【今回のラインナップ】

 

✅ デポルティーボ・ラ・コルーニャ [自動昇格圏を狙う好調なアウェイ戦力]

 

✅ ADセウタFC [今季最大のサプライズ、ホームでの強さを誇る]

 

✅ レアル・バリャドリード [降格圏脱出に向けた怪我人多数の総力戦]

 

✅ CDレガネス [バリャドリードとの勝ち点差1、残留をかけた直接対決]

 

✅ レアル・サラゴサ [監督交代後初勝利もホームの成績改善が急務]

 

✅ UDアルメリア [絶好調で首位を猛追、C.ロナウドの投資参画も話題]

 

✅ CDカステリョン [絶対的指揮官と大躍進カラトラバが牽引]

 

✅ スポルティング・ヒホン [天敵パブロ・エルナンデス監督との因縁の対決]

 

✅ CDミランデス [最下位転落、トップチームを凌駕したBチーム新星の台頭]

 

✅ カディスCF [新監督のもとで悪夢の不振を脱する快勝]

 

✅ アルバセテ・バロンピエ [守護神リソアインが古巣撃破で残留を目指す]

 

✅ UDラス・パルマス [鉄壁の守備と圧倒的な攻撃力で昇格へ一直線]

 

■【デポルティーボ・ラ・コルーニャ】

 

第30節、土曜21時にアウェイのアルフォンソ・ムルベでADセウタFCと対戦する。前節グラナダ戦での敗戦からの立て直しを図り、自動昇格枠の争いに再び加わることを目指している。現在勝ち点49で4位につけており、首位ラシン(勝ち点56)や2位アルメリア(勝ち点52)が位置する自動昇格圏を見据えているが、同時にプレーオフ圏外に転落する危険性にも警戒が必要な状況である。メジャの負傷が当初の予想以上に深刻であり、ジェレマイも欠場となるため、イダルゴ監督はこの想定外のダブル欠場を埋めるピースを探している。本拠地リアソールでの取りこぼしを補うように、アウェイではリーグ屈指の好成績を残している。(via SPORT)

 

前節はグラナダに敗れてポイントを逃したものの、現在勝ち点49で4位と好位置をキープしており、厳しい昇格争いの中で重要なアウェイ戦に臨む。(via MARCA)

 

■【ADセウタFC】

 

今季のラ・リーガ・ハイパーモーションで最大のサプライズ(大躍進)チームであり、現在は勝ち点44で8位につけている。前節はラス・パルマスに敗戦を喫したものの、ホームでの強さが際立っており、今季すでにホームで10勝を記録しているリーグ屈指の内弁慶チームである。デポルティーボ戦では、ルベン・ディエスとクキ・サラサールという元デポルティーボの2選手が欠場する。彼ら2人で計11ゴールを挙げており、最大の攻撃の脅威であったためチームにとって大きな痛手となる。(via SPORT)

 

プレーオフ進出を目指す激しい戦いの中で、前節の敗戦を払拭しホームで重要な勝ち点を狙う構えである。(via MARCA)

 

■【レアル・バリャドリード】

 

土曜18時30分から本拠地ホセ・ソリージャでレガネスとの極めて重要な残留直接対決に臨む。現在勝ち点33の18位と降格圏に沈んでおり、前節マラガ戦での引き分けから得たチーム状態の改善を結果で証明し、危険水域から遠ざかるとともにレガネスを順位で下回ることを目標としている。フラン・エスクリバ監督は負傷者やコンディション不良に悩まされており、先週負傷したトーレスに加え、長期離脱中のアマトとギジェ・ブエノ、さらにオヒオ、ギリェルメ、クレルクが欠場する。このため、スタメンを少なくとも2箇所変更せざるを得ず、マロトとウーゴ・サンがリストに復帰し、さらにBチーム(プロメサス)のGKデ・パブロがトップチームで初招集される見込みである。特にポルトガル人GKとカタルーニャ人SBの欠場は直近の試合でレギュラーだったため影響が大きく、代役としてトップチーム初先発となるGKアルバロ・アセベスと、数ヶ月ぶりにスタメン復帰するガリが起用される。予想スタメンは、アセベス;アレホ、トメオ、ラモン、ガリ;ペテル、ユリッチ、ポンソー、テネス;マルコス・アンドレ、チュキであり、スピードを補うために攻撃陣に若干の変更が加えられる可能性もある。(via AS)

