【今回のラインナップ】

 

✅ バレンシアCF [アウェイでセビージャを撃破し残留争いに大きな勝ち点3]

✅ セビージャFC [ホームで痛恨の敗戦、フロントへの抗議と主力離脱のダブルパンチ]

✅ アトレティコ・マドリード [絶好調でマドリードダービーへ、G・アルバレスとグリーズマンに注目]

✅ CAオサスナ [ブディミルの決勝弾でジローナを粉砕しヨーロッパ圏を狙う]

✅ ジローナFC [枠内シュートゼロで完封負け、守護神ガッサニーガの孤軍奮闘実らず]

✅ デポルティーボ・アラベス [未勝利が続くキケ・ガルシア体制、セルタ戦で初勝利を目指す]

✅ RCセルタ [ELベスト8進出の勢いそのままに、大幅ターンオーバーでアラベス戦に臨む]

✅ レアル・ソシエダ [代表ウィークを前に野戦病院化、守護神レミロにバルサ引き抜きの噂]

✅ ラージョ・バジェカーノ [ECLベスト8進出の快進撃、ペレス監督がバルセロナ戦での番狂わせを誓う]

✅ アスレティック・ビルバオ [バルベルデ監督の退任発表に揺れる中、ベティス戦で連敗ストップを期す]

✅ レアル・ベティス [クラブ史上初のELベスト8進出、アブデとアントニーの最強コンビが躍動]

✅ RCDエスパニョール [12戦未勝利の泥沼、不運な判定と守備崩壊でヘタフェに逆転負け]

✅ ヘタフェCF [エスパニョール戦で勝負強さを発揮し勝利するも、ボルダラス監督が退場処分]

✅ RCDマジョルカ [エルチェに逆転負けで降格圏転落、エース・ムリキが土壇場で痛恨のPK失敗]

✅ エルチェCF [サラビア監督体制で2026年初勝利、ラファ・ミルの活躍で降格圏を脱出]

✅ レバンテUD [若き怪物カルロス・エスピがクラブ新記録の5戦連続弾、乱打戦を制す]

✅ レアル・オビエド [守備崩壊でレバンテに惨敗し最下位低迷、アルマダ監督がチームの姿勢を猛批判]

 

■【バレンシアCF】🦇

サンチェス・ピスフアンでのセビージャとの直接対決に臨んだバレンシアは、前半のウーゴ・ドゥロとラマザニのゴールにより0-2で快勝しました。ウーゴ・ドゥロの先制点は、今季のバレンシアにとって前半残り15分間(30〜45分)で生まれた初めてのゴールであり、長らく続いていた無得点の呪縛を払拭する一撃となりました。守備面でもウナイ・ヌニェスを中心とした最終ラインが相手のクロス攻撃をことごとく跳ね返し、最後までリードを守り抜きました。一方でアクシデントも発生し、キャプテンのガヤが前半13分と18分にセビージャのフアンルと連続して頭部を激しく衝突させました。ガヤは一度はプレーを続行しようと試みましたが、めまいを訴えて25分にピッチに座り込み、ヘスス・バスケスとの交代を余儀なくされました。試合後、さらなる精密検査のために病院へ搬送されています。チームはこの貴重な勝ち点3により、降格圏からの脱出に向けて大きな一歩を踏み出しました。(via SPORT) (via AS) (via Mundo Deportivo)

 

■【セビージャFC】🔴⚪

残留を争うバレンシアをホームに迎えたセビージャでしたが、前半の守備の乱れから0-2の完封負けを喫しました。前半アディショナルタイムに立て続けにゴールを奪われると、ハーフタイムにピッチを去る選手たちに対し、スタンドからは「傭兵」という厳しいチャントが浴びせられ、ホセ・マリア・デル・ニド・カラスコ会長をはじめとするフロント陣への強い抗議が巻き起こりました。マティアス・アルメイダ監督はハーフタイムに3枚替えを敢行して反撃を試みましたが、攻撃は単調なクロスに終始し、枠内シュートもほとんど記録できませんでした。さらに前半でアスピリクエタが負傷交代したほか、アグメがカウンターを阻止したプレーで今季5枚目のイエローカードを受け、次節のレアル・オビエド戦を出場停止で欠場することが決定しました。勝ち点は31にとどまり、降格圏のマジョルカとはわずか3ポイント差と、再び厳しい状況に追い込まれています。また、過去の試合でヴィニシウス・ジュニオールに対して猿の鳴き真似などの人種差別的行為を行った元ソシオのファンに対する裁判が、4月29日に行われることも報じられています。(via MARCA) (via Estadio Deportivo) (via Mundo Deportivo)

