【今回のラインナップ】
✅ マンチェスター・シティ戦に向けたアルベロア監督の熱き決意
✅ リュディガーが語るシティ戦、契約、そしてディエゴ・リコへのタックル
✅ シティ戦の遠征メンバー26名と予想スタメン詳細
✅ ドキュメンタリー映像が明かす第15冠への知られざる舞台裏
✅ マドリー選手の市場価値最新アップデート
✅ ラ・ファブリカの至宝、マリオ・リバスとティアゴ・ピタルチの飛躍
✅ アンチェロッティが語るマドリーの世代交代、エンバペ、そしてバルベルデ
✅ ウーゴ・サンチェスと夫人が語るベルナベウでの完璧主義
✅ ジョアン・ガスパールによるマドリー批判とホテルでのファン突撃騒動
■【マンチェスター・シティ戦に向けたアルベロア監督の熱き決意】
レアル・マドリードを率いるアルバロ・アルベロア監督は、エティハド・スタジアムでのマンチェスター・シティとのチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦第2戦に向けた前日会見に臨みました。ベルナベウでの第1戦を3-0で大勝したものの、指揮官が気を緩めることはありません。『第1戦と同じだ。第1戦と同じ謙虚さと献身性を持って勝ちに行くという目標以外にない。それ以上のものが必要だ。なぜなら簡単な試合にはならないからだ。明日は謙虚さと野心を見せなければならない。我々はこの試合の難しさと目の前の対戦相手を十分に理解している。もし勝ちたいのなら、第1戦かそれ以上の素晴らしいレベルのパフォーマンスを発揮し、連帯感、努力、犠牲を払い、相手に大きなダメージを与えること以外に頭にあってはならない』と力強く語りました。
ペップ・グアルディオラ監督が試合前日のトレーニングを中止した異例の決断についても質問が飛びました。『グアルディオラが今朝うまく説明したと思う。彼らにとって目新しいことではない。グアルディオラが指揮する987試合目だそうだ。彼にアドバイスをするような厚かましい真似は私がするべきではない。彼らは長年一緒にいて、目を瞑っていてもプレーできるほどお互いをよく知っているチームだ』と敬意を表しています。
ロッカールーム内のいわゆる「聖域(アンタッチャブルな選手)」の存在については明確に否定しました。『私がここに来てからの2ヶ月間、聖域の存在を感じたことはない。バルベルデ、ヴィニシウス、チュアメニのような選手たちはピッチ上で自らの出場時間を勝ち取っており、疑う余地のないパフォーマンスを見せている。彼らは聖域ではない。カンテラの若手たちがやっていることは、素晴らしいレベルを発揮し、本当に良いプレーをしているということだ。彼らは豊富な資質を持った若者たちであり、多くの貢献をしている。負傷者が回復すれば、私にはより多くの選択肢ができるだろう。試合数が多い中、常にピッチ上で最も適切な11人を配置できるようになりたい』と競争原理を強調しています。
第1戦でハットトリックの活躍を見せたフェデ・バルベルデについては手放しで称賛しました。『フェデはピッチのどこでもプレーでき、どこでも本当にうまくやる。彼は最高の状態にあり、ゴールを決めている。動く自由があるんだ。ベリンガムやエムバペが戻ってきても、このバージョンのフェデを維持しなければならない。エルチェ戦での素晴らしいゴールはスペクタクルだった』と評価しました。アーリング・ハーランドの守備対応については『我々はノルウェー人をディフェンスしなければならない。人数が多ければ多いほど良い。しかしアルダ・ギュレルは良い仕事をしたし、明日それを繰り返すか見てみよう』と述べています。
チーム最大のスターであるキリアン・エムバペの復帰についても言及しました。世間ではエムバペ不在のチームの方が競争力があるという声も出ていますが、アルベロアはこれを一蹴しています。『世界最高の選手がいなくてもチームがより競争力を持てるなどと考えるのは難しい。しかし、それはチームがいかに素晴らしい状態であるかを大いに物語っている。エムバペはすでに起用可能だ。明日はあなたたちも目にするだろう。キリアンはブラヒムのような他の選手とは異なる資質を与えてくれるが、同時に他との関係性も非常に良い。彼は非常にインテリジェントな選手であり、それが彼の最大の長所だ。相手が空けたスペースにうまく動くことができる。彼をピッチに立たせることを心待ちにしている。試合においても彼は非常に重要になるだろう』と期待を寄せました。
