【今回のラインナップ】

 

✅ [バルセロナ会長選の激しいテレビ討論] ラポルタとフォントがハーランドやメッシを巡り直接対決

✅ [元審判の衝撃の告発本] C・ロナウド退場で2年間マドリー戦を外されたと暴露

✅ [幻のレアル・マドリード移籍] アンリとトレゼゲが18歳で白のユニフォームを着る寸前だった過去

✅ [ボノが明かしたセビージャ時代の苦悩] 集中力低下をメンタルコーチと乗り越えたエピソード

✅ [パコ・ヘメスのトラオレ評] サッカー選手の体型じゃない、縮小版ボディビルダーだ

✅ [パチェタ監督の衝撃解任劇] カルタヘナ時代、占い師の言葉でクビになっていた

✅ [バルベルデの素顔] 母親が明かす、ストイックな食生活とオフの日のミラネーサ

✅ [コパ・デル・レイ偽チケット詐欺] アメリカ在住のファンが3000ユーロを騙し取られる

✅ [元ポルトGKが麻薬密売で逮捕] 武器や高級車とともに犯罪組織の主要メンバーとして拘束

✅ [政治とサッカー] トランプ大統領がイランのW杯参加に反対、フィナリッシマ開催も危機に

✅ [ビーゴでの器物破損事件] リヨンサポーターのレンタカーが次々とパンクさせられる被害

✅ [ベルナベウでのオベーション] カスティージャの若手ティアゴが驚きの瞬間を語る

 

■【バルセロナ会長選の激しいテレビ討論】

ジョアン・ラポルタとビクトル・フォントによる、25年ぶりとなるテレビでの直接討論会が実施され、激しい火花を散らした。フォントがマンチェスター・シティのアーリング・ハーランドの獲得優先権について交渉中であると明かすと、ラポルタは即座に『選手の代理人がすでにフォント氏を否定している。彼が作り上げたこの嘘はすでに否定されているんだ。君は銃が暴発したな。羞恥心というものがないのか』と一蹴した。

 

メッシの扱いについても激しい応酬があった。ラポルタが『メッシは史上最高の選手であり、銅像に値する。しかしクレは現在と未来について考えたいはずだ。我々は彼を他の人たちのように利用するつもりはない』と述べると、フォントは『メッシを過去の存在だと言うのは、クラブ史上最も重要な選手を軽視している。君は2021年に彼を利用した。我々はメッシとの和解に取り組んでおり、彼が名誉会長としてクラブを代表することを望んでいる。彼と決別したことでクラブは多額の金を失ったし、私たちの前で彼は慰めようがないほど泣いていた。メッシ、スポーツ部門、フリックの間で最高の別れ方を決めるべきだ』と猛反発した。

 

チケットの価格高騰についてフォントが『セビージャ戦を見るために636ユーロも費やさなければならない家族に何と言うつもりか』と問い詰めると、ラポルタは『我々が砂漠の横断を終え、クラブを回復させた今、我々がやるべきことはシーズンチケットを持たないソシオにチケット代を50%割引することだ。君のように口先だけではない』と公約を掲げた。フォントはスポーツディレクターのデコについて『アレハンドロ・エチェバリアのパートナーであることが、クラブに入るための最大の美徳だ』と批判したが、ラポルタは『デコはマテウ・アレマニーよりもずっと優れている。マテウがサッカーについて知っていることは、私が知っている程度のものだ。しかしデコは監督と同じ言語を話し、それは非常に豊かなことだ』と擁護した。(via SPORT)

 

■【元審判の衝撃の告発本】

元プリメーラ・ディビシオンの審判であるシャビエル・エストラーダ・フェルナンデスが『あなたが見ていない試合』という著書を出版し、スペインサッカー界の闇を告発した。彼はクリスティアーノ・ロナウドを退場させたエピソードを振り返り、『試合中よりも、その後の自分の下した決断が、他の選手と比較してどれほど残酷な影響を及ぼすかに気づくことになる。直接それを経験し、家族も電話やバイラルニュースでそれを経験する。ただフィールドで決断を下すという自分の仕事をしただけなのに、注目の的になってしまう。もし他のチームの選手を退場させていたら、こんな注目は集まらなかったはずだ』と語った。さらに『クリスティアーノ・ロナウドを退場させたことで、私は2年間レアル・マドリードの試合を裁くことができなかった。それは警戒を抱かせるものであり、管理しなければならない要素だ』と明かした。

