【今回のラインナップ】
✅ エムバペの膝の負傷と前代未聞の医療ミス疑惑
✅ ダービーの余波:バルベルデの退場処分とアトレティコの抗議
✅ リュディガーの激白:プレースタイルへの批判と負傷の真実
✅ ブラヒム・ディアスの劇的復活
✅ 負傷者続出!「29人のディフェンダー」を起用した異常事態
✅ トレーニング再開:ミリトンとアセンシオがグループ復帰
✅ ベルナベウの地下駐車場工事、裁判所により完全凍結
✅ FIFAがベルナベウを視察:2030年W杯決勝へ好アピール
✅ 下部組織の輝き:カシージャスとバルボアの息子たちが躍動
✅ 引退するモントーヤが語るヴィニシウスとネイマールの比較
✅ ロドリゴ・ゴエス、2026年W杯を負傷欠場
■【エムバペの膝の負傷と前代未聞の医療ミス疑惑】
🇫🇷キリアン・エムバペの膝の負傷を巡り、信じがたい医療ミスの事実が発覚しています。エムバペはチャンピオンズリーグ・ラウンド16のマンチェスター・シティとの第1戦をはじめ、ベンフィカ戦、ヘタフェ戦、セルタ戦、エルチェ戦など、決定的な試合を立て続けに欠場していました。
膝に問題がないように見えながらも痛みを抱えながらプレーしていたエムバペですが、クラブの医療スタッフは、なんと「誤った膝」をMRI検査していたのです。検査後、医療ミスに気づくまでにエムバペはさらに3試合にプレーし、12月末になってようやく正しい膝の検査を受け、その後クラブから負傷を発表する声明が出されました。
この事態にエムバペは激怒し、パリに渡ってセカンドオピニオンを求めました。過去にカリム・ベンゼマやズラタン・イブラヒモビッチ、ムクタル・ディアカビらを手術した膝の専門医、ベルトラン・ソネリ・コテ医師の診察を受けた結果、マドリードでの対応が悪かったことが確認されました。同医師は患部を強化するプロトコルを提案し、これにより手術を回避して回復への道が開かれました。
フランスのジャーナリスト、ダニエル・リオロ氏はこの状況について次のように断言しています。
『もし選手がパリに旅行することを決めたのなら、ミスがあったのは明らかだ。私は、マドリードでエムバペの膝に対して行われた診断が非常に悲惨なものであり、間違いなく悲惨以上のものだったからだと言うだろう。なぜなら、それは非常に重大なミスだったからだ。そしてそれが、一連の負傷に加えて彼らが全員を解雇した理由であり、大部分はそれが原因だった』
『ミスによって非常に深刻な事態になっていた可能性がある。エムバペは自分が何を持っているのか分からないまま時間を過ごし、試合に出場していたからだ...膝を壊していた可能性もある。彼は活動を続け、痛みは続くが、何かがおかしいと気づく。皆さんに一つのことを教えよう。失敗は巨大で、彼らは反対の膝を検査したのだ。私が戯言を言っていると思うか?それが起こったことだ。自分が怪我をしていることを知らずにプレーしていたら、自分自身に大きなダメージを与える可能性があることは理解できるだろう...』
当のエムバペ本人は、パリでの広告イベントに出席した際に口を開き、自らの状態と一連の騒動について次のように語っています。
『膝は大丈夫だ。良くなっている。かなり良くなっているし、それについて多くの憶測があり、嘘が言われていることも知っている。トップレベルのアスリートの生活であり、私たちは人々が検証もせずに根拠のないことを言うのには慣れている。100%回復した。私はパリに来て、正しい診断を見つける幸運に恵まれた。そして一緒に、レアル・マドリードで、そしてワールドカップに向けて最高のレベルに戻るための計画を立てることができた。診断を受けた具体的な日付は今は明かせない。しかし、それ以前に言われていたことはすべて完全に間違っていた。私はその段階を可能な限り最善の方法で過ごしたわけではなく、まさに世界で最も幸せな選手というわけではなかった』
『なぜ痛むのか、なぜそのような痛みがあるのか分からなかった。それを知ることは治癒するための第一歩だ』
パリでの治療が功を奏し、エムバペはエティハド・スタジアムでのマンチェスター・シティとの第2戦で22分間出場して復帰を果たしました。続くサンティアゴ・ベルナベウでのアトレティコ・マドリード戦でもティアゴ・ピタルチに代わって64分から出場し、良好なテスト結果を残しています。現在、エムバペはフランス代表に合流しており、今週木曜日にヴィニシウス・ジュニオールを擁するブラジル代表と、そしてコロンビア代表との2つの親善試合に出場する予定です。クラブ側もエムバペがフランス代表で出場時間を得ることに同意しており、ラ・リーガとチャンピオンズリーグの終盤戦に向けてさらに試合勘を取り戻すことが期待されています。(via Estadio Deportivo, Mundo Deportivo, MARCA)
