【今回のラインナップ】
✅ キリアン・ムバッペの膝の全容と批判への反論、そして深夜のデート報道
✅ ヴィニシウス・ジュニオールがシメオネ親子に放った痛烈な皮肉と復讐劇
✅ フェデ・バルベルデの一発退場を巡る大論争とクラブの猛抗議
✅ アルベロア監督が掌握したロッカールームと超高級ジャケットの話題
✅ ユルゲン・クロップが語ったレアル・マドリード監督就任の噂の真相
✅ トレント・アレクサンダー=アーノルドの遅刻問題と代表落選の苦境
✅ アントニオ・リュディガーに対するドイツ国内からの強烈な非難の声
✅ エンソ・フェルナンデスとアンドレア・カンビアーソの獲得に向けた噂
■【キリアン・ムバッペの膝の全容と批判への反論、そして深夜のデート報道】
キリアン・ムバッペは現在スペインリーグで23ゴールを挙げ、2位のムリキ(18ゴール)らに大差をつけてピチチ(得点王)争いのトップを独走している。しかし、シャビ・アロンソ前監督時代に結果が出なかったことや、アルバロ・アルベロア現監督の下でピッチ上での守備の貢献度が低いとして、厳しい批判に晒されている。特にアトレティコ・マドリードとのダービーマッチでは、左膝の捻挫から100%回復したと宣言していたにもかかわらず、スタメンを外れてベンチスタートとなった。アルベロア監督はブラヒム・ディアスを先発に起用し、ムバッペは64分からチアゴ・ピタルチに代わってピッチに立った。彼が9番としての動きを見せたことでヴィニシウスの3-2の決勝ゴールが生まれたものの、バルベルデの退場によって1人少なくなった状況下でも前線に残ってカウンターを狙い続け、守備に戻らなかった姿勢がファンから非難を浴びることとなった。ベリンガムとムバッペが復帰することで、チームが連勝を飾る原動力となっていた守備の連帯感が失われるのではないかと懸念されている。
そんな中、ムバッペはフランス代表の合宿地であるクレールフォンテーヌに到着した。到着時にはディディエ・デシャン監督から『時間通りに来たね、よしキキ、急げ』と冗談交じりにハグで出迎えられている。フランス代表はアメリカへのミニツアーでブラジル、コロンビアと親善試合を行う予定だ。ムバッペはパリで開催された、彼自身が株主となった医療保険スタートアップ企業「Alan」の10周年記念イベントに出席し、自らの状態について沈黙を破った。
彼は左膝の捻挫について次のように語り、メディアの憶測を一蹴した。
『膝の調子は良くなっている。100%回復している。パリに戻った際に正しい診断を受ける幸運に恵まれ、レアル・マドリードとワールドカップでのフランス代表で最高のレベルに戻るための最高の計画を一緒に見つけることができた』
『(左膝が)以前から気になっていて、正確に何が起こっているのか知りたかったんだ。そして実際に多くの検査を受け、有能な人たちに出会った。なぜ痛むのか、その痛みの理由が分からなかったが、それを知ることが治癒への第一歩だ』
『推測や、事実ではないことがたくさん言われてきたのは残念だ。しかし、それがトップアスリートの人生であり、公人の宿命でもある。人々は確認もせずに事実無根のことを言うのに慣れているし、それが許されているんだ』
また、目前に迫ったワールドカップを見据えて、クラブでの出場時間をどのように管理するかという質問に対しても、強い意志を示した。
『議論の余地はない。人々がワールドカップについて話しているのを見たよ。私は2つのワールドカップに出場し、1つは優勝し、もう1つは決勝に進んだ。どうやってワールドカップの準備をしたかって? クラブのすべての試合でプレーすることだ。私にとって、レアル・マドリードですべての試合に出場したいのは明白だ。準備の仕方を変えるつもりはない。家にいてプレーしないと言うこともできるが、それは馬鹿げている。直近の2つのワールドカップは、プレーし、ゴールを決め、タイトルを勝ち取り、クラブのために最後の1分まで戦うという最高の方法で準備した。今年も同じようにして、良い状態で大会に臨みたい。これも勝ち取りたいと思っている』