負傷中のジュード・ベリンガムについては『彼自身がチームメイトと一緒に来たいと望んだ。しかし明日の試合には出場しない。彼が日に日に復帰に近づいているのを見られて嬉しい。彼はリーダーの一人になるだろうし、彼がここに我々と一緒にいることは重要だ』と状況を説明しました。
自身の監督としての進退がかかっているかという問いには『この試合で私のポジションが懸かっているとは思わない。今は全く気にしていないし、考えもしない。明日勝つこと、そしてマドリディスモが今抱いているような期待感を維持することが最も重要だ。私がこの椅子にどれだけ座るかは気にしていない。まるでここに15年いて、さらにあと15年残っているかのようにチームをトレーニングしている』と堂々と締めくくりました。(via Estadio Deportivo / SPORT / MARCA / Mundo Deportivo)
■【リュディガーが語るシティ戦、契約、そしてディエゴ・リコへのタックル】
アントニオ・リュディガーも前日会見に出席し、あらゆる話題について率直に語りました。シティ戦に向けては『このような試合はたくさん経験してきた。マドリーでチャンピオンズリーグを制した。こういった試合、こういう瞬間のために働いているんだ。近年、シティとは何度も対戦している。彼らはヨーロッパで最高のチームの一つだ。チャンピオンズリーグで優勝したければ、シティとプレーしなければならない』と意気込みました。
自身のコンディションについては『少し問題があったが、それはもう過去のことだ。最近の試合を見てもらえば、常にピッチに立っているし、良いプレーをして気分も良い。シーズンのこの時期に良い状態で臨めている。チームを助け、役に立つためにこの数ヶ月間ハードワークしてきた』と万全をアピールしています。
ハーランドとのマッチアップについては『統計のことはあまり考えない。重要視していないし、ただの数字だ。グループステージの試合では彼がバトルに勝った。ハーランドのような選手はタフだし、最高レベルの相手と対戦するのは喜びだ。私はそういったフィジカルのバトルが大好きで、それを必要としている。私のキャリアにおいて、ここでの最初のシーズンは、どのセンターバックも彼に良い試合をさせて打ち負かすことができなかったが、私が最初だった。彼はいい奴だし、サッカー選手としてはもっと素晴らしい。フイセンもとても良い試合をしたし、私一人でディフェンスしているわけではない。この試合をとても楽しみにしている』と闘志を燃やしました。
ヘタフェ戦でディエゴ・リコの顔面に膝を入れたタックルについて、リコから「わざとやった」と非難されていた件についても口を開きました。『誰もがその映像を見たし、スローモーションで見れば確かにひどいものに見える。それは否定しない。しかし、実際のプレーを見れば...私は彼と議論するつもりはないが、まるで私が彼を殺したかのように言うのはどうだろうか。コンタクトを誇張するべきではない。もし私が本当に彼を怪我させようという意図で行っていたら、彼は地面から立ち上がることはできなかっただろう。彼はその後走り続けていたじゃないか。映像を静止させれば常に誇張されて酷く見えるものだ。私はそれを正当化するつもりはない。それに、レッドカードでもなかったし、退場にもならなかった。試合後には彼と話をした。彼を怪我させる意図は全くなかった。私はピッチにいる時はタフにプレーするのが好きだが、越えてはいけない限界を持っている。だから彼がコンタクトを誇張したりしたのは少し大げさだと思う。注目を集めようとする必要はない。この件をこれ以上長引かせるべきではない』と反論しました。
