【今回のラインナップ】

 

✅ スポルティング・デ・ヒホン vs CDカステリョン [フェラーリの重傷とオテロの活躍でスポルティングが快勝]

 

✅ レアル・サラゴサ vs UDアルメリア [新体制で復活したサラゴサがアルメリアを撃破し奇跡の連勝]

 

✅ マラガCF vs SDウエスカ [フネス監督の采配でマラガが乱打戦を制し自動昇格圏に肉薄]

 

✅ アルバセテ・バロンピエ vs UDラス・パルマス [日本人ストライカーらを擁するラス・パルマスが敵地で必勝を期す]

 

✅ グラナダCF vs FCアンドラ [金髪イマノルの同点弾でアンドラが無敗キープ、グラナダはホームで足踏み]

 

✅ SDエイバル vs ブルゴスCF [イプルーアでの堅守対決は互いに譲らずスコアレスドロー]

 

✅ コルドバCF vs レアル・ソシエダB [守備崩壊のコルドバが泥沼の5連敗、ソシエダBがアウェイで快勝]

 

✅ デポルティーボ・ラ・コルーニャ [圧倒的フィジカルを誇るビル・ンソンゴがトップチームで大ブレイク]

 

✅ 個人タイトル争い [ラシンのマルティンが得点王独走、ブルゴスのカンテロがサモラ賞首位]

 

■【スポルティング・デ・ヒホン / CDカステリョン】

スポルティング・デ・ヒホンが本拠地エル・モリノンでCDカステリョンに4-1の逆転勝利を収めた。カステリョンは前半、カラのゴールがVARによるアルベルトのポジションオフサイド判定で取り消される不運があったものの、カマラのハンドで得たPKをカラが沈めて先制に成功する。しかし、前半終了間際にフアン・オテロが同点弾を決めると、後半開始直後にアンドレス・フェラーリが逆転ゴールを奪取した。この直後、フェラーリは脚の脛と足首の間を強打し、腓骨骨折の疑いで救急搬送されるという痛ましいアクシデントに見舞われている。その後カステリョンは、メヨがドゥバシンへのファウルで一発退場となり守備陣が崩壊。オテロが2点目を追加し、終盤にはパブロ・ガルシアがダメ押しの4点目を決めた。ボルハ・ヒメネス監督は、GKクリスティアン・ジョエルの落ち着きやギジェ・ロサスの成長を絶賛し、チームはプレーオフ圏内まで3ポイントに迫って昇格の望みを繋いだ。一方、パブロ・エルナンデス監督率いるカステリョンは直近3試合で11失点を喫する守備の概念的ミスが響き3連敗。自動昇格圏争いから後退し5位に転落した。(via SPORT)

 

■【レアル・サラゴサ / UDアルメリア】

残留争いに沈んでいたレアル・サラゴサが、ホームのイベルカハ・エスタディオでUDアルメリアを劇的な展開で撃破した。前監督時代に冷遇され冬の移籍市場での退団も噂されていたダニ・ゴメスが、タセンデのパスからアディショナルタイムに決勝点を奪い今季4ゴール目を記録。ガビ・フェルナンデスからルベン・セジェスへの度重なる監督交代やチェマ・インディアスSDの解任といった大混乱の中、ダビド・ナバロ新監督が就任して以降、カディス戦に続く連勝で、8ポイントあった残留圏との差をわずか4ポイントまで縮める奇跡的な復活を遂げている。ナバロ監督は、コドロとダニ・ゴメスの2トップを機能させ、ロベル・ゴンサレス(キャプテンに任命)やウゴ・ピニージャの創造性を引き出すことでチームの自信を取り戻させた。対するアルメリアは無気力なプレーとリズムの欠如が目立ち、自動昇格争いにおいて痛恨の取りこぼしとなった。(via SPORT)

 

■【マラガCF / SDウエスカ】

マラガCFがSDウエスカとの激しい乱打戦を5-3で制した。セルヒオ・ペリセルの後任として就任したフアンフラン・フネス監督のもと、チームは16試合で36ポイント(33得点19失点)を稼ぎ出す驚異のV字回復を見せている。GKエレーロの鉄壁の守りを基盤に、チュペ、ダビド・ラルビア、イサン・メリーノ、ダニ・ロレンソ、ホアキン・ムニョス、ラフィータ、カルロス・プガ、ドトール、アドリアン・ニーニョといったカンテラや地元出身選手が躍動。CBのムリージョとモンテロも広範囲なカバーリングを見せている。この勝利でマラガは4位に浮上し、自動昇格圏に位置するデポルティーボやアルメリアまで1ポイント差に肉薄。首位ラシン・サンタンデールを猛追している。フネス監督およびロレン・フアロスSDの契約延長も間近に迫っており、クラブ内の士気は最高潮に達している。(via SPORT)

 

