【今回のラインナップ】
✅ エルチェ戦のスカッドとスタメン予想:怪我人9人の緊急事態にカンテラーノたちが躍動へ
✅ フラン・ガルシアの予期せぬチャンス:冬の移籍破談からシティ戦を見据えたスタメン出場へ
✅ フェデ・バルベルデの歴史的ハットトリック:シティ戦での大爆発と驚異的な献身性
✅ アントニオ・リュディガーの完全復活:ロンドンでの特別治療で膝の痛みを克服
✅ キリアン・ムバッペの代表合流問題:負傷離脱と商業イベントを巡る対立の火種
✅ 首脳陣の革命の噂と次期監督候補:クロップとポチェッティーノが後任候補に浮上
✅ エンドリッキのリヨンでの苦境:スタッツは良好もフランスメディアからは厳しい批判
✅ ビニシウスのPK失敗と周囲の評価:シティの逆転確率上昇データとラファ・ミルの称賛
✅ ドルトムントのシュロッターベック獲得事情:契約延長交渉が進展し獲得に暗雲
✅ 元マドリー関係者たちの声:ビクトル・チュストやホセ・フアンが語るマドリーへの想いと逸話
■【エルチェ戦のスカッドとスタメン予想】
マンチェスター・シティ戦での3-0の劇的な勝利から、チームはすぐにリーガでの戦いへとメンタリティを切り替える必要がある。バルセロナが勝ち点67で首位を走る中、勝ち点63で2位につけるチームにとって、タイトル獲得のためには一切の妥協が許されない状況だ。しかし、チームは現在深刻な野戦病院と化している。キリアン・ムバッペ、ジュード・ベリンガム、フェルラン・メンディ、エデル・ミリトン、ダビド・アラバ、ダニ・セバージョス、ロドリゴ、そしてアルバロ・カレラスの8名が負傷離脱中であり、さらにフランコ・マスタントゥオーノも累積警告による出場停止となっている。合計9人もの欠場者が出ており、トップチームの起用可能選手はわずか15人、そのうちフィールドプレーヤーは13人しかいないという異常事態に陥っている。
アルベロア監督は記者会見でローテーションの実施を否定したものの、マンチェスター・シティとのセカンドレグを見据え、トレント・アレクサンダー=アーノルド、アントニオ・リュディガー、オーレリアン・チュアメニ、そしてフェデ・バルベルデらをベンチスタートで休ませる可能性が高いとみられている。中盤ではエドゥアルド・カマヴィンガがチュアメニの役割を担い、ダニ・カルバハル、ラウール・アセンシオがスタメンに復帰する見込みだ。
この緊急事態は、カンテラーノたちにとって大きなチャンスとなっている。ティアゴ・ピタルチのスタメン入りが確実視されているほか、マヌエル・アンヘルにも出場機会が与えられる可能性がある。攻撃陣では、ムバッペ不在の中で引き続き攻撃のリーダーとなるビニシウス・ジュニオールの相棒として、ゴンサロがスタメンに抜擢されると予想されている。かつてマドリーで活躍したグティは、この厳しいチーム状況について『アルベロアはレアル・マドリーで毒入りの飴を持っている』と表現し、指揮官の苦悩を代弁している。また、イングランド代表戦で見せた真髄について、アレクサンダー=アーノルド自身の主張を取り上げた動画も話題を集めている。
(via Mundo Deportivo / SPORT / MARCA / Estadio Deportivo / AS)
■【フラン・ガルシアの予期せぬチャンス】
左サイドバックのフラン・ガルシアに、誰も予想していなかった劇的な運命の逆転が訪れている。今年1月の冬の移籍市場では、アンドニ・イラオラ監督率いるプレミアリーグのボーンマスへの移籍がほぼ合意に達しており、バルデベバスでチームメイトたちに別れの挨拶まで済ませていた。しかし、土壇場で交渉が破談となりチームに残留することになった。
残留後も彼を取り巻く状況は厳しかった。アルベロア監督就任以降のリーガでの出場時間はゼロであり、チャンピオンズリーグでわずか46分間プレーしたのみで、フィールドプレーヤーの中で最も起用されていない選手となっていた。コンディションが整っている時はメンディが絶対的な優先順位を持ち、カレラスが急速に台頭し、さらにはカマヴィンガが左サイドバックとして起用されることもあった。チームに3人の左サイドバックのスペシャリストがいる中で、彼は事実上4番手のオプションにまで序列を下げていた。