今シーズン末で切れる契約の更新については『私にとって最も重要なことは、自分が健康だと感じることだ。今はとても気分が良い。それ以外のことは...私たちが合意に達すると確信しているし、自然と解決するだろう。今はそのことについて考えすぎたり、話したりする時ではない。私はここでとても気分が良い。人々の愛と敬意を感じているし、それをとても感謝している。しかし、時には感情的な側面だけでなく、自分が良い状態にあり、やるべき仕事があるということも考えなければならない。私はレアル・マドリードを愛している。ここにいるのが大好きだ』とクラブへの愛着を口にしました。
若手選手たちへの接し方については『チーム内での私の役割は非常に重要だ。我々は多くの若い選手たちとプレーしており、私は彼らを助けなければならない。それが私の仕事だ。彼らをより良い選手にすること、それが今私がやっていることだ。しかし、彼らも自分の役割を理解し、話を聞かなければならない。助けてほしいと思っている相手しか助けることはできない。我々の若い選手たちはうまくやっている。監督は彼らをよく知っているし、彼らを称賛すべきだ』とベテランとしての自覚を示しました。
万が一のPK戦については『そこまで行かないことを願っているが、私にとっては、良いことも悪いことも責任を負う準備はできている』と覚悟を示しました。(via Esport3 / Estadio Deportivo / SPORT / MARCA / Mundo Deportivo)
■【シティ戦の遠征メンバー26名と予想スタメン詳細】
アルバロ・アルベロア監督はマンチェスターへの遠征に26名の選手を帯同させました。最終トレーニングはエティハド・スタジアムで行われ、膝の治療による5試合の欠場から復帰したキリアン・エムバペはグループと一緒に問題なくメニューを消化しました。スタメン復帰の可能性もありますが、第1戦の3-0という余裕もあるため、リスクを避けてベンチスタートとなり、後半からのオプションとなる見込みが強いです。
遠征メンバーにはトップチームの主力の他、フベニルやカスティージャから多くのカンテラーノが招集されています。
GK:ルニン、フラン・ゴンサレス
DF:カルバハル、アラバ、アレハンドロ・カレラス、ディエゴ・アグアド、マリオ・リバス、ホルヘ・セステロ
MF:マヌエル・アンヘル、セサル・パラシオス、ジュード・ベリンガム、フランコ・マスタントゥオーノ
FW:ゴンサロ・ガルシア、キリアン・エムバペ
チームは負傷等のため、エデル・ミリトン、ラウル・アセンシオ、フェルラン・メンディ、ダニ・セバージョス、そして今季絶望の重傷を負っているロドリゴの5名を欠いています。ベリンガムはグループと共にボールを触る練習を開始しましたが、メディカルの許可は下りておらず実質的な欠場となります。アラバとカレラスも遠征には帯同していますが、出場可能かは不透明です。最終的にアルベロアは3名をベンチ外にする必要があります。また、累積警告により、次の試合で出場停止の危機にあるのは、ヴィニシウス、チュアメニ、フイセン、カレラスの4名です。
予想されるスタメンは第1戦から最小限の変更にとどまる見通しです。メンディの欠場により、左サイドバックには第1戦の後半やエルチェ戦でもプレーしたフラン・ガルシアが入る可能性が高いです。エルチェ戦を休んだトレント・アレクサンダー=アーノルドが右サイドバックに入り、センターバックはリュディガー(一部別メニューでしたが先発可能)とフイセンのコンビ。中盤はチュアメニ、バルベルデ、そしてトップチームで存在感を放つカンテラーノのティアゴ・ピタルチが5試合連続の先発。もう一枠はカマヴィンガかアルダ・ギュレルの争いですが、エルチェ戦で途中出場から素晴らしいゴールを決めたギュレルが第1戦同様に先発する見込みです。前線はブラヒムとヴィニシウスのコンビとなるでしょう。
