【今回のラインナップ】
✅ 金曜開催の悲劇とテネリフェファンの情熱
✅ ぺぺ・メルが明かすペドリとレアル・マドリードの秘話
✅ ジェラードが語るアーノルドの代表落選とマドリード移籍
✅ リュディガーの契約延長とアルベロアの銅像発言
✅ インフルエンザ集団感染で試合が中止に
✅ ガヤの頭部強打による病院搬送と安堵
✅ ラス・パルマス首脳陣の結束を深めたパエリアパーティ
✅ ヨハン・クライフ没後10周年とデ・ヨングへの賛辞
✅ 椅子座りパフォーマンスにウニオニスタスが激怒
✅ ダニ・ゴメスの判定批判とアウェーファンへの冷遇への苦言
✅ ウォーカーが明かすペップの非情な決断と名スピーチ
✅ スポルティング・ヒホンの名声の散歩道がデジタル化
■【金曜開催の悲劇とテネリフェファンの情熱】
テネリフェのアルバロ・セルベラ監督が記者会見で語った若者たちの物語が反響を呼んでいる。パブロ、アルベルト、ミゲル、カルロス、ディエゴ、ホルヘの6人の大学生は、セルタB戦が非常に重要になることを見越し、1ヶ月半も前からビーゴへの航空券を手配していた。しかし、試合のわずか15日前に連盟が試合日程を金曜の夜に変更したことで、彼らの計画は水の泡となった。
パブロは『フライトを変更しようとしたが不可能だった。さらに私たちは全員学生であり、一部の者にとっては変更費用を支払うことは現実的ではなく、授業を休んだり試験を欠席したりすることになる。私の場合は実習センターにいて、一日も休むことができない』と語った。
それでも彼らは航空券を無駄にしないため、土曜の朝にビーゴへ向かう決断を下した。『フライトを変更させてくれず、木曜の便にも空席がなかったため、旅行を維持して楽しむことにした。食事をして、飲んで... 試合は見られなかったがテネリフェの良い結果を楽しんだ。そしてビーゴに到着した直後、監督や何人かのサッカー選手と偶然出会った』とパブロは振り返る。
彼らはセルベラ監督と話し合い、監督は彼らの努力と忠誠心に感動した。監督は『いくつかのキックオフ時間は狂気だと思っている。シーズンの大一番を金曜日に設定するのはあまり意味がない。私たちの人々には一緒にいてほしい』と公式の場で彼らの境遇を訴えた。
ファンからは『私もスポルティング対ラス・パルマス戦を見るために同じことを経験した』『グラナダでも同じことがあった』など、金曜開催に対する不満と共感の声がSNSで殺到した。
パブロは『監督がこの問題を公にしてくれて素晴らしい。被害を受けた人はもっとたくさんいるはずだが、彼らの物語は見えないだけだ。本当にフラストレーションがたまる。意味のないスケジュールがあるが、最悪なのはそれが決定・発表されるまでの期間の短さだ。次は誰がスケジュールを決めるにせよ、もう少し敬意を払ってほしい』と訴えている。
(via SPORT)
■【ぺぺ・メルが明かすペドリとレアル・マドリードの秘話】
モロッコのイティハド・タンジェの監督に就任したぺぺ・メルが、ラジオ番組のインタビューで新たな生活と過去の秘話を語った。モロッコでの仕事について『ここでは時間を持ってチームの準備をする幸運に恵まれており、チームを引き受けて3日後に試合をしなければならないようなことはない。ここでとても幸せだ。人々はスペインのサッカーから来るすべてに対して非常に受容的だ。もしチームが問題なくカテゴリーを維持できれば、それはすでに成功だ』と余裕を持った生活を明かした。
その中で、現在のスペインサッカー界の最大のスターの一人であるペドリについて、彼がまだエリートとしてブレイクする前にレアル・マドリードが獲得を見送った経緯を暴露した。
『マドリードは彼をモニタリングするに至った』とメルは説明し、当時のレアル・マドリードの幹部エミリオ・ブトラゲーニョとの会話を明かした。クラブ側からは『彼らはすでに選手を見ており、マドリード向けの選手ではないと判断した』と伝えられたという。
(via SPORT)
■【ジェラードが語るアーノルドの代表落選とマドリード移籍】
トーマス・トゥヘル監督によるトレント・アレクサンダー=アーノルドのイングランド代表落選に対し、プレミアリーグの権威ある声であるスティーブン・ジェラードが強い失望を表明した。
