【今回のラインナップ】

 

✅ 会長選挙: ラポルタが圧勝で再選確実に

✅ セビージャ戦: ハフィーニャのハットトリックなどで5-2の圧勝

✅ 選手の復帰と活躍: ガビが204日ぶりに復帰、カンテラのエスパルトが初先発

✅ フリック監督のコメント: 勝利にも気を引き締め改善を要求

✅ デコSDのコメント: シャビの批判には乗らずクラブの将来を語る

✅ フベニールA: コパ・デル・レイ決勝でベティスに敗北

 

■【会長選挙: ラポルタが圧勝で再選確実に】

 

2026年3月15日、FCバルセロナの会長選挙がSpotify Camp Nouなど5つの会場(バルセロナ、ジローナ、タラゴナ、リェイダ、アンドラ)で開催されました。

投票率は42.34%(48,480人)と、1997年以来の低水準となりました。しかし、開票率50.8%の段階で、ジョアン・ラポルタが69.19%を獲得し、28.76%にとどまったビクトル・フォントを大きく引き離して再選が確実となりました。

 

ラポルタは選手や監督たちと一緒に歌い踊り、喜びを爆発させました。

ラポルタは『大変満足している。民主主義と市民意識の祭典だ。あらゆる年齢層の人々が来ており、私たちが世界で唯一のクラブであることのさらなる証明だ。世界中にバルセロニスタの感情が存在している』『ラミネのInstagramの投稿を見たときは私が一番驚いた。彼は人間としても天才で、とても愛している』『私が最も心を痛めたのは、デコ、アレハンドロ、そしてボージャンまでもが攻撃されたことだ。彼らは私と共にいてくれた人々だ。不必要な攻撃であり、不安定にさせようとしたが、彼らは強く、元気だ』『私たちは正面から正々堂々と戻ってくる』と語りました。

 

対するビクトル・フォントは、ラポルタ陣営が選手と写真を撮っていることについて『個人的な関係だ。この場合、元義理の兄弟であるアレハンドロ・エチェバリアとの関係で、彼らは人々を混乱させようとしている。私にはセルヒオ・ブスケツと個人的な関係があるし、チームの多くの人が彼と関係がある。カルレス・プジョルの親友も私たちのチームの一部だ。しかし、私たちは写真を撮ったり人々を混乱させたりするために人々を探しには行かなかった』と不満を示しました。また、怪我で離脱中のテア・シュテーゲンが投票権を行使できなかったことについて『クラブが彼へのいくつかの支払いを更新していなかったためだ』と主張しました。

 

ソシオへのアンケートでは、メッシの復帰について「引退試合の開催」が55%で最多となり、「名誉会長」が28%、「選手として復帰」が10%、「復帰しない」が6%でした。また、スタジアム改修工事の管理については平均6.6点と評価され、今後の電子投票の導入には78.4%が賛成しました。 (via SPORT) (via Mundo Deportivo)

 

■【セビージャ戦: ハフィーニャのハットトリックなどで5-2の圧勝】

 

選挙の熱気に包まれる中、Spotify Camp Nouで行われたセビージャ戦は5-2の圧勝で終わりました。

この日からGol Nordが開放され、スタジアムの収容人数は62,652人に拡大。観客数は今季最多の56,483人を記録し、新たな応援席「Gol 1957」も解禁されました。

 

試合は前半からバルサが圧倒しました。ジョアン・カンセロが立て続けに2つのPKを獲得し、それをハフィーニャが沈めました。1本目は見事なパネンカ、2本目は右下隅への正確なシュートでした。ちなみに、このPKはハフィーニャがレヴァンドフスキと交渉してキッカーを譲り受けたものです。

前半38分には、ジェラール・マルティンからパスを受けたマルク・ベルナルが絶妙なアシストを供給し、ダニ・オルモがペナルティスポット付近から右足のダイレクトシュートで3点目を決めました。

 

後半に入っても勢いは止まらず、フェルミンのパスを受けたハフィーニャがシュートを放ち、相手DFグデリに当たって軌道が変わりハットトリックを達成しました。

さらに後半15分には、左サイドを駆け上がったカンセロがペナルティエリア内で切り返し、相手GKの股を抜く見事なシュートで5点目を奪いました。カンセロにとってはこれがバルサ復帰後初ゴールとなりました。

セビージャにはオソとソウに2点を返されたものの、バルサは首位をキープし、2位レアル・マドリードとの勝ち点差4を維持しています。

 

試合後、ハフィーニャは『とても嬉しい。ハットトリックは毎日決められるものではないし、とても特別なことだ。バルサだけでなく、私のキャリアにおいて3度目のハットトリックをこのユニフォームで達成できたことは特別だ。PKについては、ゴールキーパーが何をしようとしているかをすでに予想しているので、少し変えなければならない』『私たちは試合をうまくコントロールした。前半の3ゴールが助けになった。スペースを探し、非常にうまくやったと思う。もう少し注意を払わなければならない2失点があったが、全体的には素晴らしい試合をした。ミスを最小限に抑えなければならない。このようにプレーしていれば、私たちに勝つのは難しい』と振り返りました。 (via Mundo Deportivo) (via SPORT) (via MARCA)