予想スタメン:クルトワ、トレント、リュディガー、フイセン、フラン・ガルシア、バルベルデ、チュアメニ、アルダ・ギュレル、ティアゴ・ピタルチ、ブラヒム、ヴィニシウス。(via AS / MARCA / SPORT)
■【ドキュメンタリー映像が明かす第15冠への知られざる舞台裏】
レアル・マドリードが公開したドキュメンタリー「En el Corazón de la 15(第15冠の心の中で)」は、ウェンブリーでのドルトムントとの決勝までの道のりを余すところなく伝えています。最も劇的だった準々決勝のマンチェスター・シティ戦の裏側も収録されています。
第1戦を3-3で引き分けた後、エティハドでの第2戦の試合前、キャプテンのダニ・カルバハルが仲間を鼓舞するシーンが収められています。『さあ行こう、さあ行こう、奴らは散歩のような簡単な試合になると思っている。俺たちはレアル・マドリードだ。奴らの顔を見ろ、奴らの顔を見るんだ』と叫び、チームを奮い立たせました。ハーフタイムにはカルロ・アンチェロッティ監督が『ロングボールは心配していない。落ち着いて、戦いに行こう』と指示を与えました。
120分の死闘の末、リュディガーの最後のPKで勝利を決めた後のロッカールームは狂喜乱舞の場となりました。カマヴィンガ、リュディガー、ヴィニシウスがブラジル音楽に合わせて踊る中、ベリンガムは『僕は踊らないよ。バモス、レアル、最後まで。このチームの一員であることを誇りに思う。まだ先は長いけれど、これは信じられないことだ』と喜びを口にしました。アンチェロッティはマドリーのエンブレムを指差し、『我々は理由があって勝ったんだ。これがエンブレムというものだ』と説きました。
死力を尽くした選手たちは疲労困憊でした。カマヴィンガは『死んでいるとしか言えない』とこぼし、ナチョは『なんて狂った試合だ』と振り返り、カルバハルは『体が硬直して、痙攣していた』と明かしています。アンチェロッティは、試合中に驚異的なセーブを見せ、PK戦でもベルナルド・シウバのパネンカを見破るなどヒーローとなったGKルニンに歩み寄り、『言っただろう、君がこの試合を勝たせるんだと』と愛情を込めて声をかけました。
フロレンティーノ・ペレス会長もロッカールームに降りてきて選手たちを祝福しました。バルベルデに対して『小鳥(パハリート)よ、今度はみんなが15冠目を獲ることを望んでいるぞ』と声をかけると、バルベルデは『じゃあ、獲りましょう』と力強く返答。また、PKを沈めたルーカス・バスケスには『ああ、ルーカス、君はいつも私をPKでハラハラさせるね』と冗談交じりに語りかけました。帰りのバスの中では、セバージョスとカルバハルが『ルーカスは本当にうまく蹴った』と、その度胸を称賛し合っていました。
また、同ドキュメンタリーには、ホセルがPSG対バルセロナの試合を視聴し、エムバペがバルサを圧倒する姿を見て語る最高の瞬間も収められています。(via MARCA / AS)
■【マドリー選手の市場価値最新アップデート】
移籍市場専門サイトによるラ・リーガの最新の市場価値アップデートにおいて、レアル・マドリードの選手たちの評価が大きく変動しました。
最も衝撃的だったのは、ジュード・ベリンガムの大幅な価値下落です。度重なる負傷(2月1日のラージョ・バジェカーノ戦で左足半腱様筋を負傷し、現在も離脱中)による継続性の欠如が影響し、なんと2000万ユーロも下落して1億4000万ユーロとなりました。これにより、ベリンガムはキリアン・エムバペ(2億ユーロ)、ヴィニシウス(1億5000万ユーロ)らがいるトップ3から一時的に転落することになりました。
また、今季絶望の負傷を負っているロドリゴも1000万ユーロ下落し、5000万ユーロとなりました。2024年に記録した最高額から半分以下の価値となっています。その他にも、マスタントゥオーノ、フイセン、アレクサンダー=アーノルド、ミリトン、ラウル・アセンシオがそれぞれ500万ユーロ下落し、アントニオ・リュディガーも価値を下げています。チーム全体の価値としては、リーグで最も影響を受け、2950万ユーロの下落を記録しました。
