🇪🇸ラ・リーガ 注目トピック詳細 (2026-03-18)
【今回のラインナップ】
✅ Athletic Club [深刻な得点力不足と右SBの定位置争い、レクエの決意とユーリの叱責]
✅ Real Sociedad [ゲデスの完全復活とトップチーム昇格を狙うカンテラーノ、日本人選手の動向]
✅ Real Betis [ELパナシナイコス戦に向けた逆転突破の鍵とモロッコ代表コンビの合流]
✅ Valencia CF [コルベラン監督のスタメンの悩みと、ピーター・リム体制への痛烈な批判]
✅ Villarreal CF [マルセリーノ監督が語るソシエダ戦への警戒とホームでの鬼門データ]
✅ Sevilla FC [30年ぶりの守備崩壊とキケ・サラスの復帰、来季に向けた若手補強戦略]
✅ Celta de Vigo [主力3選手を欠くジラルデス監督のジレンマとバライードスのUEFA基準クリア]
✅ UD Las Palmas [がんを克服したキリアンの活躍と、終盤の失点癖に苦しむチームの現状]
✅ Girona FC [ツィガンコフの驚異的な走行距離と見えない献身性がチームを支える]
✅ Rayo Vallecano [ムミンの契約延長交渉の難航とパテ・シスの怒りの声]
✅ Real Oviedo [アルベルト・レイナの受賞、コスタスの勝利のジンクスと新戦力獲得動向]
✅ CD Tenerife [首位独走で想定される3つの昇格シナリオとナチョ・ヒルの痛い負傷離脱]
✅ Deportivo La Coruña [メジャの手術による今季絶望とジェレマイの復帰に向けた明るい兆し]
✅ Real Zaragoza [母を亡くした19歳のカンテラーノ、ピニージャがトップチームを救う]
✅ CD Castellón [若手有望株コナン・ギの加入と、苦境に立つチームへの首脳陣からのメッセージ]
✅ FC Cartagena [新監督就任による中盤の序列激変と出番を失った主力選手たち]
■【Athletic Club】🦁
エルネスト・バルベルデ監督率いるアスレティックは深刻な得点力不足に直面している。直近のジローナ戦でも決定機を数多く作りながらも無得点に終わり、欧州カップ戦出場権の獲得が遠のいている。この危機的状況を打破するため、Bチーム(ビルバオ・アスレティック)で9ゴールを挙げて得点ランキングを牽引している若手ストライカー、イバイ・サンツのトップチーム起用が浮上している。現在トップチームのリーグ戦得点王であるグルセタは6ゴールに留まっており不安定なパフォーマンスが続いており、マロアン・サンナディは離脱中、イセタは指揮官の信頼を得ていないため、イバイ・サンツが解決策として期待されている。(via Estadio Deportivo)
チーム第2主将のイニゴ・レクエは記者会見を開き、現在のチームの苦境について言及した。自身の6月末での契約満了については「今はその話をする時ではない。クラブも私も適切なタイミングを見計らっており、まずは勝ち点42に到達することに集中する」と明言を避けた。バルベルデ監督の指導には全幅の信頼を寄せており、「監督は豊富な経験から、開幕当初から厳しいシーズンになると予言していた。我々は最高の手の中にいる」と擁護している。ニコ・ウィリアムスらの不在を嘆きつつも、ジローナ戦でのサンセトによる「態度の問題」という苦言については「試合への入り方が悪かったという意味だ」とフォローし、次戦のベティス戦でのバウンスバックを誓った。(via AS)
また、ジローナ戦ではユーリ・ベルチチェが味方を激しく叱責する場面が見られた。3失点を喫して守備崩壊が起きた際、ユーリはサンセトとグルセタに対して守備の怠慢を激しく叱りつけ、「戻って守備しろ!」と怒号を飛ばした。ピッチ上でのバルベルデ監督の右腕としての役割を全うし、チームの規律を引き締めようと奮闘している。(via Estadio Deportivo)
