ入りしながらも、クラブ史上初めて出場時間0分に終わった。監督は「戦術的決定であり、状況を受け入れる必要がある」と事務的に説明しているが、ビエラの不満げな表情は隠しきれなかった。かつては監督を擁護していたビエラだが、その将来は不透明となっている。一方でスポーツディレクターのルイス・エルゲラは、昇格を逃した場合でもルイス・ガルシア監督の契約延長(2027年まで)を強く推進している。代表ウィークにより、スペインU-21代表のエルソグが欠場する。(via SPORT)
■【ラシン・サンタンデール】
ホセ・アルベルト監督率いるチームは、代表ウィークの影響で大打撃を受けている。コロンビア代表のプエルタ、スペインU-21代表のペイオ・カナレス、スペインU-19代表のホルヘ・サリナス、スウェーデンU-21代表のエリクソンに加え、もう1名の計5選手を欠く状況に陥った。システムの中核を担う主力選手の大半を失ったまま、次節はアウェーのイベルカハ・エスタディオでのレアル・サラゴサ戦に臨まなければならず、チームの選手層と戦術的柔軟性が極限まで試される一戦となる。(via Estadio Deportivo)
■【CDカステリョン】
パブロ・エルナンデス監督の就任以降、降格圏から一時は首位にまで登り詰める大躍進を見せ、今季最大のサプライズチームとなっている。月曜日にホームのカスタリアで行われたクルトゥラル・レオネサ戦では、前半の不調やVARの介入による厳しいPK判定もあり、1-1の引き分けに終わった。結果には不満が残るものの、勝ち点50に到達し、6位以内のプレーオフ圏内に復帰した。代表ウィークによりチペンガとマビルの2名を欠き、この先はアルバセテおよびアルメリアとの厳しい連戦が控えており、シーズン終盤の正念場を迎えている。(via SPORT)
■【マラガCF】
セルヒオ・ペリセル前監督の退任後、第15節時点で降格の危機に瀕していたチームは、フネス監督の就任により奇跡的な復活を遂げた。第31節を終えて4位につけており、自動昇格圏も完全に射程圏内に捉えている。(via Estadio Deportivo)
クラブは地元との絆をさらに深めるため、キャプテンマークにマラガ県の11の地区をデザインする革新的なプロジェクトを開始した。地元出身の芸術家ホセ・ルイス・プチェがデザインを手掛け、土曜日の試合ではアルフォンソ・エレーロが「エル・パロ」地区を描いた特別なキャプテンマークを着用する。スタジアム内外で県全体のサポートを結集し、1部昇格という悲願に向けてチームとサポーターが一体となっている。(via SPORT)
■【デポルティボ・ラ・コルーニャ】
アントニオ・イダルゴ監督率いるチームは、1部復帰の夢を現実のものとしつつある。第30節のセウタ戦では後半アディショナルタイムの92分にアドリア・アルティミラのゴラッソで逆転勝利を収め、直近のレアル・サラゴサ戦も86分の逆転ゴールで劇的な勝利を飾った。これらの粘り強い戦いにより自動昇格圏の2位に浮上し、首位ラシン・サンタンデールに勝ち点4差まで迫っている。(via MARCA)
一方で、ウインガーのダビド・メジャがグラナダ戦でのディアビとの激しい接触により左膝外側靭帯を負傷し、マドリードでの手術が無事成功したものの、全治約4ヶ月で今シーズンは絶望となった。来季のプレシーズンでの復帰を目指すことになる。また、次節のスポルティング・ヒホン戦は両都市が300km圏内と近く、サポーターの熱量が非常に高いため、国家反暴力委員会により「ハイリスク指定」とされ、厳重な警備態勢が敷かれる。代表ウィークによりベルギーU-21代表のルーカス・ノウビを欠く。(via SPORT)
■【スポルティング・ヒホン】
今週末、本拠地エル・モリノンでデポルティボ・ラ・コルーニャとの大一番を迎えるが、スタジアム外で大きな論争が巻き起こっている。クラブがこの試合を「クラブの日」に指定し、ソシオ(シーズンチケット保持者)に対しても追加料金を課したため、UNIPES(スポルティング・ペーニャ連合)などの主要ファン団体が強く反発し、ボイコットを宣言した。直近のレガネス戦やカステリョン戦では観客数が1万7000人台まで落ち込んでおり、デポルティボ・サポーターが大量に押し寄せる一方で、ホームのスタンドが空席だらけになる深刻な事態が懸念されている。一般チケットは32ユーロから82ユーロで販売されている。(via AS)
■【コルドバCF】
イバン・アニア監督率いるチームは現在6試合連続未勝利という深刻なスランプに陥り、クラブ史上最悪の記録を更新し続けている。直近のブルゴス戦での敗北により、危機感は最高潮に達している。(via SPORT)
