【今回のラインナップ】
✅ [ジョアン・ラポルタ会長、選挙で圧勝し2031年までの再選決定] [得票率68.18%でフォントを退け、歴史的ハットトリックを達成]
✅ [ラポルタ会長の勝利スピーチと今後の8つの鍵] [カンプノウ改修、1:1ルール回復、メッシとの関係修復などを宣言]
✅ [ハンジ・フリック監督の契約延長と来季構想] [2028年までの契約延長で合意し、若手2名のトップ昇格を計画]
✅ [セビージャ戦の大勝と勝ち点100への挑戦] [ラフィーニャのハットトリックなどで快勝、残り全勝で歴史的記録へ]
✅ [セビージャ戦の裏側と66年ぶりの記録] [1シーズンに4人がハットトリックを達成、スタジアムの熱狂と知られざるドラマ]
✅ [ガビが204日ぶりの感動的な復帰] [亡き祖母に捧げるプレーで、ピッチにバルサの魂が帰還]
✅ [レヴァンドフスキの去就とトルコからの巨額オファー] [ベシクタシュが初期ボーナス1000万ユーロ+年俸2000万ユーロを提示]
✅ [ジョアン・カンセロの完全移籍に向けた動き] [大幅な減俸を受け入れ、アル・ヒラルとの契約解除を目指す]
✅ [移籍市場の噂:ニューカッスルのルイス・ホール] [ラミン・ヤマルを封じた21歳の左SBにバルサやプレミア勢が熱視線]
✅ [カンテラ情報:アダム・アルゲミの緊急昇格とフベニールAの敗北] [フベニールBの主将がバルサ・アトレティコで躍動]
■【ジョアン・ラポルタ会長、選挙で圧勝し2031年までの再選決定】
FCバルセロナの会長選挙が実施され、ジョアン・ラポルタが2031年までの新たな5年間の任期を勝ち取った。最終的な開票結果によると、ラポルタは32,934票(得票率68.18%)を獲得し、対立候補のビクトル・フォントの14,385票(得票率29.78%)に圧倒的な大差をつけた。白票は984票(2.04%)、無効票は177票だった。選挙権を持つ114,504人のソシオのうち、総投票数は48,480票で、投票率は42.34%となった。これは民主主義の歴史上、参加人数としては2010年、2021年、2003年に次ぐ4番目の多さであるが、パーセンテージとしては史上2番目に低い投票率である。投票所の内訳は、Spotifyカンプ・ノウで43,282人、ジローナで2,223人、タラゴナで1,672人、リェイダで741人、アンドラ・ラ・ベリャで562人だった。
ラポルタにとっては、2003年、2021年に続く3度目の選挙勝利であり、現職会長が再選選挙で必ず勝つというクラブの伝統が守られた。過去に再選選挙でラポルタを上回る得票率を記録したのは、1997年にアンヘル・フェルナンデスを破ったジョゼップ・ルイス・ヌニェスの76.31%のみである。
投票日当日は、セルヒオ・ブスケツやアイタナ・ボンマティらが投票に訪れ、ラポルタが自ら出迎えた。さらに、トップチームの選手たち(ラフィーニャ、ペドリ、ダニ・オルモ、ガビ、ロナルド・アラウホ、フェルミン、パウ・クバルシ、ジェラール・マルティン、マルク・カサド、マルク・ベルナル、ラミン・ヤマル)やハンジ・フリック監督も直接投票に訪れた。ラポルタはヨハン・クライフの妻であるデニー・クライフとともに投票を行い、感動的な場面を作った。
対立候補のビクトル・フォントは、開票率75%の時点で自身の敗北を認め、ラポルタの陣営に出向いて抱擁を交わした。フォントが『ビスカ・エル・バルサ、イ・ビスカ・カタルーニャ』と声をかけると、ラポルタは『よく言った』と応じ、フォントが『さあ、チャンピオンズリーグで勝とう』と続けると、ラポルタは『まずはニューカッスルを敗退させ、リーガでもこの調子を続けよう。今日はもういい試合をしたからね』と返答した。
フォントはメディアに対し、『圧倒的な勝利を収めたジョアン・ラポルタを祝福する。投票してくれた4万人以上の会員にも感謝する。私たちが期待した結果は得られなかったが、郵便投票がない中で参加率がもっと高ければよかったと思う。私たちがここ数年守ってきたのは異なるバルサだ。これは高貴な大義であり、国の大義であり、非常に価値がある。私は個人的に働き続ける。バルサが私の夢見る姿になるよう、努力し続ける。結果を受け入れる。結局のところ、トップチームのスポーツ面の成績やカンプノウへの帰還が大きく影響した。ボールが重きをなしたのだ』と語った。