 

■【選手の復帰と活躍: ガビが204日ぶりに復帰、カンテラのエスパルトが初先発】

 

この試合の大きなトピックは、ガビの204日ぶりの復帰でした。

後半37分、ハフィーニャに代わってピッチに入った背番号6に対し、カンプノウは割れんばかりの拍手と歓声を送りました。ロナルド・アラウホからキャプテンマークを託されたガビは、ピッチで力強く躍動しました。

 

試合後、ガビは『言葉では言い表せない感覚だ。チームとファンの元に戻れてとても幸せだ。正直なところ、前回よりもずっと大変だった。かなり辛い思いをした。最も苦痛なプロセスで、日々の生活が一番きつかった。とても幸せだ。この瞬間を何度も夢見てきた。いつも私と一緒にいてくれて、父親のようだった。別の怪我の時も常に私を支えてくれた。2度の大きな怪我にもかかわらず、常に私を信頼してくれたことに感謝している。彼がこの先何年もここに留まってくれることを願っている。私は常に変わらないだろう。生まれた時からそういう性格だ。それが私の競争の仕方であり、このクラブのためにすべてを捧げるし、一生そうし続けるだろう。とても良い気分だったし、これが続くことを願っている。結局のところ複雑な怪我だが、これや他の多くのことを乗り越えられると分かっている。毎日改善するように努める。まだチームメイトのように100パーセントではないが、近づいており、すぐにそうなることを願っている』と心境を語りました。

 

また、右サイドバックとしてトップチームで初先発を飾った18歳のカンテラーノ、シャビ・エスパルトも素晴らしいパフォーマンスを見せました。

彼は『ここカンプ・ノウでプレーできたこと、しかも先発でプレーできたことは信じられない。狂気のようだ。とてもワクワクしながら経験し、すべてを出し切ろうとした。最終的に勝つことができたので、とても満足している』と喜びを爆発させ、フリック監督からのアドバイスについて『自信を持つように、彼は私を信頼していると。恐れずにプレーするように言ってくれる。自分のプレーをすれば、すべてうまくいくと。私はリザーブチームの選手で、リザーブチームに登録されている。今はトップチームにいる。どこにいようと、最大限の力を出そうとしている。チャンスをもらえることに常にとても感謝しており、できる限りそれを活かそうとしている』と明かしました。終盤の痙攣については『痙攣だった。全部がつりそうになっていた。耐えようとしたけど、まあ、よくあることだ』と笑顔で語りました。 (via SPORT) (via Mundo Deportivo) (via MARCA)

 

■【フリック監督のコメント: 勝利にも気を引き締め改善を要求】

 

ハンジ・フリック監督は5-2の勝利にも満足しきることなく、水曜日のニューカッスル戦(チャンピオンズリーグ)に向けてチームに改善を求めました。

 

監督は『多くのことが良い方向に進んでいると思うが、ピッチ上のいくつかの状況については同意できない。だから私にとってはまずまずだ。私たちは勝ち点3を追加し、消化試合が1つ減り、5ゴールを決めた。それを見るのは良かったが、最初は私がチームに通常求めているような確信を持ってプレーしていなかった。私たちには多くの試合があり、一部の選手にとっては負担が大きいかもしれないが、最終的にはもっと速くプレーすることが私たちがしなければならないことだ。だから、次の試合に向けて集中しなければならない。ニューカッスルは素晴らしいチームだからね』と指摘しました。

 

さらに『先に言ったように、私が本当に評価している多くのことがあり、それについては満足しているが、同時に何を改善できるかについても考えなければならない。通常、これが私たちの仕事のやり方だ。だから私は満足しているし、誰もがそれを理解しなければならない。しかし最終的には、今は非常に重要な1週間であり、水曜日には大きな試合がある。次のラウンドに進むかどうかが決まるので、私たちは100パーセント、最高のバージョンでプレーしなければならないと思う。私が言いたいのは、誰もが今は幸せだが、私にとってはいくつかの状況で改善し、物事をずっとうまくやることも重要だということだ。ダニ・オルモは素晴らしい試合をしたし、ハフィーニャ、ジョアン・カンセロ、シャビ・エスパルトもそうだ。全体としてはもっとうまくやれる。最初のゴールではもっとうまくプレッシャーをかけることができたし、2つ目のゴールではもっと賢く、試合をコントロールするべきだった』と語りました。

 

失点に怒りを見せたGKジョアン・ガルシアについては『失点したときに喜ぶゴールキーパーを見たことがない。最初の失点ではもっとうまくプレスをかけるべきだったが、2つ目の失点では5-1で勝っていた。もっと賢くボールを回し、相手を動かすべきだった。私が望んでいたのはそれだが、私たちは常に攻撃を考えてしまう。最後の10分間はもっとボールを保持して試合をコントロールしなければならなかった。ジョアン・ガルシアが怒っているのはそのためだと思う。繰り返すが、失点して喜ぶゴールキーパーは見たことがない』と理解を示しました。