しかし、悪いニュースばかりではありません。若手カンテラーノたちの目覚ましい活躍が価値を押し上げています。トップチームで躍動するティアゴ・ピタルチは一気に1700万ユーロも価値を上げ、2000万ユーロに到達。ゴンサロ・ガルシアも1500万ユーロから倍増の3000万ユーロへと急上昇しました。いくつかの選手の価値は下がったものの、レアル・マドリードのスカッド全体の総価値は13億2700万ユーロであり、依然としてラ・リーガおよび世界で最も価値のあるチームとしてトップに君臨しています。(via SPORT / Mundo Deportivo)
■【ラ・ファブリカの至宝、マリオ・リバスとティアゴ・ピタルチの飛躍】
現在レアル・マドリードのトップチームで、下部組織「ラ・ファブリカ」出身の若手選手たちが次々と扉をこじ開けています。
2007年セビージャ生まれのセンターバック、マリオ・リバスは、その筆頭です。彼の父親は元サッカー選手のナノ・リバスで、当時ベティスでプレーしていたためセビージャで生まれました。ベテラやヘタフェの下部組織で5シーズンを過ごした後、2021年にマドリーへ加入。カデテA、フベニルC、フベニルAと順調にステップアップし、昨季はラウル監督率いるカスティージャでの負傷者続出やラウル・アセンシオのトップ昇格に伴い、17歳でカスティージャの守備の要として責任を負い、見事にそれに応えました。クラブは彼への信頼の証として、契約を2029年まで延長し、5000万ユーロの契約解除条項を設定しています。彼の最大の魅力は、ピッチ上での圧倒的な戦術眼、パスの精度、ラインを越えるロングフィード、そしてデュエルでの強さです。高身長ではないものの、それを補って余りある能力を持ちます。さらに、バルデベバス内では「礼儀正しく、良い青年で、到着するとすぐに誰にでも挨拶する」と、謙虚で働き者な性格が高く評価されています。クラブ内では『頭の中にくだらない考えが全くない、非常にソリッドなセンターバック』と評されており、アルベロア監督によってシティ戦の遠征メンバーにも選出されました。
そしてもう一人の注目株が、同じく2007年マドリードのフエンラブラダ生まれのミッドフィルダー、ティアゴ・ピタルチです。「45」番を背負う彼は、ヘタフェ、アトレティコ、レガネスのカンテラを経てマドリーに加入し、フベニルBのプロジェクトから一気にトップチームのスタメンへと登り詰めました。ダイナミズムと視野の広さ、そして大舞台でも物怖じしないメンタリティを持ちます。
彼の活躍は代表チームの争奪戦も引き起こしています。昨年9月と10月にチリで開催されたU-20ワールドカップには、当時18歳になったばかりでスペイン代表としてスタメン出場しました。しかし、彼の父方の祖父母は1956年までスペイン保護領だったモロッコのアル・ホセイマ出身であり、モロッコ国籍も有しています。そのため、モロッコサッカー連盟が彼の獲得に熱心に動いており、U-20W杯でもモロッコ側からオファーがありましたが、その時はスペインを選びました。モロッコはこれまでもブラヒム・ディアスやアクラフ・ハキミら多くの才能を惹きつけており、現在もティアゴの動向を辛抱強く監視しています。FIFAの規定では21歳未満でA代表キャップが3試合以下であれば一度だけ国籍変更が可能です。今後スペインU-21代表に招集されるかが注目されますが、最終的な決断は彼の家族と周囲の環境に委ねられることになります。(via MARCA / SPORT)
■【アンチェロッティが語るマドリーの世代交代、エンバペ、そしてバルベルデ】
ブラジル代表監督を務めるカルロ・アンチェロッティが、古巣レアル・マドリードについて深く語りました。彼は『あらゆる瞬間にはそれぞれの段階があるため、私は穏やかに生きている。マドリーでの非常に長い期間の素晴らしい思い出と、クラブへの並外れた愛情を持っている。今は別のプロジェクトにいて、同じ情熱を持って生きている。マドリーが試合をする時は、ブラジル人選手を見るためだけでなく、マドリーを見て、彼らが勝つのを助けるために注目している』と語り、今でもクラブを気に掛けていることを明かしました。