『非常に驚いた。右サイドバックには世界クラスのリース・ジェームズやリヴラメントがいるし、彼が怪我をしていたことも知っている。選択は理解できるが、自分に問いかけてみる。トレント・アレクサンダー=アーノルドはこの国のトップ35の選手に入っていないのか?もちろん入っている。イングランドがオープンにならざるを得ない試合があり、アレクサンダー=アーノルドはベンチから出てきて、たった1つのパスで試合を完全に変えることができる選手だ。彼はそのレベルの選手だ。だから彼のために驚き、そして失望している』と語った。
さらに、アーノルドのレアル・マドリードへの移籍についてもジェラードは本音を語った。『バルセロナやレアル・マドリードが迎えに来たら、どんな選手でも耳を傾ける。モウリーニョがいた時、マドリードが私を迎えに来て、私も真剣に話を聞いた。あまり話題にならなかったのは、私たちがかなり早くノーと言ったからだが、私は話を聞いた。彼らは私の注意を引いた。それがレアル・マドリードだ。あなたが誰であれ、それらのクラブが来たら、あなたは考える。そうでないなら、あなたは人間ではない。だからトレントの状況は理解できる。彼の親友もあそこにいるし、新しい挑戦を望むかもしれない。リバプールですでに全てを勝ち取ったのだから。私の一部はそれを理解している』と理解を示しつつも、リバプールのレジェンドとしての見解を付け加えた。
『でも、もし私がリバプールのシャツを着ているなら、何をやっているんだ?と思うだろう。あなたはヨーロッパで最高のチームの一つにいて、私がまだ勝ちたいと夢見ているものを勝ち取っていて、チームの最も重要な選手の一人で、ファンから愛されている。何をやっているんだ?彼はリスクを冒すつもりだ。ここでは彼はリーダーだ。彼にとって上手くいくことを願っている。私ならやらなかっただろう』
(via AS)
■【リュディガーの契約延長とアルベロアの銅像発言】
レアル・マドリードのセンターバック、アントニオ・リュディガーが今季限りで契約満了を迎えるにあたり、アルバロ・アルベロア監督が彼を大絶賛した。スタメンに定着しているリュディガーについてアルベロアは『こうした話題には首を突っ込みたくない。それはクラブと選手の問題だ。私ならリュディガーの銅像を作って庭に置きたいくらいだ。初日からコーチングスタッフの自由にさせてくれている。彼は困難な時期が来る3月には準備ができていると言ってくれた。ロンドンでの治療も機能し、若手が見習うべき鏡だ。我々にはドン・アントニオ・リュディガーがいる幸運がある』と語った。
リュディガー本人も自身の去就について決断の時が迫っていることを認めつつ、クラブへの愛着を口にした。『私にとって最も重要なのは健康であることだ。以前にも言ったように、気分は良い。それ以外はきっと合意に達すると確信している。今はそれについて考えるべきではない。ここでとても快適に感じている。人々の敬意を感じて深く感謝している。ただ、さっきも言ったように、感情的な側面だけで考えるべきではない時もある。自分は健康であり、気分が良く、やるべき仕事があることも考えなければならない。そしてそれが大好きだ。レアル・マドリードに恋をしている』
(via Estadio Deportivo)
■【インフルエンザ集団感染で試合が中止に】
セグンダRFEFのグループIII第28節、トレントCF対カステリョンBの試合が、カステリョンBのチーム内に広がった感染力の強いインフルエンザウイルスの集団感染により中止となった。
カステリョン側の発表では『この決定は、選手、コーチングスタッフ、その他のメンバーの健康を保証することを目的に、医学的な推奨に従って管轄機関によって下された』と説明されている。ファンに向けては『すべてのファンの皆様のご理解に感謝します』とメッセージが送られ、代替日程は後日改めて発表される予定となっている。
(via SPORT)
■【ガヤの頭部強打による病院搬送と安堵】
バレンシアのキャプテン、ホセ・ルイス・ガヤがセビージャ戦で頭部を二度にわたって強打し、病院へ搬送される事態となった。
前半15分頃、セビージャのフアンルと激しく衝突し、ガヤは地面に倒れ込んだ。フアン・アリアガ医師の治療を受けながら、ガヤは『いける、耐えろ、くそっ』と口にしてプレーを続行した。しかし直後、再び空中のボールを競り合った際に同じくフアンルと頭をぶつけ合い、24分にピッチに座り込んで交代を要求した。
