【今回のラインナップ】

 

✅ [アルベロア監督のエルチェ戦前日会見] [過密日程でのローテーションとチームのメンタリティについて]

 

✅ [エムバペの負傷状況とクルトワへの賛辞] [エムバペの回復状況とクルトワの歴史的評価について]

 

✅ [若手カンテラーノへの期待と起用方針] [マヌエル・アンヘルやティアゴらへの信頼と今後の起用について]

 

✅ [フィジカルデータとピントゥスへの評価] [シティ戦の走行距離データとピントゥスへの揺るぎない信頼について]

 

✅ [称賛と批判に対するアルベロア監督の姿勢] [監督という立場の重圧と外部からの評価への向き合い方について]

 

✅ [レアル・マドリードの負傷者および欠場者情報] [エルチェ戦に向けた9名の欠場者とカンテラーノの招集状況について]

 

✅ [ティアゴ・ピタルチの独占インタビュー] [生い立ちからマドリード加入、ベルナベウでのオベーションについて]

 

✅ [フェデ・バルベルデのCL最優秀選手選出と母の証言] [ハットトリックの快挙と母ドリスが語るフェデの素顔について]

 

✅ [ビニシウスのPK成功率とデータ分析] [シティ戦の失敗による21世紀クラブワースト記録について]

 

✅ [レンタル中のエンドリッキのヨーロッパリーグでの活躍] [セルタ戦での劇的な同点ゴールについて]

 

✅ [アルバロ・カレーラスの地元フェロルでの表彰] [カラベラ・デ・プラタ受賞と妹パウラのコメントについて]

 

✅ [ティエリ・アンリの幻のレアル・マドリード移籍] [1996-97シーズンの事前契約と破談の舞台裏について]

 

✅ [ガレス・ベイルが語るマドリード時代のロッカールーム] [アンチェロッティ、C・ロナウド、セルヒオ・ラモスらとの思い出について]

 

✅ [マルセロが語る引退後の生活と若手育成] [引退の決断と自身の会社を通じた若手選手への支援について]

 

■【アルベロア監督のエルチェ戦前日会見】

 

🎙️ アルベロア監督がエルチェ戦を翌日に控えた記者会見に臨み、シティ戦からの疲労やローテーション、そして試合へ向けたチームのメンタリティについて熱く語りました。

 

エルチェ戦の重要性とチームの姿勢について、アルベロア監督は次のように述べています。

 

『リーガが懸かっており、非常に重要な試合だ。我々のスタジアムでシティ戦のような雰囲気を作りたい。相手が勝ち点以上の良いプレーをするチームであることは承知している。ファーストレグでは我々を困難な状況に陥れた。相手の難しさを理解した上で、我々は追加の努力をする準備ができている。集中してモチベーションが高い。エルチェに勝つことだけが頭にある』

 

『明日、エルチェに勝つためのベストなイレブンを出す。それ以外のことは考えていない。選手たちは毎試合後、死に物狂いで家に帰らなければならないし、回復して次の試合のことを考えなければならない。それが彼らの仕事だ。3日ごとに最高のバージョンを提供しなければならない。簡単なことではないが、だから彼らはここにいる。水曜日のように走って戦う準備ができていなければならない』

 

過密日程でのローテーションと疲労についての質問には、次のように力強く答えました。

 

『プレーするために、そして明日がどれほど重要な試合かを知っているからこそ再び努力をするために手を挙げる選手しかいない。明日の勝利以外、頭にはない。相手は我々より足にエネルギーがあるだろう。我々はマドリードであり、彼らは特別な選手たちで、違う素材でできている。我々は再び素晴らしいチームにならなければならないし、それを示さなければならない』

 

チャンピオンズリーグからリーガへの精神的な切り替えの難しさについても言及しています。

 

『もちろん難しい。何も簡単なことではない。相手チームのモチベーションに自己要求を合わせる必要がある。エルチェを含め、どのチームにも起こることだ。彼らもベルナベウに来るのだからモチベーションが高いだろう。だからこそマドリードの選手であること、勝者のキャラクターを持つことは難しい。ピッチに出て全力を尽くさなければならない。我々はそのことを意識して明日の試合に臨む。追加の努力が必要だ。明日の試合で素晴らしいプレーをしないための疑問や言い訳はない』

 