しかし、ここに来てメンディが代表ウィーク明けまで負傷離脱となり、カレラスもフィジカルに問題を抱えているため、エルチェ戦でついにアルベロア体制でのリーガ初スタメンのチャンスが巡ってくる見込みだ。アルベロア監督は彼について『彼は例外的な少年だ。いつも通り、毎日100パーセントで働いている。彼の態度は常に模範であり、エンブレムをとてもよく表している。彼がチームにいるのは幸運だ』と公の場で最大限の賛辞を送っている。クラブW杯の時にはアレクサンダー=アーノルドとの見事な連携からゴールを決めるなど、躍動感あふれるプレーを見せていた。今回の試合でその輝きを取り戻すことができれば、マンチェスター・シティとのセカンドレグでのスタメン起用という大きな扉が開かれることになる。
(via Estadio Deportivo / MARCA)
■【フェデ・バルベルデの歴史的ハットトリック】
数ヶ月にわたり、チームの不調と自身のパフォーマンス低下に深い苦悩を抱えていたフェデ・バルベルデが、見事な大復活を遂げた。記者会見で『厳しい数ヶ月だった』と正直に告白していた彼は、マンチェスター・シティ戦の前半わずか22分間でハットトリックを達成するという離れ業をやってのけた。
1点目はティボ・クルトワからの60メートルものロングパスを完璧にコントロールし、オートパスからネットを揺らした。2点目はペナルティエリア内からの強烈な左足のクロスシュートで、相手GKのジャンルイジ・ドンナルンマを小さく見せるほどの一撃だった。そして3点目は、ペナルティエリア内で相手DFマルク・グエイの頭を越える鮮やかなソンブレロからファーポストへ沈めるという芸術的なゴールだった。この大活躍にベルナベウの観客は熱狂し、バルベルデは拳を固く握りしめて天に向かって雄叫びを上げた。
チャンピオンズリーグの試合前半だけでハットトリックを達成したのは、エクトル・リアル、フェレンツ・プスカシュ、キリアン・ムバッペに次いでクラブ史上4人目の歴史的快挙であり、ミッドフィルダーとしてヨーロピアンカップで3ゴールを決めたのは1968年のピリ以来のことだ。試合後、そのピリ本人からMVPトロフィーを受け取ったバルベルデは、チームメイト全員のサインが入ったキャリア初のハットトリックの記念ボールと共に写真に納まった。ベルナベウの地下通路では『こんなに楽しんだのは久しぶりだ』と、プレッシャーから解き放たれた解放感を語っている。
今季の彼は圧倒的な献身性とプロフェッショナリズムを見せている。総出場時間の87パーセント(3780分中3303分)をプレーし、クルトワに次ぐチーム2位、フィールドプレーヤーの中ではダントツの最長出場時間を誇っている。全42試合中39試合に出場し、そのうちの41パーセントにあたる16試合で右サイドバックとしてプレーしている。かつて右サイドバック起用への不満が取り沙汰されたこともあったが、最近では『監督が望む場所で常に適応し、ベストを尽くそうとしている』と語り、エゴを捨てたチームへの忠誠心を示している。メディアの前でも『痛みや怪我があっても、私は常に全力を尽くそうとしている。隣のチームメイトが、私がどんなチームメイトであるか、ピッチの中に兄弟がいることを誇りに思えるように』と熱い想いを吐露した。
チーム内得点ランキングでは4位(6ゴール)、アシストランキングでは2位(12アシスト、その半分はサイドバック出場時に記録)と攻撃面でも絶大な貢献を見せている。クラブ歴代出場試合数でも362試合に到達して歴代33位に浮上しており、アルベロア監督が彼と比較するフアニートの記録(401試合)まであと39試合に迫っている。
(via AS)
■【アントニオ・リュディガーの完全復活】
ディフェンスラインの絶対的なボスであるアントニオ・リュディガーが、長きにわたる膝の痛みを完全に克服し、シーズン終盤の最も重要な時期に向けて100パーセントの状態を取り戻した。
彼の苦難は昨シーズンに遡る。昨季4月のコパ・デル・レイ決勝の後に半月板の手術を受けたものの、過密日程とチーム事情により理想的な準備ができないまま早期復帰を強いられた。さらに、シャビ・アロンソ監督の初陣となったアメリカでのクラブW杯でも、チームを引っ張るために無理を押して出場を強行した。その代償として筋肉の負傷を負い2ヶ月間の離脱を経験し、復帰後も再び膝の痛みが激しく再発し、プレーに支障をきたすほどになっていた。
