【今回のラインナップ】
✅ マジョルカ戦の敗北とラ・リーガ優勝の絶望的状況
✅ カマヴィンガへの批判と移籍市場での放出の可能性
✅ メンディ、クルトワ、ロドリゴの欠場とバイエルン戦の予想スタメン
✅ バイエルン戦へ向けたアルベロア監督の熱き決意とムバッペ擁護
✅ ビニシウスの告白:シャビ・アロンソとの不和とアルベロアへの絶対的信頼
✅ ビニシウスとムバッペの関係、そして人種差別問題への言及
✅ ムバッペへの逆風とファンによるカウントダウンサイト開設
✅ 欧州の歴史とデータが示すバイエルン戦の行方
✅ UEFA会長のベルナベウ帰還とバイエルン側の判定への懸念
✅ イタリア代表敗退がもたらすマドリードCL優勝のジンクス
✅ バイエルンOBマテウスによるマドリードとビニシウスへの猛烈な批判
✅ バイエルンの神童レナルト・カールが明かすマドリードへの夢
■【マジョルカ戦の敗北とラ・リーガ優勝の絶望的状況】
レアル・マドリードはアウェーのソン・モイシュでマジョルカに痛恨の敗北を喫した。この結果、アトレティコ・マドリードに勝利したバルセロナとの勝ち点差は、残り8試合の時点で7ポイントに拡大し、ラ・リーガ優勝の可能性は極めて絶望的な状況に陥った。この試合では、エデル・ミリトンが4ヶ月以上ぶりに復帰を果たし、自らゴールを決める活躍を見せたものの、最後はベダト・ムリキにゴールを許して敗れ去った。試合後、アルバロ・アルベロア監督は『選手たちが今日、200%を出さなければ勝てないということを理解するのが難しい。我々が優位に立っていたプレーの中で、一つのズレが失点につながる』と嘆き、『より良いプレーをし、もっと高いレベルでパフォーマンスを発揮しなければならない。我々はそのことを自覚している』と語った。ビニシウス・ジュニオールもこれに同意し、『日によってつながりがある日とない日があり、マジョルカではそれが起きた。監督が言うように、200%でなければ試合には勝てない』と振り返っている。(via Estadio Deportivo, SPORT, MARCA, Mundo Deportivo)
■【カマヴィンガへの批判と移籍市場での放出の可能性】
マジョルカ戦での敗北は、エドゥアルド・カマヴィンガに大きな波紋を呼んでいる。失点シーンにおいてマヌ・モルラネスのマークを外してしまったプレーが、アルベロア監督を非常に不快にさせた。フロント陣も、現在の彼のパフォーマンスが期待値を大きく下回っているという点で意見を一致させている。この事態を受け、これまで非売品とされていたカマヴィンガのステータスは変更され、クラブは今夏の移籍市場において、特に経済的に魅力的なプレミアリーグからのオファーに耳を傾ける方針を固めた。無理に売却を進めることはないものの、来季に向けたチーム再編において、真っ先に手が加えられるピースの一つとみなされている。(via Estadio Deportivo)
■【メンディ、クルトワ、ロドリゴの欠場とバイエルン戦の予想スタメン】
火曜日の21:00にサンティアゴ・ベルナベウで控えるバイエルン・ミュンヘンとのチャンピオンズリーグ準々決勝第1戦に向けて、人員の欠場が相次いでいる。フェルラン・メンディは全体練習に一部合流したものの、先発の可能性は低く事実上の欠場となる見込みだ。彼はマンチェスター・シティとの第2戦で筋肉を負傷して以来、公式戦4試合を欠場しており、再発を恐れるクラブはフラン・ガルシアやアルバロ・カレラスのようなスピードのあるサイドバックを起用する方針だ。さらに、ティボー・クルトワとロドリゴも負傷のため別メニューでの調整が続いており、この大一番には欠場する。フイセンのパフォーマンスに懸念を抱くアルベロア監督は、緊急のオプションを検討する可能性もある。中盤ではカマヴィンガが外れ、ピタルチがスタメンに復帰する予定だが、マジョルカ戦のプレーぶりからジュード・ベリンガムの先発起用には疑問符もつけられている。予想される先発メンバーは、ルニン、アレクサンダー=アーノルド、リュディガー、フイセン、カレラス、ギュレル、チュアメニ、ピタルチ、バルベルデ、ムバッペ、ビニシウスとなっている。また、フイセン、カレラス、チュアメニ、ベリンガム、ビニシウス、ムバッペの6選手がイエローカードの累積警告にリーチをかけている状態だ。サポーターは19:02のエンブレムを描いた360度の壮大なモザイクを準備し、サグラドス・コラソネス広場で選手バスを迎える伝統の出迎えを予定している。クラブ公式もダヴィッド・ゲッタとリアーナの音楽にのせてモチベーション動画を公開し、機運を高めている。(via Estadio Deportivo, SPORT, MARCA, Mundo Deportivo)