一方、選挙戦の裏側では不穏な出来事もあった。チャビ・エルナンデス政権下で広報責任者を務めたエドゥ・ポロは、自身のX(旧Twitter)で、投票所でエンリク・マシプ(ラポルタのスポーツ顧問)から大声で怒鳴られ、侮辱されたと告発した。ポロは『息子と一緒に投票に行ったのに、エンリク・マシプから大声で怒鳴られ、侮辱されて帰ってきた。とても悲しい。バルサとジョアン・ラポルタにとって、この人物がどれほどの損害を与えているか。ルビアレスを擁護し、人種差別的なツイートをするような人物だから驚きはしないが…』と綴っている。
なお、クラブの定款第54条および第34条により、ラポルタが新会長として正式に就任するのは2026年7月1日となる。それまでは現職のラファエル・ユステが会長職を継続する。ラポルタはこの期間について、『ユステがチャンピオンズリーグを掲げてくれたらとても嬉しく誇りに思う。彼は兄弟のような存在だ。ユステとの共存に問題はない。彼が会長なのは定款を尊重しなければならないからだ。プロジェクトは未来を築くための同じものだ』と説明している。
祝賀パーティーは、深夜3時15分からルズ・デ・ガス(ディスコ)で行われた。カンプノウでマリアッチがバルサのアンセムを演奏して盛り上げた後、TV3の出口調査で優勢を知った時点で特別なカヴァを開け、その後シャンパンで祝杯をあげた。ルズ・デ・ガスではQueenの『We are the Champions』とバルサのアンセムが鳴り響き、ラポルタは『さあ祝おう、私たちにはその価値がある』と熱狂する支持者たちと喜びを分かち合った。
(via SPORT, Mundo Deportivo, MARCA)
■【ラポルタ会長の勝利スピーチと今後の8つの鍵】
選挙に勝利したラポルタ会長は、深夜のカンプノウのAuditori 1899に姿を現し、熱狂的な『プレシデント!プレシデント!』という歓声の中でスピーチを行った。
『この結果は圧倒的で、私たちに大きな力を与えてくれる。私たちを止める者は誰もいない。この素晴らしいクラブ、会員が誰が代表になるかまだ投票できるクラブに感謝する。このバルセロニズモの高揚は私たちが持っている素晴らしいものだ。バルサに感謝する』
『すべての会員に感謝する。私たちは投票するクラブであり、会員は多数参加してくれた。民主主義と市民意識の祭典であり、バルセロニズモの高揚だった。私たちの対戦相手だった、Nosaltresのリーダーが率いる候補者にも言及したい。彼らもこの選挙プロセスがバルセロニズモの祭典となることを可能にしてくれた』
『監督のハンジ・フリック、デコ、ボージャン、そしてアレサンコ、アンドレス・マンサノ、各部門の技術者、シャビ・パスクアル、投票してくれたすべての会員、候補者の仲間たち、私たちを支持してくれた人たち、マイテ・ラポルタが率いるキャンペーンチーム、ボランティア、イベントを組織してくれた人たちに感謝する。エンリク・マシプ、マナナ、アレハンドロ・エチェベリア、ガブリエル・マルティネス、ジョルディ・フィネストレスには特別な感謝を捧げたい』
『対立と分裂を提案する候補者がいたが、非常に大きな差で、会員は私たちがすべての人やすべての事に対してバルサを守るという提案を選んだ。これは私たちがやってきた仕事への支持であり、続けるための力を与えてくれる。Spotifyカンプ・ノウ、新しいパラウを完成させ、このチームを強化し続ける。フィールドにはフリック、オフィスにはデコがいる』
『選手たちが投票に参加してくれたことを高く評価している。バルサはカタロニアの機関であり、世界に開かれている。選手たちが参加してくれたことは私を特に幸せにしてくれた。この結果は圧倒的で、私たちに大きな力を与えてくれる。私たちを止める者は誰もいない。これからもすべての人やすべての事に対してバルサを守り続ける。エキサイティングな数年間がやってくる。私たちの人生で最高の年月になるだろう。ビスカ・エル・バルサ、イ・ビスカ・カタルーニャ!』
