🇪🇸ラ・リーガ 注目トピック詳細 (2026-03-15)

 

【今回のラインナップ】

✅ レアル・ソシエダ [オサスナに快勝し欧州圏へ前進、ゲデスが圧巻の2ゴール]

✅ オサスナ [ソシエダに力負けで痛い黒星、ビクトル・ムニョスが一矢報いる]

✅ レアル・ベティス [セルタとの直接対決でドロー、ベジェリンの同点弾で勝ち点1死守]

✅ セルタ・デ・ビーゴ [フグラの先制点も追いつかれドロー、欧州圏争いで踏みとどまる]

✅ セビージャ [バルセロナに5失点の惨敗、守備崩壊でアルメイダ監督の采配も裏目に]

✅ マジョルカ [数的不利のエスパニョールを相手に劇的逆転勝利で降格圏脱出]

✅ エスパニョール [疑惑の判定と一発退場に泣きマジョルカに逆転負け、クラブは怒り心頭]

✅ アトレティコ・マドリード [守護神オブラクが負傷でトッテナム戦を欠場、ダービーも暗雲]

✅ アスレティック・ビルバオ [ジローナに敗れるも順位キープ、レンタル中のウゴ・リンコンに被弾]

✅ ラージョ・バジェカーノ [カンファレンスリーグの勢いそのままにホームでのレバンテ戦へ]

✅ レバンテ [新監督下で闘志を燃やし、カルロス・エスピの爆発に期待]

✅ エルチェ [レアル・マドリードに敗れ2026年未勝利、サラビア監督の進退を懸けた戦いへ]

✅ バレンシア [最下位オビエドに敗れる大失態、コルベラン監督が自らの責任を猛省]

✅ ビジャレアル [アジョセ・ペレスの謎の負傷離脱が続く中、レアル・ソシエダ戦へ準備]

✅ レガネス [バリャドリードとの残留争いで劇的敗戦、フアン・クルスとファンが衝突]

✅ レアル・バリャドリード [レガネスとの激闘を制し、ラタサの劇的ヘディングで大きな勝ち点3]

✅ レアル・サラゴサ [アルメリアに勝利し残留へ前進、ロベル・ゴンサレスが決勝点]

✅ マラガ [ウエスカとの歴史的な乱打戦を5-3で制し、ホーム最強を証明]

✅ ウエスカ [マラガに5失点敗戦、ボロ監督は解任の危機も強気な姿勢を崩さず]

✅ スポルティング・ヒホン [カステリョンに4-1の快勝、フアン・オテロが2ゴールの活躍]

✅ カステリョン [VARのオフサイド判定に大激怒、退場者も出しスポルティングに完敗]

✅ エイバル [イプルアでブルゴスの堅守を崩せず0-0、ホーム連勝記録がストップ]

✅ ブルゴス [敵地でエイバルとスコアレスドロー、プレーオフ圏内を射程圏に捉える]

✅ アンドラ [グラナダのアウェイで貴重なドロー、守護神オワノがファインセーブ連発]

✅ グラナダ [アルナイスの先制点も守りきれずアンドラとドロー]

✅ ラス・パルマス [次節アルバセテ戦へ、ルイス・ガルシア監督が気を引き締める]

✅ アルバセテ [カナリア出身のヘフテ・ベタンコールが愛する古巣ラス・パルマスとの対決へ]

✅ UDイビサ [マルベジャに敗れ昇格プレーオフが遠のく、元所属選手に恩返し弾を浴びる]

✅ エルデンセ [サンルケーニョにアウェイで4-1の快勝、ロベル・イバニェスらが躍動]

 