また、マンチェスター・シティ戦での勝利後、アルベロア監督はグアルディオラの戦術を受け入れた試合展開について、以下のように振り返っています。

 

『私たちが最もプランに従った試合だった。私たちは大文字の「チーム」だった。それは勝つために必要なことだ。マドリードには素晴らしい選手たちがいるが、素晴らしいチームである必要がある。それが必要なのだ。選手たちが信じること、集団としてのメンタリティがあること。彼らは違いを生み出す質を持ったサッカー選手だが、アイデアを実行する時により良くなる』

 

『私は占い師ではない。しかし彼らには強く主張している。自分たちがとても優れていると信じること、同時に集団として考え、非常に良いチームでなければならないことだ。試合には常に自分のマークとのデュエルがあるのは明らかだが、これはチームであることだ。先日ビーゴで大きな一歩を踏み出したように、これがターニングポイントになることを願っている。試合を準備する時間がたくさんあった相手に対し、我々ははるかに少ない時間しかないが、土曜日にどうなるか見てみよう』

 

(via MARCA, AS, Mundo Deportivo)

 

■【エムバペの負傷状況とクルトワへの賛辞】

 

🚑 アルベロア監督は、左膝の捻挫からの回復を目的とした特別プログラムを継続しているキリアン・エムバペの現在の状態について、詳細を説明しました。

 

『難しい時期ではない。毎日良くなっている。我々が立ち止まることを決めて検査を行った時の計画に沿って、彼の進化は本来あるべき姿になっている。とても状態は良い。明日は欠場するが、マンチェスターへの遠征には同行すると確信している』

 

『かなり先の話になるが、私は彼がマンチェスターに遠征できることを望んでいる。明日と日曜日にどのような状態かを見て、最終決定を下す。同行できればと思うし、その後、フランス代表の件について対処する』

 

🧤 さらに、守護神ティボー・クルトワに対しては、これ以上ないほどの最大級の賛辞を贈りました。

 

『私は世界最高のGKたちと一緒にプレーし、彼らは歴史上最高と言われるまでになった。しかし、クルトワがやっているようなことは誰にも見たことがない。議論の余地はなく、間違いなくマドリードの歴史上最高のGKだ。私にとってはそうだ』

 

(via MARCA, AS, Mundo Deportivo)

 

■【若手カンテラーノへの期待と起用方針】

 

💎 野戦病院と化したトップチームを支えるカンテラーノたちについて、アルベロア監督は深い愛情と揺るぎない信頼を口にしました。特に小柄ながらも奮闘するマヌエル・アンヘルについては、熱意を持って語っています。

 

『私にとって、彼のサイズは彼の心の大きさと同じで、それは巨大なものだ。私は素晴らしい選手たちと一緒にプレーする大きな幸運に恵まれてきた。170cm未満のトップ選手たちと欧州や世界のチャンピオンになった。彼らはセンセーショナルな選手だったし、そうでなければならない。今のサッカーがそういうものだとは分かっているが、マヌエル・アンヘルはエリート選手、プリメーラの選手になるための問題を抱えていない。ビーゴで彼がピッチに倒れ込んでボールを奪ったのをすでに見た。両利きで、両サイドに出られる。私のお気に入りとは言わないが、そうかもしれない。私は彼をとても信じている。彼はとてもよくやった。多くの仕事をしている。彼がどれほど優れているかを示し続けられることを願っている』

 

そして、トップチームで存在感を放つティアゴや他の若手選手全体に向けたメッセージも発信しました。

 

『若手たちは、まず第一に今やっているように、多大なる謙虚さを持って働き続けなければならない。彼らは成長の時期であり、チャンスを活かす時期にいる。彼らはとてもよくやっているので多くの注目が集まっているが、ここまで彼らを連れてきたメンタリティと仕事を失ってはいけない。そうしている限り、ピッチで出場時間を勝ち取るだろう。ティアゴは良いバージョンを提供しており、今のところここに残る。他の多くの選手たちも同様で、マヌエル・アンヘル、セサールなどが貢献しており、明日はおそらくもう何人か見られるだろう。彼ら全員が一緒にいてくれてとても嬉しい。怪我人を回復させるにつれて、彼らがどうなるかを見ていく』

 

(via MARCA, AS, Mundo Deportivo)

 