■【ダービーの余波:バルベルデの退場処分とアトレティコの抗議】
⚔️サンティアゴ・ベルナベウで行われ、3-2でレアル・マドリードが勝利を収めたアトレティコ・マドリードとのダービーマッチは、激しい判定の議論を引き起こしています。最大の焦点となっているのは、77分にフェデ・バルベルデがアレックス・バエナに対して背後から強烈なタックル(キック)を見舞い、一発レッドカードで退場となったシーンです。バルベルデとバエナの間には以前から因縁があり、バルベルデがバエナに向かっていった形となりました。
CTA(審判技術委員会)はホセ・ルイス・ムヌエラ・モンテロ主審のこの判定を全面的に支持しています。公式な技術的説明として、バルベルデは「ボールがプレーできる距離にない状態で、過度な力を用いて相手を蹴ったため」退場処分を受けました。トルヒージョ・スアレスが担当したVARルームも、様々な角度や速度で映像を検証した結果、「接触点、プレーの性質、激しさが深刻なラフプレーと一致している」と確認し、ピッチ上の判定に「明白かつ明らかな誤り」は存在しないとして介入しませんでした。
この判定に対し、アルバロ・アルベロア監督は試合後の記者会見で怒りを隠さず、次のように述べています。
『彼(主審)は過度な力だと言ったが、私はそうは思わない。よくあるタックルの一つであり、何よりも非常に、非常に、非常に低い位置でのタックルで、相手にダメージを与えたり怪傷させたりする可能性は全くなかった。まあ、それが私の見解だ』
試合中、ムヌエラ・モンテロ主審は抗議するアルベロア監督に近づき、『後ろから行っており、ボールをプレーしておらず、過度な力で倒す意図しかない』とその理由を直接説明していました。
一方で、敗れたアトレティコ・マドリード側も判定に大きな不満を抱いています。ディエゴ・シメオネ監督は記者会見で主審を責めることはしませんでしたが、クラブはSNS上で独自の「TiempoのRevisión(判定検証番組)」を展開し、皮肉を込めて猛抗議を行っています。「マドリードのファウルは2回だけでイエローとレッドで終わったのはどういうことか」と疑問を呈し、以下のプレーがマドリードに有利に働いたと糾弾しています。
・ダニ・カルバハルがシュート直後のマルコス・ジョレンテをペナルティエリア内でひき殺すように倒したプレー(ノーファウル)
・カルバハルが目測を誤り、空中でジュリアーノ・シメオネに見舞った「フライングキック」(ノーファウル)
・ヴィニシウス・ジュニオールがペナルティエリア内でロビン・ル・ノルマンと交錯して倒れた「典型的なダイブ」(ノーファウル・カードなし)
・アントニオ・リュディガーがペナルティエリア内でアデモラ・ルックマンを押し倒したプレー(ノーファウル)
・バルベルデがアントワーヌ・グリーズマンに対して背後から行ったタックル(ノーファウル)
・ハンツコのブラヒム・ディアスに対するごくわずかな接触で与えられたPK
アトレティコは『機械(メディアの圧力)がこれらのすべてのプレーを分析し、私たちの疑問を晴らしてくれる時間があることを願っています。ご協力に感謝します!(私たちがやり方を知らないのは明らかですので)』と、レアル・マドリードがメディアを通じて審判に圧力をかけていることを暗に非難しました。
CTAは両クラブからの不満に驚いており、ムヌエラ・モンテロ主審のレフェリングは正当で非常に優れたものだったと評価しています。バルベルデのレッドカードは維持される見通しで、最低でも次節のRCDマジョルカ戦(モンティリビ開催との記載あり)、さらに同様の事例に基づけばジローナ戦を含む2試合の出場停止処分を受ける可能性があります。レアル・マドリードは競技委員会へ正式な異議申し立てを行う準備を進めています。
現在、バルベルデはマルセロ・ビエルサ監督率いるウルグアイ代表に合流しています。金曜日にイングランドと、来週火曜日にアルジェリアと親善試合を行い、代表戦で休養を取りながら、4月7日と15日に予定されているバイエルン・ミュンヘンとのチャンピオンズリーグ準々決勝に向けてコンディションを整えることになります。(via SPORT, Estadio Deportivo, MARCA, Mundo Deportivo)
