【今回のラインナップ】
✅ ラシン・サンタンデール [アシスト王と得点王の最強コンビが躍動し首位を独走]
✅ デポルティーボ・ラ・コルーニャ [自動昇格圏をキープするも本拠地での不振とメジャの今季絶望が痛手]
✅ UDアルメリア [アリバスを擁し自動昇格圏浮上を懸けた大一番へ]
✅ レアル・サラゴサ [新監督下で連勝し残留へ光。来季向けの新戦力も確保]
✅ レアル・オビエド [野戦病院状態に拍車。ルカ・イリッチもアキレス腱負傷で離脱]
✅ レバンテUD [試合の終わらせ方に課題を残し降格の危機に直面]
✅ CDレガネス [残留を懸けた大一番。ダニ・ロドリゲスの高精度アシストに依存]
✅ ADセウタ [連敗ストップを目指して残留争いの直接対決へ]
✅ コルドバCF [超攻撃的スタイルが裏目で守備崩壊。監督の選手批判で内紛状態に]
✅ ブルゴスCF [リーグ屈指の堅守を武器にプレーオフ進出圏内を争う]
✅ SDウエスカ [フラン・エスクリバ新監督の初陣で降格圏脱出を目指す]
✅ マラガCF [前節勝利の勢いに乗ってアンダルシア・ダービーへ]
✅ カディスCF [新体制で守備の安定感を取り戻しダービーマッチに挑む]
✅ CDミランデス [アルベルト・マリが手術で今季絶望となり前線に大きな痛手]
✅ レアル・バリャドリード [リーグワーストの守備改善が急務の状態でミランデスと激突]
✅ CDカステリョン [アウェー・マビルがオーストラリア代表に選出。過去全勝の相性でレオネサ戦へ]
✅ クルトゥラル・レオネサ [半世紀ぶりの敵地カステリョン戦で雪辱を期す]
✅ FCアンドラ [エンカンプの地で強豪エイバルを迎え撃つ]
✅ SDエイバル [アウェーでの重要な一戦で勝ち点獲得を狙う]
✅ UDラス・パルマス [リーグ屈指の堅守を誇りスポルティング・ヒホンと対戦]
✅ スポルティング・ヒホン [敵地でのラス・パルマス戦に挑む。フィダルゴ獲得の噂の過去も]
✅ レアル・ソシエダB [中位で安定したシーズンを送りグラナダ戦へ]
✅ グラナダCF [敵地でレアル・ソシエダBと激突]
✅ サモラCF [来季のセグンダ昇格を見据えてラ・リーガからの要件説明を受ける]
■【ラシン・サンタンデール】
現在首位を快走しており、2位のデポルティーボ・ラ・コルーニャとアルメリアに対して7ポイントもの大きな差をつけている。土曜日には5連勝を懸けてホームでアルバセテと対戦する。(via Estadio Deportivo)
チームの快進撃を牽引しているのは、アンドレス・マルティンとイニゴ・ビセンテの強力な両翼コンビである。アンドレス・マルティンはウイングのポジションでありながら今季17ゴール4アシストを記録し、リーグ得点王争いのトップに立っている。現在5試合連続でゴールネットを揺らしており、これは1999-2000シーズンに1部でピチーチ(得点王)に輝いたサルバ・バジェスタ以来のクラブ記録である。一方のイニゴ・ビセンテは今季6ゴール14アシストを記録してリーグのアシスト王に君臨。2部リーグ歴代最多アシスト記録であるフリオ・アルバレスの57アシストにあと1と迫っている。チームは後半戦だけで27ポイント中21ポイントを稼ぎ出しており、昨季メンタル面での重圧から順位を落とした教訓を生かし、「1試合ずつ」という謙虚な姿勢を貫いている。(via MARCA)
■【デポルティーボ・ラ・コルーニャ】
現在自動昇格圏の2位に位置しているが、3位のアルメリアと同勝ち点である。本拠地リアソールでの成績が振るわず、前回のホームゲームではファンからブーイングを浴びる事態となった。アントニオ・イダルゴ監督は次戦のサラゴサ戦に向けて「ファンとの完全な一体感」と「リアソールを要塞化すること」の重要性を強調し、難しい時間帯でもチームを支えてほしいと呼びかけている。(via AS)