また、ラポルタの今後の5年間のプロジェクトには8つの鍵があるとされる。
1. 2028年を目標としたSpotifyカンプ・ノウの改修完了と完全な収益化。
2. プロスポーツ部門(バスケットボール、ハンドボール、フットサル、ローラーホッケー)のための新パラウの建設。
3. リオネル・メッシとの関係の完全な修復。ラポルタは『レオはオマージュと彫像に値する。クライフとメッシを同列に扱うものだ。カンプノウに彫像があるのは偉大な人物だけだ。レオは彼が望む形でFCバルセロナと結びつくことになるだろう。彼は今回の選挙で決断を下し、私はそれを尊重する。FCバルセロナというこの機関を強化し、偉大さを与え続けるために、彼が望むならいつでもバルサの扉は開かれている』と語った。しかし、選挙キャンペーンにおけるメッシの名前の利用について、広報のルイス・カラスコは『メッシはこのキャンペーンで自分の名前が利用されることにうんざりしている。彼は参加したくなかったし、参加しなかった』と明かしている。
4. チャビ・エルナンデスの批判を一蹴し、フリックとデコの体制を維持すること。ラポルタはチャビの批判に対し、『チャビを解任したことは事実が私を正当化している。彼が負けていたのと同じ選手たちで、フリックは勝っているのだから、彼が傷ついているのは理解できる』と断言した。
5. ラ・マシアの若手を中心としたチーム作り。
6. 来夏の市場で、レヴァンドフスキの後継となるワールドクラスの「9番」の獲得。
7. 女子サッカーチームの継続的な競争力の維持とチャンピオンズリーグ制覇。
8. 経済面の正常化。1:1ルールの完全な回復と、外部からの大型補強を可能にすること。
(via SPORT, Mundo Deportivo)
■【ハンジ・フリック監督の契約延長と来季構想】
ハンジ・フリック監督は、ラポルタ会長の再選を大いに喜んでいる。フリックは、ラポルタがトップに立つスポーツプロジェクトが維持されることを条件に継続を望んでおり、すでにクラブとの契約延長交渉は事実上合意に達している。
現在の契約に加えてさらに1シーズン延長され、フリックは2028年6月までFCバルセロナを指揮することになる。この交渉は昨年末から始まり、2月にバルセロナで行われたラポルタ、フリック、そして代理人のピニ・ザハヴィによる会談で軌道に乗っていた。フリックはバルセロナでの生活とクラブのプロジェクトに非常に満足しており、若手選手たちと共にチャンピオンズリーグで優勝することを最大の目標に掲げている。
フリックとスポーツディレクターのデコとの連携も完璧であり、来季に向けた計画はすでに進んでいる。クラブは財政的な1:1ルールに復帰できると確信しており、来夏には世界最高レベルのセンターフォワードとセンターバックの獲得を目指している。同時に、フリックはラ・マシアへの信頼をさらに深めており、来季はチャビ・エスパルトとトミー・マルケスの2人の若手をトップチームに定着させる意向を持っている。
(via SPORT)
■【セビージャ戦の大勝と勝ち点100への挑戦】
選挙と同日に行われたラ・リーガ第28節で、FCバルセロナはセビージャFCを圧倒し、5-2の大勝を収めた。この結果、バルセロナは残り10試合の時点で勝ち点70に到達した。ここから残り10試合を全勝すれば、勝ち点100に達することになる。これは、ホセ・モウリーニョ率いるレアル・マドリード(2011-12)と、ティト・ビラノバ率いるFCバルセロナ(2012-13)の2チームしか成し遂げたことのない歴史的な大記録である。
今後の対戦スケジュールは、ホームのSpotifyカンプ・ノウでラージョ・バジェカーノ、エスパニョール、セルタ、レアル・マドリード、ベティスを迎え撃ち、アウェイではアトレティコ・マドリード、ヘタフェ、オサスナ、アラベス、バレンシアと対戦する厳しい道のりとなる。
