【今回のラインナップ】
✅ バレンシア [オビエド戦で痛恨の敗戦、メリトン・ゾーンの無気力さが露呈]
✅ セビージャ [クンデの出場条項でボーナス間近&若手オソとの契約延長交渉]
✅ アトレティコ・マドリード [モリーナのゴラッソとバルガスの活躍でヘタフェ撃破]
✅ ヘタフェ [アブカルがセルロートへの愚行で一発退場]
✅ マジョルカ [デミチェリス新体制初陣、浅野拓磨は無念の負傷欠場]
✅ エスパニョール [今年未勝利の泥沼、エスポシト復帰でマジョルカ戦へ]
✅ レアル・ソシエダ [欧州圏争い大一番、久保建英は怪我で欠場]
✅ オサスナ [ソシエダとの直接対決、ブディミルら前線に期待]
✅ ビジャレアル [98分のペペ同点弾でアラベスと劇的ドロー]
✅ アラベス [先制するも土壇場でビジャレアルに追いつかれる]
✅ アスレティック・ビルバオ [ジローナに完敗で3連敗、バルベルデ監督への信頼は揺るがず]
✅ ジローナ [アスレティックを粉砕し快勝]
✅ ベティス [アムラバト復帰、欧州圏を懸けたセルタとの大一番]
✅ セルタ [ミンゲサらが先発予想、ベティスとの直接対決に挑む]
✅ エルチェ [マドリードに大敗で3ヶ月未勝利、サンガレが負傷交代]
✅ レアル・オビエド [コスタスのゴールでバレンシアを撃破、残留へ希望]
■【バレンシア】🦇
カルロス・タルティエレで行われた最下位レアル・オビエドとの一戦で1-0の敗北を喫した。カルロス・コルベラン監督率いるチームは、枠内シュートわずか2本と攻撃面で全く機能せず、非常に低調なパフォーマンスに終わった。過去3年間で3度目となる「足元をすくわれる」事態であり、ヨーロッパ進出の絶好の機会を逃し続けている。クラブが掲げた「ヨーロッパのエリートへの復帰」という目標とは裏腹に、野心に欠ける「メリトン・ゾーン」の無気力さがピッチ上で完全に露呈している。(via SPORT)
オビエドのセットプレーからダビド・コスタスに決勝点を奪われ、順位表でも降格圏からわずか数ポイント差の危険な位置に再び引きずり込まれる可能性が高まっている。(via Estadio Deportivo)
■【セビージャ】⚪️🔴
バルセロナとのアウェイ戦に向けて準備を進めているが、過去22回の訪問で勝利がなく、直近の勝利は2003年まで遡るという厳しいデータが立ちはだかっている。マティアス・アルメイダ監督は4試合のベンチ入り停止処分(TADにより1試合軽減)を受けており、チームはキケ・サラス、マルカオ、ペケを負傷で欠く。一方でルベン・バルガスとニール・モペイが練習に復帰し、スアソも出場停止から戻る。(via MARCA)
クラブの財政面で朗報となり得るのが、バルセロナへ移籍したクンデの出場試合数によるボーナス条項だ。クンデが今季60%の試合(最低45分)に出場すればセビージャに250万ユーロが支払われる契約となっており、現在34試合に到達。あと2試合の出場でこの条件をクリアする。(via AS)
若手のホアキン・マルティネス(通称「オソ」)の契約延長交渉がスタートした。現在22歳の彼は今季13試合で2アシストを記録し、チームの重要な戦力となっている。現在の契約解除条項は1500万ユーロだが、トップチームでの一定試合出場により2000万ユーロに上昇する予定。アルゼンチンとイタリアのパスポート取得が可能であり、スカローニ監督率いるアルゼンチン代表からの招集も噂されている。(via Estadio Deportivo)
さらに来季に向けた補強として、ピサ(イタリア)に所属する27歳のルーマニア代表守備的MF、マリウス・マリンの獲得に動いている。パトリク・メルカドらに続く4人目の補強として交渉が進んでいる。(via Mundo Deportivo)
■【アトレティコ・マドリード】🔴⚪️
ヘタフェに1-0で勝利し、リーグ3位の座をしっかりとキープした。決勝点はナウエル・モリーナが放った、相手陣内深くからの見事なミドルシュートによるものだった。(via Estadio Deportivo)
メキシコ人MFオベド・バルガスが移籍後初先発を果たし、シメオネ監督は「継続性がなかったが、チームが必要とする守備と攻撃の仕事を非常に上手くこなしてくれた」と彼のパフォーマンスを絶賛。バルガス自身も「グループ全体がサポートしてくれた。夢が叶った」と喜びを爆発させた。また、GKムッソが好セーブを連発して無失点に貢献し、アルマダやセルロートも幾度となくチャンスを創出するなど、チーム全体の総合力の高さを示した。(via Estadio Deportivo)