ビジネス面でもムバッペは多角的な活動を見せている。27歳となった彼は「Coalition Capital」という自身のファンドを通じて投資の幅を広げており、フランスのサッカークラブ「カーン」、ドイツの高級家電ブランド「Loewe」、セーリングのF1と呼ばれる「SailGP」のフランスチームの株主となっている。さらに、仮想通貨を使ってデジタルカードを売買する新興企業「Sorare」にも投資し、3年前にはスポーツ、ゲーム、音楽の制作と配信を行う会社「Zebra Valley」を設立している。
プライベートの面でも大きな話題を提供している。スペインの女優エステル・エスポシトとの交際報道が過熱しているのだ。アトレティコとのダービーでは、エスポシトが俳優のセルヒオ・モモと共にサンティアゴ・ベルナベウのVIPボックス席からムバッペを応援する姿が目撃された。試合後、ジャーナリストのハビエル・デ・ホヨスが明かしたところによると、二人は試合後に高級レストランでディナーを共にしたという。深夜2時34分、エスポシトが先にセルヒオ・モモと共に店を出た数分後、複数の傘で姿を隠されながらムバッペが一人で店から出てくる様子が映像に収められている。二人は2月25日にプルマンホテルの高級ルーフトップで夕食を共にしたのが初めて公の場で目撃された機会であり、その後もパリで一緒に過ごす姿や、同じ飛行機から降りてマドリードに戻ってくる姿が確認されている。さらに、ムバッペはロッカールームでチームメイトたちに彼女のSNSについて質問し、以前から彼女に目を付けていたと報じられている。(via Estadio Deportivo)(via SPORT)(via Mundo Deportivo)(via MARCA)
■【ヴィニシウス・ジュニオールがシメオネ親子に放った痛烈な皮肉と復讐劇】
サンティアゴ・ベルナベウで開催されたアトレティコ・マドリードとのダービーマッチは、物議を醸す判定が相次ぐ荒れ模様となったが、レアル・マドリードが3-2で勝利を収め、首位バルセロナとの勝ち点4差をキープした。この試合の主役となったのは、間違いなくヴィニシウス・ジュニオールだった。彼は非常に疑わしい小規模なPKを決めた後、ファーポストへの美しいフィニッシュで2ゴールを奪い、チームを勝利に導いた。
しかし、注目を集めたのはプレーだけではない。ピッチ内外での挑発的な振る舞いでも常に話題となるヴィニシウスは、この試合でディエゴ・パブロ・シメオネ監督に対する完璧な復讐を果たした。因縁の発端は今年1月にサウジアラビアで開催されたスーペルコパの準決勝に遡る。その試合で交代してピッチを退く際、シメオネ監督はヴィニシウスに向かって「フロレンティーノはお前を追い出すだろう、俺の言うことを覚えておけ」と挑発的な言葉を投げかけていたのだ。
そして今回、87分に2ゴールという結果を残してベンチに下がる際、ヴィニシウスは自分を非難の目で見つめるシメオネ監督の方を向き、アイロニーを込めた満面の笑みで何度もこう叫んだ。
『僕を売るんだろう、僕を売るんだろう!』
この言葉は、スーペルコパでの出来事を明確に皮肉ったものであり、自分がチームから追い出されることなど絶対にないという自信と意趣返しのメッセージだった。ヴィニシウスの挑発はこれだけにとどまらず、ピッチ上ではシメオネ監督の息子であるジュリアーノ・シメオネと競り合った直後に、彼に向かって『良いサイドバックだ。もっとサイドバックとしてプレーしろよ』と強烈な皮肉を浴びせている。さらに、古くからの因縁があるコケらアトレティコの選手たちとも小競り合いを繰り広げ、圧倒的な決定力と同時に、対戦相手を苛立たせる才能も遺憾なく発揮した。(via SPORT)(via Mundo Deportivo)(via MARCA)
■【フェデ・バルベルデの一発退場を巡る大論争とクラブの猛抗議】
ダービーマッチの終盤、77分に事件は起きた。フェデ・バルベルデがアレックス・バエナの背後から激しい蹴りを見舞い、ムヌエラ・モンテロ主審から一発退場を命じられたのだ。自陣のゴールからは遠く、すぐに危険が迫っている状況ではなかったため、手で引っ張ったり足を引っかけたりするだけで十分な場面だった。
