【今回のラインナップ】

 

✅ 今夜はマドリードダービー!両チームの予想スタメンと最新の負傷者情報

✅ アルベロア監督の采配と手腕 嬉しい悩みと次期監督を巡る考察

✅ 注目のカンテラーノと復活のスター選手たちの現状

✅ ダービー市場価値ベスト11 レアルが圧倒的優位

✅ ペペ・メルが明かすペドリ獲得見送りの舞台裏とジェラードのトレント移籍への本音

✅ カスティージャの試合結果と歴史的ダービーの小ネタ

 

■【今夜はマドリードダービー!両チームの予想スタメンと最新の負傷者情報】

 

⚽️欧州チャンピオンズリーグ準々決勝進出を決めたばかりのレアル・マドリードは、リーガ・エスパニョーラ第29節でアトレティコ・マドリードをサンティアゴ・ベルナベウに迎えます。現在レアル・マドリードは全公式戦43試合で31勝を挙げており、勝ち点66でリーグ2位につけて首位バルセロナを猛追しています。対するアトレティコは勝ち点57で3位です。今季の直接対決は、前半戦のメトロポリターノでは5-2でアトレティコが圧勝し、その後のスペイン・スーペルコパ準決勝ではレアル・マドリードが2-1で勝利と、完全に星を分け合っています。マドリードは欧州の首都で唯一、CLベスト8に2チームを送り込んでいる都市でもあります。(via AS, Estadio Deportivo, Mundo Deportivo, SPORT, MARCA)

 

🏥両チームとも守護神を欠く異例の事態となっています。レアル・マドリードのクルトワはマンチェスター・シティ戦で負傷し、全治1ヶ月から1ヶ月半の離脱を余儀なくされました。そのため、シティ戦の後半から出場したルニンがスタメンの座に就きます。ルニンにとってダービーのゴールマウスを守るのは通算4度目となります。アトレティコもオブラクが脇腹の痛みを抱えており、ムッソが代役を務めます。オブラクが欠場した過去のダービーでアトレティコは一度も負けていないという不気味なデータも存在します。(via AS, Estadio Deportivo, Mundo Deportivo)

 

📋アルベロア監督はこれまでスタメンを固定しない傾向がありましたが、今回のダービーでは前戦から3箇所の変更が予想されています。クルトワ、フラン・ガルシア、ブラヒム・ディアスがスタメンから外れ、ルニン、カレラス、ムバッペが先発入りする見込みです。左サイドバックのカレラスは左ふくらはぎの肉離れで直近4試合を欠場していましたが、フラン・ガルシアがシティ戦の第1戦で不調だったこともあり、スタメンに抜擢される予定です。センターバックは直近3試合で定着しているリュディガーとフイセンのコンビ、右サイドバックはトレント・アレクサンダー=アーノルドが務めます。中盤はフェデ・バルベルデ、チュアメニ、チアゴ・ピタルチ、アルダ・ギュレルの4人です。前線はヴィニシウスと、膝の捻挫から復帰したムバッペの強力コンビが予想されています。(via AS, Estadio Deportivo, Mundo Deportivo, SPORT)

 

🚑負傷者リストには、クルトワ、メンディ、セバージョス、ロドリゴ、ミリトンが名を連ねています。ミリトンは長い怪我から回復中でボールを使った練習を再開しており、代表ウィーク明けの復帰が期待されていますが、今回の招集リストには含まれる見込みです。さらにアラバ、アセンシオ、ベリンガムも怪我から復帰し、カルバハル、フラン・ガルシア、カマヴィンガ、ブラヒム、マスタントゥオーノ、さらにカンテラのフラン・ゴンサレス、ディエゴ・アグアド、マヌエル・アンヘルとともにベンチ入りする予定です。(via AS, Mundo Deportivo, SPORT)

 

■【アルベロア監督の采配と手腕 嬉しい悩みと次期監督を巡る考察】

 