負傷者に関しては明暗が分かれている。10番を背負うイェレマイが恥骨炎から回復し、木曜日にはトレーニングをフルメニュー消化。指揮官は無理をさせない姿勢を示しつつも、出場可能となる見込みである。一方でダビド・メジャは負傷により数ヶ月の離脱が確定し、今季絶望という最悪のニュースとなった。ミゲル・ロウレイロも欠場が濃厚であり、出場停止処分を受けているバルシアの代役としてサムがセンターバックを務める予定だ。戦術面では、シモの復帰に伴いアルティミラを右ウイングに配置する形が機能し、チームに幅と活力を与えている。また、ビジャレスのピッチ内外での献身的なリーダーシップが指揮官から高く評価されている。(via SPORT)
■【UDアルメリア】
現在勝ち点52で3位につけており、2位デポルティーボと勝ち点で並び自動昇格を激しく争っている。今節のオープニングマッチではアウェーでウエスカと対戦する。チームにはセルヒオ・アリバスというリーグ屈指のタレントがおり、対戦相手の指揮官たちからも「試合の均衡を単独で破れる選手」として最大限の警戒を受けている。(via MARCA)
■【レアル・サラゴサ】
ダビド・ナバーロ監督が就任して以降、カディス戦とアルメリア戦(2-0)で連勝を飾り、降格圏との勝ち点差を4に縮めるなどチーム状態が劇的に好転している。指揮官は「勝ち続ける習慣」を強調し、感情面からのアプローチで選手たちの重圧を取り除いている。アルメリア戦の勝利後には、今季不本意なシーズンを送ってきたセルビア人CBラドヴァノヴィッチが「できるぞ、行くぞ!」と激しく咆哮し、インスアやダニ・ゴメスらと共にチームに新たな闘志をもたらしている。ロベルの圧倒的な技術、コドロとダニ・ゴメスの前線コンビ、GKアンドラダのセーブ、アギーレガビリアの堅守、そしてウゴ・ピニージャの起用などが復調の大きな要因となっている。(via SPORT)
戦力面ではラリオスが欠場するが、タセンデとポマレスという異なる特徴を持つ選手が控えている。また、ケイディ・バレが不在となるものの、トニ・モジャがフル稼働しており、半月板損傷を抱えながらも献身的にプレーするフランチョと中盤でコンビを組む。ラウール・グティは2〜3週間で復帰予定だが、エル・ヤミクはまだグループ練習に合流できていない。(via AS)
また、来季を見据えた補強の第1号として、ラロSDがヒムナスティック・タラゴナのウインガー、ハウメ・ハルディ(23歳)を6月30日からの3年契約で獲得内定させた。元バルセロナとレアル・マドリードの育成組織出身で、今季11ゴールを挙げている才能あるアタッカーである。ルイス・セサル・サンペドロ元監督は「アゲル・アケチェのようなキック力はないが、ゴールから20メートルの位置でのシュートが強烈で打開力があり、努力と集中力が増した」と太鼓判を押している。(via SPORT)
■【レアル・オビエド】
ギジェルモ・アルマダ監督の下、降格圏に沈むレバンテとの重要な一戦を控えている。オビエ・エジャリア、ルーカス・アヒハド、デンドンケル、ティアゴ・ボルバスが引き続き負傷で欠場する中、ここ2試合でスタメン出場していたルカ・イリッチも左アキレス腱の腱障害で離脱が決定し、野戦病院状態となっている。一方で、ラマダンが明けたハッサンとイリアス・シャイラのコンディション回復が期待されている。シャイラは昨年ラマダン明けに5キロ痩せて負傷した経緯があるため、クラブは食事管理など慎重な予防策を講じている。右サイドのポジションは彼らとティアゴ・フェルナンデスで争われる。カンテラのアグディンもトップチームの練習に参加しており、指揮官からの評価が高い。アルマダ監督は「全試合が決勝」と引き締めつつも、「負けたら即降格というわけではない。勝つことだけを考えている」と語った。(via SPORT)