■【レアル・ソシエダ】⚪️🔵

ホームのアノエタでオサスナと対戦したレアル・ソシエダは、3-1で快勝を収めて7位に浮上し、来季のヨーロッパ圏内進出へ大きく前進した。ペジェグリーノ・マタラッツォ監督は前節のアトレティコ・マドリード戦から先発5人を入れ替え、オヤルサバル、ゲデス、トゥリエンテス、ブライス・メンデス、スベルディアを起用する積極的なターンオーバーを敢行。試合は序盤からソシエダが圧倒的にボールを支配し、24分に相手DFボヨモのハンドで得たPKをキャプテンのオヤルサバルが確実に沈めて先制する(オヤルサバルはこれでPK12回連続成功で今季14点目)。続く28分には、ブライス・メンデスが見事な股抜きパスで起点を作り、トゥリエンテスを経由してボールを受けたゲデスが、完璧なシュートで追加点を奪った。後半52分にも、トゥリエンテスの圧巻のドリブル突破からのアシストを受けたゲデスがこの日2点目となるスーパーゴールを叩き込み、試合を決定づけた。日本人選手の久保建英は、アイヘン・ムニョス、アルバロ・オドリオソラらとともに負傷のため欠場を余儀なくされ、ピッチに立つことはできなかった。また、後半途中出場のヤンヘル・エレーラがわずか5分で負傷し涙を流しながら退場したことと、トゥリエンテスが累積5枚目となるイエローカードを受けたことが今後の懸念材料となっている。選手評価では、好セーブを連発したGKレミロ、攻守に圧倒的なクオリティを見せたゲデス、中盤を完璧に支配したトゥリエンテスらに最高評価が与えられている。マタラッツォ監督は「限界まで力を出し切る必要があったが、選手たちの練習の質が上がっている証拠だ」と手応えを口にした。(via Estadio Deportivo / AS / Mundo Deportivo)

 

■【オサスナ】🔴

アウェイでレアル・ソシエダに1-3と力負けを喫し、ヨーロッパ圏内争いで痛い後退となった。アレッシオ・リッシ監督は4-3-3の布陣を採用し、ラウール・モロ、ブディミル、ビクトル・ムニョスを前線に配置して臨んだ。序盤の10分にはビクトル・ムニョスのヘディングシュートがポストを直撃するなど、鋭いカウンターから決定機を作ったものの、その後は相手の圧力に屈して主導権を完全に握られた。24分にボヨモが不運な形でボールに手で触れてしまいPKを献上したことが引き金となり、前半だけで2失点。後半にも追加点を奪われ苦しい展開となった。それでも後半77分、ビクトル・ムニョスが角度のないところから見事な強烈なシュートを決めて意地の一撃を返したが、反撃はここまで。チームはルーベン・ガルシアとラウール・ガルシアが累積警告で、イケル・ベニートが負傷でそれぞれ欠場しており、戦力面でも厳しい状況での戦いであった。(via Estadio Deportivo / Mundo Deportivo)

 

■【レアル・ベティス】🟢⚪️

ラ・カルトゥーハで行われた来季ヨーロッパ圏内を争うセルタとの直接対決は、1-1の引き分けに終わった。これで公式戦5試合連続で勝利から遠ざかっている。マヌエル・ペジェグリーニ監督は守備陣を中心に大幅なターンオーバーを実施したが、前半わずか4分、相手のシュートをGKアルバロ・バジェスが後逸するという痛恨のミスで先制点を献上。スタジアムには重苦しい雰囲気が漂った。しかし後半に入ると息を吹き返し、49分にアイトール・ルイバルからの完璧なスルーパスに抜け出したエクトル・ベジェリンが右サイドからダイレクトで飛び出して同点ゴールを奪取した。ベジェリンにとってこれがベティスでの公式戦初ゴールであり、約3年ぶりの得点となった。終盤はクチョ・エルナンデスの献身的なプレーやバカンブの決定的なヘディングで逆転に迫ったが、相手GKのビッグセーブに阻まれた。ペジェグリーニ監督は「開始早々の失点で緊張感が生まれてしまったが、後半のリアクションには満足している。ホームで勝ち点2を失った気分だが、ヨーロッパリーグのパナシナイコス戦へ向けて自信になる」と語り、前半の観客からの激しいブーイングについては「5位で欧州大会でも戦っている状況を考えると理解しがたい」と苦言を呈した。(via SPORT / Estadio Deportivo / MARCA / Mundo Deportivo)