👔シャビ・アロンソ前監督が解任された後、アルベロアがチームの指揮を執り、ヨーロッパの舞台でモウリーニョやグアルディオラを撃破する手腕を発揮しました。就任当初は、自らを救世主だと思い込む「エルサレム症候群」の兆候があり、ソラリ元監督のように振る舞ってファンに過度なアピールをする姿が懸念されていましたが、今では立派な監督へと成長を遂げています。直近20日間の「蜜月期間」でセルタに2-1、エルチェに4-1で勝利し、シティをも下しました。それ以前はヘタフェに0-1で敗れるなど苦戦していました。(via AS, MARCA)

 

🤔ムバッペとベリンガムという二大スターが復帰したことで、アルベロア監督は現在機能しているシステムをどういじるかという「嬉しい悩み」に直面しています。ブラヒム・ディアスの中盤での献身的な動きと守備参加がチームのバランスをもたらしていましたが、ムバッペの先発復帰は議論の余地がありません。アルベロア監督はダービー前日会見で次のように語っています。

『全員で攻撃し、全員で守備をする。監督としては、各選手に最適な役割を見つけ、機能させ、才能を発揮するために必要な流動性とスペースを与えることだ』

『前線でブラヒムとプレーするのと、ムバッペとプレーするのは同じではない。ジュードとアルダやチアゴとプレーするのも違う。それぞれ異なる特徴を持った選手であり、彼らがピッチに立つときは、その特徴を最大限に引き出し、活用しようとする。守備面では、彼らがいつもやってきたように、それぞれの役割を果たさなければならない』(via MARCA)

 

🗣️リュディガーの去就についてもアルベロア監督は言及しています。

『このような話題には立ち入りたくない。それはクラブと選手の問題だ。私としては、リュディガーの銅像を作って庭に飾りたいくらいだ。初日から彼はコーチングスタッフの力になってくれている。彼は「厳しい戦いが始まる3月には準備できている」と言ってくれた。ロンドンでの治療はうまくいき、彼は若手が見習うべき鏡だ。アントニオ・リュディガーという選手がいる私たちは幸運だ』(via Estadio Deportivo)

 

🏢一方で、フロレンティーノ・ペレス会長の次期監督人事に関するジレンマも報じられています。シャビ・アロンソを3年契約で獲得しながら解任した経緯もあり、アルベロアを来季の正式監督とするか、クロップや2027年まで契約を残すアルテタなどの外部招聘に動くか注目されています。会長にとっては、自分と対等に話しやすい「身内」のアルベロアの続投が一番心地よい選択肢であるとも指摘されています。過去にガレス・ベイルが放った『マドリードでは偉大な監督や戦術家は必要ない。監督は必要なく、ロッカールームのエゴを管理することが必要なんだ』という言葉が、現在の状況を象徴するものとして引き合いに出されています。(via MARCA)

 

■【注目のカンテラーノと復活のスター選手たちの現状】

 

🌟中盤ではカンテラーノのチアゴ・ピタルチが大台頭しています。セルタ戦で1-2の勝利に貢献して以来、アルベロア監督の信頼を完全に勝ち取り、ダービーで6試合連続の先発出場となる見込みです。グティもその才能を称賛しており、彼がいるおかげでフェデ・バルベルデがサイドで自由に動けるようになり、チュアメニも快適にプレーできています。アルベロア監督はチアゴとベリンガムの共存について次のように述べています。

『ベリンガムが戻ってくるのは素晴らしいニュースだし、チアゴがこのようなパフォーマンスを見せていることも素晴らしい。偉大な選手たちから選ばなければならないのは嬉しい悩みであり、しかも彼らは一緒にプレーすることもできる。ベリンガムがプレーするからといって、チアゴがプレーを外れる必要はない』

『チアゴは動じることなく、他のカンテラーノたちも同様に、素晴らしい試合をした。彼はとてつもない個性を持っており、自らの力で出場時間を勝ち取っている』(via AS, MARCA)

 

