【今回のラインナップ】

 

✅ チャンピオンズリーグ・シティ戦 第2戦プレビューと負傷者情報

✅ バルベルデのハットトリックと妻ボニーノが明かした前夜の秘話

✅ ドキュメンタリー映画『El corazón de la 15』が明かす第15回優勝の舞台裏

✅ ヴィニシウスの成熟、カンテラーノへの助言とシャビ・アロンソ時代の苦悩

✅ アルベロア監督の歴史的偉業とシュスターからの称賛

✅ フベニールA、ラウールの足跡を追うユースリーグ準々決勝への挑戦

✅ 夏の移籍市場に向けた動き:エンソ、オリーズ、カレツァス

✅ クロース兄弟が語るペップ・グアルディオラとシティの終焉の予感

✅ レアル・マドリードを巡るその他の小ネタと動向

■【チャンピオンズリーグ・シティ戦 第2戦プレビューと負傷者情報】

🔥マドリードはエティハド・スタジアムに乗り込み、マンチェスター・シティとのCLベスト16第2戦に臨みます。第1戦のサンティアゴ・ベルナベウではフェデ・バルベルデのハットトリックの活躍により3-0の快勝を収めており、マドリードは欧州の大会において第1戦を3点差で勝利した後に敗退した歴史はありません。Optaのスーパーコンピューターによる予測でも、マドリードの準々決勝進出確率は83.80%となっており、勝ち進んだ場合の対戦相手はアタランタに1-6で大勝したバイエルン・ミュンヘンになる可能性が99.86%とされています。フリオ・マルドナド(マルディーニ)も『シティがチャンスを作るだろう。マドリードは苦しむだろうが、シティ通過20%、マドリード通過80%と予想する』と分析しています。

アルバロ・アルベロア監督は厳しい怪我人の状況に直面しています。ダニ・カルバハル、エデル・ミリトン、ロドリゴ、ダニ・セバージョス、マルコ・アセンシオ、そしてフェルラン・メンディが負傷のためマドリードに残留しました。一方で、キリアン・エムバペは膝の感覚が良く医師の許可が下りたため遠征メンバーに入り、ベンチスタートとなる見込みです。ダビド・アラバとアルバロ・カレーラスも怪我から復帰して帯同していますが、カレーラスはふくらはぎの問題からギリギリの回復であり、先発はしない予定です。さらに、ジュード・ベリンガムは筋肉の怪我から回復していないものの、アルベロア監督の許可を得てチームと共にマンチェスターへ帯同しました。

予想されるスタメンは、クルトワ、トレント・アレクサンダー=アーノルド(右サイドバックに復帰)、リュディガー、フイセン、フラン・ガルシア、フェデ・バルベルデ、ティアゴ・ピタルチ、チュアメニ、アルダ・ギュレル(カマヴィンガに代わって先発予定)、ブラヒム・ディアス、ヴィニシウス・ジュニオールです。マドリードは低い位置でブロックを組み、連帯した守備からクルトワの力、そしてヴィニシウスやバルベルデの爆発力を活かしたトランジションでダメージを与える戦略を取ると見られています。ちなみにフイセンとリュディガーのセンターバックコンビは、先発で組んだ9試合でわずか4失点という堅守を誇っています。(via AS)(via SPORT)(via MARCA)(via Estadio Deportivo)

 

■【バルベルデのハットトリックと妻ボニーノが明かした前夜の秘話】

🇺🇾第1戦のシティ戦で3ゴールを決める大活躍を見せたフェデ・バルベルデについて、パートナーであるミナ・ボニーノがポッドキャスト番組のBarro TVでその裏側を明かしました。試合前夜、二人の間でプライベートな会話があったそうです。バルベルデが『明日ゴールを決められたらいいな』と口にすると、ボニーノは『じゃあ夢に見よう、一緒に寝てたくさん夢に見よう、たくさん考えよう...』と返しました。