 

■【セルタ・デ・ビーゴ】🩵

アウェイでのベティスとの大一番を1-1で引き分け、来季のヨーロッパ圏内を争う5位ベティスとの勝ち点3差(現在41点で6位)を維持した。クラウディオ・ヒラルデス監督はヨーロッパリーグのリヨン戦を見据えて6人の選手を入れ替える大胆な采配を見せ、アルバロ・ヌニェスがデビューを果たした。また、古巣対決となったボルハ・イグレシアスはベンチからのスタートとなった。試合は開始4分、マルク・ロカからボールを奪ったフェラン・フグラがミドルシュートを放ち、相手GKのミスを誘って先制ゴールを記録(今季アウェイで5得点目)。前半は完全にセルタのペースで試合を運び、パブロ・ドゥランやフグラが幾度も決定機を迎えたが、ここで追加点を奪えなかったことが後半に響いた。後半はベティスの猛反撃を受けて同点に追いつかれたが、GKイオヌツ・ラドゥが終盤にルイバルやバカンブのシュートをスーパーセーブで防ぎ切り、貴重な勝ち点1を死守。ヒラルデス監督は「引き分けには不満だ。前半の素晴らしい時間帯に試合を決めきれず、後半は頭を使わずに感情でプレーしてしまった」と悔しさを滲ませた。(via MARCA / SPORT / Estadio Deportivo / AS)

 

■【セビージャ】🔴⚪️

Spotifyカンプ・ノウでのバルセロナ戦で2-5という屈辱的な大敗を喫した。マティアス・アルメイダ監督は、ペドリなどのキーマンに対してカルモナやフアンルをマンツーマンで当てるという奇策に出たが、これが完全に裏目に出た。序盤から守備陣が崩壊し、前半の内にジブリル・ソウとホセ・アンヘル・カルモナがそれぞれペナルティエリア内でファウルとハンドを犯して2つのPKを献上。これをラフィーニャに決められ、さらにダニ・オルモにも追加点を許して前半だけで3失点という絶望的な展開となった。前半終了間際に、カンテラーノのオソが右サイドからのクロスに飛び込んで見事なプリメーラ初ゴールを決めて一矢報いたものの、後半にアルメイダ監督がエジュケ、バルガス、モペイを投入して前掛かりになったところを突かれ、さらに2失点。アディショナルタイムにオソのアシストからソウがヘディングで1点を返したが時すでに遅し。試合後、グデリやアレクシス・サンチェスは「バルセロナ相手に2つもPKをプレゼントしてしまっては勝負にならない」と猛省。アルメイダ監督も「優勝を争うチームと我々とは現実が違う」と完敗を認めた。唯一の希望となったのは1ゴール1アシストのオソの活躍であり、またナイジェリア代表FWのアコル・アダムスが「憧れはカヌーテ」とクラブでの飛躍を誓うコメントを残している。(via Estadio Deportivo / SPORT / Mundo Deportivo)

 

■【マジョルカ】🔴⚫️

ホームのソン・モイシュでエスパニョールを相手に2-1の劇的な逆転勝利を飾り、降格圏からの脱出に成功した。マルティン・デミチェリス監督率いるチームは前半、エスパニョールに圧倒されて先制を許し苦しい展開となった。しかし後半54分に相手選手が一発退場となったことで数的優位に立ち、反撃の狼煙を上げる。65分、サム・コスタの強烈なプレスのこぼれ球を拾ったパブロ・トーレがミドルシュートを放つと、これが相手DFに当たってコースが変わり同点ゴールとなった(このゴールは直前のファウル疑惑で長時間のVAR確認が行われたが認められた)。さらに勢いづいたマジョルカは、88分にマスカレルの見事なスルーパスを受けたサム・コスタが反転から左足で流し込み、待望の逆転ゴールを奪取。スタジアムは狂喜乱舞に包まれ、値千金の勝ち点3を手にした。(via Estadio Deportivo / MARCA / SPORT)