 

■【アトレティコ・マドリード】🔴⚪

チャンピオンズリーグでトッテナムを撃破してベスト8に進出し、コパ・デル・レイでも決勝に駒を進めるなど絶好調のアトレティコは、敵地サンティアゴ・ベルナベウでのマドリードダービーに挑みます。ディエゴ・シメオネ監督は過密日程の影響もあり、前日までにスタメンを固定しておらず、マルコス・ジョレンテを右サイドバックと中盤のどちらで起用するか、ハンツコの相棒にヒメネスとル・ノルマンのどちらを置くか、左サイドにバエナ、ルックマン、ニコの誰を配置するかなど、多くの戦術的オプションを熟考しています。注目はフリアン・アルバレスで、今季リーグ戦ではまだ3ゴールと苦しんでいますが、レアル・マドリードに対しては過去9試合で5得点を記録している「キラー」ぶりを発揮しており、バルセロナが来季に向けて1億ユーロ規模での獲得を狙っているとの噂も浮上しています。また、アントワーヌ・グリーズマンはMLSのオーランド・シティから届いたオファーを断り、「シーズン最後まで残り、コパとチャンピオンズリーグのタイトルを狙う」とクラブへの忠誠を誓いました。ジョレンテやバエナ、カンテラ出身のバリオスらもダービーの特別さを語り、必勝を誓っています。さらに、前節ヘタフェ戦でスタメン起用された新加入のメキシコ人MFオベド・バルガスについて、シメオネ監督は「非常に謙虚で働き者だ」と高く評価しています。(via SPORT) (via Estadio Deportivo) (via MARCA) (via Mundo Deportivo)

 

■【CAオサスナ】🔴

ホームのエル・サダルにジローナを迎えたオサスナは、圧倒的なハイプレスと攻撃的な姿勢で試合を支配し、1-0の勝利を収めてリーグ戦の連敗を3でストップしました。試合を決定づけたのは80分のプレーで、アレッシオ・リスチ監督の交代策が的中し、途中出場のキャプテン、キケ・バルハが右サイドから完璧なクロスを供給。これをエースのアンテ・ブディミルが打点の高いヘディングで叩き込み、今季リーグ戦13点目となる決勝点をマークしました。スペイン代表に初選出されたばかりのビクトル・ムニョスは左サイドから度々決定機を演出し、そのスピードと突破力で代表招集がふさわしい実力であることを証明しています。守備陣もジローナの攻撃を完璧に封じ込め、GKセルヒオ・エレーラは枠内シュートを1本も浴びることなくクリーンシートを達成しました。リスチ監督は「まずは勝ち点40への到達が目標だ」と地に足の着いたコメントを残しましたが、決勝点を挙げたブディミルは「ヨーロッパの舞台で戦う野心を持たなければならない」と力強く語り、チーム全体のモチベーションの高さをうかがわせました。(via Estadio Deportivo) (via MARCA) (via Mundo Deportivo)

 