ボニーノはバルベルデのパフォーマンスについて、『私の32年の人生で見たことがないほど途方もない試合だった。いつもはペナルティエリア外からのシュートや強いキックを見るのに慣れているけど、これらのゴールはとてもテクニカルだった。目を閉じて考えてみて。こんなこと、あの夜どれだけ強く願っても実現しなかったかもしれない』と驚きを隠せませんでした。今季のバルベルデは、カルバハルとアレクサンダー=アーノルドの負傷欠場により、本職ではない右サイドバックでのプレーを余儀なくされることも多く、決して快適な状況ではありませんでしたが、中盤で目立たない泥臭い仕事もこなしながら最高の結果を出しました。ボニーノは『彼にとっては完璧な試合で、これで一息ついて、再びプレーして自分の好きなことを楽しめるようになる。彼がどれほど楽しんでいるか、子供たちの顔を見てさらに誇りに思う。大きな喜びです』と喜びを語りました。なお、第1戦ではヴィニシウスがPKを失敗し、4点目を逃す場面もありました。(via SPORT)(via MARCA)

 

■【ドキュメンタリー映画『El corazón de la 15』が明かす第15回優勝の舞台裏】

🎬RMTVで放送されたドキュメンタリー『El corazón de la 15』では、レアル・マドリードが15回目のチャンピオンズリーグ制覇を果たした際の秘蔵映像が公開されています。アントニオ・リュディガーは、チェルシー時代の21-22シーズンにサンティアゴ・ベルナベウで戦った際のエピソードを、ジュード・ベリンガムやルカ・モドリッチとの朝食の席で語りました。『スタジアムの屋根が落ちてくるかと思った。ベルナベウで3ゴール決めて敗退する確率なんてある?私たちはショックを受けていた。ドレッシングルームは死んだように静かで、誰も話さなかった。1年後、私はレアル・マドリードのDNAを理解した』

トニ・クロースはドルトムントとの決勝戦のハーフタイムに、ダビデ・アンチェロッティや理学療法士の一人と共に戦術的なミスを指摘し、『そのエリアでは3対2になっている。誰かをそこに入れなければならない』と指示を出すリーダーシップを見せていました。

また、カルロ・アンチェロッティ元監督の試合前の感動的なスピーチも収録されています。『ここまで連れてきてくれてありがとう。いつも上手くいってきたし、もう一度上手くいかなければならない。なぜいつも上手くいったのか?君たちが上手くやったからだ。犠牲、態度、試合の感覚をよく読むこと。守備をする時は全員でボールを取り返したいし、攻撃する時はダメージを与えたい』と語りかけました。ハーフタイムでドルトムントに圧倒されていた際、ダニ・カルバハルは『これ以上悪くはできない、くそったれ。もう過ぎたことだ。最悪の事態から生きて抜け出した。今は私たちの番だ』とチームを鼓舞し、アンチェロッティは『忍耐強くならなければならない。いくつボールを失った?あり得ない。ボールを失ってはいけない、彼らはそれを待っているのだから。ブロックをもう少し低くしよう』と修正を施しました。さらに、ベリンガムがスーツを着て『ザ・ソプラノズと少しの音楽』を楽しむという試合前のルーティンも明かされています。(via MARCA)

 

■【ヴィニシウスの成熟、カンテラーノへの助言とシャビ・アロンソ時代の苦悩】

🇧🇷25歳になったヴィニシウス・ジュニオールは、バルデベバスでこれまでとは違う成熟した姿を見せています。より落ち着き、身近な存在となり、グループのダイナミクスに深く関与するようになりました。大げさなスピーチやジェスチャーはなくとも、日々の練習でカンテラから昇格してくる若手選手たちと積極的に話し、プレーの解説をする姿が見られます。最近では、プレースタイルが自身に似ている若手アタッカーのダニ・ヤニェスがベルナベウでデビューする数日前に、彼に寄り添いアドバイスを与えました。

ヴィニシウスは、ロドリがバロンドールを受賞したことによる失望から立ち直りつつあります。一時はその影響が大きかったものの、今ではチーム内での自分の役割を再構築し、周囲の問題を相対化できるようになりました。数ヶ月前、シャビ・アロンソが監督を務めていた時期は、ヴィニシウスにとって決して理解し合える関係ではなく、いつもの輝きを失い、自信から遠ざかっていましたが、今では再び活力を取り戻しています。カルロ・アンチェロッティはかつて『誰もがヴィニシウスに対する態度を変えるべきだ』と擁護し、彼のフットボール面だけでなく、周囲の環境を管理する能力の成長を促していましたが、その成果が今まさに表れています。(via MARCA)

 