📉一方で、メトロポリターノでのダービーでベリンガムにポジションを譲って以来、若手のマスタントゥオーノはここ1ヶ月で3試合も出場なしという苦境に立たされています。ヘタフェ戦では95分に主審のムニス・ルイスへの侮辱で退場となり、2試合の出場停止処分を受けていました。ダービーではベンチに戻る予定ですが、気分転換に金髪から元の黒髪に戻し、再び染め直したという小ネタも報じられています。また、フイセンはビジャレアルのセルロート相手に守備の弱点を露呈しており、アセンシオとの激しいポジション争いが続いています。クラブは新たなセンターバックとしてシュロッターベックをレーダーに捉えているという噂もあります。(via AS, Estadio Deportivo)

 

🔥ムバッペは膝の捻挫から復帰し、今季はリーガで23ゴール、公式戦トータルで38ゴールと圧倒的な数字を残しています。しかし、彼が不在だった1年半の間、チームがより連帯感を持って勝利していたため、地元ファンの中には彼の復帰を手放しで喜んでいない層も存在し、彼のゴール数増加とチームのコレクティブな強さの低下が比例しているという厳しい声もあります。ベリンガムは2月1日から実戦から遠ざかっていますが、シティ戦には自身の希望でチームの団結のために同行し、イングランド代表のトゥヘル監督のリストにも名を連ねています。(via AS, SPORT)

 

⚓️チュアメニは、メトロポリターノでの5-2の敗戦後、『0-2で負けたのは我々の責任であり、監督のせいではない。今起きていることはあり得ないことだ』とチームを鼓舞し、レバンテ戦で84本、セルタ戦で81本のパスを成功させ、完全にチームのボスとして君臨しています。(via AS)

 

🇩🇪リュディガーは今季がレアル・マドリードで4季目となり、契約最終年を迎えています。月曜日に自身の去就について次のように語りました。

『私にとって最も重要なのは健康でいることだ。前にも言ったように、体調は良い。それ以外の点については、我々が合意に達すると確信している。今はそのことについて考えるべきではない。私はここでとても良い気分で過ごしている。人々の敬意を感じており、それをとても感謝している。しかし、たった今言ったように、感情的な側面だけで考えてはいけないこともある。自分の体調が良いこと、良い気分であること、そして果たすべき仕事があることも考えなければならない。そして私はそれが大好きだ。私はレアル・マドリードに恋をしている』

なお、フィジカルコーチのピントゥスの復帰もチームのコンディション向上に大きく貢献しています。(via AS, Estadio Deportivo)

 

■【ダービー市場価値ベスト11 レアルが圧倒的優位】

 

💰専門サイト「Transfermarkt」が算出した両チームの市場価値を組み合わせたベスト11では、レアル・マドリードの選手が大多数を占め、圧倒的なスカッドの差を見せつけています。

ゴールキーパーは、本来であれば最高の評価額を持つクルトワ(1800万ユーロ)とオブラク(1700万ユーロ)が選ばれますが、両者とも負傷欠場のため、ルニン(1500万ユーロ)が選出されました。アトレティコのムッソは300万ユーロです。

ディフェンスラインでは、右サイドバックにトレント・アレクサンダー=アーノルド(6500万ユーロ)、左サイドバックにカレラス(6000万ユーロ)が選ばれ、アトレティコの選手を大きく引き離しています。センターバックは混合コンビとなり、フイセン(6500万ユーロ)とアトレティコのハンツコ(3500万ユーロ)が並びました。リュディガー(900万ユーロ)やヒメネス(1200万ユーロ)らは選外となっています。(via AS)

 

💎中盤は、チュアメニ(7500万ユーロ)とアトレティコのジョニー・カルドーゾ(2200万ユーロ)が選出。アトレティコで2番目に価値が高いバリオス(6000万ユーロ)は負傷で不在です。

前線は信じられないほど豪華で、ムバッペ(2億ユーロ)とヴィニシウス(1億5000万ユーロ)が確定。右サイドにはフェデ・バルベルデ(1億2000万ユーロ)が入り、残りの枠をアトレティコのアルバレスとレアルのアルダ・ギュレルがともに9000万ユーロで争う形になっています。

