【今回のラインナップ】

 

✅ Burgos CF [フェルミン・ガルシアが2029年まで契約延長]

✅ Racing de Santander [セルタから加入のダミアン・ロドリゲスが定位置を確保]

✅ Málaga CF [ドトールが中盤の柱に定着、次節は相性の悪いウエスカと激突]

✅ SD Huesca [ポルティージョが古巣ラ・ロサレダへ帰還、勝利を誓う]

✅ Sporting de Gijón [4戦未勝利で攻撃陣再編へ、スタジアムの都市カタログ登録協議も]

✅ CD Castellón [次節はアウェイでスポルティング・デ・ヒホンと対戦]

✅ UD Las Palmas [宮代大聖が爆発中、1部昇格に向けて強力な攻撃陣が機能]

✅ Cádiz CF [セルヒオ・ゴンサレス新監督が初会見、守備の再構築に着手]

✅ CD Mirandés [次節ホームでカディスを迎え撃つ激戦必至のカード]

✅ Real Zaragoza [監督交代で勝利もファンは経営陣へ抗議継続、若手ピニージャと契約延長]

✅ Real Valladolid [前節マラガに敗北]

✅ AD Ceuta FC [前節敗戦も、ピッチ外で異文化共生の象徴として表彰される]

✅ FC Andorra [ミンス・キムが躍動中、ピケ所有クラブは元監督との裁判で敗訴]

 

■【Burgos CF】

メディアプンタのフェルミン・ガルシアが2029年までの契約延長に合意しました。ナバラ州出身の若手選手である彼は、昨季バジェ・デ・エグエスからBチームに加入して昇格に貢献した後、プレシーズンでトップチームデビューを果たしました。今季はコパ・デル・レイを含めて18試合に出場(うち4試合に先発)し、2アシストを記録してチームの重要な戦力となっています。ブルゴスはすでに来季を見据えており、ダビド・ゴンサレス、グレゴ・シエラ、フェル・ニーニョ、サウル・デル・セロに続く契約更新となりました。(via AS)

 

■【Racing de Santander】

冬の移籍市場でセルタから期限付き移籍で加入したダミアン・ロドリゲスが、チーム内で確固たる地位を築きつつあります。セグンダの舞台で着実に出場機会を増やし、中盤での存在感を高めています。(via Estadio Deportivo)

 

■【Málaga CF】

セルタからのレンタルで加入しているカルロス・ドトールが中盤の絶対的な主力として君臨しています。今季はここまで26試合に出場し1657分間プレー。当初はスタメンと控えを行き来していましたが、直近15試合では出場停止の1試合を除いて全て先発出場しており、前節のバジャドリード戦では待望の初ゴールもマークしました。昨季の恥骨炎の手術とその後の長いリハビリに苦しんだ過去を乗り越え、メンタルコーチのサポートも得てベストな状態を取り戻しています。チームは現在プレーオフ圏内に位置しており、ドトール自身も「1部昇格は達成したい夢だ」と意気込んでいます。マラガでの環境やファンにも非常に満足している様子です。(via Estadio Deportivo)

今週末の日曜日18時30分からは、ホームのラ・ロサレダでウエスカを迎え撃ちます。過去の対戦成績はマラガの1勝2分6敗と非常に相性が悪く、エル・アルコラスでは未勝利、ホームでの唯一の勝利も昨季のオウンゴールによる1-0のみです。今季前半戦のアウェイゲームでも最終プレーでの失点により0-1で敗れています。しかし、プレーオフ圏内を死守し、さらに上位を狙うためには過去のデータに関わらず勝ち点3が必須の状況です。(via SPORT)

 

■【SD Huesca】

今週末はアウェイでマラガと対戦します。マラガ出身でカンテラ育ちのフランシスコ・ポルティージョにとっては、特別な思いを抱いてラ・ロサレダへ帰還する一戦となります。ポルティージョは「頭をクリアにし、メンタルを強く持つことが重要。自分たちはこれまで見せてきた以上の実力がある」と語り、チームが直面している難しい状況からの脱却を誓っています。残り13試合を短期決戦と捉え、目標達成に向けて勝ち点を積み上げる構えです。(via SPORT)