 

勝ち点33の18位で降格圏に位置しており、1ポイント差で上の順位にいるレガネスとの緊急性の高い一戦となる。(via MARCA)

 

■【CDレガネス】

 

土曜18時30分にアウェイでレアル・バリャドリードと対戦する。現在勝ち点34で17位に位置しており、降格圏にいるバリャドリードとはわずか1ポイント差という非常に緊迫した状況にある。前節はエイバルに敗北を喫しており、プリメーラRFEF(3部)への降格を避けるための緊急を要する戦いとなる。(via MARCA)

 

ホセ・ソリージャでの一戦は、下位争いにおいて両チームにとって絶対に負けられない大一番として位置づけられている。(via AS)

 

■【レアル・サラゴサ】

 

土曜18時30分に本拠地イベルカハ・エスタディオでUDアルメリアと対戦する。現在勝ち点27で21位に沈んでおり、最下位ミランデス(勝ち点24)とは3ポイント差、残留ラインのバリャドリードとは6ポイント差がある。チェマ・インディアスとセジェスが退団し、ラロ・アランテギがスポーツディレクターに就任するというクラブ内の激震を経て、ダビド・ナバーロ暫定監督のもとで前節カディスに勝利し、降格の危機から一筋の希望を見出した。ナバーロは暫定の肩書きを外し、シーズン終了までの指揮が確定している。最大の課題はホームでの絶望的な成績であり、ここまで42ポイント中わずか11ポイント(14試合で2勝7敗)しか獲得していない。今節の主審ダニエル・パレンシア・カバジェロ(バスク委員会)は、昨季のラ・ロマレダでのラシン・フェロル戦後にナバーロ監督が相手監督のクリストバル・パラーロに頭突きをして4試合の出場停止処分を受けた際の因縁のレフェリーである。戦術面ではカディス戦で機能した4-4-2を継続する見込みで、左サイドには契約延長したばかりのウーゴ・ピニージャが起用される可能性が高い。中盤ではケイディ・バレとフランチョがコンビを組み、インスアとラドバノビッチが万全ではないため、サイドゥが中盤や最終ラインで起用される案もある。前線は調整中だったケナン・コドロとダニ・ゴメスが組む予定。左SBはタセンデとラリオスが争うが、アルメリアの強力な右サイド対策としてダブルSBを採用する可能性もある。エル・ヤミク、グティ、バレリー、タチが欠場し、トニ・モジャ、サイドゥ、バキス、ポマレスが復帰の可能性がある。予想スタメンは、アンドラーダ;アギレガビリア、インスア、ラドバノビッチ、ラリオス;ケイディ・バレ、フランチョ、ウーゴ・ピニージャ、ロベル・ゴンサレス;ダニ・ゴメス、コドロである。(via SPORT)

 

前節カディス戦の勝利で息を吹き返したが、降格圏脱出のためには勝ち点の積み重ねが急務である。(via MARCA)

 

■【UDアルメリア】

 