 

また、レフェリー界の「カタルーニャ嫌悪」についても言及し、『マテウ・ラオスとVARを担当した時のことを覚えている。私たちはいつもカタルーニャ語で話していた。しかし、ベラスコ・カルバージョとクロス・ゴメスはそれを禁じた。セミナーでの分析の時に理解できないと言われたのだ。私たちの言語であるカタルーニャ語をなぜ話してはいけないのか。その後彼らは私たちを一緒に配置するのを避けるようになった。レフェリー技術委員会(CTA)に存在する脅威の文化だ』と暴露した。彼は連盟と審判委員会を『実力ではなく、権力者がお気に入りを配置する残忍な顧客ネットワークによって支配されたフランコ主義的な機関だ』と断じている。(via MARCA)

 

■【幻のレアル・マドリード移籍】

ティエリ・アンリとダビド・トレゼゲが、18歳の頃にレアル・マドリードと契約する寸前だった過去が明らかになった。1996-97シーズン、モナコで頭角を現していた二人の若者は、トルコ人代理人を介して、当時ロレンソ・サンスが会長を務めていたレアル・マドリードの幹部から連絡を受けた。数週間にわたってマドリードの提案に耳を傾け、書面による事前契約にサインするまでに至ったという。しかし、モナコ側がこの動きを不当な介入であり、移籍に関する既存のルールに背くものだとしてFIFAに提訴して反発した。当時のサッカー界では22歳や23歳になるまで若手がトップチームに定着することは珍しく、18歳の選手に対するこの動きは非常に斬新でリスクを伴うものだった。結果的に、レアル・マドリード側がFIFAからの制裁を恐れたため、この冒険は白紙に戻った。もし実現していれば、二人のストライカーが白いユニフォームを着て一時代を築いていたかもしれない出来事だった。(via AS)

 

■【ボノが明かしたセビージャ時代の苦悩】

アル・ヒラルでプレーするGKヤシン・ボノがポッドキャスト番組に出演し、セビージャ時代に抱えていたメンタル面での苦労を打ち明けた。彼は『プレーし始めると、1年を通じて安定して戦うのは簡単なことではない。私には浮き沈みがあった』と語り、『ジローナ、そして特にセビージャにいた30歳の頃から、常に最高のパフォーマンスを発揮できるメンタルを持てるようになった』と振り返った。その変化の裏にはメンタルコーチの存在があったとし、『フアン・カンピージョというコーチと一緒にそのことにたくさん取り組んだ。私には集中力、つまりフォーカスを合わせることに多くの問題を抱えていた。新型コロナウイルスの時期だったね。彼は心理学者だが、すべてのバランスを整えるのを助けてくれるコーチのような存在だった』と明かした。

 

また、南米サッカーへの愛着も語り、『モロッコに住んでいた頃、南米の試合をたくさん見る機会があった。リーベルやボカを見て、そのカラフルなサポーターやサッカーの熱を体験したいと思うようになったんだ。バティストゥータやアリエル・オルテガの大ファンだった。父が最初に買ってくれたユニフォームはアルゼンチン代表のものだった』と語り、リーベル・プレートへの憧れを隠さなかった。(via Estadio Deportivo)

 

■【パコ・ヘメスのトラオレ評】

ウェストハムでヌーノ・エスピリト・サント監督のアシスタントを務めるパコ・ヘメスが、教え子であるアダマ・トラオレの驚異的な肉体について語った。トラオレは筋肉がつきすぎるのを防ぐために、クラブからウェイトトレーニングを禁止されている。パコ・ヘメスは『彼はサッカーの体型ではない。どちらかというとNFLの選手のようで、縮小版のボディビルダーみたいだ』と表現した。ヌーノ監督もかつて『彼の体格と遺伝子は信じられないほどだが、ジムは避けるべきだ。もう行ってはいけないと彼には伝えた。彼はすでに重すぎるウェイトを持ち上げていることに気づかなければならない』と語っていた。