限界を感じた彼は、1月8日に行われたスーペルコパ準決勝のアトレティコ・マドリード戦を最後に、完全にプレーをストップするという苦渋の決断を下した。バルセロナとの決勝戦も欠場し、根本的な解決のためにロンドンの専門医のもとへ飛んだ。そこで特別な注射と、パーソナルチームと連携した綿密な物理的プログラムによる治療を受けたことが劇的な効果をもたらした。
2月14日のレアル・ソシエダ戦で復帰して以降は、2年前のように膝の違和感を全く感じることなく、3日おきにフルパワーでプレーできる感覚を取り戻している。アルベロア監督とは完全な信頼関係とシンクロニシティを築いており、休養やローテーションの計画を共有している。セルタ戦やマンチェスター・シティ戦では最高時速31kmという驚異的なスプリントを記録し、アーリング・ハーランドを完全に封じ込めるなど、全盛期のパフォーマンスを見せている。ワールドカップまで残り3ヶ月という絶好のタイミングで、マドリーとドイツ代表にとって最高のニュースとなっている。
(via MARCA)
■【キリアン・ムバッペの代表合流問題】
現在負傷によりチームを離脱しているキリアン・ムバッペだが、今後のフランス代表への合流を巡って、クラブと代表連盟の間で大きな騒動に発展する可能性が急速に浮上している。
金曜日に個別でのトレーニングを再開したムバッペは、マンチェスター・シティとのセカンドレグ、そしてその週末に控えるアトレティコ・マドリードとのダービーマッチでの強行復帰を視野に入れている。しかし問題はその後だ。3月23日からは代表ウィークが始まり、フランス代表はアメリカ遠征を行い、ボストンでブラジル代表と、ワシントンでコロンビア代表と親善試合を予定している。
特にブラジル戦は、両国代表のキットサプライヤーであるスポーツブランドの大規模な商業イベントが絡んでおり、アメリカでのワールドカップを数ヶ月後に控える中で、世界的スターであるムバッペの参加がビジネス的にも極めて重要視されている。もしムバッペがマドリーでの重要な2連戦を怪我で欠場し、クラブ側が医療レポートを盾にして代表参加を拒否した場合、巨大な対立が生じることは避けられない。
FIFAの規定ではクラブは選手の代表への解放が義務付けられているが、負傷時や病気の際は例外となる。しかし、フランスサッカー連盟には、ムバッペをフランスのクレールフォンテーヌに呼び出し、連盟が指定した医師による独自の医療検査を受けさせる権利が規約上保障されている。マドリーでの復帰を焦るムバッペの背景には、このフランス代表への合流を正当化したいという思惑も透けて見えており、大きな火種となりそうだ。
また、ファルカオの最新のインタビューによって、ムバッペに関する興味深い過去の逸話が明かされている。ムバッペがマドリーとパリ・サンジェルマンの間で移籍先を迷っていた際、モナコ時代の同僚であったファルカオは『マドリーの方がバロンドールを取りやすい』と直接助言を送っていたという。さらに当時のムバッペについて『彼は守備の局面で非常に苦労していたのを覚えている。その点に関しては、彼に強くプレッシャーをかけなければならなかった』と語っている。
(via Mundo Deportivo / SPORT)
■【首脳陣の革命の噂と次期監督候補】
今年の夏、レアル・マドリードのフロント陣営の内部で、かつてない規模の大革命が起こる可能性がメディアで報じられている。シャビ・アロンソの監督就任が失敗に終わったことや、今季のトップチームの不安定なパフォーマンスが引き金となり、クラブの最高権力者であるフロレンティーノ・ペレス会長の周辺で緊張が高まっているという。
この構造改革の影響を直接受けるとみられているのが、ゼネラルディレクターとしてスポーツ部門全体を統括するホセ・アンヘル・サンチェスや、ビニシウス・ジュニオールとロドリゴを発掘し現在のスカッドの基礎を築いたチーフスカウトのフニ・カラファト、さらにはペレス会長の最も信頼する右腕とされるアナス・ラガリといった、これまでクラブの屋台骨を支えてきた重要人物たちだ。