 

■【エスパニョール】🔵⚪️

アウェイでマジョルカに1-2で逆転負けを喫し、2026年に入って未勝利が続く泥沼の状態から抜け出せなかった。試合は前半、ドランの絶妙なスルーパスからピッケルが右足のアウトサイドで流し込んで先制し、非常に良い内容で進めていた。しかし54分、先制点のピッケルがマスカレルに対する危険なタックルで一発退場(VAR介入によりイエローからレッドに変更)となり、暗転する。さらに65分にパブロ・トーレに同点ゴールを許した際、その直前のプレーでサム・コスタがウルコ・ゴンサレスに対して明らかなファウルを犯していたと激しく抗議。リカルド・デ・ブルゴス主審はVARモニターを4分間も確認したが、驚くべきことにファウルなしと判定。これで完全にリズムを崩し、終盤に逆転を許した。マノロ・ゴンサレス監督は「マジョルカはゴールだと言うだろうが、それ以外のスペイン中がファウルだと言うはずだ。作り話はもう聞きたくない。判定にはうんざりしている」と怒りを爆発させ、シャビ・アンドレウ広報も「選手たちはもう限界だと言っている。常に判定がエスパニョールに不利に働くことに無力感を感じる」と連盟への正式抗議を示唆した。(via Mundo Deportivo / SPORT / Estadio Deportivo / AS)

 

■【アトレティコ・マドリード】🔴⚪️

水曜日に控えるチャンピオンズリーグのトッテナム戦(アウェイ)に向けて、守護神ヤン・オブラクが欠場することが確定した。先週金曜日に負った脇腹の筋肉の張りが回復しておらず、これ以上のリスクを避けるための決断となった。回復のメドは立っておらず、日曜日に控えるレアル・マドリードとのダービーマッチへの出場にも暗雲が立ち込めている。この緊急事態に、フアン・ムッソが代役としてゴールマウスを守る予定となっている。(via MARCA)

 

■【アスレティック・ビルバオ】🔴⚪️

ジローナにアウェイで敗戦を喫したものの、ヨーロッパ圏内を争うライバルチームの結果に助けられ、順位をキープした。この試合で決勝点となるゴールを決めたのは、皮肉にもビルバオからジローナへレンタル移籍中のウゴ・リンコンだった。通常、レンタル移籍の際には「恐怖の条項(レンタル元との対戦出場禁止)」が設けられるが、ビルバオはこの契約で条項を除外していた。その理由は、ジローナが選手の給与を全額負担し、さらに20万ユーロのレンタル料を支払うという経済的に非常に有利な契約条件だったためである。イニャキ・ウィリアムズは、下位チームの追い上げを警戒し、最後まで気を引き締めるようチームに呼びかけている。(via Estadio Deportivo / Mundo Deportivo)

 

■【ラージョ・バジェカーノ】⚡️

カンファレンスリーグのサムスンスポル戦に3-1で勝利した勢いをそのままに、月曜日にホームのバジェカスでレバンテを迎え撃つ。イニゴ・ペレス監督は過密日程を考慮してターンオーバーを示唆している。古巣対決となるデ・フルトスが絶好調を維持しており、キーマンとして期待されている。ペレス監督は「レバンテは監督交代後、非常にアグレッシブになっている。我々も決して油断してはならない」と警戒を強めている。(via MARCA / AS)

 