■【レバンテUD】
現在下から2番目という極めて厳しい状況にある。対戦するオビエドのアルマダ監督からは「素晴らしい選手と有能な監督がいる」と評価されているものの、圧倒的に押し込まれていない試合展開であっても失点を重ね、試合を勝ち切ることに苦労している点が大きな弱点としてデータ上でも指摘されている。(via Mundo Deportivo)
■【CDレガネス】
直近5試合で勝ち点2しか得られず、降格圏までわずか3ポイント差と危機的状況に追い込まれている。今節のセウタ戦は残留に向けた事実上の「決勝戦」と位置づけられている。チームの頼みの綱は、冬に加入したダニ・ロドリゲスである。彼はすでに4アシストを記録し、1試合平均0.5アシストとイニゴ・ビセンテ、フアン・オテロ、クリスティアン・カラセドらを抑えてリーグトップの数字を叩き出している。バジャドリード戦ではシセへの絶妙なヒールパスを供給するなど技術の高さを見せつけた。また、高いセーブ率でゴール期待値以上の失点を防いでいるGKソリアーノや、4ゴール3アシストのFWドゥクの活躍も鍵となる。ディアワラとアレックス・ミジャンが累積警告による出場停止から復帰する。(via MARCA)
■【ADセウタ】
直近2試合連続で敗北を喫しており、悪い流れを断ち切るためにアウェーのブタルケでレガネスと激突する。残留を争う両者にとって負けられない一戦となる。(via Estadio Deportivo)
■【コルドバCF】
イバン・アニア監督の超攻撃的スタイルが完全に裏目に出ており、直近5試合で5連敗、計15失点と極度の不振に陥っている。今季すでに43失点を喫しており、シュート7.74本を打たれるごとに1失点するという、リーグワースト2位のザル守備となっている。前節のレアル・ソシエダB戦前には、ルーベン・アルベスが怪我を理由に招集を拒否したものの、医療検査で異常が見つからず、監督が公の場で名指しで「仮病」として批判する事態に発展した。同選手はその後何食わぬ顔で練習に復帰しており、今節ブルゴス戦での起用が注目されている。(via SPORT)
■【ブルゴスCF】
ルイス・ミゲル・ラミス監督に率いられ、プレーオフ圏内を争う好調なチーム。特筆すべきはその堅守であり、今季の失点はわずか26。被シュート13.84本につき1失点しか許さないというリーグトップクラスの守備強度を誇っている。今節は、守備が崩壊しているコルドバをホームのエル・プランティオで迎え撃ち、両極端なスタイルの激突となる。(via SPORT)
■【SDウエスカ】
現在勝ち点31で19位に沈んでおり、プリメーラRFEFへの降格圏に位置している。残留ラインのレガネスとは3ポイント差。今節はフラン・エスクリバ新監督の初陣となり、ホームのエル・アルコラスで自動昇格を争うアルメリアという強敵を迎え撃つ。(via MARCA)
■【マラガCF】
フネス監督が率いる。前節でウエスカを下して連敗の嫌な空気を払拭し、勢いを取り戻して敵地でのカディスとのアンダルシア・ダービーマッチに挑む。(via Estadio Deportivo)
■【カディスCF】
セルヒオ・ゴンサレス新監督が就任し、チームの立て直しを図る。被シュート12.27本で1失点と守備の安定感はある程度保たれており、今節はホームのヌエボ・ミランディージャでマラガとの熱いダービーを戦う。(via Estadio Deportivo)
■【CDミランデス】
セウタ戦の終盤で負傷退場し、うなだれてピッチを後にしたアルベルト・マリが、左脚大腿二頭筋の負傷により保有元のバレンシアで即座に手術を受けることが決定した。これにより今季絶望となり、自身のSNSで「怪我はゲームの一部。必ず戻ってくる。初日から家のように感じさせてくれたファンに感謝する」と別れのメッセージを綴った。前線の要を失い、今節はアウェーでレアル・バリャドリードと対戦する。(via AS)