さらに、右サイドバックのポジションは未だに確固たるレギュラーが定まっていない問題がある。アレソ、ゴロサベル、レクエが代わる代わる起用されているが、誰も定位置を完全に確保できておらず、コパ・デル・レイ準決勝のレアル・ソシエダ戦では本職がセンターバックのダニ・ビビアンがこのポジションに入るほど、指揮官は最適解を見つけられずにいる。(via Mundo Deportivo)
バルベルデ監督の右SBの悩みは深く、リーグ戦の出場時間ランキングを見ても、右SBを本職とする選手が上位に一人も入っていないことがその不安定さを如実に物語っている。アレソが最も多い13試合の先発を果たしているが、オサスナ時代の輝きは取り戻せていない。(via Mundo Deportivo)
■【Real Sociedad】🔵⚪
ペジェグリーノ・マタラッツォ監督の下、ゴンサロ・ゲデスが完全復活を遂げている。今冬の移籍市場でウルブスからわずか400万ユーロで獲得されたポルトガル人アタッカーは、すでに9ゴール8アシストを記録。この数字は、バレンシア時代の最高成績(13ゴール6アシスト)を上回る勢いであり、ミケル・オヤルサバルとともに攻撃の絶対的な核となっている。彼の活躍もあり、チームは欧州カップ戦出場権を争う7位につけており、コパ・デル・レイ決勝進出の原動力にもなっている。(via AS)
トップチームの野心的な戦いを下支えするように、Bチーム(サンセ)からの突き上げも激しい。21歳のピボテ、トミー・カルボネルと19歳のイバイ・アギーレがトップチーム昇格の可能性を秘めている。特にヤンヘル・エレーラが負傷離脱したことに伴い、マタラッツォ監督がこの若き才能たちを招集する見込みが高い。両者ともに中盤の底で抜群の安定感を見せており、スビエタの新たな宝として期待されている。(via MARCA)
日本人選手の久保建英に関しては、対戦相手であるビジャレアルのマルセリーノ監督が彼を最大級の警戒対象として名指ししている。マルセリーノ監督は「彼らの加入や指揮官交代によるインパクトは絶大だ。オヤルサバルやカルロス・ソレールと共に、久保の存在が我々を非常に苦しめるだろう」と断言。久保は右サイドから中央へ切り込む鋭いドリブルと決定的なパスで攻撃を牽引しており、前節でもスタメン出場し、ブライス・メンデスと交代するまでピッチ上で圧倒的な存在感を放ち続けた。トランジションの速さと精度の高さにおいて、久保は完全にチームの戦術的キーマンとして機能している。(via MARCA)
4月18日にラ・カルトゥーハで行われるコパ・デル・レイ決勝のアトレティコ・マドリード戦に向けては、スペインサッカー連盟(RFEF)から追加で612枚のチケットが割り当てられることが決定した。これにより、合計22,450人のソシエダファンが現地で観戦可能となり、サン・セバスティアンの街はタイトル獲得に向けて異常な熱気に包まれている。GKのアレックス・レミロも「ファンにタイトルを捧げる義務がある」と強い意気込みを語っている。(via Estadio Deportivo)
■【Real Betis】🌴
ヨーロッパリーグ(EL)ラウンド16のパナシナイコス戦第2戦に向け、マヌエル・ペジェグリーニ監督は大きな試練を迎えている。アウェーでの第1戦を0-1で落としたベティスは、本拠地ラ・カルトゥーハでの逆転突破が至上命題となっている。過去にギリシャでプレー経験があり、ベティスOBでもあるルーベン・ペレスは「パナシナイコスはラファ・ベニテス監督の下、完全に守備を固めてカウンターを狙ってくるだろう。ベティスがボールを支配する時間が続くが、一瞬の隙を突かれると致命傷になる」と分析し、古巣に警戒を促している。(via Estadio Deportivo)
ペジェグリーニ監督にとって、第1戦を落とした欧州のトーナメントを逆転突破するのは大きな鬼門となっている。これまでベティス就任後、フランクフルト、マンチェスター・ユナイテッド、ディナモ・ザグレブを相手にビハインドからの逆転を試みたが全て失敗に終わっており、今回が初のジンクス打破のチャンスとなる。(via MARCA)