次期監督人事についても具体的な動きが表面化している。アルベロア監督が来季も続投するための条件は極めて厳しく、クラブにとって16度目となるチャンピオンズリーグ優勝を果たすしかないと見られている。後任の最有力候補として現在2名の名前が挙がっている。1人は現在レッドブル・グループのサッカー部門責任者を務めているユルゲン・クロップ。そしてもう1人は、現在アメリカ代表監督を務めているマウリシオ・ポチェッティーノだ。
特にポチェッティーノは以前からペレス会長の強い好みの監督であり、2022年の夏にジネディーヌ・ジダンが退任し、カルロ・アンチェロッティを招聘する前にも真剣に検討された経緯がある。しかし、ポチェッティーノの古巣であるトッテナム・ホットスパーも彼の再招へいを強力に推し進めており、マドリーにとっては強力なライバルが出現した形となっている。
(via Mundo Deportivo)
■【エンドリッキのリヨンでの苦境】
シャビ・アロンソ体制下で十分な出場機会に恵まれず、経験を積むために冬の移籍市場でフランスのオリンピック・リヨンへレンタル移籍したエンドリッキだが、新天地でも非常に厳しい立場に立たされている。
移籍直後の数試合ではゴールを決めるなど、チームの主力として素晴らしいインパクトを残したものの、試合を重ねるごとにその存在感が薄れてきている。先日行われたヨーロッパリーグのセルタ戦では、エリア外からのシュートで相手GKの重大なミスを突いて土壇場で同点ゴールを決めた。スタッツ上でも、パス成功率94パーセント(28本中27本)、シュート7本(うち枠内2本、ゴール期待値0.7)、ドリブル成功率50パーセント(16回中)と決して悪くない数字を残し、相手ディフェンスの脅威となっていた。
しかし、フランスのスポーツ紙レキップからは『最近のパフォーマンスと同様に、このブラジル人は再びイライラさせる存在だった。ほとんど常にポジションが悪く、技術的にも不正確だった。30分の強烈なシュートは外れ、39分にはヘディングを失敗した。唯一のポジティブなプレーは76分のヤレムチュクへの素晴らしいクロス...そして87分にキーパーの重大なミスを突いて左足でゴールを決めた。不十分だ』と、非常に辛辣で容赦のない評価を下された。
今季は各大会合計で11試合に出場し、6ゴール4アシストと目に見える結果は出しているものの、常に最高レベルの決定的な仕事を求められるスター選手としての期待の大きさが、かえって彼への風当たりを強めているようだ。
(via SPORT / AS)
■【ビニシウスのPK失敗と周囲の評価】
チャンピオンズリーグのマンチェスター・シティ戦のファーストレグで、3-0とリードした終盤にビニシウスが放ったPKがドンナルンマにセーブされたシーンが、データ上である大きな波紋を呼んでいる。
スポーツデータ専門家のMisterChipが提示した統計によると、欧州のカップ戦の長い歴史において、ファーストレグでの4点差をセカンドレグで逆転されたケースはわずか1.8パーセント(390回中7回)しか存在しない。しかし、これが3点差になると逆転の確率は6.4パーセント(850回中54回)へと跳ね上がる。ビニシウスがPKを決めていれば確率は1.8パーセントだったが、失敗したことでシティ側に『4.6パーセント』分、逆転の希望を上乗せしてしまったというのだ。過去には、バルセロナのウスマン・デンベレがリヴァプール戦のファーストレグで決定機を外し、結果的にセカンドレグで大逆転を許した歴史もあり、このPK失敗がセカンドレグにどのような影響を与えるか注目されている。
一方で、今節対戦するエルチェのストライカー、ラファ・ミルはインタビューの中でビニシウスを絶賛している。『ビニシウスは世界最高の選手の一人だ。彼には非常に明確なプレースタイルがあり、誰もが好きになる必要はないが、私はビニシウスが違いを生み出し、非常に優れていると思う』と語り、ピッチ上で見せる彼のエゴイスティックとも取れるスタイルを含めて、その絶対的な実力を高く評価している。
(via SPORT / MARCA)
■【ドルトムントのシュロッターベック獲得事情】
レアル・マドリードが守備陣の補強の目玉として獲得を狙っているとされる、ボルシア・ドルトムントのドイツ代表DFニコ・シュロッターベックの状況に大きな変化が起きている。