■【ジローナFC】🔴⚪

アウェイでオサスナと対戦したジローナは、相手のハイプレスに完全に飲み込まれ、0-1で敗北を喫しました。ミチェル監督が「相手はボールの有無に関わらず我々を上回っていた。ウイングが守備に追われ、前を向くことができなかった」と完敗を認めた通り、アゼディン・ウナヒやツィガンコフ、バナトといった強力な攻撃陣は沈黙し、90分間を通じて枠内シュートを1本も打つことができませんでした。唯一の光はGKパウ・ガッサニーガの神憑り的なパフォーマンスで、ビクトル・ムニョスの決定的なシュートを何度も防ぐなど、4つのスーパーセーブを見せて最後までチームに望みを与え続けました。失点シーンこそ相手の完璧なヘディングに屈しましたが、MOM級の活躍を見せました。ミチェル監督は「敵地での成績が悪いとは思わないが、今日は何もできなかった。まずは残留を確実にする勝ち点42に到達しなければならない」と語り、インターナショナルブレイクを利用して頭を切り替え、残り9試合に全力を注ぐ姿勢を示しました。MFフラン・ベルトランも「十分な危険を生み出せなかった。相手が素晴らしかった」と素直に実力差を認めています。(via Estadio Deportivo) (via Mundo Deportivo) (via MARCA)

 

■【デポルティーボ・アラベス】🔵⚪

キケ・ガルシア監督就任以降、いまだ勝利がないアラベスは、敵地バライードスでのセルタ戦で待望の勝ち点3を目指します。直近の試合ではアディショナルタイムに勝ち点を失う不運も重なり、降格圏転落の危機が迫る中でチームは背水の陣を敷いています。出場停止明けのゲバラやパチェコがスタメンに復帰する見込みで、中盤ではアレニャに代わってデニス・スアレスが起用され、ブランコやパブロ・イバニェスとコンビを組む可能性が示唆されています。前線はボジェとトニ・マルティネスの強力な2トップがゴールを狙い、最後尾ではリーグ屈指の安定感を誇るGKシベラがチームを鼓舞します。残留に向けて何としても勝ち点を持ち帰りたい一戦となります。(via MARCA)

 

■【RCセルタ】🩵

フランスの強豪オリンピック・リヨンを2戦合計3-1で撃破し、ヨーロッパリーグ(EL)でベスト8進出を果たしたセルタは、その勢いのままホームでのアラベス戦に臨みます。クラウディオ・ヒラルデス監督は、過密日程による選手の疲労を考慮し、大幅なローテーションを実施することを明言。マルコス・アロンソやスタルフェルトといった主力に休養を与え、少数精鋭のメンバーで試合に挑みます。出場停止と負傷が重なるモリバ、負傷離脱中のミゲル・ロマンやマティアス・ベシーノらは欠場となります。ヒラルデス監督は「まずは残留を確定させる勝ち点43の獲得が最優先だ」と気を引き締めていますが、チームは6位のレアル・ソシエダを突き放し、さらにはチャンピオンズリーグ出場権が与えられる5位(現在ベティス)の座まで視界に捉えています。最後尾では、サモラ賞争いで3位につける守護神ラドゥが鉄壁のセーブでチームを支えます。(via MARCA)

 

■【レアル・ソシエダ】🔵⚪

レアル・ソシエダは代表ウィークを前に、チームの野戦病院化と主力選手の去就問題という二つの悩みを抱えています。GKアレックス・レミロは2027年まで契約を残しているものの延長交渉が停滞しており、バルセロナのデコSDが代理人と会談を行ったことが報じられました。バルセロナはテア・シュテーゲンやシュチェスニーの放出を見据え、レミロをジョアン・ガルシアの控えとしてリストアップしていますが、7000万ユーロの契約解除金満額を支払う気はなく、減額での交渉を画策しているとされています。一方、チームの状況も深刻です。ビジャレアル戦の敗北後、代表ウィークで10名(レミロ、アランブル、バレネチェア、オスカルソン、オヤルサバル、ゲデス、チャレタ=ツァル、ソレール、スチッチ、ホン・マルティン)がチームを離れることに加え、久保建英、ヤンヘル・エレーラ、オドリオソラ、ルペレスらが引き続き負傷のリカバリーに取り組んでいます。さらにスベルディアが新たに検査待ちとなり、ゴロチャテギやアイエンも万全ではありません。マタラッツォ監督は月曜日の練習をトップチームの選手わずか9名(アリツ、トゥリエンテス、マジェロ、マリン、セルヒオ・ゴメス、カリカブル、ザハリャン、ウェスレイ、ブライス)で行わなければならないという異常事態に直面しており、チームの立て直しには困難が予想されています。(via Estadio Deportivo) (via Mundo Deportivo)