 

パコ・ヘメスはプレミアリーグのフィジカル重視の傾向について『今日ではそれが決定的だ。プレミアリーグに来て、ここには本物の動物たちがいることに気づいた。フィジカルは重要だが、本当に重要なのはボールだ。私にはサッカーのやり方を知っている選手をくれ。フィジカルが重要になればなるほど、ボールの扱いが上手くなければならない。選手はサッカーをプレーしなければならず、それ以外のすべてはプラスアルファに過ぎない』と持論を展開した。(via SPORT)

 

■【パチェタ監督の衝撃解任劇】

現在グラナダを率いるパチェタ監督が、ポッドキャスト番組で過去の驚くべき解任エピソードを明かした。2013年、カルタヘナの監督を務めていた彼は、昇格プレーオフ進出を決めた直後に解任されるという憂き目に遭った。その理由について彼は『昇格プレーオフにチームを導いた後に解任された。それは、占い師が会長に、私の下ではチームは昇格できないと言ったからだ』と衝撃の事実を告白した。そして『しかし、その占い師は昇格するためには誰を連れてくるべきか会長に教えるべきだったね。なぜなら、結局チームは昇格できなかったのだから』と皮肉交じりに振り返った。(via Mundo Deportivo)

 

■【バルベルデの素顔】

マンチェスター・シティ戦で自身初のハットトリックを達成したフェデ・バルベルデについて、母親のドリスさんがラジオ番組で喜びと息子の素顔を語った。彼女は『勝とうが負けようが、調子が良かろうが悪かろうが、私は彼にメッセージを送っている。今回は、もうすぐ70歳になる私に魔法のような夜をプレゼントしてくれたと伝えた。彼はいつも返事をくれる。負けて怒っている時でさえ「頑張ろう、ママ」と送ってくれるの』と明かした。

 

息子のプロフェッショナルな姿勢については『フェデは栄養士の指導に従っていて、超プロフェッショナルよ。でも、もし彼がオフの日をもらえたら、私にミラネーサをねだってくるかもしれないわ。彼は自分自身に対して超ストイックなの』と語った。また『彼の手を見れば、彼がどういう状態かわかる。彼は決して偉ぶったりしない。彼は彼自身のままよ』と息子を誇らしげに語った。(via MARCA)

 

■【コパ・デル・レイ偽チケット詐欺】

4月18日にセビージャで開催されるレアル・ソシエダとアトレティコ・マドリードによるコパ・デル・レイ決勝戦を巡り、悪質な詐欺事件が発生した。アメリカ在住でドノスティア出身のファンが、オンライン広告プラットフォームを通じて偽のチケットを購入し、3000ユーロを騙し取られたとして被害届を提出した。治安警察の報告によると、販売者は他人の身分を騙り、オンラインプラットフォーム経由で支払いを受け取れない理由を正当化する巧妙なストーリーを用意しており、被害者を言葉巧みに説得して直接銀行振込を行わせたという。警察は、クラブや連盟の公式ルート以外でのチケット購入を控えるよう強く警告している。(via MARCA)

 

■【元ポルトGKが麻薬密売で逮捕】

FCポルトの下部組織で育ち、Bチームでもプレーしていた22歳の元GKイバン・カルドソが、大規模な麻薬密売ネットワークの一員として警察に逮捕された。ポルトの治安警察(PSP)による麻薬撲滅作戦により、彼を含む17人が拘束され、3キロのヘロイン、500グラムのコカイン、ハシシ、アンフェタミン、追跡用物質1.5キロのほか、銃器や高級車が押収された。警察の捜査によると、イバン・カルドソは解体された犯罪組織における上位5人の主要メンバーの一人と見なされており、彼の役割は麻薬を調達し、他のメンバーが路上で販売できるように密売することだったという。この犯罪グループは、警察の介入に対しても銃器を使って暴力的に抵抗する見張りを配置するなど、強固なセキュリティシステムを構築していた。(via MARCA)