2027年6月30日までの契約となっている彼に対し、ドルトムントの首脳陣たちはディフェンスの要として引き留めるために全力を注いでいる。ここ数週間の間に両者の間で2度の重要な会談が行われ、契約延長に大きく近づいているという。ドルトムント側は経済的に非常に好条件の年俸を提示するとともに、将来的に双方が納得する形での移籍を容認する出口戦略の条件も盛り込むことで合意を目指しており、直近の会談は双方とも笑顔で終わったと報じられている。
ドルトムントは、若く有望な選手を適正価格で売却することで経済的・スポーツ的な安定を保つビジネスモデルを長年確立しており、今回のシュロッターベックへの動きも、単なる引き留めではなく将来の移籍金を最大限に引き上げるための戦略的な一手と見られている。この動きにより、マドリーの夏の獲得計画には暗雲が立ち込めている。
(via AS)
■【元マドリー関係者たちの声】
今節対戦するエルチェには、かつてマドリーに所属していた元選手たちがおり、彼らが古巣について様々なエピソードを語っている。
12歳から10年間にわたりマドリーのカンテラで育ったビクトル・チュストは、アルコヤーノ戦でのトップチームデビューについて『ホテルでドアをノックされ、チームメイトかと思ったらジダンだった。プレーするから今まで通りやれと言われた。ショックだったけど、自信をくれた』と振り返る。また、カスティージャ時代に指導を受けたラウルについては『最高のプロで、要求が高く、ピッチ内外で最高のものを引き出してくれる。キャリアで際立つ監督の一人だ』と語り、カルロ・アンチェロッティからは退団時に『頼りにしているから1部で鍛えてこい』と温かい言葉をかけられたという。
現在のマドリーの選手については、フェデ・バルベルデのシティ戦の活躍を『クレイジーだった。とてつもない条件が揃っていて、攻守に途方もない試合をした』と絶賛。ムバッペとビニシウスのどちらがマークしにくいかという問いには『両方(笑)。ビニシウスは最初の数メートルでより爆発的かもしれないが、ムバッペは長距離ではより速いかもしれない』と分析した。さらに、ルカ・モドリッチやトニ・クロースについて『カゼミーロと共に信じられない中盤を形成していた。彼らとプレーできて幸運だったし、アドバイスをくれる』と感謝を口にしている。将来的なマドリー復帰については『子供はみんな夢見る。残されている夢であり、そのために努力している。ただ、夜も眠れないほどではない』と冷静に語った。ダニ・カルバハルがイアゴ・アスパスに拍手を送った行動についても『彼はサッカー界でとても努力してきたし、称賛が必要だ』と好意的に見ている。
また、かつてアルコヤーノ時代にコパ・デル・レイでマドリーを敗退させた経験を持つ元エルチェのGKホセ・フアンは、『当時のマドリーにはビニシウス、ベンゼマ、クロース、モドリッチ、イスコ、カゼミーロ、マルセロなどがいて、今のチームよりもずっと良かった』と当時を回顧し、『マドリーは現在あまり良くない、ヘタフェが少し前に証明した。チャンピオンズリーグのことも考えて試合数が多い。エルチェはボールを奪うプレースタイルで、マドリーはボールを追いかけるのが好きではない選手が多い』と分析している。
さらに、今年1月14日にコパ・デル・レイのラウンド16でマドリーを3-2で破る大番狂わせを演じたアルバセテのGKラウル・リソアイン(アルベロア監督の初陣でビニシウスを絶望させた)の話題や、1960年2月11日のエルチェ戦(11-2でマドリーが勝利)で9点目を決めた故フアン・サンティステバンの歴史的なエピソードも、この試合を前にメディアで大きく取り上げられている。ギャレス・ベイルがイスコについて語った告白がマドリディスタを驚かせているという話題も持ち上がっている。
(via AS / SPORT / MARCA)
【本日の総括】
怪我人が続出する野戦病院状態の中で、アルベロア監督はカンテラーノたちを起用し、フラン・ガルシアら出場機会に飢えていた選手たちと共にエルチェ戦の勝ち点3を目指します。バルベルデやリュディガーの完全復活という朗報がある一方で、ムバッペの代表合流問題やフロントの革命の噂など、ピッチ外でも大きな動きが予想される激動の1日となっています。