アルベロア監督のもとでシティに3-0で勝利した後にはフロレンティーノ・ペレス会長に祝福のメッセージを送ったといいます。その試合でハットトリックを決めたフェデ・バルベルデについては『驚きはしなかった。伊達に私が監督ライセンスを保持しているわけではないからね...しかし3ゴールというのは信じられなかった。彼に「君がブラジルのパスポートを持っていないのが残念だ」とメッセージを送ったよ』と、特有のユーモアを交えて語りました。2022-2023シーズンに『もし君が1シーズンで最低10ゴールを決められないなら、私は監督ライセンスを破り捨てなければならない』と賭けをし、見事にバルベルデが12ゴールを記録したエピソードも振り返っています。
今シーズンのマドリーが直面している困難については、クロースの引退とエムバペの加入という環境の変化が原因だと分析しました。『サッカーは少しのことで変化し、それによって化学反応が変わる。単にクロースをエムバペに変えるということだけではなく、環境レベルの問題だ。同じ年にナチョが去り、カルバハルが負傷し、モドリッチのプレー機会が減った。旧世代はドレッシングルームに素晴らしい環境を作り出していた。それがなくなり、キャラクター、個性、そして模範となる新しい世代のサッカー選手たちが入ってこなければならない』と世代交代の難しさを指摘。『エムバペの到着は、クロースやナチョといった重要な退団と重なった。それが異なる環境を生み出した。エムバペは50ゴール前後を決めてファンタスティックな活躍をしたが、サッカーは細部が重要であり、何かを変えた時、常にうまくいくとは限らないため、チームはタイトルを獲得するのに苦労した』と、フランス人ストライカーを擁護しつつ状況を解説しました。
自身が指導するブラジル代表の教え子であるヴィニシウスについても言及しました。『彼は重要な試合で失敗したことは一度もない。ヴィニが失敗したチャンピオンズリーグの準決勝や準々決勝は記憶にない。バレンシアで彼が怒り、試合から離れてしまったことはあったかもしれないが、重要な試合では決してそんなことはなかった。彼が代表のリストに入っていれば、素晴らしいワールドカップになると確信している』と絶対の信頼を寄せています。
アンチェロッティは3月末に行われるフランスおよびクロアチアとの親善試合に向けたブラジル代表のメンバーを発表しましたが、ネイマールは選外となりました。『彼は100%の身体状態ではないため、我々と一緒には来ない。ボールを持っている時はとても良いが、他の部分で改善しなければならない。ワールドカップに出場する可能性はあるが、100%でなければならない』と説明しました。重傷でW杯を欠場するロドリゴについては『こういうことは起こるものだ。彼には別のワールドカップでプレーする時間がある。彼とは話し、彼は落ち着いている。幸運を祈り、待っている。次のワールドカップでは彼が必要になるだろう』と励ましています。また、現在マドリーが所有しリヨンにローン移籍中のエンドリッキも招集メンバーに名を連ねており、ミリトンについても『ガブリエル、マルキーニョス、ミリトンはディフェンスのレギュラーだ。残りの選手は証明しなければならない』と、負傷中でありながらW杯の主力として計算していることを明かしました。ブラジル代表との自身の契約更新については『我々はそれに向けて取り組んでおり、遅かれ早かれ更新はやってくるだろう。私はすでにCBFに警告している。ワールドカップの前なら安くなるが、ワールドカップの後なら高くなるぞ、とね』とジョークを飛ばしました。(via SPORT / AS / Estadio Deportivo / MARCA / Mundo Deportivo)
■【ウーゴ・サンチェスと夫人が語るベルナベウでの完璧主義】