 

■【Sporting de Gijón】

直近4試合で勝利がなく、プレーオフ圏内から6ポイント差に後退しているチームは、次節ホームのエル・モリノンでカステリョンを迎え撃ちます。前節3つの攻撃的なポジションをこなしたヘラベルトが累積警告で出場停止となる一方、パブロ・バスケスが出場停止明けでディフェンスラインに復帰します。ボルハ・ヒメネス監督は攻撃陣の再編を迫られており、今年に入って先発が2回(マラガ戦とレガネス戦)にとどまっているガスパル、あるいはウエスカ戦でゴールを決めて以降出場機会が減っている冬の戦力フェラーリの起用を検討しています。負傷者も多く、ルベン・ジャニェス、アンドレス・クエンカ、ママドゥ・ルムが欠場確実で、ナチョ・マルティンも別メニュー調整が続いています。ゴールマウスはクリスティアン・ホエルが守り、Bチームからイケル・ベンテオがバックアップとして招集される見込みです。(via SPORT)

また、クラブのホセ・リエストラ新社長は、アンセルモ・ロペス協会の代表者らとマレオで会談を行いました。エル・モリノン・スタジアムを都市カタログに登録し、現在の場所での存続を保証するための取り組みや、スタジアムの現状についての懸念などが話し合われました。(via SPORT)

 

■【CD Castellón】

次節はアウェイでスポルティング・デ・ヒホンと対戦します。アグレッシブなサッカースタイルを武器に、勝利から遠ざかっている相手から勝ち点強奪を狙います。(via SPORT)

なお、eSportsの大会(FC Pro Cup)のプレリミナリーラウンドで、UDラス・パルマス(Zidane10選手)と対戦することも決定しています。(via SPORT)

 

■【UD Las Palmas】

ルイス・ガルシア監督の下、1部昇格という至上命題に向けてラストスパートに入っています。シーズンの序盤にチームを牽引し、21試合で1525分間プレー、17試合に先発して6ゴール2アシストを記録してヘセと並ぶチーム得点王となっているアレ・ガルシアですが、度重なる負傷離脱の影響で現在は控えに回っています。前節のセウタ戦でも73分からの途中出場にとどまりました。代わって台頭しているのが、冬の移籍市場で加入した日本人ストライカーの宮代大聖(Taisei Miyashiro)です。加入後6試合(うち4試合先発)で早くも2ゴールをマークし、前節のセウタ戦でもドブレーテ(2得点)の大活躍を見せました。キャプテンとしてチームをまとめるジョナタン・ビエラ(21試合出場1ゴール2アシスト)や、5ゴール8アシストと絶好調のフステル、復活を遂げたヘセらの活躍もあり、宮代を中心とした新たな攻撃陣が完璧に機能しています。さらにペドロラやイケル・ブラボといった冬の新戦力も控えており、指揮官にとっては嬉しい悩みとなっています。(via SPORT)

 

■【Cádiz CF】

セルヒオ・ゴンサレス監督が再びカディスのベンチに復帰し、最初の記者会見を行いました。指揮官は「若く、ダイナミックで向上心に溢れたチーム」と現在のスカッドを評価し、就任初週のトレーニングから選手たちの高いインテンシティとポジティブな姿勢を確認しています。戦術面では情報過多を避け、まずは守備の組織化という基礎作りに重点を置いています。次節(第30節)はアウェイでのミランデス戦という厳しい一戦が控えています。チーム状況としては、11月から離脱していたDFボヤン・コバチェビッチが招集メンバーに復帰する朗報があった一方、ハビエル・オンティベロスは足の痛みにより欠場が濃厚です。また、本来のレベルを取り戻せば決定的な違いを作れるブライアンの復活にも期待が寄せられています。正GKの起用については指揮官の頭の中ですでに決まっているものの、明言は避けられました。前節はサラゴサに敗れており、新体制での巻き返しが急務です。(via Estadio Deportivo)

 

■【CD Mirandés】

第30節で、セルヒオ・ゴンサレス新監督を迎えたカディスをホームで迎え撃ちます。ミランデス自身も順位表での状況を改善するためにポイントが必要不可欠であり、非常にインテンシティの高い激しい試合になることが予想されています。(via Estadio Deportivo)