 

ガビの復帰については『彼は正しい方向へ良い一歩を踏み出した。水曜日や次の日曜日にプレーするかどうかはわからないが、今日は明確な結果が出ていたので良い状況だったと思う。彼はよくやった。練習でもそれを見ることができるし、彼は本当に状態が良い。素晴らしいパス、素晴らしいテクニックを持っており、1対1の状況でもそれを見ることができる。彼はそこにいて、状況を勝ち取った。バルサの誰もが彼の復帰を喜んでいると思う。メディカルサービスの素晴らしい仕事も強調したい』と称賛しました。

 

また、カンセロについては『ジョアン・カンセロは11月以降定期的にプレーしていなかったため、リズムを掴むのに少し時間が必要だった。彼は素晴らしい選手で、信じられないほどのテクニックを持っている。最初のゴールでの彼のプレーは素晴らしかった。あの選択は正しかった』と評価しました。

 

アラウホがガビにキャプテンマークを渡したことについては『チーム内の良い雰囲気を示しているが、私自身も驚いた。それは良いことだ』と笑顔を見せ、選挙の熱狂については『投票は秘密だが、今日は特別な日だ。このようなものは見たことがない。センセーショナルな日だ』と驚きを口にしました。 (via SPORT) (via Mundo Deportivo) (via Estadio Deportivo)

 

■【デコSDのコメント: シャビの批判には乗らずクラブの将来を語る】

 

投票に訪れたデコSDは、最近シャビ・エルナンデス氏がラポルタ会長やアレハンドロ・エチェバリア氏を痛烈に批判したことについて言及を避けました。

デコSDは『私はこれには立ち入らない。各々が持つツールを使う、それは民主的な選挙だ。私には人生における道徳的および倫理的規範があり、可能な限り最善を尽くすつもりだ。私がいない時でも、そこにいる人を応援する』と大人の対応を見せました。

 

また、スポーツディレクターとしての仕事については『フェアプレーなしのサッカーには2つの道がある。重要な選手を手放して1年か2年でチームを作るか、あるいは今いる優秀な選手を維持して長年にわたるチームを作るかだ。私たちはまだ重要な選手を売る必要はないし、そうしていない。移籍の話になると、人々は契約更新のことを少し忘れてしまうが、それはチームにとって重要なことだ。ラミネ、ガビ、フェルミンでそれをやった。もし物事がうまく行われれば、その道は美しいものになる。私たちはまだ限界に達していないし、重要なのは物事を個人的なことにしないことだ』と方針を説明しました。

 

メッシの復帰については『私にとって彼は史上最高の選手であり、このクラブの歴史でもそうだ。彼が与えたものには議論の余地がない。彼と友達でありチームメイトであったことは幸運で、彼が与えたものは印象的で忘れられない。その後、クラブは進み続けなければならないが、彼が戻るべきかどうかには私は立ち入らない。レオは多くのことを超えた存在だ。私はレオに深い愛情を持っている』と語りました。

 

最後にカンセロの獲得に対する批判については『私たちが何かをしようとするときは、それを分析し、監督と話し合うからだ。これはPC Managerのようなものではない』と反論しました。 (via Mundo Deportivo)

 

■【フベニールA: コパ・デル・レイ決勝でベティスに敗れる】

 

トップチームが快勝する一方で、フベニールA(U-19)はコパ・デル・レイ・フベニール決勝でレアル・ベティスに1-4で敗れました。

バルサは負傷者や過密日程のせいで満身創痍の状態でした。前日にバルサ・アトレティクで90分プレーしたニル・テイシドール、同じく45分プレーしたアダム・アルヘミやペドロ・ビジャル、シェーン・クライファートなどが出場する厳しい台所事情でした。

 

さらに、ペドロ・ロドリゲスが準決勝で負傷して約1ヶ月の離脱となり、エブリマ・トゥンカラとラウール・エスポシトはU-17スペイン代表に招集されて不在という悪条件が重なりました。

試合はベティスに完全に支配され、バルサは防戦一方に。前半41分にはババ・クルマが一発退場となるアクシデントも発生しました。

後半にヌフ・フォファナが1点を返したものの反撃はここまでで、ベティスに圧倒される結果となりました。 (via Mundo Deportivo) (via MARCA) (via Estadio Deportivo)

 

【本日の総括】

 

歴史的な会長選挙でラポルタの再選が確実となる中、ピッチではトップチームがセビージャに圧勝。ガビの感動的な復帰やカンテラ選手の台頭もあり、クラブ全体がポジティブなエネルギーに包まれた一日となりました。水曜日のニューカッスル戦へ向けて、チームはさらなる高みを目指します。