このレッドカードに対して、レアル・マドリードの選手やコーチ陣、そしてベルナベウの観客は猛烈に抗議し、VARによる介入を求めたが、判定が覆ることはなかった。退場を命じられたバルベルデ自身も信じられないという表情で、こう主張した。
『なんでこれがレッドカードなんだ? 僕はボールに行っている、ただ届かなかっただけだ』
ムヌエラ・モンテロ主審は、冷静に判定の理由を説明するため、アルベロア監督のいるベンチエリアまで直接歩み寄った。アルベロア監督は落ち着いた態度で対話しつつも、判定には全く納得しておらず、激しい言葉で抗議した。
『いつも同じ奴に騙されている、いつも同じ奴に騙されている! これはつまずかせただけだ。君はサッカーをやったことがあるのか? 信じられない、これは恥ずべきことだ。後で映像を見直すことになるぞ』
試合後、ムヌエラ・モンテロ主審は公式記録(議事録)に退場の理由を「ボールをプレーできる距離にない状態で、過度な力を用いて相手を蹴ったため」と記載した。RFEF(スペインサッカー連盟)の規律規則第120条および第130条に基づき、ボールをプレーする可能性がない状況での暴力的な行為とみなされた場合、最低でも2試合(次節のマジョルカ戦と、その次のホームでのジローナ戦)、最大で3試合や1ヶ月の出場停止処分が科される可能性が高い。
この判定を巡り、レアル・マドリードはクラブの公式チャンネルであるReal Madrid TVの番組『Real Madrid Conecta』を通じて、審判団に対する過去最大級の猛烈な批判を展開した。クラブの怒りは頂点に達している。
『審判は重罪を犯した』
『以前はビジャラートと呼ばれていたが、今は別のものだ。行動パターンがあり、マドリードには別のルールが適用されている。この審判(ムヌエラ・モンテロ)には明確なパターンがある』
『ボールがプレーできる距離にないと言って議事録を偽造した。映像が彼を裏切っているのに、自分自身を正当化しようとしている』
『ボールはバルベルデのブーツから20センチ未満のところにあった。議事録が偽造された狂気の退場だ』
『システムは腐敗している』
『今シーズンのVARの介入はバルサに11回、マドリードにはたったの3回だけだ。マドリードはファウルが2番目に少ないのに、退場が2番目に多いのはどういうことか?』
『マドリードをリーグ戦から脱線させようとしている。これは耐え難く、許しがたいことだ』
クラブの施設・広報担当ディレクターであるエミリオ・ブトラゲーニョも、普段の温厚な態度からは珍しく、はっきりと不満を口にした。
『試合の終盤は退場によって条件付けられた。正直なところ、何度見ても退場には見えない』
レアル・マドリードは、バルベルデの退場処分を取り消すべく、直ちに上訴(リソース)を行うことを決定した。しかし、CTA(審判技術委員会)の内部からの情報はマドリードにとって絶望的だ。CTAは月曜日の定例会議でムヌエラ・モンテロのジャッジを高く評価し、「バルベルデのバエナに対するプレーは明確なレッドカードである」との結論を出した。さらに、今週公開される判定解説ビデオ『Tiempo de Revisión』の中で、この退場が正当であったことを公式に支持する予定だ。
アトレティコ側からも判定に対する不満の声が上がっている。前半、ダニ・カルバハルがペナルティエリア内でマルコス・ジョレンテと激しく交錯した場面で、PKが与えられなかったのだ。ジョレンテはチャリティーゴルフ大会のイベントでこのシーンについて語った。
『僕がシュートを打った後、正面から列車が来たんだ。誰だか分からなかった。VARが助けてくれないなら…。(審判にとって難しいのは分かるが)そのためにVARがあるはずだ。ストライカーがシュートした後に近づいて蹴りを入れるのは意味がない。シュートしたから何も起こらないのか? でも文句を言うとイエローカードをもらうから、言われたことを尊重するしかない』
アトレティコの選手たちは、後半にブラヒム・ディアスに対してダビド・ハンツコが犯したファウルがPKと判定されたことと比較し、判定の一貫性がないと嘆いている。(via MARCA)(via AS)(via Mundo Deportivo)(via SPORT)(via Esport3)