 

■【Real Zaragoza】

12試合でわずか1勝という極度の不振に陥り、前々節のブルゴス戦での敗北を機にルベン・セジェス監督とチェマ・インディアスSDが解任されました。新たにダビド・ナバーロ監督とラロ・アランテギSDが就任し、前節のカディス戦で見事な勝利を収めて息を吹き返しました。しかし、サポーター団体(Gol de PieやFederación de Peñasなど)の怒りは収まっておらず、次回のホームゲーム(イベルカハ・エスタディオ)でもクラブ創設年にちなんだ前半32分に、経営陣とオーナーに対する大規模な抗議の笛(pitada)を行うことを決定しました。ただし、ピッチ上の選手たちに対しては全面的にサポートする方針です。(via SPORT)

若手選手に関する明るい話題もあります。19歳のカンテラーノ、ウーゴ・ピニージャが2030年までの契約延長に合意しました。彼は直前に母親を病気で亡くすという辛い経験をしましたが、その数日後に行われたカディス戦でダビド・ナバーロ監督からトップチーム初先発のチャンスを与えられ、プロとしての見事なメンタリティとポテンシャルを証明しました。「胸に刻まれたエンブレムを身につけて戦うことが夢だった」と語る生粋のサラゴシスタに対し、ラロ・アランテギ新SDがカンテラ重視のメッセージとして迅速に契約を更新しました。(via MARCA)

 

■【Real Valladolid】

前節は好調なマラガと対戦し、相手のカルロス・ドトールに初ゴールを許すなどして敗戦を喫しています。(via Estadio Deportivo)

 

■【AD Ceuta FC】

セグンダに昇格したばかりのセウタは、前節UDラス・パルマスと対戦しましたが、相手の宮代大聖らにゴールを奪われて敗れています。一方でピッチ外では、クラブの社会的貢献が高く評価されています。「Al Idrisi協会」からラマダン(断食月)明けの伝統的な式典に招待され、表彰を受けました。ルハイ・ハミド会長やフアン・ビバス自治都市大統領らが出席し、キリスト教、イスラム教、ユダヤ教、ヒンドゥー教の4つの文化が共存するセウタにおいて、クラブが文化や世代、地域を結びつける統合の象徴として機能していることが大いに称賛されました。(via AS)

 

■【FC Andorra】

ジローナからレンタル移籍中の韓国人選手ミンス・キムが、今季ここまで29試合に出場して6ゴール3アシストと大活躍を見せています。スペイン国籍取得のプロセスを中断させないため、書類上はアンドラの提携先であるジムナスティック・デ・マンレサに登録されるという戦略的な措置が取られています。(via Mundo Deportivo)

クラブの法務面では、ジェラール・ピケが筆頭株主を務める同クラブは、エデル・サラビア元監督(2024年3月解任)との不当解雇を巡る裁判で敗訴しました。アンドラ高等裁判所は、クラブに対して約63万ユーロ(契約解除の補償金約61万ユーロと未消化有給休暇分約1万8千ユーロ)の支払いを命じる判決を下しました。また、アシスタントコーチだったホン・ロペスへの補償金も5万2千ユーロに増額されています。第一審では17万ユーロ強の支払い命令でしたが、今回大幅に増額された形となり、クラブ側は上訴する可能性を残しています。(via Mundo Deportivo)

 

【本日の総括】

昇格を懸けた激しい争いの中で、宮代大聖の活躍で勢いに乗るUDラス・パルマスや、カルロス・ドトールが中盤を支配するマラガがプレーオフ圏内から1部昇格を虎視眈々と狙っています。一方で、スポルティング・デ・ヒホンは未勝利が続いて足踏み状態となり、監督交代に踏み切ったカディスやレアル・サラゴサはそれぞれ守備の再建とフロントへの抗議というピッチ内外の課題を抱えながら、残留および浮上のきっかけを掴もうと必死にもがいています。個のタレントの爆発と組織の立て直しが、今後のセグンダの勢力図を大きく左右することになります。