チームの戦力面では朗報がある。セネガル代表がコパ・アフリカの優勝を剥奪され、モロッコ代表が繰り上がり優勝となった前代未聞の裁定を受け、モロッコ代表の2人、エズ・アブデとソフィアン・アムラバトがチームに合流した。特にアムラバトは前節のセルタ戦を温存されており、この大一番でスタメン復帰が濃厚。イスコとジオバニ・ロ・チェルソが負傷離脱中の中、パブロ・フォルナルスがトップ下に入り、クチョ・エルナンデスが前線を牽引する布陣が予想されている。別メニュー調整だったCBのナタンも間に合う見込みだ。(via SPORT)
一方、2013年のクラブ暗黒期に指揮を執ったフアン・カルロス・ガリード元監督は当時の状況を回顧。「最悪のタイミングで就任してしまったが、ベティスを指揮したことは私の誇りだ」と語り、結果を出せなかったことへの後悔よりも、名門クラブを率いた経験を前向きに捉えている。(via Estadio Deportivo)
■【Valencia CF】🦇
カルロス・コルベラン監督は、今週末のセビージャ戦に向けてスタメンの構成に頭を悩ませている。膝の重傷から復帰し、前節のレアル・オビエド戦で途中出場を果たしたアルゼンチン人MFルーカス・ベルトランをトップ下でスタメン復帰させるか、それともギド・ロドリゲス、ウグリニッチ、ハビ・ゲラの3ボランチシステムを継続するかの決断を迫られている。オビエド戦での不甲斐ない敗戦を受け、指揮官はシステム変更の必要性を強く感じており、ベルトランの復帰によって攻撃の活性化を図る可能性が高い。ベルトランが起用されれば、ラマザニは本来のウイングのポジションに戻ることになる。(via SPORT)
クラブの経営陣に対する風当たりは依然として強い。シンガポール人オーナーのピーター・リム体制が10年以上続く中、地元メディアやファンからは痛烈な批判が寄せられている。「新メスタージャの建設はCVCファンドの資金でようやく進み始めたものの、スポーツ面での野心は完全に失われ、欧州カップ戦はおろか降格を免れることだけが毎年の目標になっている」と、クラブが完全にアイデンティティを喪失している現状が嘆かれている。(via MARCA)
また、現在スポルティングCPで大活躍中のポルトガル人アタッカー、ペドロ・ゴンサウヴェス(ポテ)がバレンシアのカンテラ出身であった事実が再びクローズアップされている。彼にトップチームでのチャンスを与えず、結果的に放出という判断を下した過去のクラブの対応が、現在の低迷と対比されて激しく非難されている。(via SPORT)
■【Villarreal CF】💛
マルセリーノ・ガルシア・トラル監督は、金曜日に行われるレアル・ソシエダとの上位対決に向けて並々ならぬ決意を語った。指揮官は対戦相手を「後半戦で最高のチームの一つであり、監督交代後すぐに結果を出している非常に厄介な相手だ」と高く評価。特にゴンサロ・ゲデス、オヤルサバル、そしてカルロス・ソレールの3人に対して強い警戒感を示した。戦力面では、筋肉の負傷によりアジョセ・ペレスの欠場が確定した一方で、ジェラール・モレノが先発復帰可能であることを明言し、攻撃陣の再編に自信をのぞかせている。(via AS)
ビジャレアルにとってレアル・ソシエダをホームのラ・セラミカで迎え撃つ試合は、近年完全に鬼門となっている。過去8年間でホームでの勝利はわずか1度のみ(キケ・セティエン監督時代)であり、直近の対戦でも大敗を喫している。マルセリーノ監督自身もビジャレアル復帰後の初黒星を彼ら相手に喫しており、この負のデータと過去の苦い記憶を払拭することが勝利への絶対条件となる。(via SPORT)
■【Sevilla FC】🔴⚪
セビージャは守備崩壊の危機に瀕している。直近のバルセロナ戦で5失点の惨敗を喫し、リーグワーストとなる47失点に到達した。この数字は、クラブが最終的に降格の憂き目に遭った1996-97シーズン以来となる約30年ぶりの最悪の記録である。出場停止中でベンチ入りできないマティアス・アルメイダ監督は、システムの変更やプレスの掛け方の修正を試みているが、個人のマークのズレなど根本的な守備の脆さが露呈しており、解決の糸口を見出せずにいる。(via MARCA)