■【リュディガーの激白:プレースタイルへの批判と負傷の真実】
🇩🇪アントニオ・リュディガーがドイツ紙『Frankfurter Allgemeine Zeitung』のインタビューに応じ、自身の身体の状態や、物議を醸すプレースタイルについて包み隠さず語りました。
リュディガーは昨シーズンの初めから継続的な身体のトラブルを抱え、時には鎮痛剤を打ってプレーすることもあったと明かしています。彼はチームへのコミットメントから、自身の体を極限まで追い込んでいました。
『チームメイトを見捨てるのが嫌で、自分の健康を二の次にし、レアル・マドリードのために100%でいたかった。2025年の手術の後、内部でもうこれ以上は本当に無理だと、より明確に言った。今、ようやく痛みなく試合を連続してこなせるようになった』
また、ディエゴ・リコへのファウルなど、ドイツ国内で度々「やりすぎだ」と批判される自身のプレースタイルについても正面から向き合っています。
『もちろん気づいている。代表選手としてそれほど批判されると、考えさせられる。批判が真剣かつ客観的に提起されたものであれば、もちろん真摯に受け止める。自分でも明らかに一線を越えたプレーがあったとわかっているからだ。それはさらに集中しようとすることにも影響する。問題の焦点になりたいのではなく、安定と安全をもたらしたい。この議論は、私に責任があること、そして時々そのレベルに達していないことがあったことを思い出させてくれる』
しかし、反省の弁を口にしつつも、自身の本質である激しさを捨てるつもりはないと断言します。
『もしその激しさ、その献身、その限界でのプレーを外してしまえば、私の価値は半分になる。その鋭さこそが私をレアル・マドリードに導いたものだ。マドリードではまさにそこが評価され、称賛されている。それがなければ私はここにいないだろうし、チャンピオンズリーグで2回優勝することもなかっただろうし、国を代表してこれほど多くの試合に出場することもなかっただろう』
リュディガーは、自身の激しさは戦術的でコントロールされたものであり、相手や試合の状況に応じて調整していると主張します。2017年にASローマでプレーして以来、レッドカードを一枚ももらっていないという事実が、その言葉を裏付けています。
『多くの人は私が激しくプレーすることを理解していないが、私はチームにとってリスクではない』
最後に、ユリアン・ナーゲルスマン監督率いるドイツ代表の未来についても言及しました。
『才能だけではワールドカップで勝つことはできない。私たちは、誰も対戦したくないような、厄介なチームにならなければならない』(via SPORT, MARCA)
■【ブラヒム・ディアスの劇的復活】
🇲🇦ブラヒム・ディアスが、深い影の中から抜け出し、アルベロア監督率いるレアル・マドリードで不可欠な存在へと劇的な復活を遂げています。
1月18日、議論を呼んだモロッコ対セネガル戦で、ブラヒムは「パネンカ」風のPKを失敗しました。この失敗の後、彼のメンタリティは強く試されることになります。レアル・マドリードでの出場時間を得るのに苦労し、ホームでのベンフィカ戦などでは、カンテラーノのピタルチやパラシオスがアルベロア監督の構想で彼より優先される時期すらありました。
しかし、アルベロア監督はマラガ出身の彼と対話し、希望を与えました。そしてブラヒムは見事にその期待に応え、最近の5試合(セルタ戦、マンチェスター・シティ戦2試合、エルチェ戦、アトレティコ・マドリード戦の5連勝)で先発出場を果たしています。エムバペとベリンガムの不在という状況を完璧に生かし、ヴィニシウス・ジュニオールと強力な攻撃デュオを形成。2026年に入ってから、ラージョ・バジェカーノ戦、バレンシア戦、シティ戦で3つのアシストを記録し、ラージョ・バジェカーノ戦とアトレティコ・マドリード戦で2つのPKを誘発しています。
特に3-2で勝利した先日のアトレティコとのダービーでは、ハンツコから1-1の同点となるPKを誘発。スタッツ面でも、相手ペナルティエリア内でのタッチ数が最多の7回、ベルナベウで最も多くのデュエルに勝利(フリアン、ハンツコと並ぶ11回)するなど、際立った活躍を見せました。