■【レアル・バリャドリード】
日曜日にホームでミランデスと対戦する。シュート7.72本につき1失点というリーグワーストの失点率を記録しており、今季すでに43失点と守備の崩壊が著しい。早急な改善が求められている。(via SPORT)
■【CDカステリョン】
ウインガーのアウェル・マビルがオーストラリア代表に選出され、3月27日のカメルーン戦と31日のキュラソー戦に出場する予定。ワールドカップ出場に向けた重要なアピールとなる。(via AS)
月曜日にはクルトゥラル・レオネサと対戦する。過去のプロリーグでの直接対決(1970年代)ではカステリョンが全勝しており、前半戦の敵地での対戦でもパブロ・エルナンデス監督の初陣を3-1(カラ、ディエゴ・バリ、ママがゴール)の勝利で飾っている。本拠地スカイファイ・カスタリアでの連勝を狙う。(via SPORT)
■【クルトゥラル・レオネサ】
月曜日の夜にアウェーでカステリョンと対戦し、第31節の最後を締めくくる。1970年代以来となるカスタリアへの訪問で、前半戦のホームでの敗戦の雪辱を期す。(via Estadio Deportivo)
■【FCアンドラ】
カルレス・マンソ監督の下、エンカンプの地で強豪エイバルと対戦する。ホームのアドバンテージを活かして勝ち点奪取を狙う。(via Estadio Deportivo)
■【SDエイバル】
ベニャト・サン・ホセ監督が率いる。ホームのイプルーアではリーグ最強クラスの成績(被シュート11.26本で1失点)を誇るが、今節はアウェーでアンドラと対戦する。(via Estadio Deportivo)
■【UDラス・パルマス】
被シュート13.62本で1失点というリーグ屈指の堅守を武器に、日曜日にホームでスポルティング・ヒホンと対戦する。プレーオフ争いに向けて負けられない一戦となる。(via SPORT)
■【スポルティング・ヒホン】
ラス・パルマスとアウェーで対戦する。なお、現在ベティスで活躍しメキシコ代表への帰化が話題となっているアルバロ・フィダルゴは当クラブの下部組織出身であり、過去に何度も復帰の噂が浮上したが実現しなかった過去がある。(via SPORT)
■【レアル・ソシエダB】
順位表の中位で比較的安定したシーズンを送っており、降格のプレッシャーが少ない状況で日曜日にグラナダと対戦する。(via Estadio Deportivo)
■【グラナダCF】
敵地でレアル・ソシエダBと激突し、勝ち点獲得を目指す。(via Estadio Deportivo)
■【サモラCF】
現在はプリメーラRFEFに所属しているが、来季のセグンダ・ディビシオン(2部)昇格を見据え、ラ・リーガから要求される厳格なプロ要件についてマドリードの拠点で説明を受けた。サラリーキャップ(選手最低年俸約10万ユーロ)、財務監査、照明設備の改修、入場ゲートの設置など、プロリーグ参入に向けた準備をいち早く進めている。(via SPORT)
【本日の総括】
ラシン・サンタンデールが圧倒的な攻撃力を武器に首位を独走する一方、2位デポルティーボと3位アルメリアが熾烈な自動昇格争いを展開しています。中位からプレーオフ圏内にかけてはブルゴスやラス・パルマスなど強固な守備組織を持つチームが安定感を見せています。一方で残留争いは混沌としており、ダビド・ナバーロ新監督の下で息を吹き返したサラゴサに対し、監督の選手批判で内紛が表面化したコルドバ、怪我人が続出するオビエドやミランデス、そして監督交代に踏み切ったウエスカやカディスなど、ピッチ外の要因が今後の勢力図に大きな影響を与えそうです。