■【ヘタフェ】🔵
アトレティコ・マドリードに0-1で敗北した一戦で、チームに大きな波紋を呼ぶ退場劇が発生した。後半開始直後、プレーと全く関係のないところでDFアブカルが相手FWアレクサンデル・セルロートの急所(睾丸)を強く抓るという信じがたい愚行に及んだ。このプレーは当初主審の目から逃れていたものの、VARからの進言により映像確認が行われ、一発退場が命じられた。このスポーツマンシップに反する行為により、今後数試合の厳しい出場停止処分が下されることは確実と見られている。(via Mundo Deportivo)
■【マジョルカ】🔴⚫️
ソン・モイシュにてエスパニョールを迎え撃つ一戦は、マルティン・デミチェリス新監督のホームデビュー戦となる。現在降格圏(勝ち点26)に沈んでいるものの、勝利すれば一気に残留圏内へ浮上するチャンスがある。指揮官はウイングを置かず、中盤に4人を並べる2トップのシステムを採用する見込みだ。(via SPORT)
前節オサスナ戦で退場処分を受けたヤン・ヴィルジリが2試合の出場停止で欠場するほか、アブドン、ベルグストロム、ハビ・ジャブレス、クンブラも負傷によりメンバーから外れた。ライージョも負傷の疑いがあり、ダビド・ロペスが代役を務める可能性がある。(via Estadio Deportivo)
日本人選手の浅野拓磨は、怪我の影響などによりこの重要な一戦を無念の負傷欠場となる。デミチェリス新体制での巻き返しを図るチームにおいて、彼の不在は攻撃のオプションを狭め、残留争いにおける非常に大きな痛手となっている。(via Estadio Deportivo)
■【エスパニョール】⚪️🔵
マジョルカとのアウェイゲームに臨むマノロ・ゴンサレス監督率いるチームは、2026年に入ってから10試合未勝利(4分6敗)というクラブ史上初の深刻な不振に陥っている。(via SPORT)
中盤の要であるエドゥ・エスポシトがサスペンションから復帰し、ラモン・テラッツとスタメンの座を争う。一方でフェルナンド・カレロ、ハビ・プアド、アントニオ・ロカといった主力選手が負傷により欠場を余儀なくされ、ペレ・ミジャも発熱のため直前まで出場が不透明な状況だ。Bチームから20歳のDFアダマ・ティメラが招集リストに入り、シャルル・ピッケルが出場停止から復帰してチームを助ける。(via Estadio Deportivo)
■【レアル・ソシエダ】🔵⚪️
ホームのレアレ・アレーナでオサスナと対戦する。コパ・デル・レイ決勝進出の余韻が残る中、来季のヨーロッパカップ戦出場権を争う重要な直接対決となる。ペジェグリーノ・マタラッツォ監督は23名の招集リストを発表した。(via Mundo Deportivo)
日本人選手の久保建英は、残念ながら怪我のためこの大一番を欠場することが確定した。ヨーロッパ圏内浮上へ向けて絶対に負けられない試合でのエース格の離脱は、チームにとって計り知れない打撃である。彼に代わる攻撃陣の奮起が強く求められる。(via Estadio Deportivo)
アイエン・ムニョス、イニャキ・ルペレス、アルバロ・オドリオソラらも負傷欠場となるが、ジョン・ゴロチャテギが戦列に復帰した。守備陣はアランブル、ジョン・マルティン、セルヒオ・ゴメス、カレタ=ツァルらが形成し、中盤ではトゥリエンテス、カルロス・ソレール、スチッチがスタメンに名を連ねる見込みだ。(via Mundo Deportivo)
■【オサスナ】🔴🔵
レアル・ソシエダとのアウェイ戦に臨むアレッシオ・リスチ監督率いるチームは、現在勝ち点34でソシエダ(35)を1ポイント差で追走しており、勝てば順位を逆転できる絶好の機会だ。ラウール・ガルシアとルベン・ガルシアが負傷で欠場するものの、前線にはラウール・モロが先発起用される見込み。彼とともにビクトル・ムニョス、そして今季すでに13ゴールを挙げているチーム内得点王のアンテ・ブディミルが攻撃を牽引し、ヨーロッパ圏内への挑戦を続ける。(via Estadio Deportivo)
■【ビジャレアル】🟡
敵地メンディソロサでのアラベス戦は、劇的な1-1の引き分けに終わった。相手のオウンゴールにより不運な形で先制を許し、試合を通して相手の露骨な時間稼ぎに苦しめられたが、最後の最後まで諦めず攻撃を続けた結果、98分にニコラ・ペペが値千金の同点ゴールを叩き込んだ。サンティ・コメサーニャは「非常に難しい展開だったが、冷静さを保ち最後まで戦い抜いたチームを誇りに思う」と、逆境を跳ね返したチームの精神力を高く評価した。(via SPORT)
■【アラベス】🔵⚪️