ベンチに戻ったガヤに対し、医師が視界がはっきりしているか尋ねると、ガヤははっきりと見えないと答えた。めまいと視界のぼやけの症状が出たため、医療プロトコルに従ってハーフタイム直前にセビージャ市内の病院へ急行し、精密検査を受けた。
幸いにも深刻な脳の損傷はなく、無事に退院してチームと共にバレンシアへの帰路につくことができた。チームメイトのウーゴ・ドゥロは試合後、『彼は非常に強い打撃を受け、ピッチに入ってプレーを続けた。彼がまたボールに向かっていくのを見て、この男は普通じゃないと思った。それこそがバレンシアイズムであり、私たちの姿だ。彼は400試合に出場したクラブのレジェンドだ。少しめまいがして、頭の打撃を受けた部分に氷を当てて横になっていた。彼が楽しめなかったこの勝利を彼に捧げる。彼への励ましのメッセージを送る。すぐに私たちの元に戻ってくるだろうし、必ず回復すると確信している』とキャプテンを称えた。
(via SPORT / Estadio Deportivo)
■【ラス・パルマス首脳陣の結束を深めたパエリアパーティ】
UDラス・パルマスの内部で高まっていた緊張が、食卓を囲むことで和らいだ。ルイス・ガルシア監督の戦術やルイス・エルゲラSDの補強方針に対して、ロッカールームやメディアから不満と解任の噂が飛び交っていたが、クラブは監督に契約延長のオファーを提示し、ミゲル・アンヘル・ラミレス会長がラジオでそれを公に確認することで支持を明確にした。
金曜日の夜には、スポーツ部門を率いるルイス・エルゲラとビセンテ・ゴメスがルイス・ガルシア監督と共に夕食をとる姿が目撃され、さらなる信頼関係の構築が図られた。
そして土曜日には、ミゲル・アンヘル・ラミレス会長の誕生日パーティーが開催され、首脳陣が一同に会した。企業が調理した複数のパエリアが振る舞われ、会長自身や同社のSNSアカウントを通じて、和やかな雰囲気の写真が公開された。クラブのメッセージとして、解任の最後通牒といった噂を払拭し、一体となって難局を乗り越える姿勢が強調された。
(via MARCA)
■【ヨハン・クライフ没後10周年とデ・ヨングへの賛辞】
アムステルダムのヨハン・クライフ・アレーナで、ヨハン・クライフの没後10周年を記念するドキュメンタリーシリーズのワールドプレミアが開催された。会場には3万5000人以上の観客が集まり、未亡人のダニーや家族、ロナルド・クーマン、フランク・ライカールト、パトリック・クライファートなど豪華な顔ぶれが揃った。
バルセロナのジョアン・ラポルタ会長もこの特別なイベントに出席し、現在のバルセロナでプレーするフレンキー・デ・ヨングを引き合いに出して、クライフのレガシーについて語った。
『フレンキーは時々、ヨハンを強く思い出させる。彼はオランダの純粋なサッカースタイル、つまりクライフのスタイルを保っている。ヨハンのおかげでバルセロナが取り入れた、あのクリーンでエレガントなプレースタイルだ。フレンキーのおかげで、その精神は今も生き続け、今日のチームに保存されている』と、デ・ヨングのプレーにクライフの魂が宿っていると最大限の賛辞を送った。
(via Mundo Deportivo)
■【椅子座りパフォーマンスにウニオニスタスが激怒】
プリメーラRFEFのポンフェラディーナ対ウニオニスタス・デ・サラマンカの試合で、選手のゴールパフォーマンスが物議を醸した。ポンフェラディーナのフリンポンが試合を決定づける見事なスーパーゴールを決めた後、ピッチの脇にあった椅子を自ら持ち出し、そこに座ってポーズを決めるというパフォーマンスを行った。
この挑発的とも受け取れるジェスチャーに対して、対戦相手のウニオニスタスは激しく反発した。試合後、ウニオニスタスはクラブの公式SNSを通じて『ライバルへの敬意は常に優先されるべきだ』というメッセージを発信し、フリンポンの行動に対する強い不快感をあらわにした。
(via MARCA)
■【ダニ・ゴメスの判定批判とアウェーファンへの冷遇への苦言】
レアル・サラゴサのダニ・ゴメスが、デポルティーボ戦での敗戦後、審判の判定と対戦相手のクラブの姿勢に対して激しい怒りを表明した。