■【フィジカルデータとピントゥスへの評価】

 

🏃‍♂️ マドリードは今シーズンのチャンピオンズリーグで初めて、対戦相手であるマンチェスター・シティよりも多く走りました。マドリードの走行距離が113.7kmであったのに対し、シティは113.4kmでした。シャビ・アロンソ監督時代の昨年12月10日に行われたシティ戦(1-2で敗戦)では、シティが119km、マドリードが111.9kmだったため、明らかな進化が見られます。しかし、アルベロア監督はこのデータに対する自身の見解を冷静に述べています。

 

『私の持っているデータではそうは言っていない。走行距離は似ており、高強度のスプリントで少し上回っている。目を引くフィジカルデータだが、サッカーはフィジカルだけで説明できるものではない。試合に勝つためには走るだけでは足りない。戦術、質、メンタリティがある。我々は通常、総走行距離では相手より走らないチームだが、強度では相手よりはるかに走る。そのデータはあまり心配していない。水曜日はすべてのボールを争い、多くのカバーリングをした。それがマドリードであり、我々のDNAであり、そのようなメンタリティでなければならない。一日だけのことにならないように努めなければならない』

 

🏋️‍♂️ チームのフィジカル向上を支えるフィジカルコーチのアントニオ・ピントゥスに対する批判的な声については、断固として擁護しました。

 

『それぞれの人が自分の考える分析をし、望む結論を出す。私からピントゥスについては、彼が例外的なプロフェッショナルであり、我々を大いに助けてくれており、彼がそばにいてくれるのは幸運だとしか言えない。彼と一緒に仕事を続ける。後半にこのように強く到達し続けられることを願っている』

 

(via MARCA, AS, Mundo Deportivo)

 

■【称賛と批判に対するアルベロア監督の姿勢】

 

⚖️ チャンピオンズリーグでの大勝を受けて周囲の評価が急上昇している中、アルベロア監督はレアル・マドリードの監督という立場の重圧と、世間の手のひら返しについて非常に冷静な分析を披露しました。

 

『私は称賛の中で泳いではいない。次に躓けば、それが決して来ないことを願っているが、再びルーペで見られ、疑問の目で見られることを知っている。それは普通のことだ。私のためではなく、この椅子に座っているからだ。ここでの要求は大きい。ここで複数のチャンピオンズリーグを勝った人たちも、マドリードでの全期間を通じて多くの疑問と批判を伴っていた。私には理解できない批判もあった。この役職にはそれが伴うものであり、目新しいことではないし、あまり心配も驚きもしない。私の全選手から最大限のものを引き出し、エルチェに勝つこと、そして選手たちが良い状態で我々に喜びを与えてくれることだけを考えている』

 

(via MARCA, AS, Mundo Deportivo)

 

■【レアル・マドリードの負傷者および欠場者情報】

 

🏥 アルベロア監督はエルチェ戦に向けて9人もの欠場者を抱えており、招集リストの作成に深刻な問題を抱えています。トップチームの起用可能なフィールドプレーヤーが実質13人にまで減少している状況です。

 

水曜日の試合を右足首の問題で終えたオーレリアン・チュアメニは、検査の結果怪我は除外され、エルチェ戦に出場可能となる見込みです。

 

一方、フェルラン・メンディは右ハムストリングの負傷と見られ、金曜日に検査を受けます。今シーズンは負傷により全42試合中24試合を欠場しており、先発出場は3回、ベンチ入りして出場しなかった試合が14回ありました。今回が今季5回目の出場で、2試合連続の先発出場でしたが前半で交代となりました。アルベロア監督は『彼が何を持っているかを言うのは早い』としつつも、マンチェスターでのセカンドレグへの出場は難しいと見られています。

 

エデル・ミリトンは12月に負った大腿二頭筋の肉離れの回復の最終段階に入り、ピッチに姿を現しています。

 

キリアン・エムバペは左膝の捻挫を克服し、来週火曜日のマンチェスター・シティ戦に間に合わせるために特別な回復プログラムを続けていますが、リスクを冒すつもりはなく選手の感覚次第となります。

 

他にもロドリゴ、ベリンガム、セバージョス、アラバ、そして右脚のふくらはぎを負傷したアルバロ・カレーラスが欠場となります。さらにマスタントゥオノはヘタフェ戦での退場処分により2試合の出場停止を消化中です。