セビージャ戦では、前半21分までにラフィーニャが2つのペナルティキック(うち1つはパネンカ)を決めて早々にリードを奪った。その後、ダニ・オルモがマルク・ベルナルからの素晴らしいパスを受けて3点目を追加。後半にはラフィーニャのシュートがグデリに当たって軌道が変わり、見事なハットトリックが完成した。ジョアン・カンセロも素晴らしいドリブル突破からゴールを決め、攻撃陣の爆発力を見せつけた。
(via SPORT, Estadio Deportivo)
■【セビージャ戦の裏側と66年ぶりの記録】
セビージャ戦の勝利は、単なる勝ち点3以上の意味を持っていた。ラフィーニャがハットトリックを達成したことで、今シーズンのFCバルセロナでは、ロベルト・レヴァンドフスキ、フェラン・トーレス、ラミン・ヤマル、そしてラフィーニャの4人がハットトリックを記録したことになる。1つのシーズンで4人の選手がハットトリックを達成するのは、1959-60シーズンのエバリスト、ルイス・スアレス、エウロヒオ・マルティネス、マルティ・ベルヘス以来、実に66年ぶりの歴史的快挙である。
試合後、ラフィーニャはDAZNのインタビューで『ボールは保管してある。試合をうまくコントロールできた。前半の3ゴールでそれができた。スペースを探して。うまくやれたと思うけど、あの2失点をしないように、もっと注意を払わなければならない。スペクタクルな試合をした。こんなプレーをしていたら、僕らに勝つのは難しいだろうね』と自信に満ちたコメントを残した。
また、試合前のウォーミングアップでは興味深い光景が見られた。ベンチスタートだったエリック・ガルシアとガビが、控え組のロングパス練習ではなく、スタメン組のポゼッション練習に参加していたのである。さらに、この日は休養が与えられたラミン・ヤマルは、ベンチに座る前にスタメン選手全員に挨拶をして回った。彼の精神的な成熟度を示す行動だった。
試合中、スタジアムの観衆(56,483人)は新設された「Gol 1957」という応援エリアを中心に熱狂的な声援を送った。一方で、試合前には主審のフアン・マルティネス・ムヌエラに対してスタジアム全体から大ブーイングが浴びせられた。これは、彼が以前アトレティコ・マドリード戦でパウ・クバルシのゴールを不可解に取り消したことへのファンの怒りの表れだった。対照的に、2011年から2014年までバルサでプレーしたセビージャのアレクシス・サンチェスの名前が呼ばれた際には、ファンは完全に無関心な反応を示した。
ピッチ上では、2点目のセレブレーションの最中に、ゴールキーパーのジョアン・ガルシアがジェラール・マルティンを呼び止め、ビルドアップの修正やディフェンスラインの高さについて熱心に指示を出す場面も見られた。
(via SPORT, MARCA)
■【ガビが204日ぶりの感動的な復帰】
セビージャ戦の最大のハイライトは、後半82分に訪れた。2025年9月に右膝の内側半月板の関節鏡手術を受け、その前の前十字靭帯断裂から数えれば長期にわたってピッチから離れていたガビが、204日ぶりにSpotifyカンプ・ノウの芝を踏んだのである。ラフィーニャに代わってピッチに入る際、ハンジ・フリック監督はガビにキスを伴う熱い抱擁を交わし、ピッチ上ではロナルド・アラウホが直接キャプテンマークをガビの腕に巻いた。スタジアムは割れんばかりの歓声に包まれた。
試合後、ガビはメディアに対してその苦難の道のりを語った。『正直に言って、前回よりもずっと辛かった。かなり苦しんだ。より痛みを伴うプロセスで、日々の生活がより困難だった』。しかし、彼のプレースタイルに変化はない。『僕はいつも同じだ。生まれた時からこういう性格だ。それが僕の競争の仕方なんだ。このクラブのために全てを捧げてきたし、一生そうし続けるつもりだ』と力強く宣言した。
また、ガビはこの感動的な復帰を、最近亡くなった祖母に捧げた。『数日前に亡くなった祖母に僕のバルサ復帰を捧げる。彼女には僕の命の恩がある。彼女がいてくれてとても幸運だった。彼女がいつも僕を見て、守ってくれると知っている。カンプノウ、僕の人々、ファン、そしてすべてのチームメイトとの感覚はユニークで、とても幸せだ』と感情を露わにした。