さらに、規律面でも大きな問題を抱えており、ブルゴス戦で警告を受けたアタッカーのハコボ・ゴンサレス(今季チーム最多出場)を含め、クリスティアン・カセド、ペドロ・オルティス、アレックス・マルティンの主力4選手が一斉に累積警告リーチ(4枚)となっている。負傷中のフランク・フォメジェムやフアン・マリア・アルセドも復帰の目処が立っておらず、ミランデス、デポルティボ、カディスとの過密日程を前に、戦力維持の面で綱渡りの状況が続いている。代表ウィークによりスペインU-21代表のレケナが欠場する。(via SPORT)
■【レアル・サラゴサ】
今季は先制される試合が19試合にも上り、常にビハインドを背負う展開に苦しめられてきたが、新監督ナバーロの就任以降、チームの戦う姿勢は劇的に変化した。直近3試合すべてで先制点を奪う攻撃的なアプローチを見せており、2勝を挙げた(直近のデポルティボ戦は逆転負け)。これはビクトル・フェルナンデス監督時代以来となる好記録であり、チームが主導権を握るプレースタイルへと明確にシフトしている。次節はホームで首位のラシン・サンタンデールを迎え撃つ。(via SPORT)
■【SDウエスカ】
第31節のアルメリア戦で1-3の敗北を喫し、勝ち点31で3部降格圏に沈む絶体絶命の状況にある。クラブはこの試合でのVAR判定に対し、「明らかな競技への介入である」と強い不満を示す公式声明を発表し、判定への怒りを露わにしている。(via Estadio Deportivo)
この危機的状況を打破するため、ホセ・ルイス・オルトラが新監督に就任。さらに、新たなスポーツディレクターとしてサンス・デ・アルセが就任し、「状況は複雑でデリケートだが、まだ限界ではない。他力本願ではなく、自らの力で勝ち始めなければならない」と力強く語り、中長期的なプロジェクトを見据えつつ残留に向けた再起を誓った。(via Estadio Deportivo)
■【ブルゴスCF】
ラミス監督率いるチームはコルドバに見事な勝利を収め、今季の最低目標であった残留ラインの勝ち点50に到達し、現在7位につけている。監督は「今季をただの平凡なシーズンで終わらせるつもりは毛頭ない」と力強く宣言し、さらなる高みである昇格プレーオフ進出へ向けてチームの士気を高めている。(via Estadio Deportivo)
■【CDミランデス】
レアル・バジャドリードを相手に2-1で勝利を収めた。しかし、この試合も実質プレー時間が47分(総試合時間103分以上、中断回数は約100回)にとどまり、リーグ全体の問題であるプレーの断片化が顕著に表れた。代表ウィークにより、モロッコU-23代表のアリ・フアリーとモンテネグロ代表のニキの2名を欠く厳しい状況にある。(via MARCA)
■【FCアンドラ】
エイバルに0-1で惜敗した。この試合の実質プレー時間は61分8秒と、同節の中では際立って長く、純粋なサッカーが展開された。代表ウィークにより、ハンガリー代表のヤコと韓国U-23代表のミンスの2名が欠場し、戦力ダウンを余儀なくされている。(via Estadio Deportivo)
■【レアル・バジャドリード】
ミランデスに1-2で敗北を喫した。代表ウィークにより、ドミニカ共和国代表のペテル・フェデリコが招集されており、次節の欠場が確定している。(via Estadio Deportivo)
■【グラナダCF】
レアル・ソシエダBに2-0で完勝を収めた。代表ウィークによりアルジェリア代表のルカ・ジダンが欠場する中、次節は降格圏で苦しむウエスカとの対戦が控えている。(via Estadio Deportivo)
■【レアル・ソシエダB】
グラナダに0-2で敗戦した。代表ウィークによりケニア代表のオチエングが欠場しており、次節は復調の兆しを見せるアルメリアと対戦する。(via Estadio Deportivo)
■【SDエイバル】
アンドラに1-0で勝利を収めた。他の試合でプレーの寸断が問題視される中、実質プレー時間が60分を超えた数少ない試合として、チームのクリーンな戦いぶりが評価されている。(via MARCA)
■【ADセウタ】
レガネスに2-5で大敗を喫した。この試合の実質プレー時間はわずか44分41秒にとどまり、前節のデポルティボ戦での後半アディショナルタイムでの劇的な逆転負けに続き、チームは苦しい状況に追い込まれている。(via MARCA)
【本日の総括】
首位ラシン・サンタンデールが代表ウィークで主力を大量に欠く中、デポルティボ・ラ・コルーニャが劇的な連続逆転勝利で自動昇格圏の2位に浮上し、勝ち点4差まで肉薄。さらに、復活を遂げたマラガやサプライズのカステリョン、ブルゴスなどがプレーオフ戦線を激しくかき回しており、上位争いは混沌を極めている。一方で、ウエスカやコルドバ、カディスといったチームは降格の危機や内部の規律問題に直面しており、明暗がくっきりと分かれる状況となっている。また、レガネス対セウタ戦などに代表される「極端に短い実質プレー時間」というリーグ全体が抱える構造的な課題も浮き彫りになり、シーズン終盤に向けて各チームの総合力とメンタリティが限界まで試される戦いが続く。