光明としては、ふくらはぎの打撲で欠場していたセンターバックのキケ・サラスが練習に完全復帰したことだ。残留に向けた絶対に負けられない大一番となるバレンシア戦には先発出場が見込まれており、同じく復帰するベテランのアスピリクエタと共に、崩壊した最終ラインの立て直しを託されている。(via AS)
ピッチ外では、アントニオ・コルドン・スポーツディレクターが来季に向けた補強戦略を練っている。厳しい財政状況を鑑み、移籍金をかけないローン移籍での若手発掘を最優先事項としている。具体的には、モンペリエで武者修行中の18歳のFWエンゾ・モレベ(オリンピック・リヨン所属)や、バーゼルでプレーする19歳のウィンガー、ジュリアン・デュランビル(ドルトムント所属)の動向をマークしており、来夏の市場で彼らをセビージャに引き入れる画策を進めている。(via Estadio Deportivo)
■【Celta de Vigo】🩵
クラウディオ・ジラルデス監督は、ヨーロッパリーグ(EL)ラウンド16のオリンピック・リヨン戦(第2戦)を前に、「トリプルジレンマ」というべき深刻な戦力不足に頭を抱えている。チームの絶対的エースであるボルハ・イグレシアスと、アシスト王のオスカル・ミンゲサが累積警告により痛恨の出場停止。さらに、中盤の要として君臨していたミゲル・ロマンが左足の骨折で今季絶望の重傷を負うという三重苦に見舞われた。(via SPORT)
指揮官はこの危機的状況を乗り切るため、総力戦での対応を迫られている。前線の穴埋めにはフェラン・ジュグラやパブロ・ドゥランを起用し、右サイドバックにはハビ・ルエダを抜擢する見込みだ。中盤の底では、イライクス・モリバとマティアス・ベシーノがコンビを組み、リヨンの強力な中盤に対抗するプランが準備されている。指揮官の柔軟な采配とローテーション能力が、かつてないほど試される一戦となる。(via MARCA)
一方で、クラブのインフラ面では大きな進展があった。本拠地バライードス・スタジアムが、UEFAの厳しい基準をクリアし「カテゴリー1」のスタジアムとして正式に認定された。昨夏に突貫工事で行われたアウェー席の増設(1,048席確保)やメディア席、VIPエリアの拡張が高く評価された結果である。クラブはさらに、2030年ワールドカップ開催に向けた大規模な改修計画も推進しており、ピッチ内外で欧州基準のクラブへと成長を続けている。(via SPORT)
■【UD Las Palmas】🐥
ラス・パルマスは、がんという大病を2度も克服した不屈の男、キリアン・ロドリゲスの奇跡的な復活に沸いている。前節のアルバセテ戦でルイス・ガルシア監督からサプライズで先発起用されたキリアンは、63分間にわたって質の高いプレーを披露。エンツォ・ロイオディスとともに中盤の底でゲームをコントロールし、的確な散らしで攻撃のリズムを生み出した。彼のピッチでの存在感は、チーム全体に絶大な勇気とモチベーションを与えている。(via SPORT)
しかし、チームの現状は決して楽観視できるものではない。アルバセテ戦では後半アディショナルタイムの95分と101分に立て続けに失点し、衝撃の逆転負けを喫した。最近の試合で90分以降の失点により、実に5ポイントもの勝ち点を取りこぼしている。ルイス・ガルシア監督の消極的な采配(ウイングのペジーニョを右サイドバックに配置するなどの奇策)や、リードした途端に極端に守りに入る「恐怖症」がメディアやファンから猛烈な批判を浴びている。現在リーグ6位につけ昇格争いに絡んでいるものの、終盤の悪癖を修正できなければ、目標達成は極めて困難になるだろう。(via SPORT)
■【Girona FC】🔴⚪