■【アルベロア監督が掌握したロッカールームと超高級ジャケットの話題】
シャビ・アロンソ前監督が解任された際、ロッカールームは彼を支持する派と反発する派に二分され、完全に崩壊状態にあった。その後を継いだアルバロ・アルベロア監督は、就任直後のコパ・デル・レイでのアルバセテ戦敗退や、チャンピオンズリーグでのベンフィカ戦敗北によるプレーイン(マンチェスター・シティ戦)への降格など、苦しい船出を経験した。しかし、彼は見事にチームを立て直し、シティに対する連勝とアトレティコとのダービー勝利を含む公式戦5連勝を達成し、バルデベバスに笑顔と平穏を取り戻した。
もし今、ロッカールーム内で「来シーズンの監督選挙」が行われたとしたら、アルベロアが圧倒的多数の票を集めて勝利するだろうと言われているほど、選手からの信頼は絶大だ。アルベロアはバルデベバスの有名な「グレーのソファ」を拠点に、選手一人一人と顔を突き合わせて意見を交換し、自らの戦術プランを包み隠さず説明することでコミュニケーションを深めた。戦術面でも、チームが抱えていた問題を的確な修正で改善させ、選手たちの個々のパフォーマンスを引き上げている。
特に、ヴィニシウス、フェデ・バルベルデ、ティボー・クルトワ、オーレリアン・チュアメニ、アントニオ・リュディガーといった重鎮たちが、アルベロアの来季続投を強く支持している。彼らはアロンソ時代に厳しい立場に置かれていたが、アルベロアの下で本来のレベルと笑顔を取り戻し、新プロジェクトの旗手となっている。アルダ・ギュレルはセルタ戦での交代に不満を露わにしたが、1週間後には監督と熱い抱擁を交わして謝罪し、関係を修復した。フラン・ガルシア、ブラヒム・ディアス、アンドリー・ルニンらも、監督からの揺るぎない信頼にピッチ上のパフォーマンスで応えている。
アルベロアのチームマネジメントの凄みは、スター選手への配慮とグループの規律を両立させている点にある。彼は規律を重んじ、ダービー前のトレーニングに遅刻したトレント・アレクサンダー=アーノルドを容赦なくスタメンから外し、代わりにダニ・カルバハルを起用した。トレントはこの決定に一切文句を言わずに受け入れ、起用されたカルバハルは素晴らしいパフォーマンスで応え、交代時にはベルナベウから割れんばかりのスタンバイオベーションを受けた。アルベロアは後半開始時からトレントを投入することもできたが、1時間以上カルバハルをプレーさせ、キャプテンへの絶対的な信頼を示したのだ。
下部組織(ラ・ファブリカ)からの支持も圧倒的だ。チアゴ・ピタルチ、マヌエル・アンヘル、ゴンサロ、セサル・パラシオス、ディエゴ・アグアド、セステロ、ダビド・ヒメネス、ジョアン・マルティネスといった若手選手たちを一切の躊躇なく起用しており、「ラ・ファブリカは100%アルベロアの領土」と化している。
アルベロア監督はダービー勝利後、自らの手応えについてこう語った。
『シーズンの途中で就任し、チームがどうすればうまく機能するかを見極めるのは決して簡単ではない。もう選手たちのことは分かっているし、ミリトンも復帰し、ジュード(ベリンガム)もいる。確実なのは、まだ改善の余地はたくさんあるということだ』
『これらはすべて、私が持っている素晴らしいチームを良い位置に導いてくれる。最高の選手たちがいて、彼らが献身的であれば、すべてが簡単になる』
『よりコンパクトなチームを探求している。時々、個人のインスピレーションを待っているような感覚があったからね。アルフレッド・ディ・ステファノが言ったように、チームより優れた選手はいないんだ』
フロレンティーノ・ペレス会長をはじめとするクラブ上層部も、アルベロアの仕事ぶりを高く評価し始めている。当初はクロップ、セスク、アッレグリ、ナーゲルスマン、ポチェッティーノといった大物監督を後任候補として「スタンバイ」させていたが、現在ではタイトルを獲得できなくてもアルベロアを来シーズンの監督として続投させることを真剣に検討している。