アルベロア監督はロッカールーム内で、ブラヒムを「回復力の模範」として選手たちに示しています。現在、ブラヒムはモロッコ代表としてラバトに滞在しています。あの「パネンカ」の失敗があったにもかかわらず、彼が依然として母国のアイドルであることは、今週木曜日にアトレティコ・マドリードの本拠地メトロポリターノで行われるエクアドルとの親善試合で証明されるでしょう。(via MARCA)
■【負傷者続出!「29人のディフェンダー」を起用した異常事態】
🏥レアル・マドリードの守備陣は、度重なる負傷者によって今シーズン、野戦病院のような状態に陥っています。チームには右サイドバック2人、左サイドバック3人、センターバック5人の計10人の専門ディフェンダーが所属していますが、これまでに戦った45試合で、シャビ・アロンソ監督とアルベロア監督は常に欠場者の対応に追われ、なんと29通りもの異なるディフェンダーの組み合わせを使用せざるを得ませんでした。シャビ・アロンソ監督が6回にわたり3バックのシステムを採用したこともあり、当初の予想より6多い、合計96パターンの組み合わせが試されています。
最も厳しい状況に陥ったのは右サイドバックです。トレントが負傷で19試合、カルバハルが16試合欠場したため、このポジションだけで6人の選手が起用されました。最も多くこの位置でプレーしたのは本来ミッドフィルダーであるフェデ・バルベルデ(17試合)です。次いでトレント(15試合)、カルバハルとアセンシオ(各4試合)、リュディガー(3試合)、そしてカンテラーノのダビド・ヒメネス(3試合)が続きます。
左サイドバックでは、カレラスが最多の29試合に出場(さらにセンターバックとしても4試合出場)しています。フラン・ガルシアが10試合、フェルラン・メンディは26試合もの負傷欠場がありわずか3試合の出場にとどまっています。その他、カマヴィンガが2試合、カンテラーノのバルデペーニャスが1試合出場しました。
センターバックのポジションも複雑なパズル状態です。5人の専門選手が最大で同時に4人も負傷する事態に見舞われ、専門外のチュアメニやカレラスを急遽起用して凌いできました。フイセンが最多の29試合、アセンシオが23試合、リュディガーが18試合、エデル・ミリトンが15試合に出場。ダビド・アラバとカレラスが4試合、チュアメニが3試合でプレーしています。5人の専門センターバックだけで、合計82回の出場機会が失われました(ミリトン27、リュディガー23、アラバ14、フイセン12、アセンシオ6)。最も多く組まれたセンターバックのコンビは、リュディガーとフイセン、アセンシオとフイセンの組み合わせで、それぞれ9回ずつとなっています。
度重なる負傷に見舞われながらも、チームを支える「4本の柱」が存在します。クルトワ、チュアメニ、バルベルデ、ヴィニシウス・ジュニオールの4人は、シャビ・アロンソ監督、アルベロア監督の下で不動のリーダーとなっています。
ティボ・クルトワは45試合中41試合に出場し、153本のシュートを浴びながら39失点(93.4分に1失点)に抑え、チーム最多の3645分プレーしています。オーレリアン・チュアメニは41試合(3377分)に出場し、守備と攻撃のバランスを取るだけでなく、怪我人が続出した際にはセンターバックとしても高いレベルでプレーしました。
フェデ・バルベルデはどのポジションでも結果を出しますが、アルベロア監督は彼が中盤の右サイドで最も輝くと理解しています。最近の試合での活躍は驚異的で、3月だけで6ゴールを記録し、フィールドプレーヤー最多の3525分(42試合)プレーしています。
そしてヴィニシウス・ジュニオール。シャビ・アロンソ監督とは問題がありサッカーがうまく機能しませんでしたが、それでもエムバペの良きパートナーでした。アルベロア監督の就任とエムバペの負傷により、攻撃の基準となり期待されたリーダーに成長。今季43試合3425分に出場し、17ゴール13アシストを記録しています。
彼ら4人はそれぞれの国で代表選手でもあり、さらなる疲労が蓄積しています。クルトワはベルギー代表で4試合(計45試合4005分)、チュアメニはフランス代表で2試合(計43試合3535分)、バルベルデはウルグアイ代表で2試合(計44試合3705分)、ヴィニシウスはブラジル代表で4試合(計47試合3563分)を消化しています。(via SPORT)
■【トレーニング再開:ミリトンとアセンシオがグループ復帰】