■【レバンテ】🐸

降格圏に位置しているものの、ルイス・カストロ新監督の就任以降、チームは非常にアグレッシブな戦う集団へと変貌を遂げている。特にカンテラーノのカルロス・エスピが直近2試合で3ゴールと大爆発しており、残留に向けた最大の武器となっている。ラージョ戦ではデラとオラサガスティが出場停止となる痛手はあるものの、ビクトル・ガルシアは「最後まで絶対に残留を諦めない」と熱い闘志を燃やしており、バジェカスでの勝ち点獲得を狙っている。(via SPORT / MARCA / AS)

 

■【エルチェ】🟢⚪️

レアル・マドリードにアウェイのサンティアゴ・ベルナベウで1-4と完敗を喫し、18位の降格圏に沈み続けている。2026年に入ってから7敗4分と未だ勝利がなく、極めて深刻な危機的状況にある。この結果を受け、エデル・サラビア監督の進退問題が急浮上しており、次節ホームで行われるマジョルカ戦が自身の首を懸けた事実上の「決勝戦」となる。サラビア監督は「ベルナベウでの敗戦は辛いが、残りの10試合に向けてチームは強く団結している。ホームでのファンとの繋がりが何よりも鍵になる」と必死の前を向くコメントを残した。(via Estadio Deportivo)

 

■【バレンシア】🦇

最下位に沈むオビエドを相手にアウェイで痛恨の敗戦を喫し、直近の好調だった流れを完全に止めてしまった。試合後、カルロス・コルベラン監督は「最初の55分間、我々は試合のレベルに達しておらず、個性やキャラクターが完全に欠如していた。全責任は私にある。最悪の試合だった」と猛烈な言葉で自らの采配とチームの不甲斐なさを批判した。グイド・ロドリゲスも「勝ち点3を取りに行ったのにこの結果は腹立たしい。セットプレーから簡単に失点してしまったミスは改善しなければならない。明日はイライラするだろうが、次のセビージャ戦に向けてすぐに立ち上がらなければならない」と猛省した。(via Estadio Deportivo / SPORT)

 

■【ビジャレアル】💛

マルセリーノ監督は、カナリア諸島出身のアタッカー、アジョセ・ペレスの「謎の筋肉の負傷」に頭を抱えている。詳細な状態が公式に発表されないまま、すでに3週間の離脱が続いており、復帰のメドが立っていない。一方で守備陣は、ローガン・コスタが4月中の復帰を目標に調整を進めており、ウィリー・カンブワラがチームのトレーニングに復帰したことは朗報だ(フアン・フォイスはアキレス腱の負傷で今季絶望)。チームは金曜日のレアル・ソシエダ戦に向けて準備を進めている。また、ファンのホセプ・カブレラ氏が伝説の用具係パスクワレット氏との縁から、クラブの古いユニフォームの巨大なコレクションを築き上げているという心温まるエピソードも地元メディアで大々的に報じられている。(via Mundo Deportivo / SPORT)

 

■【レガネス】🥒

残留争いの直接対決となったレアル・バリャドリードとのアウェイ戦で2-3の劇的敗戦を喫し、降格の危機がさらに現実味を帯びている。試合はシセとドゥクのゴールで2度も同点に追いつく驚異的な粘りを見せたが、アディショナルタイムに痛恨の決勝ヘディングを叩き込まれ万事休す。直近5試合でわずか勝ち点2しか獲得できておらず、イゴール・オカ監督のチームはどん底の状態にある。試合終了後には、アウェイに駆けつけたファンとフアン・クルスが口論になるという緊迫した場面が発生し、チーム内外の不穏な空気が浮き彫りとなった。(via Estadio Deportivo)

 

■【レアル・バリャドリード】💜

レガネスとの血みどろの残留争い直接対決を3-2で制し、残留に向けて計り知れない価値のある勝ち点3を手にした。フラン・エスクリバ監督率いるチームは、セルジ・カノスとマルコス・アンドレのゴールで二度リードを奪いながらも追いつかれる苦しい展開となった。しかしアディショナルタイム、フアンミ・ラタサが強烈なヘディングシュートを叩き込み、スタジアムを熱狂の渦に巻き込む劇的な勝利を飾った。(via Estadio Deportivo)