 

リュディガー、アセンシオ、ハイセンも以前からフィジカルの問題を抱えていますが、予期せぬ問題がなければプレーできると予想されています。

 

バルベルデ、ビニシウス、チュアメニ、ギュレルなどは疲労が蓄積しており、シティ戦のセカンドレグを考慮して休ませることが推奨されますが、人手不足のため起用せざるを得ない状況です。そのため、アルベロア監督はカンテラーノに頼らざるを得ず、これまでにもティアゴ(先発3回)、ダビド・ヒメネス(先発2回)、セステロ(先発1回)、パラシオス、マヌエル・アンヘル、メソなどを起用してきました。

 

(via MARCA, Estadio Deportivo, SPORT)

 

■【ティアゴ・ピタルチの独占インタビュー】

 

🌟 シティ戦で11km以上を走り抜き、ピッチ上で最も運動量の多いマドリードの選手の一人となったティアゴ・ピタルチ。自陣エリアから相手エリアまでボールを追いかける献身的なスプリントでベルナベウの観客を魅了し、クルトワの決定的なセーブによって自身のミスが救われた後、試合終盤の交代時には最も大きな拍手を浴びました。そのティアゴがReal Madrid TVのインタビューで胸の内を明かしました。

 

家族への感謝について:

『最初の日から常に私を信じてくれた。幼い頃からこのスポーツを教えてくれ、どこにでも連れて行ってくれ、決して一人にすることはなかった。すべての練習、すべての試合で、何も見逃さなかった。結局のところ、人生が私にくれたこの贈り物は彼らのおかげだ。今は彼らと一緒に大いに楽しみ、何よりも感謝を伝えたい。彼らは私の中で非常に大きな転換点だった』

 

自身の経歴とマドリードへの加入について:

『3歳の時、家の隣にあったアトレティコの財団で始めた。12歳までそこにいて、その後ヘタフェに行った。そこで5年半過ごし、レガネスに行き、そして人生のチャンスであるレアル・マドリードに来た。練習中のことだった。レアル・マドリードが私に興味を持っていると言われ、二度考えることはなかった。両親にイエスと言い、すぐに向かうと伝えた。考える時間はあまりなく、すべてがとても早かった』

 

現在の心境とロッカールームでの関係性:

『最高の夢の中でもこんなことが起こるなんて想像していなかった。世界最高の選手たちと一緒にいるなんて。彼らから最大限に楽しみ、学ぶ必要がある。グループにはうまく入れたと思う。特にバルベルデやブラヒムと。スペイン語を話す選手たちと最も話すが、彼ら二人は試合でとても助けてくれる。落ち着いて、自分の知っているようにプレーし、戦い、努力し、ボールを持った時に恐れるなと言ってくれる』

 

アルベロア監督からの信頼:

『私にとって非常に重要だ。最初からすべての信頼を与えてくれた。他に方法はないので、常にそれに応えようとしている。最初から私と話をしてくれた。個性を持て、自分らしくあれ、自分を見せることを恐れるなと言ってくれる。与えてくれるすべての信頼に応えるためにそうしようとしている』

 

ベルナベウのオベーションとファンからの愛情:

『ベンチに向かっている時に聞こえて、鳥肌が立った。「私を呼んでいるのか?」と言った。とても嬉しく、ビデオで見て誇りに思った。特に家族と私にとって、長年の仕事の成果だ。愛情は最初の日から感じている。彼らは私にかなり愛情を抱いてくれたと思う。常に感謝し、決して彼らを失望させないことを証明するつもりだ。昨日のような試合に勝ち続けるために、このシャツのために常に全力を尽くす』

 

クラブの価値観とお手本にしている選手:

『決して諦めないこと、最後まで戦うこと、毎日戦うこと、ハードに練習すること、ここで教えられるようにプレーすること。カンテラはとてもよく機能しており、このクラブの価値観を100%教えてくれる。モドリッチ、クリスティアーノ・ロナウド、クロース、セルヒオ・ラモス。彼らは特にこのクラブで、そしてサッカーの歴史において一つの時代を築いた選手たちだ』

 

今後の願い:

『世界最高のスタジアムで、世界最高のクラブでこのシャツを着てプレーし続けること。そして何よりも、このチームでタイトルを獲得すること』

 