■【バイエルン戦へ向けたアルベロア監督の熱き決意とムバッペ擁護】
チャンピオンズリーグのバイエルン戦に向けた前日会見で、アルベロア監督は力強い言葉を並べた。ホームでの戦いについて『ベルナベウが素晴らしいチャンピオンズの夜を生きることになる。明日、彼らサポーターが我々と共にいる必要がある』と呼びかけ、『ここでプレーする時は我々が本命だ』と自信を見せた。バイエルンについては『非常に完成されたチームで、多くのゴールを決めるための武器をたくさん持っている。守備面でも非常に献身的だ。コンパニについての良い評判は彼が受けるに値するものだ』と警戒しつつ敬意を表した。批判を浴びるキリアン・ムバッペについては『彼がブラヒムとは異なる特徴を持っていることは明らかで、その問題を抱えられることを喜んでいる。彼がここにいることは素晴らしいニュースだ。世界中で彼を欲しがらない監督がいるとは思えない。彼を使えるのは幸運だ。キリアンは明日のような試合のためにマドリードに来た。彼は最高のレベルを出し、チームを牽引するだろう』と擁護し、マドリードへの帰属心についても『彼はマドリードが何であるかを完全に理解している。彼がマドリードの選手になることを夢見ている映像を見たことがあるだろう。この質問はバイエルンとのラウンドが終わった後に聞いてほしい』と一蹴した。ベリンガムの起用に関しても『ベリンガムがいることでピッチ上で変わるのは、我々がより良いチームになるということだ。明日ピッチでそれが見られると確信している。他のチームメイトとは異なる彼のリーダーシップと条件について話した。彼がいる時は、彼がチームメイトに適応し、チームメイトも彼に適応しなければならない。彼をはめ込むのは嬉しい悩みだ。私は彼に信頼を寄せている』と期待を込めた。無冠の危機については『無冠に終わるシナリオは考えていない。バイエルンに勝つことだけを考えており、それが唯一の探求であり、望んでいることだ。マドリードは常に強敵に対して顔を出してきた。試合に勝つためには一つだけでなく全てのことをうまくやらなければならない。何よりも集団としてのメンタリティを強調したい。世界最高のチームになる能力を持たなければならない。才能は重要だが、それをチームのために使わなければならない』と宣言。最後に『勝てない時は引き分け方を知る必要がある。しかしここはマドリードだ。常に、どの分でも勝たなければならない』と勝利への執念を燃やした。(via SPORT, MARCA)
■【ビニシウスの告白:シャビ・アロンソとの不和とアルベロアへの絶対的信頼】
ビニシウスは記者会見で、前監督シャビ・アロンソとの関係について赤裸々に語った。『試合には出ていたが、出場時間は少なかった。それぞれの監督にやり方があり、僕は彼が望むようにコネクトできなかった。しかしそれは学びであり、アルベロアと続けられることを願っている。彼とは素晴らしい繋がりがあり、常に私に自信を与えてくれた。アンチェロッティの時のような特別な繋がりを持っている』と述べた。クラシコでの交代に対する激しい抗議行動と謝罪しなかったことについても『それは美しい瞬間ではなく、全員に謝罪した。全ての試合でプレーしたいし、どの試合も出ないのは嫌だ。後で冷静になってから自分が間違っていたと理解できる。僕は若く、毎日が改善できる新しい経験だ』と反省を口にした。最近の自身の得点力不足に関しては『チームのために常に全力を尽くしてきた。若い頃の頭がなかった時を除けば、こんなに長い間ゴールを決められなかったことはなかったと思う。しかし、この最近の悪い時期から学んだし、良い選手は常にそれを覆すものだ』と復調を誓った。現在の状態については『今はとても良い。ファンからブーイングされる難しい時期を過ごした。代表チームでプレーするのも全てが変わるのでより複雑だが、チームを助けるために100%準備できるようにクラブと家で理学療法士と取り組んでいる』と万全であることをアピールした。また、契約延長については『何年も続けられることを願っている。我々全員が何を望んでいるか知っているし、適切な時期に契約延長を行う。会長の信頼があるので非常に落ち着いているし、ここで幸せで、夢のクラブで何年も続けたい』とマドリードへの愛を語り、ミリトンの復帰については『彼の復帰をとても嬉しく思う。間違いなく世界最高のセンターバックであり、親友の一人だ。彼がいると我々はより強くなる。ジュード、セバージョス、フェルランといった我々を大いに助けてくれる選手たちがいて、美しいシーズンの終盤になると思う』と喜んだ。(via SPORT, MARCA, Mundo Deportivo, Esport3)