 

■【ラージョ・バジェカーノ】⚡

ラージョ・バジェカーノは、カンファレンスリーグでトルコのサムスンスポルを退けてベスト8進出を決めた喜びも冷めやらぬ中、敵地カンプ・ノウでのバルセロナ戦に挑みます。イニゴ・ペレス監督は前日会見で「バルセロナ相手に勝つことは奇跡ではなく、チームのハードワークの結果だ」と語り、選手たちに「失うものは何もない」という消極的なマインドを捨てるよう強く要求しました。リーグ戦でも直近6試合無敗(2勝4分)と粘り強さを発揮しており、好調のアレマオ、イシ・パラソン、デ・フルトスを中心としたスピーディな攻撃で大番狂わせを狙います。前節のレバンテ戦で足首に激しいタックルを受けたイリアス・アコマックは遠征メンバーに帯同する見込みですが、メンディは退場処分のため欠場となります。また、ラ・リーガが企画するレトロユニフォーム着用キャンペーンには、クラブとして参加しない意向を示しています。(via SPORT) (via MARCA)

 

■【アスレティック・ビルバオ】🦁

アスレティック・ビルバオはバルセロナ、ジローナ相手に痛恨の連敗を喫し、エルネスト・バルベルデ監督が今季限りでの退任を発表するという激動の1週間を過ごしました。ホームのサン・マメスにベティスを迎えるこの一戦で、指揮官は「特に前半の入り方が悪かった。ホームのファンの前で必ず挽回する」と連敗ストップへ強い意欲を見せています。アイトル・パレデス、マロアン・サンナディ、ニコ・ウィリアムズ(恥骨炎)、ウナイ・エギルス、ベニャト・プラドスら多くの負傷者に加え、ジェライ・アルバレスがドーピング違反による出場停止で欠場するという苦しい台所事情ですが、若手のウナイ・ゴメスやアレハンドロ・レゴをリストに加えて総力戦で挑みます。前線ではグルセタを頂点に、イニャキ・ウィリアムズ、サンセト、ベレンゲルが並ぶ強力なアタッカー陣がゴールを狙います。なお、バルベルデ監督の後任候補として、ラージョのイニゴ・ペレス監督の名前が浮上しています。(via Mundo Deportivo) (via Estadio Deportivo) (via MARCA)

 

■【レアル・ベティス】🟢⚪

ヨーロッパリーグでギリシャのパナシナイコスを4-0で粉砕し、クラブ史上初となる欧州大会ベスト8(次はブラガ戦)進出を果たしたベティスは、意気揚々とアスレティック・ビルバオ戦に臨みます。この快進撃を牽引しているのが、エズ・アブデとアントニー・ドス・サントスの最強ウイングコンビです。アブデはパナシナイコス戦でアントニーのゴールをアシストし、欧州大会でのクラブ歴代最多得点記録を10ゴールに伸ばしました。一方のアントニーも驚異的なペースで得点を重ね、クラブ歴代2位タイとなる9ゴール(6アシスト)を記録しています。また、負傷により4ヶ月間離脱していたソフィアン・アムラバトが復帰戦で圧巻のミドルシュートを決めて完全復活をアピールしました。アムラバトは筋肉の疲労を考慮されモロッコ代表への合流を見送り、セビージャでコンディション調整に専念します。マヌエル・ペジェグリーニ監督は、過密日程を考慮してGKをパウ・ロペスからアルバロ・バジェスに変更するなど、大幅なローテーションを示唆。イスコとロ・チェルソは引き続き欠場しますが、ロ・チェルソは次戦での復帰が濃厚であり、パブロ・ガルシアはU-21スペイン代表への合流とベティス・デポルティーボでのプレーを優先してリスト外となりました。リーグ戦では4戦未勝利ですが、チャンピオンズリーグ出場権を確固たるものにするため、サン・マメスでの勝利を誓っています。(via Estadio Deportivo)

 