(via Mundo Deportivo, MARCA)

 

■【フェデ・バルベルデのCL最優秀選手選出と母の証言】

 

🦅 ウルグアイ代表のMFフェデ・バルベルデは、マンチェスター・シティ戦でのキャリア初となるハットトリックを含む素晴らしい活躍により、チャンピオンズリーグのラウンド16第1戦の最優秀選手に選出されました。特に3点目のゴールは水曜日の試合の最優秀ゴールにも選ばれています。

 

さらに、チームメイトのティボー・クルトワと共に、ラウンド16第1戦のベストイレブンにも名を連ねました。バルベルデは今季のCLで、第2節と第5節のキリアン・エムバペ、第7節のビニシウス・ジュニオールに続き、最優秀選手に選ばれた3人目のマドリードの選手となりました。

 

ウェストハムでコーチを務めるパコ・ヘメスも『レアル・マドリードがフェデ・バルベルデほどの選手を擁することは稀だ...間違いなく、このチームの魂だ。もし彼にグローブを渡せば、ゴールキーパーも務めるだろう。彼は世界最高峰の選手の一人だ。いつか私のチームにこのような選手がいると言える日が来ることを願っている』と最大級の賛辞を贈っています。

 

そんなバルベルデの母であるドリスさんが、番組のインタビューで息子の素顔について語り、大きな話題を呼んでいます。

 

『勝っても負けても、調子が良くても悪くても普通でも彼にメッセージを送る。「もうすぐ70歳になる私に、魔法のような夜をプレゼントしてくれたね」と伝えた。彼はいつも返事をくれる。負けて怒っている時でも「頑張ろう、ママ」と送ってくる。ここに来るためにどれだけ戦ったかを常に思い出している。私は彼のボックス席でミーナ(パートナー)、子供たち、義理の両親、友人たち、たくさんの人と一緒に試合を見た。父親は熱があって来られなかった。フェデは栄養士の指導を受けており、超プロフェッショナルだが、もし休みがもらえたら、私にミラネーサ(カツレツ)を頼むかもしれない。彼は自分自身にとても厳格だ。私は彼の手を見るだけで、彼がどうプレーするかが分かる。決して偉ぶらない。彼は彼のままだ』

 

なお、タクシー運転手のアルバロが、乗客がバルベルデの母親であることを知った時の驚きの反応も微笑ましいエピソードとして報じられています。

 

(via MARCA, Mundo Deportivo)

 

■【ビニシウスのPK成功率とデータ分析】

 

📉 ビニシウス・ジュニオールが、21世紀のレアル・マドリードにおいて最悪のPKキッカーになっていることがデータから明らかになりました。

 

マンチェスター・シティ戦で4-0となるはずだったPKの場面で、彼は短すぎる助走と効果的でないパラディーニャを行い、力ないシュートはGKドンナルンマに完全に読まれて止められました。その後、彼はサンティアゴ・ベルナベウの観客に謝罪しています。

 

ビニシウスは白いシャツを着てこれまでに14回のPKを蹴っていますが、ドンナルンマに止められたことで失敗数は4回となりました。2025年までは7回蹴って全て成功と完璧な成功率を誇っていましたが、直近の7回のPKでは3回しか成功しておらず、失敗率は半分を超えています。具体的には、チャンピオンズリーグのラウンド16のアトレティコ戦、24-25シーズンのリーガでのバレンシア戦、25-26シーズンのリーガでのバレンシア戦、そして今回のシティ戦で失敗しています。

 

2000-01シーズン以降、レアル・マドリードで10回以上PKを蹴った7人の選手(クリスティアーノ・ロナウド、カリム・ベンゼマ、ルイス・フィーゴ、セルヒオ・ラモス、キリアン・エムバペ、ルート・ファン・ニステルローイ、ビニシウス)の中で、最も成功率が低いのがビニシウスとなっています。

 

最も確実だったのはセルヒオ・ラモスで23回中22回成功。クリスティアーノ・ロナウドは90回蹴って失敗はわずか15%。ベンゼマもほぼ同等の数字を残しています。エムバペは直近7本を連続で成功させており、トータルで23回中19回成功で82%以上の成功率を記録しています。ワーストは15回中4回失敗のファン・ニステルローイと、14回中4回失敗のビニシウスです。