■【ビニシウスとムバッペの関係、そして人種差別問題への言及】
ムバッペとの連携や守備のバランスを欠いているという批判に対し、ビニシウスは『人々は多くのことを言う。キリアンは常にゴールを決め、我々を助けてくれた。明日も繋がっていなければならない。彼とはピッチの内外で信じられない繋がりがある』と関係の良さを強調した。守備時の負担については『もちろんイライラするが、クラブが何を望んでいるかを理解しなければならないし、外部から来るものは変えられない。一緒にいればチームをより良くできる。監督の言うことを聞かなければならない』と戦術的規律を守る姿勢を示した。また、エスパニョール戦やアトレティコ戦でラミネ・ヤマルが受けた人種差別的ヤジに関連して、ビニシウスは『貧しい人々、どこにでもいる黒人たちはより困難な状況にある。我々選手は有名で金があり、これらのことをバランスさせることができるが、貧しい人々はそうではない。ラミネが話すことは重要であり、助けになる。ドイツ、スペイン、ポルトガルが人種差別的な国だとは言わないが、これらの国には人種差別主義者がいる。特にブラジルでもそうだ。我々が一緒にこの戦いを続ければ、将来新しい選手たちがこれらのことを避けることができ、全ての人々も同様だ』と社会全体で闘う重要性を訴えた。イングランドの伝説リオ・ファーディナンドもヤマルを擁護し、ビニシウスと同じく差別との闘いを支持している。(via MARCA, Mundo Deportivo, SPORT, Esport3)
■【ムバッペへの逆風とファンによるカウントダウンサイト開設】
キリアン・ムバッペは今季ここまで37ゴールを挙げているものの、一部のサポーターからはチームの機能不全の元凶として激しい批判を浴びている。彼が不在だったマンチェスター・シティ戦やダービーではチームが連勝し、強固な守備ブロックを構築できたという事実が、その批判に拍車をかけている。彼とビニシウスが前線に並ぶと守備に参加する人数が減り、さらにベリンガムが加わることでチーム全体のバランスが崩れると指摘されている。この状況に不満を募らせた一部のファンは、SNS上でムバッペの契約終了日である2029年6月30日23時59分59秒までのカウントダウンを行なうウェブサイトを開設した。このサイトでは、契約金、給与、目標達成ボーナスなどを含め、マドリードが彼に費やした1億2600万ユーロ以上の金額が秒単位で加算されていく仕様になっており、マジョルカ戦の敗北後に瞬く間に拡散されている。(via SPORT)
■【欧州の歴史とデータが示すバイエルン戦の行方】
バイエルンとの一戦に向け、様々なデータが交錯している。チェスから派生した戦力を測るEloモデルを用いた解析によれば、バイエルンの突破確率が55.5%に対し、レアル・マドリードは44.5%と、バイエルンがわずかに有利と予測されている。第1戦のサンティアゴ・ベルナベウではマドリードの勝利確率が38.8%、バイエルンが34.2%とホームのマドリードが微差で上回るが、第2戦のアリアンツ・アレーナではバイエルンの勝利確率が47.5%、マドリードが25.5%と大きく引き離されるためだ。一方で、歴史はマドリードの強さを証明している。クラブはこれまでに欧州カップ戦で33回の準決勝進出を果たし、現行のチャンピオンズリーグ形式だけでも19回を数える。直近で準決勝に駒を進めた2シーズン前には、まさにバイエルンを退けてビッグイヤーを掲げている。さらに、今季は負傷から復帰したバイエルンのハリー・ケインが練習に参加し、先発が濃厚であることもマドリードにとっては脅威となる。ビニシウスはこの点について『彼は多くのゴールを決めるので試合は変わるだろうが、彼らには他の素晴らしい選手たち、ポジションを変える選手たちがいる。ケインがプレーするにしても準備しておかなければならない。誰が出ても非常に難しい』と気を引き締めている。(via MARCA, AS, SPORT, Mundo Deportivo)
■【UEFA会長のベルナベウ帰還とバイエルン側の判定への懸念】