⚽️レアル・マドリードは、アトレティコ・マドリードとのリーグ戦勝利後、1日半の休養を挟み、火曜日にシウダード・レアル・マドリード(バルデベバス)でのトレーニングを再開しました。
代表ウィークのため、アルベロア監督は以下の13選手を欠いた状態でセッションを行いました。
ディーン・フイセン、ゴンサロ・ガルシア(スペインA代表およびU-21代表)、エドゥアルド・カマヴィンガ、オーレリアン・チュアメニ、キリアン・エムバペ(フランス代表)、ジュード・ベリンガム(イングランド代表)、アルダ・ギュレル(トルコ代表)、アントニオ・リュディガー(ドイツ代表)、ダビド・アラバ(オーストリア代表)、ヴィニシウス・ジュニオール(ブラジル代表)、フェデ・バルベルデ(ウルグアイ代表)、フランコ・マスタントゥオーノ(アルゼンチン代表)、ブラヒム・ディアス(モロッコ代表)。
また、負傷中のティボ・クルトワ、フェルラン・メンディ、ダニ・セバージョス、ロドリゴ・ゴエスは、施設内でリハビリメニューを消化し、ダニ・カルバハルとフラン・ガルシアは個別の特別メニュートレーニングを行いました。
そんな中、アルベロア監督にとって大きな朗報となったのが、エデル・ミリトンとラウル・アセンシオのグループ練習復帰です。アセンシオは筋肉のトラブルを乗り越えて合流。ミリトンは、2025年12月7日のサンティアゴ・ベルナベウでのセルタ戦で「左脚大腿二頭筋の断裂および近位腱の損傷」という大怪我を負って以来の離脱でしたが、この日はトップチームの残り選手とカンテラーノからなる少人数のグループと同じペースで練習をこなし、縮小ピッチでのミニゲームにも参加しました。アルベロア監督が日曜日の試合後に語った通り、ミリトンは代表ウィーク明けの4月4日土曜日に行われるマジョルカ戦で起用可能になる見込みです。(via Mundo Deportivo)
■【ベルナベウの地下駐車場工事、裁判所により完全凍結】
🅿️サンティアゴ・ベルナベウ周辺の地下駐車場建設プロジェクトにおいて、レアル・マドリードとフロレンティーノ・ペレス会長に新たな司法の鉄槌が下されました。
マドリード高等裁判所(TSJM)は、2026年2月5日付の判決第62/2026号において、レアル・マドリードおよびマドリード市議会が求めていた、カステジャーナ・ベルナベウおよびパドレ・ダミアンの駐車場工事の暫定的な再開を求める控訴を全面的に棄却しました。
これにより、マドリード行政訴訟第30裁判所が2023年3月に「公共の利益に合致せず、クラブが自身の利益のために計画したものである」として事業許可を取り消し、工事の停止を命じた2024年5月23日付の判決(第197/2024号)が支持されました。
CENAFEのミゲル・ガラン会長は、この状況について次のように説明しています。
『Salaはクラブと市議会の都市計画・特許の利益よりも、マドリード市民の一般利益と同一視される住民の利益を優先し、最高裁判所で争われている破棄控訴が現在の判決の確定状況を変えない限り、ベルナベウ駐車場の工事の停止を維持するために必要なすべての措置を講じるという市議会の義務を強固なものにした。実際上、レアル・マドリードの駐車場は完全に停止しており、短期的には再開の見込みはない。市議会は許可の取り消しが確定している間は身動きが取れず、今日において唯一の現実的なシナリオは、工事がかなり長い間凍結され続けるということだ』
レアル・マドリードは工事停止の解除や、住民に対して損害賠償のための保証金を求めるなどの打開策を模索し、市議会も停止命令の無効化を求めましたが、いずれも失敗に終わりました。工事は2024年9月から司法命令によって停止されたままとなっており、新ベルナベウに付随する重要な開発プロジェクトは完全に暗礁に乗り上げています。(via Mundo Deportivo, SPORT)
■【FIFAがベルナベウを視察:2030年W杯決勝へ好アピール】
🏟️FIFAの代表団が、スペイン、ポルトガル、モロッコで共同開催される2030年ワールドカップに向け、3月9日から19日までの10日間にわたり、スペイン国内の候補地やインフラの視察を行いました。
その視察において、サンティアゴ・ベルナベウは最高レベルの運営能力を披露しました。FIFAの視察は、チャンピオンズリーグのマンチェスター・シティとの第1戦という、世界的な注目を集める試合の当日の17時30分から2時間以上にわたって行われました。