土曜18時30分にアウェイでレアル・サラゴサと対戦する。現在勝ち点52で2位の自動昇格圏につけており、首位ラシン(勝ち点56)を4ポイント差で追っている。直近6試合で5勝1分と絶好調であり、前節はクルトゥラル・レオネサに大勝を収めた。ルビ監督率いるチームは自動昇格の明確な候補として勢いに乗っている。また、クリスティアーノ・ロナウドが投資家としてクラブに参画したことも大きな話題となっている。今節はサラゴサの元カンテラーノであり、夏に安価で移籍して現在はアルメリアの右サイドのレギュラーに定着しているマルコス・ルナが帰還する。ルナの代理人は現在のサラゴサSDラロ・アランテギであった。アルメリアの攻撃陣はアリーバス、バプティスタン、メラメド、エンバルバ、モルシージョ、デ・ラ・フエンテ、ソコ、プイグマルなど非常に層が厚い。ギ・ゲデスが欠場する一方でドジッチが復帰する。サラリーキャップは1050万ユーロと制限されているが、実際の戦力や市場価値はそれを大きく上回っている。アウェイでも20ポイント(5勝)を獲得し、リーグ5位のアウェイ成績を誇る。予想スタメンは、アンドレス・フェルナンデス;ルナ、モンテ、ボニーニ、センテジェス;ババ、ロピ;バプティスタン、セルヒオ・アリーバス、ホン・モルシージョ;ミゲル・デ・ラ・フエンテである。(via SPORT)

 

自動昇格の座を確固たるものにするため、アウェイのサラゴサ戦でも一切の妥協なく勝ち点3を狙う構えである。(via MARCA)

 

■【CDカステリョン】

 

日曜21時にホームのSkyFi Castaliaでスポルティング・ヒホンと対戦する。前節はレアル・ソシエダBに敗れ、最近3試合で1ポイントとややスランプ気味であるが、パブロ・エルナンデス監督は「チームのメンタルは強く、深刻な守備のミスで試合を難しくしているが、チャンスを作りゴールを決める攻撃の姿勢は評価できる」と落ち着きを求めている。エルナンデス監督は選手時代からスポルティング・ヒホンを大の得意としており、通算9回の対戦で無敗(選手として4勝4分、監督として今季前半戦で3-1の勝利)という強力なジンクスを持っている。この前半戦の勝利は、相手のガリターノ元監督(元カステリョン監督でもある)の解任を引き起こした。(via SPORT)

 

戦力的にはアレックス・カラトラバが大ブレイク中で、今季はウスマン・カマラ(8ゴール)に次ぐチーム2位の7ゴールに加え6アシストを記録。90分あたりのチャンス創出数でリーグ4位、アシストの質で5位、パスの危険度で5位、ドリブル成功数で6位、敵陣でのプレスで1位と、エリートレベルの圧倒的なスタッツを残し、チームの攻撃を牽引している。シーズン序盤の苦境を乗り越え、自己最高記録を更新する大活躍を見せている。(via AS)

 

■【スポルティング・ヒホン】

 

日曜21時にアウェイでCDカステリョンと対戦する。最大の課題は、選手時代から全く勝てていない「天敵」パブロ・エルナンデス監督のジンクスを打ち破ることである。今季前半戦での敗北は当時のアシエル・ガリターノ監督の解任とクラブ内の混乱を招いた苦い記憶があり、攻撃的で勇敢なカステリョンに対してどのような対策を講じるかが注目される。(via SPORT)

 

■【CDミランデス】

 

ホームのアンドゥバでカディスと対戦し、0-2で敗北して3連敗を喫した。現在勝ち点24でリーグ最下位に沈んでいる。前半わずか10分間でブリアン・オカンポとユッシ・ディアラに連続ゴールを許し、試合を決定づけられた。アントチョン・ムネタ監督はハーフタイムに3枚替えの劇薬を投じた。その中でBチームから出場した若手ウナクス・デル・クラがピッチ上で最高のパフォーマンスを披露し、後半の攻撃を牽引した。ウナクスはシレンへの絶妙なスルーパスや、ロスタイムにクロスバーを直撃するシュートを放つなど、トップチームの選手たちを凌駕する出来を見せ、今後の継続起用が期待されている。また、エル・ジェバリも今季最高のプレーを見せて攻撃を活性化させた。一方で、ノボアは右サイドで無力であり守備も崩壊して負傷交代し、フアン・グティエレスやマラスなどセンターバック陣も裏を取られるなど安定しなかった。カベージョは左SBからCBへ移動して徐々に持ち直した。GKフアンパは失点シーンではノーチャンスであり、その後の好セーブでチームを救ったが、ハビ・エルナンデス、バウザ、アリ・フアリー、初先発のディエゴ・シアらは見せ場を作れず不発に終わった。(via AS)