 

■【レアル・サラゴサ】🦁

アルメリアに勝利を収め、残留ラインまで勝ち点4差(現在20位、勝ち点30)に肉薄した。ダビド・ナバロ監督の下で確かな復調の兆しを見せている。この試合で絶対的なヒロインとなったのは、ベティスからレンタル移籍中のロベル・ゴンサレスで、80分に左足で値千金の決勝ゴールを決めMOMに選出された(ベティスは彼に対する売却益の40%を保持しており、今後の活躍が注目されている)。一方で、ナバロ監督が会見前にマイクがオンになっていることに気づかず「アルメリアからは記者が誰も来てないのか?彼らはそんなにビッグクラブじゃないのか?」と発言したことが問題視され、SNSを通じて公式に謝罪する騒動もあった。(via SPORT / Estadio Deportivo)

 

■【マラガ】💙🤍

ホームのラ・ロサレダでウエスカを相手に5-3という歴史的な乱打戦を制し、ホームでの圧倒的な強さを改めて証明した。先制を許す展開となったが、ダビド・ラルビア、アドリアン・ニーニョ(PK)、ホアキン・ムニョスのゴールで一気に3-1と逆転。終盤にウエスカの猛追を受けて1点差に詰め寄られる場面もあったが、ストライカーのチュペテが圧巻の2ゴールを決めて激しい打ち合いに終止符を打った。ホームでの連勝を伸ばし、昇格争いに向けて最高の状態を維持している。(via SPORT / MARCA)

 

■【ウエスカ】🔴🔵

マラガとの壮絶な打ち合いの末、アウェイで3-5と敗れた。オスカル・シエルバのPKで幸先よく先制したものの、その後に立て続けに失点。終盤にホルヘ・プリードとアルバロ・カリージョがゴールを奪い1点差に迫る意地を見せたが、最後は力尽きた。降格圏から抜け出せないジョン・ペレス・ボロ監督は解任の危機に直面しているが、「私には状況を好転させる力がある」と強気な姿勢を崩していない。また、試合のアディショナルタイムにフリオ・アロンソがマラガのスタンドからツバを吐きかけられるという悪質な事件が発生し、主審が公式記録に記載する事態となった。(via SPORT / MARCA / AS)

 

■【スポルティング・ヒホン】🔴⚪️

ホームでカステリョンを相手に4-1の快勝を収めた。前半に相手のゴールがVARで取り消されるという幸運にも恵まれると、先制を許した後に怒涛のゴールラッシュを展開。フアン・オテロが2ゴールの活躍を見せ、さらにアンドレス・フェラーリ、パブロ・ガルシアが立て続けにネットを揺らして相手を完全に粉砕した。相手の退場もあり、終始優位に試合を進めた。(via Mundo Deportivo)

 

■【カステリョン】⚫️⚪️

スポルティング・ヒホンにアウェイで1-4と完敗を喫した。前半、ウスマン・カマラが頭で決めた見事なゴールが、プレーに関与していないアルベルトのオフサイドという判定でVARにより取り消される大論争が発生。これにはボブ・ブルガリス会長も「完全な強盗だ」と激怒。その後、カラのPKで先制したものの、逆転を許した上にジェレミー・メロが一発退場となり、完全に崩壊した。(via SPORT / Mundo Deportivo)

 

■【エイバル】🔴🔵

ホームのイプルアでブルゴスと対戦し、0-0のスコアレスドローに終わった。試合を支配し、幾度となくチャンスを作ったものの、相手の強固な守備ブロックを最後まで崩し切ることができなかった。これにより、誇っていたホームでの連勝記録が「6」でストップすることとなった。(via MARCA / Mundo Deportivo)

 