ゴメスは、相手の決勝ゴールに繋がったプレーの前にファウルがあったと主張した。『審判は常に敬意を求めるが、私たちはどうしてあるプレーは笛が吹かれ、別のプレーは吹かれないのか説明を求める。そして決して説明はない。降格するかどうかを決めるのは私たちだ。私たちは多くを懸けている。腕を前に出していればファウルだ。非常に明確だと思う。なぜ時々吹かれて、時々吹かれないのか理解できない』
さらにゴメスは、デポルティーボがアウェーファンに対してチケットを提供しなかった措置についても強く批判した。『これほどの歴史を持つチームと大きな都市は、このことについて再考すべきだ。私たちは人々、彼らのファン、そして私たちのファンが楽しむためにここにいるのだから』と述べ、サッカーの本来あるべき姿についてクラブ側に再考を促した。
(via Mundo Deportivo / SPORT)
■【ウォーカーが明かすペップの非情な決断と名スピーチ】
バーンリーに所属するカイル・ウォーカーが、マンチェスター・シティー時代にペップ・グアルディオラから受けた非情な通告と、その裏で果たした自身の役割について明かした。
インテル・ミラノとのチャンピオンズリーグ決勝の前日、グアルディオラはウォーカーを呼び出し『明日はプレーしない。ジョン(・ストーンズ)を使う』と直接告げた。ウォーカーはその時の心境を『グアルディオラはドリブルが上手い選手を求めていて、ジョンは完全に集中していた。彼がチャンピオンズリーグで最も多くのドリブルを記録し、メッシと並んでいた時期だと思う。アカンジやルベン・ディアス、アケも彼の要求に合っていたから理解した』と、戦術的理由として受け入れた。
しかし、グアルディオラはウォーカーにロッカールームでの試合前スピーチを依頼した。ウォーカーは迷わずこれを引き受け、選手たちの前に立った。
『私の夢は今、君たちの手の中にある。ここまで来て三冠を達成できないなんて悪夢だ』と感情を込めてチームを鼓舞した。『もちろんプレーしたかったが、隅っこに座って、あるべきリーダーの姿を見せないわけにはいかなかった』と振り返る。ウォーカーは個人的な悔しさをチームの燃料に変え、シティーは見事にチャンピオンズリーグ優勝を果たした。
(via SPORT)
■【スポルティング・ヒホンの名声の散歩道がデジタル化】
エル・モリノン通りに設置予定のスポルティング・ヒホンの「名声の散歩道(Paseo de la Fama)」が、物理的な記念碑にとどまらず、デジタル空間でも展開されることが決まった。アンセルモ・ロペス協会と市議会の合意により、48人のクラブレジェンドを称えるこのプロジェクトにウェブ版が追加される。
各レジェンドの記念碑に設置されたQRコードを読み込むことで、ファンはモバイル端末から専用ウェブサイトにアクセスし、歴史的背景、マルチメディアリソース、インタラクティブ要素を楽しむことができるようになる。将来的には、人工知能(AI)や拡張現実(AR)を使った体験、ミニゲーム、さらには訪問者の現在地を認識して追加情報を提供するスマートガイドなどの機能も実装される予定だ。
この革新的な取り組みは、ヒホン市の雇用エージェンシーが運営するスポーツ雇用ワークショップを通じて進められており、30歳以上の失業者26人に対して、ウェブアプリケーション開発や管理業務の雇用と実践的な学びの機会を提供しながら形作られている。
(via SPORT)
【本日の総括】
スタジアム外でもドラマが尽きない一日となった。テネリフェの若者たちが直前の金曜開催変更によって直面した悲劇は、リーガのスケジュール管理に対するファンの不満を浮き彫りにした。移籍市場の噂や過去の因縁も交錯し、ぺぺ・メルが明かしたマドリードのペドリ獲得見送りの秘話や、ジェラードによるアーノルドのレアル移籍の可能性への言及が注目を集めた。
また、ピッチ上の出来事が波紋を広げたケースも多く、ガヤの頭部強打による病院搬送劇や、フリンポンの挑発的な椅子パフォーマンス、そしてダニ・ゴメスのアウェーファン冷遇と判定に対する痛烈な批判など、感情がぶつかり合うシーンが各地で見られた。一方、ラス・パルマスではパエリアパーティーが首脳陣の絆を深め、解任の噂を吹き飛ばすというスペインらしい解決策が取られている。