 

後半の猛攻で誇りを見せたもののゴールを奪うには至らず、残留に向けて非常に厳しい状況に追い込まれており、チーム全体の再起が急務となっている。(via Mundo Deportivo)

 

■【カディスCF】

 

アウェイでミランデスに2-0の快勝を収めた。ガイスカ・ガリターノの後任として再就任したセルヒオ・ゴンサレス監督の初陣を白星で飾り、直近24ポイント中わずか1ポイントという最悪の悪夢のような不振から見事に脱却した。この勝利により、降格圏から7ポイント差の安全圏に浮上している。試合は開始10分で勝負を決めた。7分にオルトゥーニョの鋭いクロスからブリアン・オカンポがボレーで合わせ、DFに当たってコースが変わる幸運な先制点を奪取。その直後にはイケル・レシオのパスに抜け出したユッシ・ディアラが、空中で不規則な軌道を描く強烈な左足のクロスシュートを叩き込んで追加点を挙げた。後半は一転してミランデスの猛烈な反撃を受け、自陣に押し込まれる展開となったが、GKダビド・ヒルが驚異的な反射神経で好セーブを連発し、クリーンシートを達成して逃げ切った。(via Mundo Deportivo)

 

前半の圧倒的な決定力と後半の粘り強い守備により、監督交代の「ショック療法」が見事に成功した形となった。(via AS)

 

■【アルバセテ・バロンピエ】

 

月曜日にホームのカルロス・ベルモンテでUDラス・パルマスと対戦する。現在降格圏から5ポイント差の状況にあり、5試合勝利がない苦しい状況で勝ち点50の残留ライン到達を目指している。守備に大きな課題を抱えており、今季の失点数は39に達している。注目は今季限りで契約満了となる35歳のベテランGK、ラウール・リソアインである。彼は古巣であるラス・パルマスとの対戦に強い意気込みを見せており、1月の移籍市場ではラス・パルマス復帰の噂もあった。現在はキャプテンマークを巻き、マラガ、アルメリア、ウエスカ戦と3試合連続でスタメン出場中である。リソアインは過去にコパ・デル・レイでレアル・マドリード(ビニシウスらを擁する)を撃破するなどの大舞台での活躍経験があり、親友でもあるジョナタン・ビエラを封じ込めることに闘志を燃やしている。前半戦の対戦ではアウェイで2-1(フステルとルコビッチのゴール)で敗北しており、ホームでの雪辱を期している。(via SPORT)

 

■【UDラス・パルマス】

 

アウェイでアルバセテと対戦する。ルイス・ガルシア・フェルナンデス監督に率いられたチームは、堅牢な守備を武器に今季11回のクリーンシートを記録し、総失点をわずか22に抑えている。現在はクルトゥラル・レオネサに3-0、セウタに4-0と合計7-0の圧倒的な快勝を収めて2連勝中であり、1部昇格という「天国への飛躍」に向けて一直線に突き進んでいる。攻撃陣も絶好調であり、スタメンには右サイドにマービン・パーク、前線にはタイゴル、フステル、ヘセ・ロドリゲスという破壊力抜群のトリオが起用される予定である。一方でジョナタン・ビエラはベンチスタートが見込まれている。(via SPORT)

 

【本日の総括】

 

LALIGA Hypermotionの今節は、昇格争いと残留争いの両面で劇的な変化をもたらすターニングポイントとなっている。上位陣ではアルメリアやラス・パルマスが圧倒的な攻撃力と堅守で自動昇格圏をひた走る一方、デポルティーボやカステリョンも着実に勝ち点を狙い上位を追走している。下位では、監督交代で息を吹き返したカディスやサラゴサが希望の光を見出す反面、ミランデスやバリャドリード、レガネスといったチームは深刻なポイント不足に陥っており、残りのシーズンで死に物狂いのサバイバルが展開されることは必至である。各チームの補強や若手の台頭が、今後の激しい順位変動の鍵を握るだろう。