 

ベンゼマの退団以降、マドリードでは7人の選手がPKを蹴っています。ロドリゴ、モドリッチ、バルベルデは1度きりの機会を失敗。ホセルは3回中2回失敗、ベリンガムは3回中1回失敗。エムバペ(23回中19回成功)とビニシウス(14回中10回成功)が主なキッカーとなっています。

 

チーム全体としても、23-24シーズン以降に蹴られたPKの30.43%(46回中14回失敗)を外しており、特に23-24シーズンは9回中約55.56%の成功率という悲惨な数字でした。ビニシウスのPK不調は、バロンドールを逃して以降のパフォーマンス低下の時期とも一致していると指摘されています。

 

(via Mundo Deportivo)

 

■【レンタル中のエンドリッキのヨーロッパリーグでの活躍】

 

⚽ レアル・マドリードからオリンピック・リヨンにレンタル移籍しているエンドリッキが、ヨーロッパリーグのラウンド16第1戦、セルタ・デ・ビーゴ戦で劇的な同点ゴールを決めました。

 

試合はセルタのホーム、バライードスで行われ、前半にハビ・ルエダのゴールでセルタが先制。後半にボルハ・イグレシアスが退場し、セルタが10人になって以降はリヨンが猛攻を仕掛けました。

 

エンドリッキは右サイドから何度も強烈な左足のシュートを放ち、セルタの守備陣に脅威を与え続けていました。そして87分、彼が何度も試みていたフェイントからのシュートが、セルタのGKラドゥの脇の下をすり抜けてゴールラインを越えました。

 

エンドリッキは昨シーズンのコパ・デル・レイでもサンティアゴ・ベルナベウでセルタ相手に2ゴールを挙げており、再びセルタを苦しめる結果となりました。

 

(via SPORT, MARCA)

 

■【アルバロ・カレーラスの地元フェロルでの表彰】

 

🏆 負傷離脱中のディフェンダー、アルバロ・カレーラスが、彼の故郷であるフェロルのスポーツガラで最高の賞である「カラベラ・デ・プラタ」を受賞しました。

 

本人は出席できなかったため、妹のパウラが代理で賞を受け取り、次のようにコメントしました。

 

『彼がチャンピオンズリーグのトロフィーを掲げる可能性についてですが、それを達成するまで彼は止まらないでしょう。兄はここにとても来たがっていましたが、仕事のために来ることができませんでした。彼がやっている仕事をとても誇りに思っています』

 

授賞式の数分前に電話で話したことを明かし、さらにこう付け加えました。

 

『マドリードのサイドバックとしての彼の軌跡はクレイジーで、夢のようです。彼のすべての仕事と彼の両足のおかげです』

 

(via Estadio Deportivo)

 

■【ティエリ・アンリの幻のレアル・マドリード移籍】

 

📜 現在はアメリカのテレビでコメンテーターを務め、マドリードが奇跡を起こす能力を「頭に髪を生やすためには、あとはレアル・マドリードのユニフォームを着るだけだった」とジョークを交えて称賛したティエリ・アンリですが、彼がユース時代にレアル・マドリードと契約を結んでいたという驚きのエピソードが明かされました。

 

1996-97シーズン、当時18歳でモナコに所属し、ダビド・トレゼゲと共にヨーロッパを驚かせていたアンリに対し、ロレンソ・サンス会長率いるレアル・マドリードからトルコ人代理人バイラム・トゥトゥムルを通じてアプローチがありました。

 

数週間にわたる交渉の末、アンリとトレゼゲは書面による事前契約に署名するところまで至りました。しかし、これを知ったモナコ側が、移籍のプロセスに関する既存の規則を無視した介入であるとしてFIFAに提訴しました。

 

当時、彼らはまだフランスのクラブとプロ契約を結んでおらず、マドリードはFIFAからの制裁を受けることを恐れ、最終的にこの獲得作戦から撤退することになりました。もしこの契約が実現していれば、アンリとトレゼゲのコンビが白いユニフォームを着て一つの時代を築いていたかもしれません。

 

(via AS)

 

■【ガレス・ベイルが語るマドリード時代のロッカールーム】

 