ホームでビジャレアルと対戦し、相手のオウンゴールという形で先制に成功したものの、試合終了間際の98分に痛恨の同点ゴールを許し、1-1の引き分けに終わった。残留争いの中で貴重な勝ち点3を手にする寸前だっただけに、非常に悔やまれる結果となった。(via SPORT)
■【アスレティック・ビルバオ】🔴⚪️
ジローナに3-0で完敗を喫し、これで泥沼のリーグ戦3連敗となった。ヨーロッパ圏進出という目標が大きく遠のく結果となったが、エルネスト・バルベルデ監督への信頼はチーム内で一切揺らいでいない。キャプテンのイニャキ・ウィリアムズは「最大の責任は我々選手にある。監督に対する疑念は全くない。今は頭を下げて、ホームで再び強さを取り戻すために戦い続けるだけだ」と強い決意を語った。試合は開始わずか4分でウゴ・リンコンのミスから失点し、後半にはグルセタの決定機も相手GKに阻まれるなど、攻守に精彩を欠いた。(via Estadio Deportivo)
■【ジローナ】🔴⚪️
アスレティック・ビルバオをホームで3-0と粉砕し、見事な快勝を収めた。GKガッサニーガの再三にわたる好セーブがチームに安定感をもたらし、後半にはアゼディン・ウナヒとクラウディオ・エチェベリが立て続けにゴールネットを揺らして試合を完全に決定づけた。相手のミスを見逃さず、チャンスを確実にモノにする決定力の高さが光った。(via Estadio Deportivo)
■【ベティス】🟢⚪️
ラ・カルトゥーハで行われるセルタとの一戦は、チャンピオンズリーグ出場権となる5位を争う「勝ち点7の価値がある」大一番だ。ヨーロッパリーグのパナシナイコス戦から戻り、マヌエル・ペジェグリーニ監督はリーグ戦への完全集中を求めている。負傷離脱していたソフィアン・アムラバトがトレーニングを再開しており、先発復帰の可能性が高まっている。一方でディエゴ・ジョレンテが負傷欠場し、バルトラとナタンがCBコンビを組む。イスコとロ・チェルソは引き続き欠場となるが、マルク・ロカやアルバロ・フィダルゴらが中盤をコントロールする。(via SPORT)
■【セルタ】🩵
敵地でベティスと対戦する。現在勝ち点40でベティス(43)を追っており、勝利すれば直接対決の成績で上位に立つことができる重要な一戦だ。ヨーロッパリーグのオリンピック・リヨン戦(1-1)の激闘による疲労が懸念されるが、クラウディオ・ギラルデス監督は総力戦で挑む。ミゲル・ロマンが欠場するものの、リヨン戦のセカンドレグで出場停止となるオスカル・ミンゲサとボルハ・イグレシアスの両選手は確実に先発すると見られており、彼らの活躍が勝敗の鍵を握る。(via MARCA)
■【エルチェ】🟢⚪️
サンティアゴ・ベルナベウでレアル・マドリードに4-1で大敗を喫し、これで2026年に入ってから約3ヶ月間勝利がないという深刻な状況に陥っている。降格圏までわずか1ポイント差(勝ち点26の17位)に迫られた。試合ではブバ・サンガレがカマヴィンガと頭をぶつけてめまいを起こし、前半22分にアドリア・ペドロサとの負傷交代を余儀なくされるアクシデントも発生。エデル・サラビア監督は「2-0になるまではよく戦っていたが、簡単なボールロストが命取りになった」と悔やみつつ、マヌエル・アンヘルのオウンゴールで一矢報いたものの、自力での枠内シュートが93分までゼロだった攻撃の課題修正を誓った。(via SPORT)
■【レアル・オビエド】🔵
本拠地カルロス・タルティエレでバレンシアを迎え撃ち、1-0の素晴らしい勝利を収めた。ダビド・コスタスがセットプレーから貴重な決勝ゴールを奪い、チームに勝ち点3をもたらした。現在最下位に沈んでいるものの、この勝利により残留ラインまで5ポイント差に迫り、奇跡の逆転残留へ向けてファンとチームに大きな希望の光が差し込んでいる。(via Estadio Deportivo)
【本日の総括】
今節のラ・リーガは、来季のヨーロッパ圏内を争う上位陣と、生き残りを懸けた残留争いの下位陣で明暗がくっきりと分かれる結果となりました。レアル・ソシエダとオサスナ、ベティスとセルタなど、直接対決が目白押しで勝ち点1が持つ重みがさらに増しています。一方で、エスパニョールやエルチェのように年明けから未勝利が続き泥沼に陥っているチームがある反面、最下位オビエドがバレンシアを撃破し残留へ希望を繋ぐなど、下位の順位変動からは全く目が離せません。怪我による主力選手の離脱(特に日本人選手の久保建英、浅野拓磨の無念の欠場など)も各チームの戦術に大きな影響を与えており、総力戦となる終盤戦へ向けて戦いの熱は最高潮に達しています。