■【アルベロア監督の歴史的偉業とシュスターからの称賛】

👔アルバロ・アルベロア監督は就任以来、チームを見事に立て直しています。怪我人が続出する中、チームの規律と走ることを重視し、個人の階層よりもチームのルールが優先されることを明確にしました。リーグ戦では直近のエルチェ戦で4-1と大勝するなど好調を維持しています。アルベロア監督は、同一シーズンのチャンピオンズリーグでジョゼ・モウリーニョとペップ・グアルディオラの両方に勝利した史上3人目の監督(レアル・マドリードの監督としては初)となりました。プレーオフでベンフィカ(モウリーニョ監督)を合計3-1で破り、続くベスト16第1戦でマンチェスター・シティ(グアルディオラ監督)に3-0で勝利するという偉業を成し遂げています。

元レアル・マドリード監督のベルント・シュスターはラジオ番組で、前任者との比較を語りました。『私は違いを見ている。シャビ(アロンソ)はよりシステムに沿ってプレーしたがっていたが、アルベロアはよりアンチェロッティに似たプロフィールで、各選手の質でより多くプレーし、誰もが自分のポジションにいて、奇妙なことはしない。マドリードは以前のレベルにはないが、特により多くの質を攻撃に備えているため、目標に近いところにいる』。さらに『怪我は驚くべきことで、今年だけでなく昨年もそうだ。これほど多くの欠場があり、特に守備陣では非常に難しい。ポジティブなのは、カンテラの選手たちに居場所を持つ可能性があることだ』と評価しています。

また、トリノでプレーする元フベニールAのラファ・オブラドールも、アルベロアについて『選手への個人的な接し方は彼の強みのひとつだと思う。戦術的なこととは別に、グループの一員、家族の一員であると感じさせてくれる。出場機会がなくて失っていた自信を取り戻せたので、私は彼にとても感謝している。彼は素晴らしい監督だ』と絶賛しています。オブラドールはカスティージャのラウール監督についても『彼は私たちに多くを要求し、非常に強烈だった。すべてを捧げなければならなかった。彼のおかげで大きく成長した』と振り返っています。(via AS)(via MARCA)(via Mundo Deportivo)

 

■【フベニールA、ラウールの足跡を追うユースリーグ準々決勝への挑戦】

🌟アルフレッド・ディ・ステファノ・スタジアムでは、アルバロ・ロペス監督率いるフベニールAがUEFAユースリーグの準々決勝でスポルティングCPと対戦します。この試合に勝利すればファイナルフォーへの進出が決まります。ロペス監督の現在の状況は、2020年に同大会でマドリードに唯一の優勝をもたらしたラウール監督の足跡と酷似しています。ラウールはダニ・ポヤトスの後を継いで決勝トーナメントから指揮を執りましたが、ロペス監督もフリアン・ロペス・デ・レルマがカスティージャの監督に昇格した後、ラウンド32からフベニールAの指揮を引き継ぎました。ロペス監督は就任後、リーグ戦、コパ、ユースリーグを含めて12試合で11勝1敗という素晴らしい成績を収めており、マルセイユとチェルシーを破ってここまで駒を進めました。

また、これはアルベロア監督がどうしても破れなかった壁への挑戦でもあります。アルベロアはフベニールAでリーグ、コパ、コパ・デ・カンペオネスを制覇しましたが、ユースリーグでは22-23シーズンと23-24シーズンは準々決勝で、24-25シーズンはラウンド16で敗退しており、このタイトルだけが獲得できませんでした。ロペス監督は、前任者が超えられなかったその壁を打ち破ることを目指しています。(via MARCA)

 

■【夏の移籍市場に向けた動き:エンソ、オリーズ、カレツァス】

💰フロレンティーノ・ペレス会長とフニ・カラファトを中心とするスカウト陣は、来シーズンに向けた補強の動きを加速させています。中盤の補強として、チェルシーのエンソ・フェルナンデスが急浮上しています。クロース、モドリッチ、カゼミーロの退団後、マドリードは中盤でボールを落ち着かせ、パスでチームを動かせるオーガナイザーを探しています。マンチェスター・シティのロドリも理想的ですが、チュアメニと役割が重なることや負傷の状態に懸念があります。そこで、アルゼンチンのジャーナリストであるガストン・エドゥルが『エンソには次の夏の移籍市場でチェルシーを退団するチャンスがある』と報じました。移籍金は約1億ユーロと見られており、マドリードはプレミアリーグから関心を持たれているエドゥアルド・カマヴィンガを交渉の一部に組み込む、あるいは売却して資金を捻出する可能性があります。ニコ・パスを買い戻してインテルへ放出する案も検討されています。チアゴ・ピタルチの台頭は中盤の大きな助けとなっています。