ベンチスタートが予想されるベリンガムでさえ1億4000万ユーロの価値があり、控えメンバーにはカマヴィンガ(5000万ユーロ)、マスタントゥオーノ(4500万ユーロ)らが控えています。アトレティコの控えはバエナ(4500万ユーロ)やルックマン(4000万ユーロ)です。(via AS)

 

■【ペペ・メルが明かすペドリ獲得見送りの舞台裏とジェラードのトレント移籍への本音】

 

🎤モロッコのイティハド・タンジェの監督に就任したペペ・メルが、レアル・マドリードが過去にペドリをモニタリングしていたエピソードを明かしました。ペペ・メルがエミリオ・ブトラゲーニョと会話した際、クラブ側から『マドリードは彼をモニタリングしていた』ものの、『ペドリはマドリード向けの選手ではない』と判断して獲得を見送ったと告げられたそうです。(via SPORT)

 

🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿また、スティーブン・ジェラードが、トーマス・トゥヘル監督率いるイングランド代表からトレント・アレクサンダー=アーノルドが落選したことと、彼がリヴァプールを離れてレアル・マドリードへ移籍したことについて複雑な胸中を語りました。

『バルセロナやレアル・マドリードが迎えに来たら、どんな選手でも耳を傾けるだろう。モウリーニョがいた頃、マドリードが私のところに来たことがあるんだ。すぐにノーと言ったからあまり話題にならなかったが、私は耳を傾けた。彼らは私の注意を引いた。それがレアル・マドリードだ。あなたが誰であろうと、ああいうクラブが来たら考えるものだ。だからトレントの状況は理解できる。彼の親友がそこでプレーしているし、新しい挑戦を望んでいるのかもしれない。彼はリヴァプールで全てを勝ち取ったのだから。私の一部はそれを理解している』

『しかし、私がリヴァプールのユニフォームを着て考えてみると、一体何をしているんだ?となる。ヨーロッパで最高のチームの一つにいて、私がまだ勝ち取りたいと夢見ているものを勝ち取っている。チームで最も重要な選手の一人で、ファンからも愛されているのに、何をしているんだ?彼はリスクを冒そうとしている。ここではリーダーだ。彼にとって上手くいくことを願っている。私ならやらなかっただろう』(via AS)

 

■【カスティージャの試合結果と歴史的ダービーの小ネタ】

 

👦下部組織のレアル・マドリード・カスティージャは、サモラCFとアウェイで対戦し2-2で引き分けました。サモラの選手であるマリオ・ガルシアは試合後、カスティージャの攻撃力について『カスティージャは4回攻めてきて2点を奪う』とその圧倒的な質を評価しつつも、『どの瞬間も不快に感じることはなかった』と互角に渡り合った手応えを語っています。ちなみにアルベロア監督はカスティージャを率いていた頃、テネリフェにアルフレッド・ディ・ステファノ・スタジアムで1-3と敗れて大きな打撃を受けた苦い過去があります。(via SPORT, AS)

 

📜マドリードダービーの長い歴史における小ネタも紹介されています。リーガ・エスパニョーラにおけるダービー史上初ゴールは、1929年にアトレティコに所属していたルイス・マリンが記録しました。また、現在のクルトワやマルコス・ジョレンテのように、両チームのユニフォームを着てプレーした選手の先駆者として、モンチン・トリアナの名前が挙げられています。彼はその1929年の試合でレアル・マドリードの選手として2ゴールを決め、逆転勝利に貢献しました。(via MARCA)

 

【本日の総括】

 

アルベロア新体制で勢いを取り戻したレアル・マドリードが、首位追撃と前半戦の雪辱を誓ってダービーに挑みます。クルトワの負傷やムバッペの復帰、カンテラーノのチアゴの台頭など話題に事欠かず、市場価値で圧倒する豪華スカッドがどのような戦いを見せるか注目です。