ジローナの快進撃を戦術面で支えているのは、ウクライナ代表MFビクトル・ツィガンコフの驚異的な献身性である。今季ここまで6ゴール4アシストという見事な攻撃スタッツを残しているが、彼の真骨頂はボールを持っていない時のハードワークにある。直近のバルセロナ戦では、チーム最長となる約12.5kmという驚愕の走行距離を叩き出した。スプリントの回数や、ネガティブトランジション時のプレスの強度でもチームトップクラスの数値を記録しており、ミチェル監督のハイプレス戦術において絶対に欠かせない歯車となっている。右サイドでコンビを組むウーゴ・リンコンの攻撃参加を促すカバーリングも秀逸であり、彼の見えない貢献がジローナの躍進の最大の要因である。(via Mundo Deportivo)
■【Rayo Vallecano】⚡
ラージョ・バジェカーノは、主力センターバックであるアブドゥル・ムミンとの契約延長交渉が完全に暗礁に乗り上げている。前十字靭帯断裂の重傷から長いリハビリを経てついに戦列復帰を果たしたムミンだが、現行契約は今季限りで満了を迎える。クラブ側は怪我のリスクを考慮し、減俸を伴う2年間の新契約を提示したが、選手側はこれを拒否。交渉は完全に停滞しており、この状況を注視しているプレミアリーグやリーグ・アンの複数クラブが、今夏でのフリー獲得に向けて水面下で激しい争奪戦を繰り広げている。(via MARCA)
チームの話題としては、セネガル代表MFパテ・シスの怒りの声も大きく報じられている。コパ・アフリカの決勝で起きた一時的なボイコット騒動を理由に、セネガルの優勝が剥奪され、相手国のモロッコにタイトルが譲渡されるというCAF(アフリカサッカー連盟)の前代未聞の裁定が下された。これに対しシスは自身のSNSで金メダルとトロフィーの写真を投稿し、「泣き虫どもにもう3点くれてやれ」と強烈な皮肉を交えて判定への怒りを爆発させている。(via Mundo Deportivo)
■【Real Oviedo】🔵
レアル・オビエドでは、今季2部から加入したアルベルト・レイナが圧倒的なパフォーマンスを見せ、2月の月間最優秀選手に選出された。レイナはギジェルモ・アルマダ監督から与えられた絶大な信頼に感謝し、「今の自分のプレースタイルを自由に表現できているのは監督のおかげだ」とコメント。次戦のレバンテ戦を「残留に向けた最後の弾丸だ。絶対に外すわけにはいかない」と位置付け、並々ならぬ決意を語っている。(via AS)
また、チームには「ダビド・コスタスが出場すれば負けない」という驚異的なジンクスが存在する。彼がスタメン出場した18試合でチームは4勝を挙げているが、彼が不在だった10試合ではなんと1勝もできていない(2分8敗)。直近のバレンシア戦でも怪我から復帰したコスタスが決勝ゴールを挙げ、さらにクリーンシートを達成。守備の要としてのみならず、チームの勝敗を左右する絶対的なタリスマンとして君臨している。(via SPORT)
来季に向けた補強動向も活発化している。クラブのスポーツディレクターは、セウタに所属し今夏で契約が満了する2メートル近い長身の守備的MF、ユーネス・ラチャブのフリー獲得に動いている。来季の所属カテゴリー(1部か2部か)が不透明な中、移籍金ゼロで獲得できる有望株の確保を急いでいる。(via Estadio Deportivo)
■【CD Tenerife】🏴
セグンダ・ディビシオンで首位を独走するテネリフェは、いつどこで悲願の昇格を決めるかが最大の関心事となっている。クラブ周辺では3つのシナリオが想定されている。一つ目は4月中旬から5月上旬にかけて本拠地エリオドロ・ロドリゲス・ロペスで自力で決める最高のシナリオ。二つ目は4月26日のアウェー、ポンフェラディーナ戦での決定。そして三つ目は、他会場のセルタ・フォルトゥナの結果次第で、自分たちの試合がない日に昇格が決定するという異例のシナリオだ。(via SPORT)
しかし、昇格へのラストスパートを前に大きな痛手を負った。今季チームで最も好調を維持していたアタッカーのナチョ・ヒルが、筋肉の断裂により数週間の離脱を余儀なくされることが判明。アルバロ・セルベラ監督は、この決定的なダメージを最小限に抑えるため、ファブリシオの配置転換やダニ・フェルナンデスの起用など、代役の選定に奔走している。(via AS)
■【Deportivo La Coruña】⚓