裏話として、ガビの投入直前、チャビ・エスパルトが極度の疲労を見せていたため、交代枠が残り1つしかない状況でガビの復帰が見送られる危機があった。しかし、マルク・カサドがベンチのフリックに向けて遠くからジェスチャーを送り、自分が右サイドバックでプレーすることを志願した。結果的にその必要はなく、ラフィーニャがベンチに下がることになった。
(via SPORT, Estadio Deportivo)
■【レヴァンドフスキの去就とトルコからの巨額オファー】
ロベルト・レヴァンドフスキの未来について、様々な憶測が飛び交っている。ポーランド人ストライカーは、自身の去就についての決断を5月まで下さない意向を固めている。彼には明確な前提がある。それは、他のいかなるオファーを検討する前にも、まず優先的にFCバルセロナの話を聞くということだ。クラブは彼に対して、減俸を伴う単年での契約延長オファーを提示する可能性がある。
しかし、レヴァンドフスキのテーブルにはすでに莫大な金額のオファーが届いている。ポーランドの報道によれば、治安上の懸念からサウジアラビアからのオファーは拒否したものの、トルコの2クラブ、フェネルバフチェとベシクタシュが彼の環境に接触を図っているという。特にベシクタシュのオファーは破格だ。ポーランドの「Kanal Sportowy」の報道では、ベシクタシュは移籍金なしでのフリー加入に対する初期ボーナスとして1000万ユーロ、さらに2年契約で手取り年俸2000万ユーロを保証するという驚異的な条件を提示している。これは6月30日以降にバルサが支払える金額を遥かに凌駕しており、この提案の強烈さにレヴァンドフスキの周囲も驚きを隠せない状況だ。
さらに、MLSのシカゴ・ファイアーや、イタリアのミラン(数週間前に接触済み)、ユベントスといったクラブも彼に関心を寄せ、絶対的なスタメンを保証する条件でアプローチしている。
ラポルタ会長は契約延長の意向を示しており、レヴァンドフスキ本人もバルセロナでの生活に非常に満足している。チーム内で脇役に回ることも受け入れる姿勢を見せているが、経済的な条件の差が天文学的になる可能性があり、すべてのシナリオが開かれている。彼の妻も数日前に、『ロベルトにとってバルサでの最後の数ヶ月になるかもしれないので、この期間を強烈に生きている』と意味深な発言を残している。最終的にはフリック監督との話し合いで決定されるが、クラブ側も彼が退団した場合に備え、トップレベルのストライカー獲得に向けた水面下の作業を進めている。
(via SPORT)
■【ジョアン・カンセロの完全移籍に向けた動き】
ジョアン・カンセロのFCバルセロナでのパフォーマンスは、彼のクラブへの完全移籍を強く後押ししている。当初は適応に苦しんだものの、フリック監督の信頼を得て、アレハンドロ・バルデが負傷している左サイドバックのポジションで不動の地位を築いた。ジュール・クンデが負傷している右サイドでもプレー可能なジョーカー的存在である。
アトレティコ・マドリード戦での逆転に向けた原動力となり、アスレティック・ビルバオ戦(サン・マメス)でも安定したプレーを披露。セビージャ戦では2つのペナルティを誘発し、自身もキレのある切り返しから素晴らしいゴールを決めた。前線でのラフィーニャとのコンビネーションは抜群で、守備の弱点をラフィーニャの献身的なカバーで補っている。フリック監督は、次戦のニューカッスル戦でも彼の突破力が鍵になると見て、セビージャ戦の終盤で彼を温存した。
現在、カンセロはアル・ヒラルからのレンタル移籍中である。サウジアラビアのクラブとの契約は2027年まで残っているが、カンセロ本人はバルセロナでの生活にスポーツ面でも家族面でも非常に満足しており、完全移籍を熱望している。そのため、サウジアラビアで受け取っている超高額な年俸を大幅に放棄してでも、アル・ヒラルとの契約を解除し、フリーの立場でバルセロナに加わる覚悟を決めている。バルサ側としても、ジェラール・マルティンがセンターバックとして定着しつつあり、本職の左サイドバックがバルデしかいない状況において、カンセロの完全移籍は非常に魅力的な選択肢となっている。