また、バイエルン・ミュンヘンのマイケル・オリーズに対する関心も報じられています。ペレス会長は1億6000万ユーロを支払う準備があると噂されていますが、ドイツメディアは『バイエルンは売却の義務はなく、契約解除金もない。ただし1億ユーロ以上のオファーがあれば考える必要がある』と報じています。もし今季タイトルを逃した場合、ファンを喜ばせるためのスーパースター獲得として動く可能性がありますが、高額な移籍金のためカマヴィンガの売却が前提となるかもしれません。

さらに、2026年ワールドカップを見据えた若手発掘として、ベルギーのゲンクに所属する18歳のコンスタンティノス・カレツァスにも注目しています。『ギリシャのメッシ』と呼ばれる彼は、16歳でトップチームデビューを果たし、ギリシャのフル代表でも既にゴールを決めています。今季は公式戦41試合で3ゴール12アシストを記録しており、市場価値は3500万ユーロとされています。マドリードの他にバイエルン、ACミラン、ドルトムントなども関心を示しています。なお、センターバックの補強候補としては、ニコ・シュロッターベックやイブラヒマ・コナテが挙げられており、コモへレンタル中のヤコボ・ラモンの復帰も選択肢に入っています。(via Estadio Deportivo)(via SPORT)(via MARCA)

 

■【クロース兄弟が語るペップ・グアルディオラとシティの終焉の予感】

🎙️元レアル・マドリードのトニ・クロースとその弟フェリックス・クロースが、自身のポッドキャスト番組『Einfach mal Luppen』で、ペップ・グアルディオラとマンチェスター・シティの現状について興味深い議論を交わしました。

フェリックスは、ベルナベウでのシティの敗戦を受けて次のように語りました。『今、私はペップを全く違った見方で見ている。彼はただ物事を流れるままにさせている。以前はいつもあちこち動き回り、身振り手振りで様々な指示を出していたが、以前とは違うように見える。画面越しに言うのは簡単だが、シティにはある種の重さと影が迫っており、まるで一つの時代が終わろうとしているようだ。ペップのこの時期もどういうわけか終わりに近づいていると思う』。

これに対し、かつてバイエルンでグアルディオラの指導を受けたトニ・クロースは慎重な姿勢を見せました。『この試合から早急な結論を出すべきかどうかは分からない。何年もそこにいるペップが、違ったシティに慣れているのは明らかだ。数年かけてこのような変革を成功裏に管理することもモチベーションになり得る。彼は自分が何をしたいか、いつしたいかを自分で決めると思う』と反論し、名将の巻き返しの可能性を示唆しました。(via SPORT)(via MARCA)

 

■【レアル・マドリードを巡るその他の小ネタと動向】

🔍その他の細かいトピックとして、以下の情報が確認されています。

スペインサッカー連盟(RFEF)と審判委員会の会議がラス・ロサスで開催され、マドリードがこれに出席するかどうかが注目されています。マドリードはクラブの公式テレビチャンネルを通じて毎週のように審判批判の動画を流しており、関係性が冷え切っている中での動向となります。

また、エルクレスにマドリードからレンタル移籍中のジェレミー・デ・レオンが、FIFAシリーズを戦うプエルトリコ代表に選出されました。彼は今季19試合に出場(先発4試合)し1アシストを記録していますが、期待されたほどの出場機会は得られていません。

2011年のビジャレアル戦について、当時の監督だったフアン・カルロス・ガリードがポッドキャストで『マドリードに素晴らしい試合をしたが、オフサイドのゴールが認められて4-2で敗れた』と振り返っています。

カルロ・アンチェロッティが率いるブラジル代表の最新の招集リストには、ヴィニシウス・ジュニオールの名前が含まれていますが、怪我のエデル・ミリトンやロドリゴ、そしてネイマールは選外となっています。(via Mundo Deportivo)(via SPORT)(via MARCA)

 

【本日の総括】

 

本日は、CLシティ戦に向けたアルベロア監督の采配や負傷者情報、第1戦でのバルベルデの活躍を支えた妻とのエピソード、そして精神的に成熟したヴィニシウスの姿勢が大きな話題となりました。また、エンソ・フェルナンデスやオリーズら大物獲得の噂も飛び交い、来季を見据えたペレス会長の動きも活発化しています。ラウールの軌跡を追うユースリーグでの戦いにも注目が集まります。