さらに、アルベロアはピッチ外のファッションでも注目を集めている。マンチェスター・シティ戦では「Our Legacy」の290ユーロのネルシャツを着用してペップ・グアルディオラに対抗したが、アトレティコとのダービーではさらに格上のファッションを披露した。「Louis Vuitton(ルイ・ヴィトン)」の3900ユーロ(約63万円)もするダークネイビーの超高級スポーツジャケットを着用し、SNSで大反響を呼んだのだ。このジャケットは細かいシボ加工が施されたカーフスキン製で、襟や肩、袖口にナッパレザーのディテールがあしらわれている。レアル・マドリードはルイ・ヴィトンと公式スポンサー契約を結んでいるため、この着用が実現した。(via MARCA)(via SPORT)(via Mundo Deportivo)
■【ユルゲン・クロップが語ったレアル・マドリード監督就任の噂の真相】
現在、レッドブル・グループのサッカー部門責任者を務めているユルゲン・クロップが、自身を巡るレアル・マドリードの次期監督就任の噂について、完全かつ痛烈に否定した。彼はドイツの放送局「Telekom」と契約を結び、2026年にアメリカ・メキシコ・カナダで開催されるワールドカップの専属コメンテーターとして就任する発表会見の場で、溢れ出る不満をぶちまけた。
『それはいつもと同じ馬鹿げた人たちが書いたことだ。全くのナンセンス、ゴミのような話だ。もしレアル・マドリードが一度でも私に電話をかけてきたら、世界中の人が知っていただろう。彼らは私に一度も電話をかけてきていない。一度もだ。私の代理人にもだ。エージェントにも電話はないんだよ』
クロップはメディアの無責任な報道姿勢に対して怒りを隠そうとしなかった。
『ニュースがいつニュースになるのか? 誰かが紙切れに何かを書いた時か、それともそこに真実がある時か? (マドリードからの電話は)どういう状況であるべきなんだ? マドリードが電話してきて「ねえユルゲン、想像できるかい?」とでも言うのか? フロレンティーノ・ペレスが電話で「ユルゲン、調子はどう? やってみる気はある?」と言うとでも?』
『メディアが、AIが書いているのか人間が裏にいるのか分からないが、どんなゴミのようなことでも書くだけで十分なのか? イライラするよ。そして、私は常にそれに答えなければならない。君たちはもう少し規律を持つべきだ。マドリードから連絡があればいずれ分かることだ。あれは全部デタラメだ』
クロップは最後に冗談めかしてこう締めくくった。
『申し訳ないが、マドリードよ。私が何か言えるようになるには、まず君たちから電話をかけてこなければならないね(笑)』
また、ユリアン・ナーゲルスマンの後任としてドイツ代表監督に就任する噂についても『今のところ考えていない。幸運なことにその理由もない』と否定しつつも、監督業からの完全な引退は否定した。
『人生においてはかなり年を取っているが、監督としてはまだ完全に終わったわけではない。定年には達していないからね。数年後に何が起こるか誰にも分からないが、今は何も計画していないんだ』(via SPORT)(via AS)(via MARCA)
■【トレント・アレクサンダー=アーノルドの遅刻問題と代表落選の苦境】
ダニ・カルバハルの大怪我による長期離脱の穴を埋めるべく、移籍金ゼロでレアル・マドリードに鳴り物入りで加入したトレント・アレクサンダー=アーノルドだが、加入から10ヶ月が経過した現在もチームにフィットできず、かつてないほどの苦境に立たされている。守備面での不安が露呈し続けているだけでなく、リヴァプール時代に最大の武器であったボール保持時における決定的な違いを生み出すプレーも、マドリードでは全く見せられていない。
さらに、アルベロア新体制下では規律違反によって立場を悪化させている。アトレティコ・マドリードとのダービーマッチを控えた重要なトレーニングに遅刻したことで、アルベロア監督の逆鱗に触れ、問答無用でスターティングメンバーから外されてしまったのだ。
このクラブでの低調なパフォーマンスと立場の悪化は、イングランド代表のキャリアにも深刻な影響を及ぼしている。トーマス・トゥヘル監督は、ジャレル・クアンサーとエベレチ・エゼの負傷離脱に伴う追加招集として、アーセナルのベン・ホワイトとニューカッスルのハーヴィー・バーンズを選出した。ワールドカップ開幕まで3ヶ月を切った重要な時期に行われるウルグアイ戦と日本戦の親善試合のメンバーから、アーノルドは完全に除外されたのだ。代表ではクアンサー、ティノ・リヴラメント、ジェド・スペンス、そして今回招集されたホワイトらの後塵を拝しており、ワールドカップのメンバー入りに向けて赤信号が灯っている。(via SPORT)