■【RCDエスパニョール】🐦

ホームにヘタフェを迎えたエスパニョールは、前半の不運と守備の崩壊が響き1-2で逆転負けを喫しました。これで12試合連続未勝利となり、2026年に入ってからいまだに1勝も挙げられていません。前半、ウンゴンゲとテラッツのゴールがVARによる極めて微妙なオフサイド判定で取り消され、さらにディエゴ・リコのペナルティエリア内でのハンド疑惑もPKと判定されず、スタジアムは怒号に包まれました。その不穏な空気の中、前半のアディショナルタイム9分間に、セットプレーからドミンゴス・ドゥアルテとマウロ・アランバリに立て続けにヘディングでゴールを許し、0-2で折り返します。後半はシステムを変更して猛攻を仕掛け、ルベン・サンチェスのクロスからロベルトのヘディングで1点を返しましたが、相手GKダビド・ソリアの神憑り的なセーブ連発の前に同点ゴールを奪うことはできませんでした。マノロ・ゴンサレス監督は「判定には腹が立つが、それ以上にセットプレーの守備が酷すぎた」と自嘲気味に語り、次節以降のアウェイ3連戦に向けて大きな課題を抱えることになりました。(via SPORT) (via Estadio Deportivo) (via MARCA) (via Mundo Deportivo)

 

■【ヘタフェCF】🔵

エスパニョールとのアウェイゲームに臨んだヘタフェは、ホセ・ボルダラス監督の戦術が見事に機能し、2-1で勝利を収めました。前半は相手のポゼッションと猛攻に耐える時間が続きましたが、ルイス・ミージャの高精度のセットプレーから、前半アディショナルタイムにドミンゴス・ドゥアルテとマウロ・アランバリが立て続けにゴールを奪取し、試合の主導権を握りました。後半はエスパニョールの反撃を受け1点を返されましたが、GKダビド・ソリアが至近距離からのヘディングシュートを指先で弾き出すなど、圧巻のファインセーブを連発してリードを死守しました。しかし試合終了間際、ボルダラス監督が相手のフィールドデレゲートとの口論により「攻撃的な態度」を取ったとしてレッドカードを受け、退場処分となるアクシデントが発生。監督は「何もしていない。判定は不当だ」と激怒し、ロッカールームに引き上げる際にはスタンドのファンから水をかけられる被害にも遭いました。この退場により、次節のアスレティック・ビルバオ戦はベンチ入り停止となる可能性が高いですが、チームはヨーロッパ圏進出に向けて大きな勝ち点3を手にしました。(via Estadio Deportivo) (via MARCA) (via Mundo Deportivo)

 

■【RCDマジョルカ】👹

残留を争うエルチェとの直接対決に臨んだマジョルカは、敵地で1-2の逆転負けを喫し、ついに降格圏へと転落しました。デミチェリス監督率いるチームは、58分にパブロ・トーレの鮮やかなミドルシュートで先制に成功し、優位に試合を進めるかに見えました。しかしその直後、守備の要であるマスカレルが自陣ペナルティエリア付近で致命的なクリアミスを犯し、相手に同点ゴールをプレゼントしてしまいます。さらにクロスから逆転のヘディング弾を浴びてビハインドを背負う展開に。それでも後半アディショナルタイム(91分)、VARの介入によって相手のハンドを誘いPKを獲得。キッカーはこれまで35回のPKで6回しか外していない絶対的エースのムリキが務めましたが、同点を狙ったシュートは無情にもクロスバーを大きく越えて枠外へ。劇的な同点劇を逃したマジョルカは、アラベスと勝ち点で並ぶものの得失点差で下回り、重苦しいインターナショナルブレイクを迎えることになりました。(via SPORT) (via Estadio Deportivo) (via MARCA) (via Mundo Deportivo)

 