スーパーリーグ構想を巡り、長年にわたって法廷闘争にまで発展した深い対立を経て、アレクサンデル・チェフェリンUEFA会長がフロレンティーノ・ペレス会長と劇的な和解を果たした。EFCのナセル・アル・ケライフィ会長の仲介により実現したこの歩み寄りにより、チェフェリン会長は今回のバイエルン戦でサンティアゴ・ベルナベウの貴賓席に座ることになる。しかし、この和解は対戦相手のバイエルンに大きな不安を抱かせている。彼らは、2017年のアルトゥーロ・ビダルの不可解な退場とクリスティアーノ・ロナウドのオフサイドゴール、そして2年前のマタイス・デ・リフトの幻の同点ゴールなど、ベルナベウでの過去の疑わしい判定を鮮明に記憶している。さらに、今回の主審に任命されたマイケル・オリバーは、2018年のユベントス戦でルーカス・バスケスへの物議を醸すPKを与えた人物であり、バイエルン側は判定面での不当な扱いを強く警戒している。(via MARCA, SPORT, Mundo Deportivo)
■【イタリア代表敗退がもたらすマドリードCL優勝のジンクス】
ワールドカップ予選のプレーオフでイタリア代表がボスニアの若きボールボーイの機転にも翻弄され、PK戦の末に敗れて3大会連続で本大会出場を逃すという大波乱が起きた。一見するとマドリードとは無関係に思えるこの出来事だが、迷信深いマドリディスタたちの間では希望の光となっている。過去、イタリア代表がワールドカップ予選で敗退した1958年、2018年、そして2022年のすべてにおいて、レアル・マドリードはチャンピオンズリーグのタイトルを獲得しているという奇妙なジンクスが存在するからだ。マジョルカ戦での敗北によりリーガのタイトルがほぼ絶望的となった今、ファンはこのジンクスを心の拠り所とし、16度目の欧州制覇への期待を膨らませている。(via MARCA, Mundo Deportivo)
■【バイエルンOBマテウスによるマドリードとビニシウスへの猛烈な批判】
試合を前に、バイエルンOBのロタール・マテウスとマルクス・バッベルが、レアル・マドリードというクラブの姿勢とビニシウスの振る舞いに対して痛烈な批判を展開した。マテウスはバロンドール授賞式でのクラブの対応について『ロドリが世界最高の選手に選ばれた時、彼らは「不公平だ!我々の誰かが勝つべきだったからボイコットする」と言った。対戦相手や他のチーム、選手への敬意からそんなことはすべきではない。偉大な歴史を持つクラブが威信を失う。近年の彼らの振る舞いは正しいと思わない。極めてスポーツマンシップに反する』と一刀両断。フロレンティーノ・ペレス会長に対しても『会長も非常に重要な役割を果たしている。自分たちの選手がバロンドールを獲れないからといってチームとしてイベントをボイコットするなど、他者へのリスペクトを欠いている』と苦言を呈した。さらにビニシウスについては『彼はもちろん素晴らしい選手だが、絶え間なく挑発する。ピッチでまともなタックルを受けると、文句を言って泣き言を言うだけだ。彼がどのようにサッカーをするか、どんな才能があるかを見ているのに、倒れて14回も転げ回るのを見ると、単に彼が好きになれない』と容赦なく切り捨てた。(via Estadio Deportivo, Mundo Deportivo)
■【バイエルンの神童レナルト・カールが明かすマドリードへの夢】
バイエルン・ミュンヘンに現れた18歳の新たなる神童、レナルト・カールの発言が波紋を広げている。彼はファンとの交流の場で『バイエルンはとても大きくて特別だが、いつかマドリードと契約したい。マドリードは僕の夢のクラブだ、ここだけの話にしてほしいけど』と無邪気に告白し、SNS上で瞬く間に拡散された。この若き才能は、子供の頃にレアル・マドリードのキャンプで2度のテストに合格し、バルデベバスまで訪れたものの、両親の意向でドイツに残る決断をしたという過去を持つ。左利きのプレーメーカーである彼のアイドルは元マドリードのマルティン・ウーデゴールであり、プレースタイルや振る舞いにもマドリードへの憧れが色濃く反映されている。この発言にバイエルンのファンは激怒し、彼のSNSにはネズミの絵文字が殺到したが、レジェンドであるマテウスは『17歳でそれほど自信を持っているのは素晴らしいことだ。彼がレアル・マドリードが交渉するほど良い選手になるなら、まずバイエルンで何か並外れたことを達成しなければならない』と彼を擁護している。(via AS)
【本日の総括】
マジョルカ戦の敗北によりリーガ優勝が遠のき、カマヴィンガやムバッペへの批判が噴出する中、レアル・マドリードはアルベロア監督とビニシウスの固い結束を武器に、大一番となるバイエルンとのチャンピオンズリーグ準々決勝に全てを懸けて挑む。