■【アントニオ・リュディガーに対するドイツ国内からの強烈な非難の声】
レアル・マドリードのディフェンダー、アントニオ・リュディガーに対する風当たりが、母国ドイツで強烈なものとなっている。発端はヘタフェ戦でディエゴ・リコの顔面に対して激しい膝蹴りを見舞ったプレーだ。このプレーでリュディガーは一切の処分を免れたが、この判定と彼のプレーの悪質さがドイツ国内で大きな物議を醸しているのだ。
かつてバイエルン・ミュンヘンやドイツ代表で活躍したレジェンド、マリオ・バスラーは、リュディガーを招集し続けるユリアン・ナーゲルスマン代表監督を名指しで痛烈に批判した。
『ナーゲルスマンはあのプレーを擁護しているが、私にとってそれがこの件の最大の問題だ。あれはもはや普通のファウルではない。相手を負傷させることを受け入れている、意図的な行為だ』
『ユリアン・ナーゲルスマンに騙された気分だ。彼が以前発言していたことと、今実際に起きていることは全く辻褄が合わない』
『代表選手である以上、模範であるべきだ。もし協会としてあのような行動を許すなら、すべての信頼性を失うことになる。私にとってドイツサッカー連盟(DFB)の話はもう終わりだ。今の連盟が外に向けてアピールしたい価値観と、実際に起きていることが全く一致していない』
リュディガーは過去にもSNSでのポーズがイスラム過激派のテロ組織を連想させるとしてドイツ国内で大炎上し、彼自身がジャーナリストを名誉毀損で告訴する事態に発展したことがある(リュディガーは純粋な宗教的ジェスチャーだと主張)。今回の暴力的なプレーを巡り、再びドイツ国内で彼の人格や代表選手としての適性を問う声が高まっている。(via SPORT)
■【エンソ・フェルナンデスとアンドレア・カンビアーソの獲得に向けた噂】
来シーズンに向けた補強の噂も途切れることなく続いている。チェルシーに所属する25歳のアルゼンチン代表MF、エンソ・フェルナンデスにレアル・マドリードが関心を示しているという。チェルシーは今季もチャンピオンズリーグでベスト16敗退、プレミアリーグでも首位から大きく離されており、来季のCL出場権を逃す可能性もある。そのため、エンソがクラブ退団を検討するのではないかと囁かれている。
マドリードは彼を獲得するために1億ユーロという巨額の移籍金を用意する準備があると言われている。アルゼンチン代表の合宿に向かうためエセイサ空港に到着したエンソは、レアル・マドリードへの移籍の噂について質問されると、否定することなく次のように意味深な発言を残した。
『今はシーズンの終わりまで数ヶ月残っている。マドリード? 今のところ話し合いは全くないよ。今はチェルシーに集中しているし、残りの試合のことだけを考えている。ワールドカップの後にどうなるか、分かるだろう』
また、左サイドバックの補強候補として、ユベントスの26歳、イタリア代表DFアンドレア・カンビアーソの動向を監視しているという情報も浮上している。カンビアーソは左右両サイドでプレーできる万能性を持ち、攻撃参加と守備のバランスに優れた選手だ。バルセロナも彼の獲得に強い興味を示しているが、レアル・マドリードも来季の左サイドバックの確実な強化指定選手としてリストアップしており、市場価値3000万ユーロ、2029年まで契約を残すこの選手の争奪戦に発展する可能性がある。(via Mundo Deportivo)(via SPORT)
【本日の総括】
アトレティコとのダービーの余波が続き、バルベルデの退場判定を巡りクラブと審判委員会の間で全面戦争の様相を呈しています。その一方で、チームを掌握したアルベロア監督への評価は不動のものとなりつつあります。ムバッペの負傷回復とプライベートの充実、クロップの噂の一蹴など、ピッチ内外でマドリードは話題に事欠きません。アーノルドの不調は懸念材料ですが、チーム全体としては前進を続けています。