FIFAの代表団は、革新的な地下ピッチ格納システム(ヒポゲオ)からVIPエリア、ロッカールーム、プレスルームに至るまで、スタジアムの総合的な機能をくまなく確認。特に、40以上のテレビ信号を管理し、複数の移動中継車を調整するレアル・マドリードの高度な連携能力は、視察団に深い感銘を与えました。大一番を数時間後に控えた緊迫した状況下で、スタジアムが完璧に機能している様子を直接証明した形です。
今回の視察の目的には決勝戦開催地の決定は含まれていませんでしたが、この日の完璧なプレゼンテーションは、サンティアゴ・ベルナベウが2030年ワールドカップの決勝戦を開催する最有力候補としての地位を強固なものにしました。(via MARCA)
■【下部組織の輝き:カシージャスとバルボアの息子たちが躍動】
🌟マドリードのブルネテで開催されているラ・リーガFCフューチャーズ(U-12クラブワールドカップ)で、レアル・マドリードの下部組織に所属する「偉大な父」を持つ2人の少年が輝きを放っています。
レアル・マドリードのアレビンチームには、伝説的GKイケル・カシージャスの息子であるマルティン・カシージャス・カルボネロと、ハビ・バルボアの息子であるエタン・バルボア・ロドリゲスが所属しています。
マルティンは2022年にベンハミンBに入団し、父親と同じGKとしてプレーしていますが、父親とは異なり左足でボールを扱います。最近行われたクレビジェント・カップでのセーブが、全盛期のイケルを彷彿とさせると大きな話題になりました。一方のエタンはチームの得点源であり、最大のスターの一人として、父親譲りの圧倒的なスピードを武器にゴールを量産しています。
火曜日に行われた、スペイン代表チームと世界選抜チームによるエキシビションマッチでは、両者ともにスペイン代表として出場しました。試合はスペイン代表が5-0で勝利を収めましたが、エタンは1対1の場面で完璧なシュートを決め、先制となる1-0のゴールを記録しました。
前半に出場したマルティンは、世界選抜チームとして出場したベルント・シュスターの孫であるサミ・マルドナド・シュスター(リーベル・プレート所属)の決定的なシュートを素晴らしいセーブで防ぎました。また、手よりも自慢の左足でボールを扱う場面が多く見られました。未来のスターたちの競演は、大会を大いに盛り上げています。(via MARCA, Mundo Deportivo)
■【引退するモントーヤが語るヴィニシウスとネイマールの比較】
🗣️元バルセロナの選手で、34歳での現役引退を表明したマルティン・モントーヤがインタビューに応じ、かつてのチームメイトであるネイマールと、レアル・マドリードのヴィニシウス・ジュニオールを比較して次のように語りました。
『私にとって、ネイは世界最高の1対1の選手だった。圧倒的だ。右に出るか左に出るか分からず、速くてスキルフル…純粋な魔法だった。多くのサイドバックが彼にフラストレーションを感じていたが、彼は悪意なくそれをやっていたし、それは彼にとって天性のものだった。私は、ヴィニはファンや相手に対してもう少し挑発的だと思う。ドリブルでは非常に似た選手だが、ヴィニシウスは異なる性格を持っている』(via Mundo Deportivo)
■【ロドリゴ・ゴエス、2026年W杯を負傷欠場】
🇧🇷レアル・マドリードのブラジル代表FW、ロドリゴ・ゴエスの長期離脱が決定しました。ロドリゴはレアル・マドリードの白いユニフォームを着て深刻な怪我を負い、前十字靭帯と外側半月板を断裂しました。
この大怪我により、彼はその後7ヶ月間戦列を離れることになり、アメリカ、メキシコ、カナダで開催される2026年ワールドカップにも出場できないことが確定しました。ロドリゴは自身のXアカウントで『Back to the office ⏳』とツイートし、過酷なリハビリの開始を報告しています。(via Esport3)
【本日の総括】
エムバペの医療ミス疑惑やバルベルデの退場処分に対するCTAの判断、さらには駐車場工事の完全凍結など、ピッチ内外で論争と逆風が渦巻くレアル・マドリード。しかし、リュディガーの強い覚悟やブラヒム・ディアスの見事な復活、そして負傷者が続出する中でもチームを支える強固な4本の柱の存在が、チームの底力を証明しています。ミリトンの復帰という朗報もあり、シーズン終盤の戦いに向けてマドリディスモの結束が試されています。