 

■【政治とサッカー】

2026年ワールドカップを巡り、政治的な緊張がサッカー界に暗い影を落としている。アメリカのドナルド・トランプ大統領がSNS上で、イランのワールドカップ参加について『イランのサッカー代表チームはワールドカップで歓迎されるが、彼ら自身の安全と選手の安全のためにも、彼らが参加するのは適切ではないと心から思う』と発言した。これに対し、イランのスポーツ相は『この腐敗したアメリカ政府が我々の指導者を暗殺したことを考えると、我々がワールドカップに参加できる状況にはない』と激しく反発しており、イランが参加を辞退する可能性が高まっている。

 

さらに、中東での紛争の影響は、スペインとアルゼンチンが激突する「フィナリッシマ」にも波及している。当初はカタールのルサイル・スタジアムでの開催が予定されていたが、中東情勢の悪化により代替地の選定が急務となっている。スペイン連盟はサンティアゴ・ベルナベウでの開催を推進しているが、アルゼンチンサッカー協会のタピア会長は『我々とCONMEBOLは、モヌメンタル・スタジアムこそがこの偉大な決勝を迎えるのに理想的な舞台だと信じている』と主張。スペイン側はアウェーでの開催や、カタールのような高額な開催費用が得られないことへの懸念から難色を示しており、合意に至らなければ大会自体がキャンセルされる深刻な危機に瀕している。(via SPORT)

 

■【ビーゴでの器物破損事件】

ヨーロッパリーグのセルタ対オリンピック・リヨン戦の後、ビーゴの街でリヨンのサポーターが借りていた多数のレンタカーのタイヤがパンクさせられる事件が発生した。国家警察によると、被害に遭った車両は約10台に上り、そのほとんどがポルトガルナンバーのレンタカーで、ポルト空港を経由して陸路でビーゴを訪れたフランス人サポーターのものだったと見られている。現場はスタジアム周辺の路上や駐車場で、中には9人乗りのバンも含まれていた。リヨン側は急遽、被害に遭ったファンや安全を考慮してフランス人サポーターを輸送するためのバスを手配する事態となった。また、試合前夜に発生したセルタのウルトラスとリヨンサポーターの乱闘事件に関連して、セルタの過激派グループ「トロパス・デ・ブレオガン」に所属する人物が逮捕されており、警察はさらなる逮捕者が出る可能性を排除していない。(via SPORT)

 

■【ベルナベウでのオベーション】

レアル・マドリードのトップチームに定着しつつあるカスティージャのティアゴ・ピタルチが、クラブの公式テレビでマンチェスター・シティ戦での出来事を振り返った。彼は試合終盤にベンチへ退く際、サンティアゴ・ベルナベウの観客から万雷の拍手と歓声を浴びたことについて『ベンチに向かっている時にそれが聞こえて、鳥肌が立ったよ。自分でも「僕を呼んでいるのか?」と思ったくらいだ。本当に嬉しかったし、後でビデオを見て誇りに思った。特に家族と僕にとって、これまでの長年の努力が報われた瞬間だった』と感動を口にした。また、トップチームのロッカールームについては『バルベルデやブラヒムとは特によく話す。彼らは試合中も助けてくれて「落ち着いて、自分の知っているプレーをしろ。ボールを持ったら恐れるな」と声をかけてくれるんだ』と、先輩たちからの温かいサポートがあることを明かした。(via Mundo Deportivo)

 

【本日の総括】

本日はバルセロナの会長選に向けたテレビ討論会が大きな注目を集め、ラポルタとフォントによるハーランドやメッシを巡る激しい舌戦が繰り広げられました。また、元審判によるスペインサッカー界の内部告発本や、パチェタ監督の占い師による解任劇、さらにはパコ・ヘメスによるアダマ・トラオレの肉体評など、興味深い裏話が多数飛び出しています。一方で、偽チケット詐欺や元選手の麻薬密売での逮捕、政治的背景が絡むW杯やフィナリッシマの開催危機など、事件性の高いニュースも目立つ1日となりました。