メキシコのユカタン州メリダにて、パオラ・エレーラ・ロドリゲスによる著書「El Amor en Tiempos de Fútbol(サッカー時代の愛)」の出版記念イベントが開催されました。この本は、メキシコサッカー界の偉大なスターたちの恋愛模様をパートナーの視点から描いたもので、レアル・マドリードの伝説的ストライカー、ウーゴ・サンチェスと、滅多に公の場に姿を現さないスペイン人妻のイサベル・マルティンが共に出席しました。
500人以上の観衆の前で、ウーゴ・サンチェスの知られざる素顔が明かされました。彼はマドリー時代を振り返り、『私は完璧主義者だ。だから完璧を求めて、レアル・マドリードのトレーニングに1時間遅くまで残っていた。何度も何度も繰り返し、その反復が私を完璧に近づけた。それがスペインサッカーで設定した目標と目的を達成することにつながったが、1990年にスペインで初めてゴールデンブーツを獲得する選手になるとは思っていなかった。私がゴールを決めたのか、それともイサベルのせいなのかはわからない。なぜなら、世界で、そして歴史上最も重要なサッカーの神殿であるベルナベウでゴールを決めるたびに、彼女は私を大いにモチベートしてくれたからだ』と、妻への感謝と自身のプロ意識を語りました。
1990年から36年間連れ添ってきたイサベル夫人は、『ウーゴは毎日何か新しいことを教えてくれる人の一人です。彼と36年間一緒にいて、もう彼のそばで全てを学び、彼が私に教えてくれるべきことは全て学んだと思っていましたが、そうではありませんでした。彼は毎日、どうすればより良くなれるかを教えてくれます。彼は常に自分自身の最高のバージョンになりたいと思っています。なぜなら、彼は誰とも競わず、自分自身と競っているからです。それは私たち全員ができる最高のことです、常に少しでも良くなろうとすること。彼はとても謙虚で、とても働き者です』と、夫のストイックな姿勢と人間性を称賛しました。イベントは元マドリーのレジェンドへの大歓声と、2時間以上におよぶサイン会で幕を閉じました。(via MARCA)
■【ジョアン・ガスパールによるマドリー批判とホテルでのファン突撃騒動】
バルセロナの元会長であるジョアン・ガスパールは、ポッドキャスト番組に出演し、ネグレイラ事件とレアル・マドリードについて痛烈な批判を展開しました。『マドリーはサッカーにダメージを与えている。彼らは真実ではないと分かっていること、つまり我々が審判を買収しようとしたということを売り込もうとしている。自分のチームのために苦しみ、本当にチームを愛して心筋梗塞で亡くなった人々にダメージを与えている。彼は試合に勝つために、審判とは関係ない別のことをしてきた。ディ・ステファノがマドリーでプレーすることになったのは、大臣が決めたからだ。ネグレイラでも、フィーゴでも、グルセタでもない...私たちクレはそれを忘れないし、その名前を口にすることはできない』と激しく非難しました。さらに、フロレンティーノ・ペレスがアーリング・ハーランドの移籍の噂を意図的に煽ったと主張し、『彼がハーランドがマドリーから4ゴールを奪うのを見たい。もしそうなら、私はすでに幸せだ』と皮肉を込めて語っています。
一方、マンチェスターでは、チャンピオンズリーグの試合に向けてホテルに到着したレアル・マドリードの選手たちに対して、2人のファンが突撃しようとする騒動が起きました。選手たちがバスから降りてホテルに入ろうとしたまさにその瞬間、ファンが敷地内に侵入しようとしましたが、警備員によって即座に阻止され、事なきを得ています。(via SPORT / MARCA / AS)
【本日の総括】
CLシティ戦に向け、アルベロア監督やリュディガーが強い覚悟を示し、エムバペも復帰して遠征に参加。カンテラ若手の躍進がチームと市場価値に新たな風を吹き込む中、アンチェロッティはマドリーの世代交代の難しさを語りました。ピッチ内外で数々のドラマが交錯するマドリー、明日のエティハドでの決戦に全てが懸かっています!