■【エルチェCF】🌴

エデル・サラビア監督体制のエルチェは、ホームのマルティネス・バレロでマジョルカを2-1で撃破し、実に11試合ぶりとなる白星で2026年の初勝利を飾りました。試合前から熱狂的なファンによるバスの出迎えを受け、最高の雰囲気でキックオフを迎えましたが、後半に先制を許す苦しい展開となります。しかし直後、相手のマスカレルの痛恨のミスを逃さず、ラファ・ミルが今季8点目となる鋭いシュートを決めて同点に追いつきました。さらに71分、フェバスの華麗なヒールパスからバルレラがクロスを上げ、テテ・モレンテが打点の高いヘディングで逆転ゴールを叩き込み、スタジアムは狂喜乱舞に包まれました。試合終了間際にはVAR判定によってペナルティエリア内でのビガスのハンドを取られ、絶体絶命のPKを献上しましたが、相手エースのムリキがシュートを大きく外す幸運にも恵まれ、そのまま逃げ切りに成功。この貴重な勝ち点3により、エルチェは最下位の泥沼から抜け出し、降格圏を脱出しました。(via SPORT) (via Estadio Deportivo) (via MARCA) (via Mundo Deportivo)

 

■【レバンテUD】🐸

残留に向けて後がないレバンテは、ホームで最下位のレアル・オビエドと対戦し、激しい乱打戦の末に4-2で勝利を収めました。この試合の主役となったのは、20歳の長身ストライカー、カルロス・エスピです。開始わずか4分、相手DFのコントロールミスを奪って電光石火の先制点を挙げると、25分にもこぼれ球を押し込んで追加点をマーク。エスピはこれでクラブ史上初となるリーグ戦5試合連続ゴールを達成し、直近4試合で6得点という驚異的な決定力を見せつけました。前半終了間際に相手の猛反撃に遭い、ヘディングとPKで一気に2-2の同点に追いつかれましたが、ルイス・カストロ監督がハーフタイムにプレスの修正を指示。後半開始直後にイケル・ロサダの強烈なミドルシュートで勝ち越しに成功すると、後半アディショナルタイムにはイバン・ロメロが約半年ぶりとなるゴールを決めて勝負を決定づけました。膝に違和感を抱えながらプレーしたエスピは75分にスタンディングオベーションでピッチを退き、チームは残留ラインまであと勝ち点2と迫る大きな勝利を手にしました。(via Estadio Deportivo) (via MARCA) (via Mundo Deportivo)

 

■【レアル・オビエド】🛡️

敵地でのレバンテとの残留争い直接対決に臨んだレアル・オビエドは、守備が完全に崩壊し2-4で惨敗。勝ち点21で最下位に沈み、残留ラインからは勝ち点7差と絶望的な状況に追い込まれました。ギジェルモ・アルマダ監督が「守備が酷すぎた。ファイナルと呼ぶべき試合で、勝つための姿勢が全く見られなかった」とチームを猛烈に批判した通り、立ち上がりからダビド・コスタスの信じられないクリアミスなどで相手のカルロス・エスピに簡単に2ゴールを献上しました。前半終了間際にイリアス・シャイラのヘディングとフェデ・ビニャスのPKで2-2に追いつく執念を見せましたが、後半開始直後に再びマークのズレからミドルシュートを浴びて失点。その後はカソルラやハッサンらを投入して反撃を試みましたが、単調なクロス攻撃に終始し、最後は前掛かりになった裏を突かれてダメ押しの4点目を奪われました。アルマダ監督は「希望は捨てない」と強気の姿勢を崩していませんが、次節のホーム・カルロス・タルティエレでのセビージャ戦(クラブ創立100周年記念試合)に勝てなければ、いよいよセグンダ降格が現実味を帯びてきます。(via Estadio Deportivo) (via SPORT) (via MARCA) (via Mundo Deportivo)

 

【本日の総括】

 

残留争いとヨーロッパ圏進出を巡る戦いが激しさを増しています。オサスナがジローナとの直接対決を制してヨーロッパへの夢を繋ぎ、エスパニョールは泥沼の12戦未勝利で苦しむ一方、ヘタフェは勝負強さを発揮して上位を追走しています。下位戦線では、エルチェがマジョルカとの死闘を制してついに降格圏を脱出した一方で、レアル・オビエドは守備の崩壊により最下位に沈み、大きな危機に直面しています。また、レバンテの若きストライカー、カルロス・エスピのクラブ新記録となる5戦連続ゴールなど、個人の輝きも際立つ1日となりました。代表ウィーク前の最終盤、各チームの総力戦から目が離せません。