■【ブルゴス】⚪️⚫️

難攻不落のイプルアでエイバルと対戦し、ラミス監督の植え付けた完璧な守備組織を機能させて0-0の引き分けに持ち込んだ。相手の猛攻を耐え凌ぎ、時には鋭いカウンターから決定機も作り出した。この貴重なアウェイでの勝ち点1により、昇格プレーオフ圏内をしっかりと射程圏内に捉え続けている。(via MARCA / Mundo Deportivo)

 

■【アンドラ】🔵💛🔴

アウェイでグラナダと対戦し、1-1の貴重なドローを手にした。アルナイスに先制を許したものの、イマノルが強烈なミドルシュートを突き刺して同点に追いつく。終盤はグラナダの猛攻に晒されたが、守護神オワノが神懸かり的なファインセーブを連発して勝ち点を死守。オラバリエタの幻のゴールもあり、勝ち点3を逃した悔しさも残る内容となった。(via Mundo Deportivo)

 

■【グラナダ】🔴⚪️

ホームでアンドラと対戦し、1-1の引き分けに終わった。アルナイスのゴールで順調に先制したものの、リードを守り切ることができず同点弾を浴びた。後半は一方的に攻め立てたが、相手GKの好セーブに阻まれて追加点を奪うことができなかった。(via Mundo Deportivo)

 

■【ラス・パルマス】💛💙

ルイス・ガルシア監督の就任以降、見事な2連勝を飾ってチーム状態は最高潮にある。次節はアウェイでアルバセテと激突する。指揮官は「このリーグでは2週間で天国から地獄に落ちる。毎試合が決勝戦だ」と決して油断することなく、選手たちの気を引き締めている。(via Estadio Deportivo)

 

■【アルバセテ】⚪️

次節、ホームにラス・パルマスを迎える。注目はカナリア諸島出身であり、ラス・パルマスを愛してやまないFWヘフテ・ベタンコール。彼は今季のコパ・デル・レイでレアル・マドリードを沈めた立役者であり、古巣への想いを胸にピッチに立つ。相手には同じくカナリア出身のヘセ・ロドリゲスがおり、両ストライカーの対決に大きな注目が集まっている。(via SPORT)

 

■【UDイビサ】🩵

ホームで下位に沈むマルベジャに0-1で敗れるという痛恨の取りこぼしを演じ、昇格プレーオフ圏内から一歩遠ざかってしまった。かつてイビサに所属していたエウヘニに痛烈な「恩返し弾」を浴びて沈没。ミゲル・アルバレス監督は「誰も見くびってはいけない」と猛省の弁を述べた。(via SPORT)

 

■【エルデンセ】🔴🔵

アウェイでアトレティコ・サンルケーニョと対戦し、4-1の圧勝劇を演じた。ボール支配率では相手に譲ったものの、効率的な攻撃でロベル・イバニェス、ボルハ・カルボ、ブスティージョ、ディオニが次々とゴールを陥れ、相手の反撃をPKによる1点に抑え込んだ。(via MARCA)

 

【本日の総括】

今節のラ・リーガおよびスペイン国内リーグは、欧州圏内を争う上位陣と、生き残りを懸けた下位陣の明暗がくっきりと分かれる結果となった。レアル・ソシエダはオサスナとの直接対決を制してヨーロッパへの切符に大きく前進した一方で、ベティスとセルタは痛み分けに終わり、セビージャはバルセロナに為す術なく粉砕され守備の脆さを露呈した。残留争いでは、マジョルカが数的不利の相手を退けて降格圏を脱出したのに対し、エスパニョールやバレンシア、レガネスは痛恨の敗北を喫し、エルチェのサラビア監督などは進退の危機に直面している。セグンダに目を向けても、マラガとウエスカの歴史的乱打戦や、VAR判定に揺れたカステリョンなど、各会場で白熱のドラマと数々の波乱が巻き起こった。シーズン終盤に向けて、上位も下位も毎試合が「決勝戦」となる過酷なサバイバルレースがさらに激化していくことは間違いない。