🎤 元レアル・マドリードのガレス・ベイルが、番組のインタビューで、自身のキャリアや引退の理由、そしてクリスティアーノ・ロナウドやセルヒオ・ラモスらと過ごしたマドリードのロッカールームの真実について、これまでになくオープンに語りました。

 

カルロ・アンチェロッティ監督については次のように語っています。

『彼と一緒に勝てたことは信じられないことだった。彼は同時に選手であり監督である能力があり、一線を守りながらも私たちとの距離を失わなかった』

 

チームメイトのスター選手たちについては、特有のプレッシャーの中で築かれた関係性を明かしました。

『クリスティアーノとラモスと一緒にプレーできてとても幸運だった。彼らの質だけでなく、彼らが持っていた規律と勝利のメンタリティのためだ。常に相互の敬意があり、多くの健全な競争もあった。私たちは皆平等だった。エゴはなかった。皆がお互いをサポートし、守り、チームとして働くために協力した』

 

クリスティアーノ・ロナウドについては、深い称賛の意を示しています。

『彼は私が見た中で最高の選手の一人だ。彼ができることを決して過小評価することはなく、彼の労働倫理は自分をより良くするよう後押ししてくれた』

 

セルヒオ・ラモスや他のチームメイトとの日常的なエピソードについても明かしています。

『ジョー・レドリーが一番面白かったが、人間としてはラモスとクリスティアーノがロッカールームを引っ張っていた。クリスティアーノはあまり話さなかったが常に存在感があり、ラモスは試合前に話してモチベーションを高める役割だった。その才能とリーダーシップの組み合わせが勝利を容易にし、マドリードでの日常をユニークな経験にしてくれた。ラモスはキャプテンとしての存在感があり、非常に明確で直接的で、常にグループの一員であると感じさせてくれた』

 

(via SPORT)

 

■【マルセロが語る引退後の生活と若手育成】

 

🇧🇷 レアル・マドリードの伝説的な左サイドバックであるマルセロ(37歳)がインタビューに応じ、自身の引退の決断と現在のビジネスについて語りました。

 

546試合に出場して5回のチャンピオンズリーグ優勝を含む25個のタイトルを獲得した彼は、引退について未練はないと断言しています。

『私にとっては簡単だった。16歳でプレーし始め、36歳で辞めた。20年間プレーし、とてもうまくやった。辞めるべき時に辞めた。私にとってはとても簡単だった』

 

現在は、自身の持株会社「Group Doze」を通じて、若手選手の教育と育成に取り組んでいます。この会社は選手の代理人業務も行っており、マドリードのユースで活躍する自身の息子エンツォ・アルベス・ビエイラや、故ホセ・アントニオ・レジェスの息子も所属しています。

『私は多くのことを持っており、特にGroup Dozeのテーマで多くのことをしている。これはまさに若者や子供たちを助け、彼らを近くに置き、彼らがサッカー選手になるために私の経験で手助けしようとするためのものだ。暇な時間はあまりない。正直なところ、今とても幸せで、以前より働いている。以前はルーティンがあり、2時間半トレーニングして、そしてプレーしていた。今は物事がとてもうまくいっている』

 

また、レアル・マドリードやヘルスケア企業のアボット社と協力し、栄養に関する教育プロジェクトにも取り組んでいます。若手への支援について、彼は「恩返し」という言葉を好まない理由を説明しました。

『アボット社やマドリードと一緒にやっていることと同じだ。若者を見つけて説明し、助け、夢を叶えるための道を示すんだ。恩返しではない。誰も私に何もタダでくれなかったからだ。しかし、私は自分がサッカー選手であり、世界最高のクラブ、世界最高の代表チームでプレーし、多くの人に愛されるという幸運に恵まれたと感じている。恩返しではなく、私が子供の頃に持っていなかったものを与えることだ。今は助ける権利があると感じている、恩返しではなくね』

 

(via Mundo Deportivo)

 

【本日の総括】

 

過密日程と9人もの怪我人を抱える野戦病院状態の中で、アルベロア監督はカンテラーノたちへの強い信頼とチームの精神的支柱となるメンタリティを強調しました。バルベルデのCL最優秀選手選出という明るいニュースの一方で、ビニシウスのPKに関する課題も浮き彫りになっています。また、ベイルやマルセロらレジェンドたちの証言は、マドリードの偉大な歴史と哲学を改めて感じさせてくれます。