デポルティーボは、昇格争いの中で絶望的なニュースに直面した。ウイングのダビド・メジャが左膝の外側側副靱帯の負傷により、マドリードの専門医の下で手術を受けることが正式に決定した。全治には4ヶ月から5ヶ月を要すると見込まれており、今季絶望が確定。ここまで29試合に出場し5ゴールを記録し、攻撃の起爆剤となっていた彼の離脱は、チームにとって計り知れない打撃となる。(via AS)
一方で、朗報もある。恥骨炎に苦しみ長期離脱していたジェレマイ・エルナンデスが、全体練習の一部にようやく合流を果たした。パス回しやシュート練習などボールを使ったメニューを消化しており、回復状況は極めて順調。週末のレアル・サラゴサ戦での実戦復帰が現実味を帯びており、メジャを失った攻撃陣にとって最高のタイミングでの復帰となる。(via Estadio Deportivo)
■【Real Zaragoza】🦁
レアル・サラゴサでは、19歳のカンテラーノ、ウゴ・ピニージャがトップチームを救う劇的な活躍を見せている。ピニージャは母親を亡くすという想像を絶する悲劇に見舞われた直後にもかかわらず、カディス戦で先発デビューを飾り、気迫あふれるプレーでチームを牽引。交代時にはスタジアム全体から「ピニージャ・マラビージャ(驚異のピニージャ)」というチャントとスタンディングオベーションが送られ、本人は涙ながらにそれに応えた。彼の「人生は勇敢な者のためにある」という言葉は、低迷するチームとファンを一つにする強力なスローガンとなっており、ピッチ内外で計り知れない影響力をもたらしている。(via SPORT)
■【CD Castellón】🔲
カステリョンは、将来を見据えた補強として、コートジボワール出身の19歳の有望株コナン・ギを獲得し、Bチームに合流させた。サイドバックやウイングバックを主戦場とする彼は、スペインでのプロキャリアの第一歩を踏み出し、トップチーム昇格を虎視眈々と狙っている。(via SPORT)
トップチームは現在昇格プレーオフ圏内を維持しているものの、直近の試合で勝ち点を取りこぼすなど難しい時期を迎えている。この状況を受け、ボブ・ブルガリス会長とパブロ・エルナンデス監督はファンに向けて強いメッセージを発信。「長いシーズンには必ず困難な時期が訪れる。大切なのは、悪い時期をいかに短く終わらせるかだ。チームを信じ、スタジアムでポジティブなエネルギーを送り続けてほしい」と団結を呼びかけ、次戦のクルトゥラル・レオネサ戦での必勝を誓った。(via SPORT)
■【FC Cartagena】⚓
カルタヘナでは、イニゴ・ベレス新監督の就任により、中盤の序列が劇的に変化している。前任のハビ・レイ監督の下で絶対的なレギュラーとしてプレーしていたアレハンドロ・フィダルゴとパブロ・ラレアが、新体制下では完全に構想外となり、ベンチを温める日々が続いている。ベレス監督は守備強度と縦への推進力を重視しており、ジャン・ジュールとパブロ・デ・ブラシスを中盤の核として固定。この新コンビのパフォーマンスが予想以上に高く、チームが結果を出し始めているため、フィダルゴとラレアが再びスタメンに返り咲くチャンスは極めて厳しい状況となっている。(via SPORT)
【本日の総括】
本日のラ・リーガ周辺のニュースは、シーズン終盤に向けた各クラブの悲喜こもごもが色濃く反映されています。ソシエダやジローナが個人の突出したパフォーマンス(ゲデスやツィガンコフ、久保建英)を武器に欧州への切符を確実なものにしようとしている一方で、アスレティックやセビージャは深刻な得点力不足や歴史的な守備崩壊に喘ぎ、監督の采配やチーム内の規律にまで影響が及んでいます。特にベティスやセルタは、主力選手の欠場や欧州カップ戦での逆境に立たされており、指揮官のマネジメント能力が極限まで試されています。また、2部に目を向けると、オビエドのコスタスやサラゴサのピニージャのような、一人の選手がチームの運命を大きく変えるドラマが各地で繰り広げられており、スペインサッカーの奥深さと激しさを改めて実感させられる一日となりました。