(via SPORT)
■【移籍市場の噂:ニューカッスルのルイス・ホール】
夏の移籍市場に向けて、FCバルセロナがプレミアリーグの若手ディフェンダーに熱視線を送っている。そのターゲットとは、ニューカッスル・ユナイテッドに所属する21歳のイングランドU-21代表左サイドバック、ルイス・ホールである。
「Caughtoffside」の報道によれば、チャンピオンズリーグ・ラウンド16のファーストレグにおいて、ホールがバルサの至宝ラミン・ヤマルを完璧にマークし、ドリブル突破を一度も許さなかったその圧倒的な守備パフォーマンスが、バルセロナのスカウト陣に強烈な印象を与えたという。
ホールはチェルシーからニューカッスルに加入して以来、エディ・ハウ監督のもとで著しい成長を遂げており、今シーズンはすでに39試合(2,738分)に出場し、1ゴール1アシストを記録している。契約は2029年まで残っており、その市場価値は急騰している。バルセロナだけでなく、マンチェスター・シティ、リバプール、アーセナルといったプレミアリーグの強豪クラブも彼の動向を注視している。バルサの現在の補強優先ポイントはセンターフォワードとセンターバックとされているが、ホールの獲得もリストの上位に浮上してきている。
(via Mundo Deportivo)
■【カンテラ情報:アダム・アルゲミの緊急昇格とフベニールAの敗北】
FCバルセロナの下部組織で、18歳のアダム・アルゲミが驚きの飛躍を遂げている。2月5日に18歳になったばかりの彼は、今シーズン、セスク・ボッシュ監督率いるフベニールBのキャプテンとして、そして不動のインテリオールとしてチームのリズムを作ってきた。6歳の時からバルサ・エスコラで育ち、すべてのカテゴリーを順調にステップアップしてきた才能豊かなミッドフィルダーである。
今週末、バルサ・アトレティコとフベニールAは、負傷、出場停止、トップチームへの招集、代表招集などにより、深刻な選手不足に陥った。特に木曜日のデポルティーボ戦でのペドロ・ロドリゲスの負傷が引き金となり、アルゲミが急遽バルサ・アトレティコに引き上げられることになった。
驚くべきことに、ジュリアーノ・ベレッチ監督は、ジローナBとの非常に難しい試合で彼をスタメンに抜擢した。3-5-2という新しいシステムの中で、ギジェを底に配置し、アルゲミとフアンがインテリオールを務め、テイシドールとウォルトンがウイングバックを務めた。アルゲミは素晴らしいパフォーマンスを見せ、ハーフタイムにペドロ・ビジャールと交代するまでしっかりと役割を果たした。
さらにアルゲミはその後、ポル・プラナス監督率いるフベニールAの試合にも駆けつけ、ルゴ戦の最後の15分間に途中出場した。フベニールAの試合は、1人少ない状況で1-4で敗れるという厳しい結果に終わったが、アルゲミの献身性と、異なるカテゴリーの監督から即座に信頼されるその能力は、2008年生まれの黄金世代の中でも特筆すべきものである。
一方、フベニールAはコパ・デル・レイの決勝でもレアル・ベティスに大敗を喫し、タイトルを逃した。負傷者が続出する中、わずか3日間でバルサ・アトレティコとフベニールAの両方の試合に7人もの選手が出場しなければならないという過酷な状況が、チームに重くのしかかった結果となった。
(via SPORT)
【本日の総括】
ラポルタ会長が圧倒的な支持を得て2031年までの再選を果たし、カンプノウの改修やメッシとの関係修復、フリック監督の契約延長など、クラブの未来に向けた明確なビジョンが提示されました。ピッチ上でもセビージャに大勝し、ラフィーニャのハットトリックやガビの204日ぶりの復帰など明るい話題が目白押しです。レヴァンドフスキの去就や移籍市場の動向など不安要素もありますが、クラブ全体がポジティブなエネルギーに包まれた歴史的な一日となりました。