■【アルバセテ・バロンピエ / UDラス・パルマス】

第30節の締めくくりとして、カルロス・ベルモンテでアルバセテとラス・パルマスが激突する。アルベルト・ゴンサレス監督率いるアルバセテは、直近5試合で未勝利(勝ち点3のみ獲得)と大不振に陥っており、降格圏までわずか5ポイント差の勝ち点36(15位)に沈んでいるため、是が非でも勝利が必要な状況だ。一方、ルイス・ガルシア監督率いるラス・パルマスは、クルトゥラル・レオネサに0-3、ADセウタに4-0と大勝して絶好調。ホナタン・ビエラ、マヌ・フステル、そして日本人ストライカーのミヤシロといった強力な攻撃陣を擁しており、勝てば自動昇格圏まで1ポイント差に迫る勝ち点48(5位)につけている。前回対戦時もラス・パルマスが2-1で勝利を収めており、アウェイでの連勝を狙う。(via SPORT)

 

■【グラナダCF / FCアンドラ】

ロス・カルメネスでの対戦は1-1のドローに終わった。パチェタ監督率いるグラナダは3バックとウイングバックのシステムを採用したが前半は全く機能せず、GKルカ・ジダンの好セーブに救われる場面が目立った。セットプレーからアルナイスのゴールで先制したものの、アンドラの左SBイマノルの強烈なミドルシュートで同点に追いつかれた。イマノルは最近髪を金髪に染めており、友人からの「髪型を変えたから点が入る」という予言を見事的中させる形となった。アンドラはオラバリエタの幻の逆転弾(ファウルで取り消し)もあったが、これで4試合無敗(3勝1分)と好調を維持している。(via AS)

 

■【SDエイバル / ブルゴスCF】

イプルーアで行われたエイバルとブルゴスの一戦は、戦術的な規律が際立つ0-0のスコアレスドローで決着した。前半はホームのエイバルがボールを支配して優位に進めたが、後半はブルゴスが反撃に出て決定機を作り出した。両チームともに守備のソリッドさが光り、最後まで均衡は崩れなかった。ブルゴスは難攻不落のイプルーアから昇格争いに向けた貴重な勝ち点1を持ち帰ることに成功している。(via Estadio Deportivo)

 

■【コルドバCF / レアル・ソシエダB】

ヌエボ・アルカンヘルで、レアル・ソシエダBがコルドバCFを0-2で粉砕した。ソシエダBは前半10分にオチエングが先制し、続いてダニ・ディアスがVAR判定でのPKを沈めて快勝した。一方のコルドバは泥沼の5連敗。直近5試合で15失点(うち11失点が前半に集中)と守備が完全に崩壊しており、得点もわずか7にとどまっている。シャビ・シンテスとアレックス・マルティンのCBコンビや、両サイドのカルロス・アルバラン、イグナシ・ビララサ、ディエゴ・ブリが批判の的となっている。GKをイケル・アルバレスからカルロス・マリンに変更したもののマリンが負傷退場する不運にも見舞われた。イバン・アニア監督はシステム変更を試みるも解決策を見出せず、チームは勝ち点41の11位に転落し、プレーオフ争いから遠ざかっている。(via SPORT)

 

■【デポルティーボ・ラ・コルーニャ】

カメルーンU-20代表キャプテンのFWビル・ンソンゴが、ファブリル(Bチーム)からトップチームに昇格し、圧倒的なパフォーマンスを見せている。直近3試合で2ゴールを記録し、サムエレ・ムラッティエリやエダシュリといった実績あるストライカーを押しのけて「9番」のスタメンに定着した。マヌエル・パブロ、オスカル・ヒルサンス、そしてイダルゴ監督の指導により、背負うプレーやスペースへの抜け出しといった戦術的要素を完全に吸収。圧倒的なフィジカルと両足での高いフィニッシュ能力を備える一方で、ピッチ上では常に冷静で「大人しい」性格の持ち主と評されている。彼のブレイクにより、デポルティーボは自動昇格争いで優位に立っている。(via SPORT)

 

■【個人タイトル争い】

首位を独走するラシン・サンタンデール(ホセ・アルベルト・ロペス監督)を牽引するストライカー、アンドレス・マルティンが18ゴールを叩き出し、ピチーチ(得点王)ランキングのトップに君臨している。これをアルメリアのアリバスが17ゴールで猛追する白熱の展開となっている。一方、サモラ賞(最優秀GK)争いでは、ブルゴスCFのカンテロが30試合でわずか26失点という驚異的な堅守を誇り、トップを走っている。(via MARCA)

 

【本日の総括】

LaLiga Hypermotionは、首位ラシン・サンタンデールをデポルティーボ、アルメリア、そして怒涛の快進撃を見せるマラガCFが猛追し、自動昇格争いが熾烈を極めている。一方で、カステリョンの失速やコルドバの急降下など、プレーオフ圏内の争いも一寸先が読めない混沌とした状況に陥っている。残留争いにおいては、新監督の下で息を吹き返したレアル・サラゴサが劇的な追い上げを見せており、上位から下位まで全チームが限界ギリギリの戦いを繰り広げている。